Tier 4 ドイツ 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 | 本体価格(シルバー) | 155,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 60 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | ||
後退 | 22 | 派生元車輌 | Pz. II G | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.30 | Pz. I C | |||
移動時 | 0.30 |
パッケージ
┏ | PzKpfw IIL E:30 S:0 | ┏ | ━ | ━ | Leopard E:13,500 S:355,000 | ||||||
Luchs E:4,400 S:155,000 | ┻ | Pz II n.a. E:730 S:8,650 | ━ | PzSphw II Luchs E:2,810 S:21,460 | ━ | VK 13.03 (5cm) E:5,130 S:37,370 | ╋ | VK 13.03 (3cm) E:8,230 S:70,050 | |||
┗ | PzKpfw IIL (G)a III E:6,430 S:46,520 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Luchs | Maybach HL 62 TR | 2 cm KwK 38 | Luchs | Luchs 2 cm | 310 | FuG 5 | |
140 | 30 / [27.69] | 30/20/20 | 310 | ||||
11.97 | 1.2/1.3/2.5 | 42 | 330 | ||||
Pz II n.a. | Maybach HL 66 P | 3.7 cm KwK 36 L/46.5 | Luchs | Luchs 2 cm | 310 | FuG 7 | |
180 | 30 / [35.44] | 30/20/20 | 415 | ||||
15.32 | 1.2/1.3/2.5 | 42 | 330 | ||||
PzSphw II Luchs | Maybach HL 66 P | 2 cm Flak 38 | Luchs verstärkteketten | Luchs 2 cm | 310 | FuG Spr. 1 | |
180 | 33 / [38.41] | 30/20/20 | 455 | ||||
15.20 | 1.1/1.2/2.3 | 42 | 330 | ||||
VK 13.03 (5cm) | Maybach HL 66 P | 5 cm KwK 38 L/42 | Luchs verstärkteketten | Luchs 5 cm | 340 | FuG Spr. 1 | |
180 | 33 / [33.74] | 50/20/20 | 455 | ||||
13.35 | 1.1/1.2/2.3 | 38 | 360 | ||||
VK 13.03 (3cm) | Maybach HL 90 | 3 cm M.K.103 | Luchs verstärkteketten | Luchs 5 cm | 340 | FuG Spr. 1 | |
360 | 33 / [70.40] | 50/20/20 | 455 | ||||
27.86 | 1.1/1.2/2.3 | 38 | 360 | ||||
Pz.Kpfw IIL (G)a III | Maybach HL 90 | 5 cm KwK 39 L/60 | Luchs verstärkteketten | Luchs 5 cm | 340 | FuG Spr. 1 | |
360 | 33 / [67.50] | 50/20/20 | 455 | ||||
26.71 | 1.1/1.2/2.3 | 38 | 360 | ||||
Pzkpfw IIL | Maybach HL 62 TR | 3.7 cm KwK 36 L/46.5 | Luchs | Luchs 2 cm | 310 | FuG 5 | |
140 | 30 / [27.43] | 30/20/20 | 310 | ||||
