概要
リーファーの特徴であるリソース増強を起点に展開していくデッキ。
のんびり屋のルリジッサ等に代表されるリソースに置く効果を活用して貯めたリソースをどう活用するかでデッキの軸が大きく変わるのが特徴。
リーファーであることを活かす場合は基本的に緑を中心とした構成になるが、他の色を足す余裕もあり、リソースリンクで使用する色を加えることもある。
滑空するアルソミトラ ゼクス 3/緑/リーファー/4500 [常]スタートカード [起]【有効】チャージ【コスト】無0 【効果】スクエアにあなたの[リーファー]が4枚以上ある場合、 あなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置く。 この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
八宝美神フリージア ゼクス 4/緑/リーファー/6000 [起]【有効】スクエア【コスト】緑2 【効果】あなたのリソースにあるコスト6以下の「リーファー」を1枚選び、 リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。ターン終了時、 スクエアにあるこの能力で登場したゼクスを破壊する。 この能力はあなたのターンにしかプレイできない。 [起]【有効】スクエア【コスト】緑1 【効果】あなたのチャージにある「リーファー」を好きな枚数選び、リソースにスリープで置く。
妖精姫バジル ゼクス 6/緑/リーファー/2500 [自]このカードが登場した時、「妖精姫バジル」以外のあなたのリソースにある コスト6以下の[リーファー]を2枚まで選び、スリープでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。 ◎□◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ▲
主要なカード
- 滑空するアルソミトラ
スタートカード
ノーコストでリソースを増やすリーファー専用スタートカード。
条件としてスクエアに4体ものリーファーを必要とする。
妖精姫バジルなど、リーファーの展開手段はリソースを大量に消費するものが多く、それらによってリソースが減り過ぎないようにするのがこのカードの主な役割となる。 - 八宝美神フリージア
チャージのリーファーを任意の枚数リソースに置く効果と、リソースの6コスト以下のリーファーをリブートでスクエアに登場させる効果を持つ。
どちらの効果もコストが軽く、小回りが利く。八宝美神フリージアの効果で登場させたリーファーはターン終了時に破壊されてしまうが、ゼクス エクストラのためにコストにしたりと扱いやすい。
妖精姫バジルとは、効果でお互いにリソースからスクエアに登場させられるため相性が良い。
リーファーに多くみられるのんびり屋のルリジッサなどの、破壊された時に効果の発動するゼクスと相性もいい。
リソースと開いているスクエアさえあれば、いくらでもリーファーを展開できるので状況によっては一気に戦況をひっくり返す事も可能な一枚。
- 妖精姫バジル
リーファーの主力。
登場時にリソースにあるコスト6以下のリーファーを2体出せる。
早い段階でこのカードを出せば登場させた2枚のカードが生き残りやすいが、リソースも一気に減る点に注意。
リソースが貯まる中盤以降は展開するリーファーの選択肢も増えるため、状況に合ったリーファーを出し易い。
候補となるカード
コスト2
- 果物好きのハーツイーズ
ヴォイドブリンガー
イグニッションフェイズに登場するとトラッシュのリーファーをリソースに置ける。
純粋なリソース加速の他、一暴れするジャスミンや騒がしいミントといったリーファーのリソースリンクの発動も狙える。
- 読書好きのキンレンカ
ヴォイドブリンガー
相手のゼクスを戦闘破壊すると、このカード自身をリソースに置いて、リソースから6コスト以下のゼクスをスリープで登場させることができる。
夢見心地のセイボリーの早期展開や、妖精姫バジルを登場させ更なる展開ができる。
- おもち大好き_カモミール
リーファーの数少ない除去手段であり、リソースも増やすことができる。
コスト3
- 宝石を集めるルー
ライフリカバリー
登場時に自身以外の宝石を集めるルーが存在する場合、デッキの上から5枚の中から選択して1枚をリソースに置く効果を持つ。
妖精姫バジルによって同時に2体以上を登場させやすいため、強力なリソース増強の候補になる。
Aウィルスハザードのアクターレには要注意。 - パフュームメイカー シャボン
手札の自身を除外することでリソース送りを放てる。
スクエアのリーファーが3体以上いなければならないが、妖精姫バジルなら一枚で条件を満たすことができる。除去が少ない【リーファー】ではぜひとも採用したい除去カード。
コスト4
