Tier 6 ドイツ 軽戦車
スペック
パッケージ
┏ | ━ | ━ | ━ | ━ | Sp.Pz. I C E:53,200 S:1,360,000 | ||||
VK 28.01 E:28,840 S:945,000 | ━ | Mehrzweckpanzer Lange※ E:16,850 S:50,500 | ┻ | PzJgr 2801 E:20,950 S:96,700 | ┳ | PzSfl 2801 E:26,290 S:68,000 | |||
┗ | VK 2801 F II E:22,190 S:114,200 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
※ゲームおよび戦車辞典のMerhzweckpanzerはスペルミス(rとhが逆)であるため訂正。
(ちなみにMehrzweckpanzerは多目的戦車の意)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
VK 28.01 | 12LD330H | 5 cm Kw.K. 39 L/60L | VK 28.01 | VK 28.01 Ausf. A | 580 | FuG 7 | |
580 | 44 / [39.11] | 50/30/30 | 415 | ||||
23.12 | 0.8/0.9/1.9 | 44 | 370 | ||||
Mehrzweckpanzer Lange | Argus 12LD330HL | 5 cm Kw.K. 39 L/60L | VK 28.01 verstärkteketten | VK 28.01 Ausf. A | 580 | FuG 12 | |
700 | 46 / [48.43] | 50/30/30 | 710 | ||||
27.82 | 0.7/0.8/1.7 | 46 | 370 | ||||
PzJgr 2801 | Argus 12LD330HL | 7,5 cm Kw.K. 40 L/48L | VK 28.01 verstärkteketten | VK 28.01 Ausf. A | 580 | FuG 12 | |
700 | 46 / [46.90] | 50/30/30 | 710 | ||||
26.94 | 0.7/0.8/1.7 | 46 | 370 | ||||
PzSfl 2801 | Argus 12LD330HL | 7,5 cm Kw.K. 40 L/48L | VK 28.01 verstärkteketten | VK 28.01 Ausf. B | 630 | FuG 12 | |
700 | 46 / [46.53] | 50/30/30 | 710 | ||||
26.73 | 0.7/0.8/1.7 | 46 | 380 | ||||
VK 2801 F II | Argus 12LD330HL | 5 cm Kw.K. 39 L/60L | VK 28.01 verstärkteketten | VK 28.01 Ausf. B | 630 | FuG 12 | |
700 | 46 / [48.05] | 50/30/30 | 710 | ||||
27.60 | 0.7/0.8/1.7 | 46 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
5 cm Kw.K. 39 L/60L | AP APCR HE | 30 5G 18 | 100 130 25 | 70 70 90 | 30.00 | 2,100 | 1.70 | 0.36 ? ? | 120 | +20 -10 | |
0.36 ? ? | |||||||||||
30.00 | 2,100 | 1.70 | 0.36 ? ? | 120 | +20 -10 | ||||||
7,5 cm Kw.K. 40 L/48L | AP APCR HE | 70 7G 38 | 132 158 38 | 110 110 175 | 15.79 | 1,737 | 1.90 | 0.40 ? ? | 87 | +20 -10 | |
16.67 | 1,834 | 1.90 | 0.38 ? ? | 87 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
Leopardから引き継ぐ5cm砲と48口径7.5cm砲の二種類を搭載可能。
いずれの砲も高Tier帯の車輌には側面からの攻撃でも通用しない事もあり、砲撃自体がリスク(≒被発見)になりかねないので攻撃の際は細心の注意を払うこと。- 7,5 cm Kw.K. 40 L/48L
APの貫通力は高く、同Tier帯までなら正面からでも十分に通用する。
しかし、APCRの貫通力はTier6軽戦車としては平均的で、格上には弱点狙撃や側面攻撃でなければ貫通は望めない。
全体的に軽戦車としてみれば標準的な性能。
- 7,5 cm Kw.K. 40 L/48L
- 装甲
改良砲塔搭載時のHPは630とTier6軽戦車としては少し高め。- 車体
前面上部は傾斜のついた50mm装甲で実効装甲厚は80mm前後。車体下部は傾斜がやや緩く、実効75mm程度。
Tier4車輌の通常弾であればなんとか防げるかもしれないが、基本的には被弾=貫通と考えて問題ない。
特に、車体下部にはトランスミッション(ゲーム的にはエンジン同じ扱い)、車体側面には弾薬庫が存在する。
トランスミッションに被弾すると炎上や機動力の低下、移動不可に陥る可能性が、弾薬庫に被弾すると発射速度の低下や弾薬庫誘爆による一撃爆散の可能性がそれぞれあるので不用意に車体を晒さないようにしたい。 - 砲塔
範囲は狭いものの、防盾部分は計160mmほどの装甲を誇り、そこそこの防御力を持つ。
しかしそれ以外の部分は前面ですら50mmの垂直装甲しかなく、車体に輪をかけて貧弱で格下にも余裕で抜かれる。
- 車体
- 機動性
最高速度、出力重量比、地形抵抗のどれも優秀で、発進後すぐに最高速度に達することができるだろう。
また、前身では劣悪だった車体旋回速度も幾分改善し、小回りもきくようになっている。
- 偵察性能
優秀だった隠蔽率は平均的な値まで低下してしまったが視界範囲は順調に向上しており、運転しやすくなった機動性も合わせてバランスのよい偵察性能を持つ。
ただし、前身に引き続き車体が大きいので茂みや障害物に隠れたりする際ははみ出さないように注意したい。
- 総論
オートローダーやなんちゃって中戦車、スピード凶といった癖が強めの車輌が多いTier6軽戦車の中では珍しく、微妙な火力、薄い装甲、高い機動力、広い視界範囲と軽戦車らしい性能を持った軽戦車。
チームの目としての役割をしっかりと果たしていきたい。
史実
1943年6月、機甲総監であったグデーリアンは、偵察戦車、観測車輌、自走対空砲、軽対戦車自走砲、軽自走榴弾砲といった様々な用途に使用可能な28トン級の車輌の開発を要求した。
これは当時様々なバリエーションを生み出していた4号戦車を代替する目的だったようだ。
このVK28.01「多目的戦車」の開発を命ぜられたのはクルップ社で、同年7月初頭には設計概要をまとめ上げた。
それによれば本車は重量26t、6つの転輪を有し550馬力のエンジンを搭載、操行装置の一部はレオパルドからの流用で、装甲は車体正面50mmなど4号戦車とそれほど変わらなかったが、傾斜装甲を採用して防御力を向上させていた。
戦車型の砲塔は4号戦車G型の物をベースとしていたが、車長用キューポラはパンターに搭載されたものに似た新設計の物を備えていた。
武装は当時すでに7.5cm KwK40 K/48を装備する4号戦車の生産が開始されていたが、設計案では7.5cm KwK40 L/43が想定されていたようである。
そのほか2cm4連装機関砲などを装備する自走対空砲型などが示されていた。
本車はかなりゆとりのある開発スケジュールが設定され、1943年7月時点から起算して1945年3月に生産開始という、戦時下にしてはのんびりとしたものとなっていた。
しかし戦況は悪化を続け、このような車輌を開発している余裕がなくなったため、1943年10月には開発中止が命ぜられた。
参考資料
- 「ドイツ計画戦車」『グランドパワー 2010年8月号』
自走対空砲型が取り上げられている。- 『PANZER TRACTS No.20-1.20-2:Paper Panzers』
上記雑誌記事のベースとなった英語本。戦車型についても記述されている。
コメント
- レオポンよりいいねー! ドイツ戦車はこいつと -- 2021-07-29 (木) 14:58:59