11.94 | 1.2/1.3/2.5 | 42 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
2 cm KwK 38 | AP APCR | 3 1G | 23 46 | 11 11 | 153.85 連射[0.10] 弾倉[3.00] | 1,692 | 1.50 | 0.57 8.21 1.92 | 330 [(2×5)×33] | +20 -10 | |
3.7 cm KwK 36 L/46.5 | AP APCR HE | 0 2G 6 | 40 74 18 | 36 36 42 | 26.09 | 939 | 1.70 | 0.46 6.62 2.32 | 77 | +16 -8 | |
2 cm Flak 38 | AP APCR | 3 1G | 39 51 | 11 11 | 153.85 連射[0.10] 弾倉[3.00] | 1,692 | 1.50 | 0.45 5.94 1.51 | 330 [(2×5)×33] | +20 -10 | |
5 cm KwK 38 L/42 | AP APCR HE | 30 5G 18 | 60 96 25 | 70 70 90 | 24.00 | 1,680 | 2.30 | 0.48 6.34 2.19 | 50 | +20 -10 | |
3 cm M.K.103 | AP APCR HE | 32 3G 6 | 95 110 15 | 30 30 40 | 31.46 連射[0.12] 弾倉[18.00] | 944 | 2.10 | 0.50 6.60 3.04 | 240 [(2×5)×24] | +20 -10 | |
5 cm KwK 39 L/60 | AP APCR HE | 30 5G 18 | 67 130 25 | 70 70 90 | 24.00 | 1,680 | 2.30 | 0.40 5.28 1.82 | 50 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier4ドイツ軽戦車
大戦後期、Pz. IIを大幅に改良して開発・量産された偵察戦車である。
軽戦車に求められる性能が高いレベルでまとまっており、Tier4車輌で最も強い車輌の候補として真っ先に名前が挙がる程。
非常に使いやすいが、反面生存性が低く機動戦に持ち込めないとあっさり駆除される。
ちなみにLuchs(ルクス)は「ヤマネコ」の意。
- 火力
II号戦車系列では唯一戦車砲が搭載可能だが、最大の強みは3cm機関砲。
最終砲候補は5cm KwK 39 L/60と3cm M.K.103の二択になる。
迷うようなら通常弾でも十分上位戦車に対抗できる3 cm M.K.103を選択するのがいいだろう。
5 cm KwK 39 L/60は手数から同格以下の戦車には強いが、重装甲車輌へ対抗するために金弾必須なのが厳しい。
可能ならフリー経験値で飛ばしてしまいたい。- 5 cm KwK 39 L/60
多くのドイツ車輌で搭載できる性能バランスの良好な通常砲。改良砲塔のみ搭載可能。
3cm機関砲と比べると瞬間火力・AP弾貫通力で水を開けられているが、DPM・精度が優れており、軽装甲の相手や遠距離狙撃に利がある。
機関砲のLuchsとのタイマン戦闘が発生した場合、フルHP同士ならこちらが撃ち勝てるという強みもある。
通常弾のAPは貫通力67mmとかなり厳しいが、金弾のAPCRは貫通力130mmとかなり優秀。対重装甲用に課金弾を多めに携行しておきたい。
加えて精度・照準時間は並の域を出ないため、遠距離狙撃は可能というだけで得意ではない。
頼みのAPCRも貫通力の距離減衰が大きいので注意が必要だ。 - 3 cm M.K.103
Pz. II Gで開発すれば引き継げる1セット10発の強力な機関砲。
単発火力30×2連射を5回に分けて射撃でき、弾倉合計攻撃力は300となる。
機関砲とは思えない95mmという値を誇る。
角度が良ければKV-1やMatildaといった重装甲戦車の正面装甲すら貫通するほど。
機関砲なので瞬間火力も高く、軽戦車でありながら上位重戦車も食いかねない。
しかし、弾倉交換時間は18秒と非常に長く、DPMは1,000を切る有様で撃ち合いは苦手。
HP300前後の敵は倒し切れない場合が多いため、事前に攻撃・離脱ルートを想定しておく必要がある。
相手次第ではNDKで時間を稼ぐ手もあるが、基本的には掃射したら迅速に離脱するか障害物に隠れよう。
弾倉交換時間が長い事こともあって、あえて積む理由は見出し難い。