- 絢爛華麗な彩姫バーネット
登場時に追加コストを支払うことでデッキの上の7枚から、1枚を選択してリソースに置くことができる。
リソースから登場させる効果を多用する関係上、リソースの質がなにより重要となるこのデッキでは生命線となる。
- 研究するマートル
自分の生れ出る『恵愛』イシュタルを表にすることで、イシュタルLvXの達成と一時的なパワーアップができる。 - 妄想爆発のカンナ
リソースを増やしながら回収も行う。
手札を減らさない展開が可能となる。
コスト5
- 風光明媚な旅パドル
アルターフォース(リーファー)
緑2コストとフォースをコストに、リソースの5コスト以下のリーファーを展開できる。
優秀な5コスト以下のリーファーが増えたため、採用が検討できる。
特に、八宝美神フリージアをリソースから呼べる点は非常に大きい。
- 餌付けするパッション
イシュタルLv3
イシュタルLv3を達成することで、登場時にリソースに3枚置き、リソースから2枚を手札に戻す能力を持つ。
リーファーでは数少ない手札増強の能力を持ち、またリソースも増えるため、採用するならば研究するマートルなどで積極的に効果発揮を狙っていきたい。
- 魅惑の七支刀 月下香
リソースの枚数によってパワーが上がるため、リソースを伸ばしやすいこのデッキとは相性が良い。
- 眠れる森のキャラウェイ
スクエアにある味方のリーファーに、上述した破壊時にリソースに置く効果を与える。
このカード自身のパワーは低いものの、リーファーを多めに採用することでリソースを大量に増やせる可能性を秘めている。
コスト6
- 夢見心地のセイボリー
自分のリソースにリーファーが5枚以上あれば、自身を含むすべての自分のリーファーのパワーをプラス2000できる。
1枚展開するだけでもリーファーが非常に倒されづらくなる強力なゼクス。効果条件を満たせば単体でパワーが10000とアタッカーとしても使いやすい。
妖精姫バジル等で2枚以上展開できたならば、盤面が非常に硬くなり除去以外では突破が困難となるが、
14弾以降は除去を行うゼクスが増えてきており、
特に赤や青が入っているデッキを相手にする時は、ディンギルによって簡単に除去されてしまう危険もある。
このカードを多くデッキに投入するなら白と組み合わせて、イヴィルベイン エミクスやロウブリンガー アネートで絶界を付与するのも一つの手かもしれない。
- 満開の笑顔ダンデライオン
アルターフォース(ダンデライオン)
自分の他のゼクスが破壊される度にリソースを増やすことができる。
イグニッションアイコンを持ちトラッシュに落としやすい陽気なダンデライオンはデッキスペースを圧迫しにくいので採用しやすい。
真夏の芽吹きバジルを採用する場合に、眠れる森のキャラウェイに代わる選択肢になるだろう。
眠れる森のキャラウェイとは違い、複数体存在するならリソース増強が重複するのが強み。
このカード単体では能力を発揮できない点は眠れる森のキャラウェイに劣るためデッキに合わせて採用したい。
このカード単体では除去に対する耐性が無く、赤や青が入っているデッキを相手にする時は、ディンギルによって簡単に除去されてしまう危険があるのは夢見心地のセイボリーと同じ。
- 創作料理人ノースポール
ディンギルLv1
妖精姫バジルは非常にパワーが低いため、放置しておいてもすぐに倒されてしまうことが多い。
妖精姫バジルからこのカードを出し、このカードの効果を使うことによって風光明媚な旅パドルや気高い女王ローリエのような強力な5コストゼクスと入れ替えることができる。
リソースに戻すため、次のターン以降再び見下ろすバイネーシーなどから妖精姫バジルを投げつけることができる。
コスト7
- 真夏の芽吹きバジル
アルターフォース(バジル)
リーファーの主力候補の1つ。「バジル」と名の付くフォースをトラッシュに置き、リソースを2支払うことで、チャージのゼクスを好きな数だけ[リソースに置いた上でコスト6以下のゼクスをリソースから登場させることができる。
効果の発動条件はやや厳しいが、大量にリソースを増やすことができ、そのうえで大型ゼクスを踏み倒すことができるのでなかなかに強力な効果であるといえる。
特にフォースの元にもなる妖精姫バジルとの組み合わせは強烈であり、リソースを減らさずに大量展開することで相手にプレッシャーを与えられる。
ただし、チャージでなくリソースに直接送りこむ眠れる森のキャラウェイとは相性がいいとは言えないので構築を考える必要がある。 - 見下ろすバイネーシー
真夏の芽吹きバジルと同じくコスト6以下のゼクスをリソースから引っ張り出せる。
フォースやチャージを必用とせず、追加コストも支払わずにすむ点はこちらが優れているが、リソースをふやせない点と多色の場合は縛りの影響が大きく出る点が劣っている。
候補となるイベントカード
- フィーユはいつも元気だぞっ!
