アメリカ RankVII 重戦車 M103
概要
ソ連の戦勝パレードでお披露目されたIS-3に対抗するために作られたアメリカ最後の重戦車。
車両情報(v2.*)
必要経費
必要小隊レベル | 5 |
---|
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 24.0 |
俯角/仰角(°) | -8/18 |
リロード速度(秒) | 14.9 |
スタビライザー / 維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 127 / 51 / 38 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 162 / 159 / 58 |
重量(t) | 56.7 |
エンジン出力(hp) | 1,545 |
2,800rpm | |
最高速度(km/h) | 36 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 214 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 120 mm M58 cannon | 1 | 33 |
機銃 | 12.7 mm M2HB machine gun | 1 | 1,000 |
機銃 | 7.62 mm M1919A4 machine gun | 2 | 8,000 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
120 mm T53 | M358 | AP | 23.1 | - | 1,067 | 301 | 298 | 286 | 272 | 258 | 245 |
M356 | HE | 22.84 | 4.65 | 762 | 39 | ||||||
M469 | HEATFS | 23.81 | 2.67 | 1,143 | 380 |
発煙弾
砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
M357 | Smoke | 22.9 | 50 | 762 | 3 |
搭乗員
搭乗員名 | 説明 |
---|---|
車長 | 砲手が気絶した際に砲手の役割を代行する |
小隊ツリー
解説
特徴
【火力】
本車両の最大の特徴はここにあり、主砲は120 mm M58 cannonを搭載している。また本車両からHEATFSを使用でき、その貫徹力は380mmである。
一見するとL7砲の400mm貫徹のHEATFSより貫徹力が低く弱いように見えるかもしれないが、その炸薬量は圧倒的であり加害力は断然こちらのほうが上である。
(比較に西側105mmL7系列のHEATが1.27kgで炸薬量だけならトップクラス)
また、L7砲との違いとしてこちらはAPBC弾を使える。HEATFSと違い大口径故に減衰が少なく、貫徹出来れば正面からでも内部を乗員やモジュール諸共に滅茶苦茶に出来る120mmの威厳を存分に体感できる。これはTiger2Hの車体装甲を真正面からなら撃ち抜けるほか、T-62の砲塔や車体を易々と撃ち抜くことが可能だ。故に状況に応じてHEATFSとAPBCを使い分けることを推奨する。
なお、120mm砲である分装填速度も遅いのでアップグレードは早くするとよいリロード遅いとはいえソ連の122mmよりも断然優秀な速さで90mm砲と数秒しか違わない上加害力は圧倒的に高くなっているため結構お得である
【防御】
装甲自体は薄くはないが、周りに貫徹力の高い化学弾やAPFSDSを使える車両が多いため相対的な装甲の優位性は下がってきている。しかし、格下相手には十分であり、戦う敵に応じた戦術を取れれば問題はない。ただし、機動力の欄にある通り側面装甲を減らす代わりに重量増加を抑えた設計であるため側面装甲は薄い。よって、周囲への警戒は怠らないように、敵は必ず真正面に捉えるようにする事。
また車体下部が薄く、ティーガーII(H)に抜かれることがあるので、なるべく見せないようにしよう。
【機動性】
正面以外の装甲を減らすことにより車両重量の増加を抑え込んだ設計になっているため、重戦車としては比較的良好な機動力をもっている。
超信地旋回も出来るが回転は遅い。
【総評】
戦後戦車と言うこともあり、従来の重装甲重武装で鈍重な重戦車のイメージよりは、
主力戦車に近い味付けがされており、使いやすい戦車である。
ただし、リロード速度も速くはないため接近戦は厳禁である。
史実
M103戦車は、60口径120mm戦車砲M58(T123E1)の左右に同軸機関銃として7.62mm機関銃M1919A4E1を装備しており、M89砲架(T154砲架)に載せていた。
車長用キューポラは一部に改良が加えられたM4キューポラに替わり、遠隔操作式の12.7mm重機関銃M2はそのまま残されていた。
パワーパックはコンティネンタル社製のAV-1790-5C V型12気筒空冷ガソリン・エンジン(出力810hp)と、アリソン社製のCD-850-4クロスドライブ式自動変速機(前進2段/後進1段)の組み合わせとなり、T43E1戦車の生産型で廃止されたマフラー左右の変向板が復活している。
保管状態にあった74両のT43E1戦車が改修を受けてM103戦車に変身し、6両は改修を受けないまま様々な試験に供された。
1958年1月には西ドイツに展開する第899戦車大隊にM103戦車が配備され、同大隊は1958年5月に「第2重戦車大隊」と改称された。
これは通常の中戦車装備の戦車大隊と区別するものといわれ、6個小隊から成る中隊4個で編制されていた。
各小隊はM103戦車を3両、ジープ1両を装備し、大隊としてのM103戦車の配備数は72両となっていた。
つまり、M103戦車のほとんどを同大隊が受領したことになる。
小ネタ
外部リンク
コメント
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- WotのPatton the tankに似てる気がする -- 2024-03-10 (日) 11:41:39
- 相手はAPFSDSとか使ってくるのに、この性能は微妙… -- 2024-04-07 (日) 16:53:00
- 炸薬があればなぁ -- 2024-05-01 (水) 13:47:42