やわ曲/Habit

Last-modified: 2024-05-07 (火) 20:06:45

SEKAI NO OWARIが2022年4月28日に配信、6月22日にCDリリースした曲
実写映画『ホリック xxxHOLiC』の主題歌だったはず*1
一つ前のシングルであるDiaryはZIP-FM以外ガン無視という、セカオワ史上でも前代未聞の展開であった
しかしこの曲はミュージックビデオのダンスが人気となりダーク寄りの曲*2では初となる大ヒット
第64回の日本レコード大賞を受賞した

 

OSAKAN HOT 100での記録

『22/05/01』にて66位でNE。33曲目のエントリー
しかし翌週は62位と全然上がらず。前シングルのガン無視といい、ついに見放されたかと思った
『22/05/15』では31位と大きく上昇
さらに少しずつ上がっていき『22/05/29』では16位に
そこから少し落とすもポイントは上昇
そして『22/06/12』では3750ptで9位を獲得。上半期チャートでは7Wエントリーで88位を記録
2Wピークの曲も多い昨今のチャート。この頃はじわじわ上がってくる曲も多くなったとはいえ、ここまでのびしろがある曲は珍しい

 

上昇は止まらずついにトップ3入り
そして10W目、実質9W連続の上昇となった『22/07/03』では6200ptも獲得
ミックスナッツを僅かな差で上回り、イルミネーション以来3年半ぶりの1位を獲得した(あれはやらせ疑惑もあるので、実質サザンカ以来4年ぶり?)
ここまでかかったのはHAPPY BIRTHDAY以来3年ぶり。令和になってからは初である
しかしそこからはポイントが大きく落ちていき連続での1位とはならず
ここ最近はV3が多い中、キャラクター以来となる1Wだけの1位であった
ゆるやかに落ちていき『22/08/21』ではついにトップ20圏外に
しかし『22/08/28』では再び20位へ無駄戻り
そこから落ちていく・・・かと思いきや、ライブ効果などが入りトップ20にRe:Re:
それどころか一気にトップ10入り。2ヶ月ぶりにミックスナッツを超え8位まで上昇した
どちらにも言えることだが、リリース効果以外でトップ10まで一気に戻ってきた曲など過去にあっただろうか?
TFはしなかったがすぐさまトップ20落ち。やっぱり無駄戻りじゃねえか
それでもストリーミングなどがあったのか上位には長くチャートインしており、トップ50には27Wもエントリー
年間チャートでは33Wエントリー。89290ポイントで3位を記録
わずかな差でのびしろをかわした
Dragon Nightよりも高い位置だが、ポイントでは負けている

 

年間効果や紅白効果、さらにレコ大効果もあって再上昇
じわじわと連続で上げていき7W連続の上昇となる『23/01/15』では13位と、トップ20にRe:Re:Re:
しかし今回は一瞬だけであった
トップ50をキープしていたが3月に入ると急落
しかしチャートイン自体はキープ。過去最長のDragon Nightを超え気がつけば1年が経っていた
1年ぶりとなる新曲のサラバが入ってきたためか消えてしまいトータル54Wであった
上半期チャートでは26位、年間では56位を記録した

成績表

集計期間最高週数順位ポイント
2022上半期21/12/26~22/06/129位7W88位15300pt
2022年間21/12/26~22/12/111位33W3位89290pt
2023上半期22/12/18~23/06/1813位21W26位30500pt
2023年間22/12/18~23/12/2456位
 
集計期間最高週数推定順位ポイント
総合22/05/01~23/05/071位54W117500pt
2022真上半期22/01/02~22/06/263位9W35~45位24600pt
2022下半期22/07/03~22/12/251位26W3位50000pt
2023旧年間22/12/04~23/11/2613位23W45~50位33200pt
2023新年間23/01/01~23/12/3113位19W75~85位26800pt

TOKIO HOT 100での記録

『22/05/22』にて56位でNE。30曲目のエントリー
こちらでも翌週は53位と全然上がらず
しかしストリーミングが増えたからか少しずつ上昇
『22/06/12』では18位まで一気に上昇
そして『22/06/19』では10位を記録。トップ10入りはスターゲイザー以来3年ぶりである
しかしそこからは落ちていき、シングルがリリースされるもトップ20落ちしてしまう
それでもトップ50をキープしており『22/08/28』では24位へ上昇
9月は40位前後を停滞していた
『22/10/09』では37位まで上がったが急落
トータル23Wであった
『22/12/11』では72位でリエントリーするも即落ち
しかし年末には45位まで上昇
年間チャートでは23+3Wで15位を記録。ANTI-HERO以来7年ぶりの年間入りとなった

