ゲシル・ボグドー

キャラシート

ランサー

【クラス】ランサー
【真名】ゲシル・ボグドー
【容姿】巨大な槍を持った戦士
【英雄点】４５点（ステ３０点・スキル１５点）：令呪３画
【ＨＰ】４５　／　４５
【筋力】Ａ＋＋＋：８（１０）
【耐久】Ｂ＋＋＋＋：８（１０）
【敏捷】Ｅ：１
【魔力】Ｂ：５
【幸運】Ｂ：４
【スキル１】仕切り直し　Ｂ
５点：交戦フェイズごとに１回まで、先手判定時に自分のHPを（耐久値D6）回復し、付与されているデバフを解除する。
【スキル２】対魔力　Ａ
５点：キャラシート作成時、英雄点５を得る。魔術防御時、補正値５を得る。
【スキル３】不滅の鉄槌　ＥＸ
５点：物理攻撃時、補正値４を得る。物理防御時、補正値３を得る。
【宝具１】『地を穿て、神の鉄槌』（スールトゥ・オドゥ・エレルヘグ）　１／１
【ランク・種別】Ａ＋＋：対国宝具
【効果】物理攻撃時、補正値１０を得る。陣地破壊が発生する。攻撃対象が人類でない場合、攻撃時のダイスの面数を１増やす。
【宝具２】『太陽の昇る場所』（クラガナ・コリ）　１／１
【ランク・種別】ＥＸ：対界宝具
【効果】キャラシート作成時、令呪２画を消費する。セッション開始時に宝具名と効果を宣言する。
ランサーと交戦する前衛は全ての判定で－２の補正を受ける。また、巡の終了時に耐久値Ｄ５のＨＰを失う。この効果でＨＰ０にはならない。
また、回数を消費し、上記効果を喪失することで任意の一陣営の前衛と後衛を入れ替える。ランサーはこの効果を使用した巡、この効果によって前衛に出た相手に対して攻撃行動を行えない。
【属性】秩序・善　天属性　超巨大　神霊　非童貞　

アーチャー

【クラス】アーチャー
【真名】ゲシル・ボグドー
【容姿】黄金の弓矢をもつ大柄な弓兵。
【英雄点】３５点（ステ２０点・スキル１５点）：令呪２画
【ＨＰ】３５　／　３５
【筋力】Ａ：５
【耐久】Ｂ：４
【敏捷】Ａ：５
【魔力】Ａ：５
【幸運】Ｅ：１
【スキル１】単独行動　Ｃ
５点：移動フェイズで任意の１エリアに誰がいるかを知る事が出来る。
　　　また、自分に遭遇フェイズが発生しない場合は遠距離攻撃フェイズを行える。
【スキル２】変化 A++
５点：交戦フェイズ中一度だけ、任意の判定で補正値5を得る。
【スキル３】不滅の鉄槌　ＥＸ
5点：物理攻撃時、補正値４を得る。ＨＰ１５を得る。
【宝具１】『撃落す百八魔』（テンゲリ・オーダー）　１／１
【ランク・種別】Ｂ：対人宝具
【効果】物理攻撃時、もしくは魔術攻撃時補正値５を得て、敵前衛全体を攻撃できる。神性もしくは魔性特性を有する者はターゲット変更・吸収効果を発動できない。
【宝具２】『太陽の昇る場所』（クラガナ・コリ）　１／１
【ランク・種別】ＥＸ：対界宝具
【効果】キャラシート作成時、令呪１画を消費する。交戦フェイズ中の任意のタイミングで発動できる。
現在地に存在する陣地をすべて破壊し、発動したエリアがアーチャーが遠距離攻撃の対象とした事があるエリアである場合、この交戦中、宝具１の補正値を倍にする。
【その他】秩序・善　天属性　非童貞

