ウィリアム・バトラー・イェイツ

Last-modified: 2021-04-28 (水) 21:51:19

キャラシート

黄金聖杯戦争NPC限定シート
【名前】ウィリアム・バトラー・イェイツ
【容姿】飄々とした態度を崩さないが、隙の無い英国紳士
【令呪】3/3
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E:1
【魔力】C:3
【幸運】C:3
 
【スキル1】ウェストコットによる調整
マスターのスキル枠を1つ減らす。初期令呪を1増やす。
 
【奥義】魔法名『Demon Est Deus Inversus(悪魔は裏返しの神)』
自身のサーヴァントの防御時、攻撃相手と攻撃の種類が以下の条件を満たす度に、補正値を2ずつ与える。
●魔術攻撃である。
●宝具攻撃である。
●神性を持つサーヴァントである。
●魔性を持つサーヴァントである。
●西暦以前のサーヴァントである。
●人間のサーヴァントではない。
 
 

「俺ぁちっぽけな人間ですからねぇ。願いなんざごまんとありますぁ」
 

プロフィール

【氏名】ウィリアム・バトラー・イェイツ
【性別】男性【年齢】34歳(黄金聖杯戦争当時)
【出身】アイルランド
【肌色】白【髪色】黒に近いグレイ【瞳色】灰
【イメージカラー】グレーな曇天
【属性】中立・善
【魔術属性】風
【起源】『放浪』
【特技】妖精譚研究
【好きなもの】可愛い女性、妖精、詩吟
【苦手なもの】フローレンス・ファー?
 

■外見・容姿

飄々とした態度を崩さないが、隙の無い英国紳士。
 

■史実における来歴

アイルランドのダブリン県でイングランド植民者の子孫として生を受ける。
基本的にはロンドンで幼少期を過ごすが、時折アイルランドの港町スライゴを訪れ、アイルランドの習俗や妖精伝説に触れる。
これらは、後の詩作の重要な着想源となった。
 
青年期、女性活動家のモード・ゴンに出会い、その美貌と活発な気性に惹かれ何度も求婚。
求婚するうちに詩吟の才能を伸ばしてゆき、更にモードの所属していた黄金の夜明けをはじめとする魔術世界へと踏み入っていく。
黄金の夜明け所属時、フローレンス・ファーと一時付き合うも、分裂時や分裂以降のヒステリックに悩まされ破局。
その後逃げるように黄金の夜明けの後継団体を後にし、アイルランドの演劇運動に精を出すようになる。
 
その後様々な戯曲を作成し『鷹の井戸』や『クー・フーリンの死』などを執筆。
アイルランドの妖精譚などを題材とする抒情詩で注目されたのち、民族演劇運動を通じてアイルランド文芸復興の担い手となった。
モダニズム詩の世界に新境地を切りひらき、20世紀の英語文学において最も重要な詩人の一人とも評され、ノーベル文学賞も受賞した。
 
このように基本的に魔術師であった以上に文学家であった面が大きいが、本設定においては魔術師であった際の彼にフューチャーする。
 
黄金聖杯戦争において
ちょうど黄金の夜明けに所属していた時期の為、令呪が宿った事で聖杯戦争に巻き込まれる。
基本的に聖杯は望まないが、当時付き合っていたフローレンス・ファー?が非常に強いやる気を見せたため参戦することに。
表向きは「良い所を見せたいから」と宣っているが、本音はただ彼女に痛い目を見てほしくないが故に。
そのため本当のことを言うと、彼女が無事リタイアできるのならそれに越したことはないと思っている。
 
召喚したサーヴァントは使徒ヨハネ
通常黄金の夜明けはキリスト教に対して反感を持つ者が多いため、聖人であるヨハネが召喚された事は本人自身も疑問に思っていた。
恐らくは自分自身を過小評価する精神性が引き合ったのではないか……とは、後のウェストコットの分析である。
 
 

■魔術・礼装

魔法名『Demon Est Deus Inversus(悪魔は裏返しの神)』

「アテー・マルクト(汝、王国なり)」
「ヴェ・ゲブラー ヴェ・ゲドゥラー(そして力にして栄光なり)」
「レ・オーラム(永遠なり) エイメン」
「我が名を此処に。我は汝らの名を縛るもの。我は汝の在り方を咎め、束縛し、そして再定義するもの」
「超常たるもの、悪なる物、されど神聖なるものの価値を此処に」
「Demon Est Deus Inversus(悪魔は裏返しの神)」
悪魔や妖精と言った超常の存在を、現在の自分たちの常識からかけ離れたもの、即ち陳腐な"幻想"と同一に定義することで、それらからの攻撃に対して耐性を得る奥義。
かつて世界には悪魔が蔓延り、妖精が隣に存在していた。しかしそれらはやがて解明され、精神病や偶然の一種でしかないと解明された。しかし、それでもなお世界には神が当たり前に存在している。
それは何故か? 人間の心から幻想という2文字は消え去らない故に。それはつまり、逆に言えばかつて存在した悪魔や妖精、神と言った存在は全て陳腐な幻想でしかない。
彼はそれらの存在を再定義することで、過去に存在した大いなる存在は所詮、全て裏返せば今信仰されている形の無い神でしかないと落とし込めることを可能にする。
 
 

■人物・性格

飄々とした掴み処の無い性格。基本的に自分の力量を下として見る。
実力は黄金の夜明け内で言えば上から数えたほうが早いが、それでも魔術師としての大きな夢を持たず、堅実に着実にやることをモットーにしている。
だが夢がないかと言えばそうではなく、自分を過小評価しながらも非常に多くの夢を持つという、実直ながらも軽薄な二面性を持つ捉えどころのない若者である。
 
かつてモード・ゴンに惚れ、非常に多くの告白を行った経験から、女性を口説くのが上手い。
その結果自然に女性を口説いてしまい、勘違いさせてしまう事も。黄金の夜明けではそれで気が付いた時にはフローレンス・ファーを落としていた。
彼自身、フローレンスもツラが良いため気が付いたらなし崩し的に付き合ってはいたが、黄金の夜明け分裂時に本性を見て幻滅。
黄金聖杯戦争時にはまだいい所を見せようとしていたが、史実では後継団体立ち上げ時に見切りをつけ、逃げるように去っている。
 
 

因縁キャラクター

使徒ヨハネ
「ありがとうよ、俺みたいなのには勿体ねぇサーヴァントだったぜ、アンタ」

フローレンス・ファー?
「あんまヒス起こすと、せっかくの可愛い顔が台無しだぜ?」

クー・フーリン
「おお、あれが……。聞きに勝る凄さだなぁオイ!」

アーサー・エドワード・ウェイト
「────。お前がそれでいいなら、俺に止める権利はねぇ。寂しいけどな」