Lorraine 155 mle. 50

Last-modified: 2022-02-09 (水) 21:34:18

F24_Lorraine155_50.png

Tier 7 フランス 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)40/30/20本体価格(シルバー)1,420,000
最高速度(km/h)前進60マッチング範囲(戦闘Tier)7~9
後退14派生元車輌AMX 13 F3
隠蔽率(m)静止時386.14
移動時415.77

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5
Lorr. 155 50
E:64,250
S:935,000
無線
SCR 528F
E:?
S:?
エンジン
Maybach HL 230 TRM P30
E:?
S:?
履帯
Lorraine 155 mle. 50 bis
E:?
S:?
主砲
Obusier de 155 mm mle.1950
E:?
S:?
戦車
Lorr. 155 51
E:92,100
S:2,550,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
Lorraine 155 mle. 50
Maybach HL 210 TRM P30Canon de 155 mm de 33 calibresLorraine 155 mle. 50---340SCR 508
65027 / [24.95]--/--/--400
21.921.3/1.5/2.514360
LVL.1
無線
Maybach HL 210 TRM P30Canon de 155 mm de 33 calibresLorraine 155 mle. 50---340SCR 528F
65027 / [24.98]--/--/--750
21.941.3/1.5/2.514360
LVL.2
エンジン
Maybach HL 230 TRM P30Canon de 155 mm de 33 calibresLorraine 155 mle. 50---340SCR 528F
70027 / [26.58]--/--/--750
23.351.3/1.5/2.514360
LVL.3
履帯
Maybach HL 230 TRM P30Canon de 155 mm de 33 calibresLorraine 155 mle. 50 bis---340SCR 528F
70030 / [29.54]--/--/--750
23.351.3/1.5/2.514360
LVL.4
主砲
Maybach HL 230 TRM P30Obusier de 155 mm mle.1950Lorraine 155 mle. 50 bis---340SCR 528F
70030 / [29.54]--/--/--750
23.351.3/1.5/2.514360
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ爆発範囲発射速度照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
射程
Canon de 155 mm de 33 calibresHE
HEAT
1,000
12G
90
185
950
720
3.78
--
2.867.000.7828+45
12< >12
-0
1,380
Obusier de 155 mm mle.1950HE
HE
HEAT
1,000
13G
12G
90
90
185
950
950
720
3.78
5.16
--
3.166.500.7625+45
12< >12
-0
1,350

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier7フランス自走砲
    Lorraine 40 tの足回りを流用して試作された自走砲。
    基になった車輌が軽戦車から大型の中戦車に変わったため、隠蔽率が悪化して敵に見つかりやすくなった。
     
  • 火力
    どちらの砲も射界は左右12°まで。
    前身と比べると3分の2程度に狭くなってしまっている。
    • Canon de 155 mm de 33 calibres
      初期砲。
      AMX 13 F3 AMの最終砲。
      185mmの貫通力は同格自走砲の中では低いが、Tier7重戦車の車体正面も貫通可能なレベルなので、多少は携行しても良い。
    • Obusier de 155 mm mle.1950
      本車輌の最終砲だが、初期砲から威力や貫通力に変化は無し。
      HEの単発威力は同格自走砲中ワースト2位である。HEATに至っては前身の初期砲から進歩がない。
      対戦相手に重装甲の戦車が増えた分、正面からでは決定的な大ダメージを与えられる可能性が低くなってしまった。
      幸い照準時間と装填時間が短く、どちらも同格自走砲ではトップクラス。これを活かして手数を稼がないと戦局に寄与できないだろう。
      なお、フランス自走砲はこの砲から爆発範囲の広い強化HEが搭載できるようになる。
      この砲の強化HEは通常の物より爆発半径が1.5m程広くなる。実質命中率が向上するようなものなので、是非積んでおきたい。
       
  • 装甲
    そんなものはないと思ってもらって問題ない。
     
  • 機動性
    フランス自走砲らしく、非常に高い機動力を持っている。
    初期エンジンでも平地であれば40km/h代が安定して出るので、射撃位置の変更は容易。
    改良エンジンともなると出力重量比が23.35となる。これはCromwellと同等の値であり、車体旋回速度も30°/sと自走砲としては優秀なので、移動で困ることはあまり無いだろう。
     
  • 総論
    威力が低く、装填速度や標準速度が速い連射タイプの自走砲であり、他の自走砲と同じような場所に陣取っていては良い成績が出せない。
    高い機動力を使って、有利な射線を確保することが好成績を出す鍵である。
    また、前身の最終手段であった茂みに隠れ接近してくる敵を先に見つけて直射を浴びせる戦法は隠蔽率が悪いため難しくなってしまっている。
    機動力を活かし、突撃して相手に砲口を押し付ける方が勝算があるが、俯角が0度*1であるために、相手が少しでも低いところにいると至近距離でも攻撃不能に陥る。
    もし、どうしてもという際は自分が相手より低い位置に来るように周囲の地形を見定めること。
     

史実

1950年、ロレーヌ社は当時開発中だったLorraine 40 tの足回りを流用した自走砲の試作を開始しました。
試作車両は車体中央の戦闘室に155mm榴弾砲を装備する一号車と、車体前部の戦闘室に155mm榴弾砲を装備する二号車の二種類が製作されたようです。
1950年の開発当初はタルボのエンジンを搭載する予定でしたが、翌年の1951年に685馬力のマイバッハHL230エンジンへと変更されました。
完成した二種類の試作車両はしばらく試作試験を行っていたようですが、1954年に本車を固定戦闘室ではなく回転砲塔を有する自走砲へと設計変更する案が持ち上がりました。
しかし比較検討の結果、回転砲塔はバティニョール・シャティヨン社の製造する車台が装備することになり、その決定と前後して本車の計画は中止されました。
なお本車は二種類の試作車両のうち、戦闘室を車体中央に配した一号車の方になっています。

コメント


*1 フランスに限らず自走砲ではそこまで珍しくない