泥

真名：ゲシル・ボグドー
身長：999cm（200cm） / 体重：550Kg（110Kg）カッコ内は市街戦を行う際に取る形態もしくは転生後の数値
出典：モンゴル神話
地域：ユーラシア大陸
属性：秩序・善　/ 隠し属性：天
性別：男性
イメージカラー：朱殷色
特技：怪物退治、掃除
好きなもの：理知整然とした理論、清潔な部屋、巨乳/苦手なもの：害虫、混沌としたもの、シャルモ・カン、巨乳
天敵：ジャック・チャーチル、巨乳
【パラメーター：ランサー】

【パラメーター：アーチャー】

略歴

太陽が昇る場所（クラガナ・コリ）にて眠りについている魔人。時空の歪みによって迷い込み、接触した魔術師などもいるらしいが詳細は不明である。
また、番外特異点長安においては最終局面で黒幕によって自我の大半を奪われた状態で召喚され、一帯を『太陽が昇る場所』として蒸発、そして崩壊させんとしたが、サーヴァント達の猛攻によって、敗北し消滅した。

人物

モンゴル神話（もとはボリヤドの伝承）に登場するモンゴル神話きっての大英雄。最高神エセゲ・マラン・テンゲリ（デルクエン・サガン）の孫にして天界の99柱のテンゲリが一人、カン・チュルマス・テンゲリの息子である。
父とアタイ・ウラン・テンゲリが誰も治めていない天を巡って争った際に、まだ幼年でありながら、うっかり酔いつぶれた父の代わりに戦いに赴き勝利し、アタイ・ウラン・テンゲリを下界へと自身の槍を以て叩き落とした。
その後、下界に降り人間として転生することを画策していたが、そんな折、アタイ・ウランが堕落し「悪魔の王」「姿なき王」シャルモカンとして下界に姿を顕し部下、そしてそこから生まれた魔神マタンガイと共に人々を苦しめ、世界を暗黒へと落していた。人々はテンゲリへと祈り、エセゲ・マラン・テンゲリはゲシル・ボグドーにシャルモ・カンの退治を命じた。
ゲシルは老夫婦の子として人としての生を受けた。転生してすぐに言語を解し、すぐさま夫婦を苦しめるシャルモ・カンたちを計略を以て溺死させたのを皮切りに『掃除』を開始、数年のうちにシャルモ・カンを滅ぼした。
その後、イケメンに化けて名家同士の結婚式に侵入して花嫁をNTRったりその花嫁に正体がばれた為に天界との縁が切れたり色々あったが、数年後、成長したゲシルは紆余曲折ありながら、天界の助けも借りつつマタンガイ共を殲滅した。
そして最後、自身の役目を終えたゲシルは息子を後継者に指名すると、自身は地底の『太陽が昇る場所（クラガナ・コリ）』にて眠りについた。そして、その寝返りは人の世における『地震』であると伝えられる。
シャルモ・カン退治は幼少期に難なく成し遂げたが、成人以降のマタンガイ達の殲滅には骨を折り、父や兄弟の助けを得ることで成功している。
特にガル・ヌルマン・カンと堕落した天女アフアはゲシル・ボグドーの強敵として描かれている。

能力

追記予定。

クラス別スキル

・対魔力：A
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
・単独行動：C
「弓兵」のクラス特性。アーチャークラスで召喚された場合に取得。
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。反面、サーヴァントがマスターの制御を離れ、独自の行動を取る危険性も孕む。
マスターを失っても、通常であればCランクならば1日、Bランクならば2日は現界可能。

保有スキル

・神性：B→－
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。「粛清防御」と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ削減する効果がある。また、「菩提樹の悟り」「信仰の加護」といったスキルを打ち破る。神話における神霊の息子達はBランク以上。死後、神霊として祭りあげられり、一体化していたり、そもそも神霊の格落ちである場合一つ上のAランクになる傾向にある。
ゲシル・ボグドーはモンゴル神話のテンゲリの長エセゲ・マラン・テンゲリの血を引いているため、高い神霊適性を持つ。しかし、転生後の肉体で召喚されたアーチャークラスの場合、神性は失われる。
・響く嘴：C
ゲシル・ボグドーがシャルモ・カンの化身が一つ、巨大な烏からもぎ取った嘴。これを吹くことで周囲に悪魔の眷属を呼び寄せることができる。これらが集った領域においては視界を塞ぎ、判断能力を落とす黒い霧が発生する。
・変化：A++
ゲシル・ボグドーは老若男女ありとあらゆる人の姿へと変じることができた。
・不滅の神槌：EX
追記予定。
・テンゲリの勇者：Ｂ＋
追記予定。

