1936年 ドイツ帝国 潜水艦 U-25
Ver.2.00.028にて実装されたドイツツリー高ティア潜水艦。
U-25は艦名であり、艦級名はU-Ⅰ型。
HP+5%の効果のある史実迷彩。お値段688G。低体力のU-25にとっては5%増えたところで焼け石に水だが、付けないよりはマシである。
迷彩の再現度は非常に高いので、かつての勇姿を堪能できるという意味ではUボート好きの艦長諸兄にとって高い買い物ではないだろう。
右舷側から。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1936 | 国家 | ドイツ帝国 | ||||
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艦種 | 潜水艦 | 対潜 | △ | ||||
耐久値 | 3580 | 戦闘成績(BR) | 225 | ||||
無装甲排水量(t) | 622 | 無装甲水上速力(kt/h) | 21.8(19.4) | ||||
基準排水量(t) | 862 | 最大排水量(t) | 983 | ||||
水上速力(kt/h) | 18.0(16.4) | 水中速力(kt/h) | 10.0 | ||||
潜望鏡深度(m) | 最大舵角 | 23.1(22.0) | |||||
可視距離(km) | 9.5(8.9) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 700000S | 購入費用 | 7000S | ||||
1250G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 20 | ||
舷側部 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 20 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
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45口径 10.5cm SK l4 単装砲 | 410 | 16.0 | 7 | 10 | 19 | 65 | 250/250 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
53.3cm魚雷 Type G7a T1(長射程) | 5125 | 14.0 | 60 | 10 | 26 | 30 | 4 | |||
53.3cm魚雷 Type G7a T1(短射程) | 5125 | 6.0 | 60 | 10 | 26 | 44 | 4 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | ジャイロスコープ(ジャイロスコープアンロック+45°) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+10%) | ボイラー(巡航速度+12%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 新型魚雷(魚雷ダメージ+5%) | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+12km) | 変速機(加速度+10%) | 改良型バッテリー(蓄電可能電気量+13%) | ||
Ⅲ | 気蓄機(搭載空気量+15%) | 特殊塗装(隠蔽性+6%) | 副舵輪(横滑り防止+7%) | 改良型気蓄機(空気再補給時間-10%) | ||
Ⅳ | 魚雷装填装置(魚雷装填時間-10%) | 電波探信儀(理想発見距離+7%) | 舵輪(最大舵角+5%) | 強化装甲(装甲硬度+5%) | ||
Ⅴ | ジャイロスコープ(ジャイロスコープ+90°) | 精密探信儀(強制発見距離+4%) | - | - |
立ち回り
主砲
潜水艦の主砲としては比較的射程が長い10.5cm単装砲を1門装備可能。
基本的に水中活動がほとんどとなるので主砲は取り払ってしまっても良いが、少なくとも16km圏内であれば砲撃は届くので、瀕死の相手にトドメを刺したりするのには使えないこともない。
高ティアの時間経過で夕方以降になると、小柄な潜水艦は浮上していても水上艦からでは所在をほぼ掴めなくなるため、一方的な嫌がらせ砲撃も可能。
魚雷
主兵装。前部4門、後部2門の魚雷発射管を有しており、角度の広いジャイロスコープのおかげでほぼ死角はない。
魚雷は二種類から選んで搭載可能。双方とも弾数は一発射管につき最大4発で、ダメージも同一。威力は潜水艦の中ではやや控えめだが、それでも5000ダメージオーバーと強力である。
片方は潜水艦用の魚雷としては破格の14kmもの射程を誇る一方、雷速が30ノットとかなり遅い。積極的に敵艦を狙うのは困難だが、ここまで射程が長いと状況次第では敵艦の進路に流す『置き魚雷』的な使い方も可能。
もう片方は射程6kmとやや短いが雷速44ノットと高速なので、うまく敵艦隊の懐に潜り込めれば避けられにくい一撃を繰り出すことができる。
潜水艦の魚雷は発射管ごとに一つずつ装備スロットが分かれており、攻撃時も発射管を指定して発射するシステムなので、魚雷を混載して目的に応じて発射管を使い分けることも可能。
装甲
購入時は無装甲状態である。技術ツリーで閲覧できるスペックは0.2mmずつ装甲を張った状態のもの。
排水量に余裕がないこともあり、装甲を盛りに盛っても平均1インチ厚すら貼ることはできない。
機動性向上のために装甲は貼らないままにしておくのも良いだろう。
機動性
基本設定ではボイラーを搭載しても18ノット強だが、装甲を全廃すると水上速力20ノットオーバーとなり、潜水艦としては高速を発揮できる。
水上艦の平均と比較するとまだ遅いものの、水上航行できる状況であれば他の潜水艦よりは敵艦隊への接近がしやすい。
無装甲だと部品開発の「強化装甲」のバフが無意味になってしまうという欠点はあるものの、そもそも体力値が4000にも達しないU-25では装甲を貼ろうが貼るまいが爆雷攻撃を一回まともに受けただけで致命傷を負いかねない。
アップデートVer.2.00.033以降は水中でのダメコンの使用も出来なくなったので、被弾浸水してしまうと浮上までの間に体力がなくなり撃沈、という可能性もより高くなった。
水中機動性については可もなく不可もなくと言ったところ。
やや旋回反応が鈍めの感はあるので駆逐艦に狙われた際など咄嗟の回避運動は厳しいが、基本的にストレスなく動かせる。
その他
U-25はパッシブソナーの範囲が12kmあり、こちらも潜水艦最高クラスに広い。
他にこのレベルのソナーを有している艦は新中國11号、同じドイツのType ⅦB、課金艦のType ⅦC/41があるが、このうち新中國とⅦBは魚雷射程が短く、敵の存在を探知しても攻撃するかどうか難しい判断を迫られる(パッシブソナーでは敵との距離までは表示されないため)。
一方、U-25とⅦCは長距離魚雷を搭載している場合、射程がソナー探知範囲を上回る。これは航行中の敵潜水艦を発見した場合、確実に相手を自艦の有効射程に捉えることができることを意味する。
熟練の潜水艦長であれば、敵艦を示すマークの移動状況から未来位置を予測して攻撃を仕掛けることも可能。
総評
恒常入手できる潜水艦としてはスタージョン同様、全体的に癖が無く扱いやすい。
部品開発は大前提だが、潜水艦初心者が動き方を学ぶにも適しているだろう。
武装のカスタマイズと立ち回り次第で対艦のみならず対潜戦闘もこなせる器用さがあるため、ベテランが乗ると非常に危険な存在と化す。