 

年明けは落ちていくも『23/01/15』では13位まで急上昇。偶然にも802と同じ順位
しかもこの週は他に上がった曲が全然なかったため、まさかのHPも獲得することになった*3
そこからは落ちていきリエントリーは9Wであった

SAPPORO HOT 100での記録

『22/05/29』にて70位でNE
一気に上がっていき『22/06/12』では8位を記録
そこから17位まで落とされるも再上昇
『22/07/03』では2位を記録。トップ3入りは2019年以降では初
しかしLOVE'S ON FIREに勝つことができず2W連続で2位止まり
かたやストリーミングで大ヒット、もう片方は未だに解禁しない矛盾と真逆であり、この点からもノースウェーブのフィジカル重視がうかがえる
少しずつ落ちていくが『22/07/31』ではTF
なぜか33位を2W連続で記録後は急落
しかしストリーミング効果なのか60位前後を停滞していた
9月後半には落ちていきトータル18W
年間チャートでは19位を記録。意外にも幻の命以来12年ぶり、ようやく2回目の年間入りである

ZIP HOT 100での記録

『22/05/08』にて64位でNE
一気に上がっていき『22/05/22』では16位に
しかし急落してしまい、他局がストリーミングで上げる中、なぜか45位前後を停滞
『22/06/26』では5位まで急上昇。トップ10入りはumbrella以来2年ぶり
そして『22/07/03』では好調のI Love Uから1位を奪い取った
セカオワの1位は初。邦楽1位もDragon Night以来7年半ぶりである
しかも翌週も1位を獲得。これは以来1年半ぶり
『22/07/17』でも1位を獲得し、V3を記録した邦楽はハルノヒ以来3年ぶり、恐らく史上3曲目である
しかしそこから一気に12位までダウン。なぜか1ランク上昇
『22/08/07』では23位へと落ちてしまったが、なぜかトップ10に無駄戻り
さらに『22/08/21』では9位と少し上昇していた
再び落としていくも、なぜか『22/09/11』では少し上昇
上位をキープしていたが『22/09/25』では急落してしまう
なぜか少し上げてから急落しトータル23W
邦楽が20Wを超えたのは2018年以来4年ぶりである
年間チャートでは5位を記録。umbrella以来2年ぶりの年間入りだが、やらせ抜きならばANTI-HERO以来7年ぶりとなる

全体の記録

2022年
802東京ノースZIP
22/05/0166位
22/05/0862位64位
22/05/1531位21位
22/05/2226位56位16位
22/05/2916位53位70位42位
22/06/0518位43位25位43位
22/06/129位18位8位48位
22/06/195位10位17位53位
22/06/263位14位15位5位
22/07/031位13位2位1位
22/07/102位24位2位1位
22/07/174位26位6位1位
22/07/244位24位8位12位
22/07/318位30位21位11位
22/08/0713位31位33位23位
22/08/1418位35位33位10位
22/08/2121位35位61位9位
22/08/2820位24位71位20位
22/09/0423位34位68位32位
22/09/118位41位72位26位
22/09/1812位40位81位41位
22/09/2524位41位100位71位
22/10/0226位51位69位
22/10/0925位37位86位
22/10/1632位76位
22/10/2342位79位
22/10/3044位
22/11/0645位
22/11/1345位
22/11/2057位
22/11/2759位
22/12/0455位
22/12/1145位72位
22/12/1832位81位
22/12/2529位45位
2023年
802東京
23/01/0124位57位
23/01/0822位59位
23/01/1513位13位
23/01/2222位29位
23/01/2924位47位
23/02/0531位66位
23/02/1233位
23/02/1932位
23/02/2635位
23/03/0541位
23/03/1269位
23/03/1981位
23/03/2672位
23/04/0264位
23/04/0973位
23/04/1677位
23/04/2368位
23/04/3075位
23/05/0790位

ストリーミング認定

ランク認定年月順番
ゴールド2022年6月5~6曲目
プラチナ2022年8月2曲目
Wプラチナ2023年1月1曲目
Tプラチナ2024年1月1曲目

Dragon Nightと同時認定。後述の情報を考えると一気にゴールド認定まで来たと思われる
さらにプラチナ認定はsilentがゴールド認定されたタイミングとあまり変わらず4倍もの速さと、勢いが凄まじい

