Tier 5 フランス 軽戦車
スペック
HP | 400 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 14/12/10 |
最高速度(km/h) | 65 |
重量/最大積載量(t) | 6.56/7.3 |
本体価格(シルバー) | 315,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | AMX12t (26,400/875,000) | |||||
AMX ELC bis (14,900/315,000) | ━ | ELC 75 (3,850/43,000) | ━ | ELC 90 (7,450/86,510) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
AMX ELC bis | SOFAM de 150 c | 75 mm SA32 | AMX ELC bis | AMX ELC bis | 400 | 300 | |||||||
150 | AP HEAT HE | 74 100 38 | 110 110 175 | 60 | 46 7G 19 | 13.95 2.3 0.46 | 36 | 14/12/10 | 44 | 360 | |||
ELC 75 | SOFAM 8 Gxb | 75 mm SA44 | AMX ELC | AMX ELC bis | 400 | 360 | |||||||
250 | AP APCR HE | 100 129 38 | 110 110 175 | 48 | 46 5G 19 | 13.95 2.29 0.43 | 36 | 14/12/10 | 44 | 360 | |||
ELC 90 | SOFAM 8 Gxb | 90 mm D.915 | AMX ELC bis | AMX ELC bis | 400 | 360 | |||||||
250 | AP APCR HE | 170 248 45 | 240 240 320 | 36 | 255 10G 255 | 5 2.90 0.37 | 38 | 14/12/10 | 44 | 360 |
解説
アップデート2.4でAMX ELC bisに名称が変更され、それに伴いパッケージELC bisがELC 75に変更された。
長く苦しい下積み生活の果て、醜い(?)アヒルの子が飛び立ったら、超音速の世界へ!
一部では、素早く低い車高からG (黒くて硬くてテカテカ光って、暗く狭く湿ったところが好きな、異様に速い害虫)とも呼ばれる。
手の付けられない速さと、Tier9も脅かす90mm砲をTier5にして手に入れてしまった分不相応さから、「許さん!」「コロス!」「砲塔のラウンデルが馬鹿にしているように見える!」などと、敵戦車からのヘイトはものすごく高い。
- 機動力
最大速度65kmと35°の旋回性能、スピード勝負ではアメリカ駆逐戦車の某猫には及ばないものの、加速や坂道発進などは他の快速戦車より群を抜いている。
グルグルと回りすぎる感じもあるものの、回転しない砲塔を補えるくらいはできる。
しかし、調子に乗って機動力に任せていると、起伏や障害物で大ジャンプの末、履帯や他のモジュールがおシャカになったり、突出しすぎて360mしかない無線のせいで孤立からのフルボッコになりかねないので、味方との位置把握は絶対必要である。
ちなみに視界も通常で360mなので、見える範囲=無線範囲と覚えておくのもいいだろう。
余談だが、軽い車体と、よく回る旋回性能とのマッチングによりドリフトが出来る。
- 攻撃力
すでにTier5にして戦後戦車なので、90mmの威力は伊達ではなく、貫通170mmに攻撃力240と同格ならばAPで致命傷以上を、課金弾でIS-3やATシリーズの正面装甲をぶち抜ける、という脅威の砲性能を持つ。
反面、数値以上にガバガバな砲精度と10秒のリロードのおかげで、行進間射撃は辛く殆ど当たらないため、隠蔽を生かした狙撃かワンチャンスを狙うかしかない。
車高が高かったり、俯角が取れない戦車にぴったり張り付くともらったも同然だが、自走砲や敵が他にいた場合、集中砲火を受けかねないのでTPOをわきまえる事。
- 防御力
軽戦車なので察してください。
格下の軽戦車や駆逐戦車なら低い車高を利用してあわよくば弾ける程度です。 おまけに、下のTier4から大口径榴弾砲持ちというモンスターがのさばっている戦場に放り込まれる、まれにちょっと硬い戦闘室やAP弾まで吐き出せる自走砲までいたりして、こちらの存在を脅かすのでなるべく慎重に、生き残ることだけを考えよう、色々ハイスペックな半面、装甲とHPは控えめだからだ。
カニカモを基本として、換気扇+戦友などで補うのがお勧めであるが、偵察特化や攻撃特化と拡張パーツの組み合わせで考えるのもいいだろう。
- 消耗品
救急・修理小に自動消火器、もしくは好みでガソリンかコーヒーか救急(大)もアリだろう。
例え消火器を積んでも、燃えている段階で死亡フラグなHPなので割り切ってしまおう。
- 立ち回り
序盤は偵察に徹し、敵が少なくなってくる中~終盤は孤立した敵を屠ったり裏取りに行ったりと、火力を生かす出番が来るわけで、決して開幕特攻は愚の骨頂なので絶対にやらないこと。 猛者が操るELCは、後半生き残っているとパニックを起こした敵自走砲が入水自殺や逃げ惑うほど某猫と同じくらい脅威となる。 自軍の残りがELC1両という状況下で、なめて掛かった敵が全滅することもありえるのだ。
あくまで、このELC AMXがフランス軽戦車ツリーの中で異質であると覚えておこう、それ故にどこの戦場にもいるような人気ぶりなのだが・・・。
史実
1956年フランス国防省は、空輸可能な車両の開発を目的としたELC計画を開始しました。
当時、フランスはインドシナやアルジェリアなど、世界各地に散らばる植民地の独立運動などの問題を抱えていたため、海外に速やかに展開出来るように輸送機で空輸可能な「空挺戦車」を求めていたので、車体は出来うる限り小型化する事が要求されました。そのため、乗員席のスペースもギリギリまで切り詰められ、乗員の身長を172cm以下に制限しているほどで、試作車は低い車高と二人の乗員を旋回制限のある砲塔に配置したものでした。
しかし、量産はされず、実戦配備もされませんでした。
ゲーム中では、転輪の追加や小改良が加えられたもので、AMX ELC bisとして使用されています。
実物はフランスのロアール地方にある、ソミュール戦車博物館の前庭にAMX 13 75などの展示車両に混じって保管されています。