Tier 6 フランス 自走砲
スペック
車体装甲厚(mm) | 40/20/15 | 本体価格(シルバー) | 935,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 60 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 6~8 | ||
後退 | 14 | 派生元車輌 | AMX 12 t | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.31 | AMX 13 AM | |||
移動時 | 0.16 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | |||
AMX 13 F3 AM E:64,250 S:935,000 | ━ | 無線 SCR 528F E:? S:? | エンジン Baudouin 6F 11 SRY E:? S:? | 履帯 AMX 13 F3AM B E:? S:? | 主砲 Canon de 155 mm de 33 calibres E:? S:? | ━ | 戦車 Lorr. 155 50 E:31,900 S:935,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 AMX 13 F3 | SOFAM 8 Gxb | Obusier de 155 mm C mle.1917 | AMX 13 F3AM | --- | 270 | SCR 508 | |
250 | 27 / [23.39] | --/--/-- | 400 | ||||
16.62 | 1.2/1.4/2.3 | 14 | 360 | ||||
LVL.1 無線 | SOFAM 8 Gxb | Obusier de 155 mm C mle.1917 | AMX 13 F3AM | --- | 270 | SCR 508 | |
250 | 27 / [23.42] | --/--/-- | 400 | ||||
16.64 | 1.2/1.4/2.3 | 14 | 360 | ||||
LVL.2 エンジン | Baudouin 6F 11 SRY | Obusier de 155 mm C mle.1917 | AMX 13 F3AM | --- | 270 | SCR 508 | |
280 | 27 / [26.24] | --/--/-- | 400 | ||||
18.64 | 1.2/1.4/2.3 | 14 | 360 | ||||
LVL.3 履帯 | Baudouin 6F 11 SRY | Obusier de 155 mm C mle.1917 | AMX 13 F3AM B | --- | 270 | SCR 508 | |
280 | 30 / [30.36] | --/--/-- | 400 | ||||
18.64 | 1.1/1.3/2.1 | 14 | 360 | ||||
LVL.4 主砲 | Baudouin 6F 11 SRY | Canon de 155 mm de 33 calibres | AMX 13 F3AM B | --- | 270 | SCR 508 | |
280 | 30 / [27.67] | --/--/-- | 400 | ||||
16.99 | 1.1/1.3/2.1 | 14 | 360 |
主砲性能 | ||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 爆発範囲 | 発射速度 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | 射程 | |
Obusier de 155 mm C mle.1917 | HE HEAT | 505 12G | 77 185 | 720 720 | 3.57 -- | 3.16 | 7.00 | 0.82 | 25 | +45 15< >20 -0 | 988 | |
Canon de 155 mm de 33 calibres | HE HEAT | 1,000 12G | 90 185 | 950 720 | 3.78 -- | 2.63 | 7.00 | 0.78 | 25 | +45 15< >20 -0 | 1,380 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
車高が低く、標的付近の地形と自車との高低差にかなり影響を受けるので、周囲の地形には十分気をつけたい。
これまでの105mm砲から155mm砲を搭載出来る様になり、装填速度が落ちる代わりにTier相当の火力を手に入れた。
金弾もAPCRからHEATに変わっており、スペック上の貫通力は低下したものの、距離減衰が無くなり遠距離での貫通力はむしろ向上している。
ちなみにHEATは初期砲と最終砲で共用。
射界も初期砲と最終砲で変わらず、左15°/右20°とやや右寄りになっている。- Canon de 155 mm de 33 calibres
最終砲。
初期砲よりも発射速度が低下しているが、精度やHE弾の威力・貫通力、射程など総合的に性能が向上している。
HEATは初期砲と同じものを使っている。
185mmの貫通力は同格自走砲の中では低いが、Tier7重戦車の車体正面も貫通可能なレベルなので、多少は携行しても良い。
- Canon de 155 mm de 33 calibres
- 装甲
装甲は無いといって差し支えない。
というか搭乗員は操縦手を除いて車上に向きだしで配置されており、搭乗員的に言えば文字通り装甲は無い。
が、被弾を前提としない自走砲かつ、機動力が高く陣地転換がしやすい車輌のため、あまり問題にはならない。
- 機動性
FV304程ではないが、元車輌が軽戦車であるため非常に高い機動力を持つ。
平地であれば40~50km/hの速度で走行することも可能。
加速や車体旋回は流石に元車輌と同等とは行かないが、どちらも自走砲としては高く、広範囲への素早い展開や逃走に非常に役立つだろう。
中盤~終盤での大胆な陣地転換も難なくこなす事ができる。
- 総論
フランス自走砲の中では珍しく火力が優れているため、扱いやすく感じられる部類の自走砲である。
装填速度は同格自走砲の中では最も遅く、他の自走砲と同じような場所で砲撃していては戦果が思う様に挙げられない。
フランス自走砲通して言えることだが、優れた機動力を用いて大胆な場所に陣取ることができたり、陣地転換が容易である事が最大の武器である。
常に戦況を気にして敵を撃てる場所へこまめに移動することで他の自走砲に差をつけることが出来るだろう。
史実
Canon de 155 mm Mle F3 Automoteur (F3型自走155mm砲)はAMX13軽戦車をベースとした155mm自走砲である。
アメリカ製のM41自走砲を置き換えるために1950年代の早期から開発が始まり、1962年に配備が開始された。
AMX13ゆずりの車体サイズの小ささが特徴で、155mm自走砲としては最も小型の部類に入る。そのために製造コストが比較的安く、第三国向けの輸出も盛んに行われた。
車内には8名のクルーのうち2名(車長・操縦手)の搭乗スペースしか用意されておらず、残り6名は車体上部に掴まるか随伴車両に搭乗して移動する必要があった。このため、フランス軍は6名の兵員と25発の砲弾を運べるAMX-VCA装甲輸送車(AMX-13をベースにしたAPCであるAMX-VCIの派生型)を用意している。乗員の大半が完全に無防備である(従ってNBC戦に対応できない)点は本車の欠点として認識されており、後継車両では密閉式旋回砲塔が採用された。
射撃時の反動を抑えるため、車体後部左右にある"鋤"を地面に食い込ませて固定する仕組みになっている(この構造はM41に類似している)。
フランス軍は1970年代後半に本車の後継車両としてAu-F1 GCT 155mm自走砲を採用したが、F3自走砲の一部は現在も現役車両として使われ続けており、またモロッコなどの輸入国においても現役である。
輸出用F3の最終号機が完成したのは1997年のことであった。
なお、ゲーム内では"AMX 13 F3 AM"という名称で呼ばれているが、制式名称には"AMX 13"は付かない。
AMX13 軽戦車をベースとした自走砲
軽量な車台による射撃安定性の都合上、射撃時には車体後部の脚を地面に食い込ませて固定する必要がある。
改造元の余裕のない車台をベースに大口径砲を載せたことによって、砲弾すら収めるスペースのない即応性に劣る車両となってしまった。
移動時に車両に残るのは車長と操縦手のみとなり、砲手と装填手ならびに使用弾薬は随伴トラックにて輸送していた。
当然のことながら移動しながら照準することも射撃することもできない。