デッキのカードをリソースに置くイベント。
早期にリソースを9枚以上貯めることも容易なため、追加効果で更にリソースを増強することも狙える。
- 紅葉狩り
リソース回収を一度に2枚もできるイベント。
真夏の芽吹きバジルの2枚目以降をプレイした後にリソースに残った真夏の芽吹きバジルを回収して使い回したり、読書好きのキンレンカを使い回すこともできる。
序盤はリソースに置かれがちな気高い女王ローリエを回収し一気にラッシュをかける戦法も頭に入れておくとよいだろう。
- 夢幻泡影
ゼクス1枚に1色を追加し、1枚引くことが出来るイベント。
基本的にはゼクス エクストラの補助だが、2枚使うことで緑の絡まないゼクス エクストラを降臨させることもできる。
コストも軽く、ドロースペルとしても申し分ない。
候補となるゼクス エクストラ
緑色
- 安寧たる『倒絡』ニンフルサグ
緑単色で除去ができる唯一のディンギル。
リーファーは展開が得意なのでディンギルとの相性がよく、除去も不足しがちなのでうまく採用できるだろう。
妖精姫バジルはコストに対してのステータスが非常に低く、ディンギルのもとにしてしまったほうがよいことも多い
多色
- 死招く『冥滅』エレシュキガル
夢幻泡影もしくは黒色のゼクスの採用が前提になってしまうが、それでもチャージ1枚での単体除去は除去手段の乏しいリーファーでは破格である。
派生デッキ
【気高い女王ローリエ】
気高い女王ローリエの効果を積極的に狙うデッキ。
リソースの枚数によって強化されるゼクスを中心に攻め、隙あらば気高い女王ローリエの効果によるダメージで勝負を決めに行くのが主な立ち回り方である。
リソースの枚数を早く多く増やす事が勝負を左右する。
【妖精姫バジル】
妖精姫バジルを軸に、リーファーをリソースから展開していくデッキ。
リソースの枚数でなく、置かれたカードの質によって流れが左右されるのが特徴。出来るだけ多くのリーファーをデッキに入れたいところ。
【生れ出る『恵愛』イシュタル】
爆発的なアドバンテージを稼ぎやすいイシュタルLvXを持つリーファーを採用したデッキ。
研究するマートルで早期にイシュタルLvXを達成し、絵本作家ベルガモットや餌付けするパッションのイシュタルLvXでアドバンテージを得る。
弱点
ある程度リソースが貯まるまでの序盤をどう凌ぎきれるかと、除去能力の低さが最大の課題。
序盤に出せるゼクスのパワーが軒並み低めなため、先攻2ターン目の相手がパワーの高いゼクスで攻めて来た場合は倒すのに苦戦する。
それ以外にも、青を加えたデッキで見かけるレーザーサイス アヴィオールや、赤を加えたデッキで見かける、輝ける『僥倖』イナンナは、のんびり屋のルリジッサを封じる天敵。
チャージを貯めにくいため、リソースが貯まるまでは一度攻めこまれるとイグニッションによる反撃が難しい。
また、攻撃以外で除去をする手段が安寧たる『倒絡』ニンフルサグぐらいしか有効なものが無く、他の種族軸に比べて大型コントロールゼクスへの対処が難しい。
先に相手に展開されてしまった場合や、起動能力で相手のターンも除去を行ってくるゼクスに居座られた場合は一気に戦況が苦しくなってしまう事もある。