802で入った時点では解禁から数日ということもあり、再生回数自体も約42000回と非常に少なかった
一方J-WAVEで入ったタイミングでは約290万回とかなり多め
802でトップ20に入ってからは週間平均が100万回超えとなった
映画公開のタイミングはリリース直後であるため、間違いなく他で稼いだことがわかる
ストリーミング絡みでここまで遅咲きだった曲は、他だと僕らまだアンダーグラウンド系ぐらいだろう

現時点でSpotifyでの総再生回数は約9020万回、週間平均が約94万回である
最新の週間平均は約45万回のようだ

曲ネタ

  • 壊してみせろよそのBad Habit

余談

ちなみに同年にはSteve LacyのBad Habitという曲もあった
・・・流行ってんのか?このタイトル
世界的には大ヒットしているようだがJFLでは全然ヒットせず
一応802でもOA自体はあった(しかも生半可な上半期曲より合計OA数が多い)が入ってこなかった
J-WAVEはこれまた流行っている気がするSunshineとのぬか喜びエントリーで全然強くなく、10月後半のRe:Re:が49位4Wだった程度
ノースはガン無視でZIP-FMは3年ぶりのエントリー。17位5Wと全然強くなかった
ちなみに作者曰く『4分なのに無駄に長いと感じた』とのこと。これが一番の問題かもしれない
そんな生き急いでいる(?)人のためになのか、Sped Up(1.2倍速)版もあるようだが・・・

関連曲

やわ曲/アイタイ(ネットドラマの主題歌)
やわ曲/NOBODY KNOWS(アニメのOPテーマ)

やわ曲/くびったけ(こちらも映画が全くヒットしなかったが曲は大ヒット。ただし802のみ)
やわ曲/新時代(802では同じく10W目がピークだった)
やわ曲/ダンスホール(同年のダンスでストリーミングを稼いだ曲。年末からじわじわ上げて戻ってきたところや、タイアップが全く関係ないところも同じ)
やわ曲/NOBODY KNOWS
やわ曲/Bad Habits(単数形だが歌詞にも入っている。タイトルが違うのは配慮した?)
やわ曲/Bling-Bang-Bang-Born(タイアップ関係なくダンスで大ヒットした曲)
やわ曲/ミックスナッツ(同時期のJFL全体で大ヒットした邦楽。802で戻ってきたタイミングも同じ)
やわ曲/LOVE SONG(SEKAI NO OWARI)
やわ曲/ワタリドリ(映画主題歌という印象が非常に薄い大ヒットソング)

年間での順位がリンクする曲

曲名802東京ノースZIP備考
やわ曲/Easy On Meどちらも2021年
やわ曲/PLAYBACK

OSAKAN HOT 100で1年以上連続でエントリーした邦楽

リエントリーを合計して1年以上となったものは含まない
『24/05/05』時点でのデータ

順位週数曲名アーティスト名
1位131WのびしろCreepy Nuts
2位115WLemon米津玄師
3位80Wワタリドリ[Alexandros]
4位77W第ゼロ感10-FEET
5位73WPretenderOfficial髭男dism
6位72WシュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN
7位71WダンスホールMrs. GREEN APPLE
8位70Wイトクリープハイプ
70WミックスナッツOfficial髭男dism
9位69Wドライフラワー優里
10位68WUniverseOfficial髭男dism
12位64WFamily Song星野源
Mela!緑黄色社会
きらり藤井風
15位61WLovin' You福冨英明 + ヒロ寺平
感電米津玄師
17位58W新宝島サカナクション
18位57W夜に駆けるYOASOBI
19位56WI LOVE...Official髭男dism
20位55WアイドルYOASOBI
美しい鰭スピッツ
22位54WやってみようWANIMA
Wasted NightsONE OK ROCK
HabitSEKAI NO OWARI
25位53WケセラセラMrs. GREEN APPLE
26位52Wまちがいさがし菅田将暉

カテゴリー

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*1 興行収入も約5億と全然。曲は話題になっても映画は大滑りだったようだ
*2 2019年のアルバムなら『Eye』の方に入る曲
*3 ちなみに次点はFLOのLosing Youで39