一応、総弾数は240発と豊富なので携行する余裕はあるので1,2弾倉分くらいはあっても良いかもしれない。
- 5 cm KwK 39 L/60
- 装甲
ほぼII号戦車と同一で、上位Tierから見たら無いに等しい。
出来るだけ敵に見つからないよう立ち回ろう。
- 機動力
初期エンジン、中間エンジンは共に軽戦車として出力不足で機動戦や走り偵をするには苦しい。
しかし、最終エンジンになると出力が大きく強化され軽快な機動力を発揮できるようになる。
出力が強化されるおかげで旋回速度も劇的に向上する。*1
その速度ゆえ少しの起伏や障害物でも跳ね上がりやすいという欠点がある。
衝撃によって履帯どころか他のモジュールまで破損する事もあり、場所が悪いと横転してしまう事も。
地形や自車のスピードに応じて慎重に運転する必要もあるだろう。
- 偵察性能
視界は初期砲塔で330mと劣悪だが、改良砲塔では360mと同格軽戦車2位となる。
Pz. 38 nAより10m劣るが、その差を補って余りある程の機動力を持つのでさほど気にならない。
隠蔽率も十分あり、置き偵察もこなせる。
一方、通信範囲は最終無線でも455mと同格内ではかなり狭く、広域のマップでは逆側の戦闘状況が分からなくなる可能性がある。
とはいえ、連携を意識した運用を心掛ければ不便を感じる事はないだろう。
- 総論
中間パッケージはどれも貧弱で苦行と言われかねないが、最終エンジンを詰めるようになると一撃離脱用の高火力と高い機動性、軽戦車として合格範囲の偵察力を併せ持つ強力な車輌に変貌する。
軽戦車として完成度が高く、まさに猫まっしぐら電撃戦用の攻撃寄り万能型軽戦車である。
臨機応変な立ち回りを覚えるに向いており、様々なシーンでも慌てない様に対応する事で高い戦果を挙げられるだろう。
終始攻撃的な運用も間違いではないが、特に格上戦場では目の前の敵だけでなく、味方の動向を逐一注視したい。
その優れた性能を臨機応変かつ長期的に提供し、チームを勝利に導いていこう。
史実
機甲部隊の先鋒として新型偵察車両の採用計画が立ち上がり、その採用を巡って各社がそれぞれ試作車両の製作を始めた。
シュコダ社が開発したT-15。
TNHnAの試作名が与えられたBMM社のPz.Kpfw.38(t) n.A.。
そしてMAN社などが参加して開発が開始されたVK 13.01である。
VK 13.01は開発中にも改良を重ね2cm砲を搭載したPz.Kpfw.II Ausf.Mといった4両のプロトタイプを製作した後、1942年にドイツ軍により試験が行われた。
最終的にVK 13.01から改良を重ねたVK 13.03(後のPz.Kpfw.II Luchs)が採用となった。
試作車の優れた高速性能に満足した兵器局は1943年1月に800両の発注を行ったが、当初搭載する予定だった5cm KwK39 L/60は機動力の高いプーマ装甲偵察車に取付られる事になった。
装甲車は安価でPz.Kpfw.II Luchsより高い機動力を持ち、偵察向きであった為である。
結局、Pz.Kpfw.II Luchsは104両(134両説もあり)のみ生産が行われただけで追加生産はされなかった。
その後、Pz.Kpfw.II Luchsはドイツ国防軍と武装SSの装甲偵察部門に送られ、西部戦線では第116戦車師団に配備され、東部戦線では第3、4、6装甲師団に配備された。
しかし第3SS装甲師団トーテンコップと第5SS装甲師団ヴィーキングはPz.Kpfw.II Luchsを使用しなかったと伝えられている。
また東部戦線のPz.Kpfw.II Luchsのみ正面装甲の追加を受けたり、追加の無線機を取り付けられた。
余談ではあるがLuchsとはドイツ語でオオヤマネコの意味である。
アニマルシリーズの一翼を担うが、よっぽどの事が無い限りはMarderと同じく存在が薄いアニマルシリーズである。
コメント
- 装填18秒を短縮するにはどうしたら良いんでしょうか -- 2022-11-23 (水) 13:40:52
- 車長スキルの「素早い装填」で装填時間を10%短縮できるよ。その他に「天性のリーダー」スキルや換気扇で搭乗員能力をあげるのも効果的だよ。 -- 2022-11-25 (金) 21:17:42
- ありがとうございます😊 -- 2022-12-10 (土) 13:51:52
- 車長スキルの「素早い装填」で装填時間を10%短縮できるよ。その他に「天性のリーダー」スキルや換気扇で搭乗員能力をあげるのも効果的だよ。 -- 2022-11-25 (金) 21:17:42