宝具

・地を穿て、神の鉄槌(スールトゥ・オドゥ・エレルヘグ)
ランク：Ａ＋＋　種別：対国宝具
かつて神の一柱を大地に落とし、魔性と成り果てたそれを再度打ちのめした神の裁きの具現。槍より放たれし黒雷の一撃は神はもちろん、人間には対処することはかなわない。まさに、『滅びの色彩』。ランサークラスで召喚されないと使用できない。
・太陽の昇る場所(クラガナ・コリ)
ランク：ＥＸ　種別：対界宝具
神霊ゲシル・ボグドーが召喚されることによってゲシル・ボグドーの周囲に生じる天変地異。周囲が灼熱に包まれ、人類や対魔力が低い者は精神に不具合を生じさせる。隠蔽も困難な宝具であるため、聖杯戦争で使用された場合は監督役が頭を抱えるとか。
・撃落す百八魔(テンゲリ・オーダー)
ランク：Ｂ　種別：対人宝具
複数の頭を持つマタンガイを特製の黄金の弓と矢で射殺した伝承の具現。どんなに敵が多かろうと矢が分散し全ての敵をたがわず射抜き、そして魔性属性を有する者はその攻撃に対する対処は一体たがわず只受けることしかできない。アーチャークラスで召喚されないと使用できない。

関連事物

・エセゲ・マラン・テンゲリ
祖父。彼の命により、ゲシルは下界へと下った。
・シャルモ・カン（アタイ・ウラン・テンゲリ）
宿敵。彼と彼の眷属との戦いがゲシルの全てであった。
・マンザン・グルメ
祖母。ビッグボイン。彼女のせいで巨乳が好きだが苦手という御しがたい性癖となってしまった。
・サンガ・ゴフン
第一夫人。元々は王族の娘であり、地上にいた二つの王族のうちの片方のシュリク・タイジ・フブンの息子と結婚するはずだったが、結婚式に乱入した貴公子(ゲシルが変化した姿)に心を奪われて、そのまま彼の妻になってしまった。
・アフア
第二夫人。天女であったが、堕落してマタンガイの手先となりゲシルと地上は窮地に陥った。そのため、ゲシルは複数の嫁を取ることにはあんまりいい顔をできない。
・アシル・ボグドー
息子。サンガ・ゴフンの実子。アフアによって馬に変えられてしまった際に、ゲシルの父であるカン・チュルマスに助けを求めた以外に逸話はない。
・鉄の英雄
弟。戦いしか知らない戦士を、とても気の毒に思っている(とはいえ変化のセンスはないと思う)
・チンギス・ハン
依代。テンゲリのオーダーを再び為すための端末。悪いことをしたと一欠片位は思っている。

参考文献

・森田雄蔵(1972)：『モンゴル国ものがたり　神話と伝説と挿話と』 教養文庫.
・橋本 哲, 二本柳 泉(1988) 『世界むかし話〈中国2(台湾)・モンゴル〉』なたぎり すすむ, ゆあさ ふみえ　訳　ほるぷ出版.
・原山煌(1995)：『モンゴルの神話・伝説』 東方書店.

絆礼装

SR
「太陽の昇る場所」
LV　　80/80
HP　　100/100
ATK　 100/100
COST 9
英雄というものは、役割を果たせばもう居場所はない。
私は、生まれながらの英雄であったと思う。
テンゲリの最高神の孫として序列に加わり、父と対立したアタイ・ウランを地へと落とし、その不始末へケリをつけるために人間として『母上』から生まれた。それは、アタイ・ウランが転じた『姿なき王』とそこから生まれし邪悪を排除し、テンゲリを信仰する民に豊かな生活を与えるためだ。
弟の助けもあって、魔神共も殲滅しもはや私の力などなくとも人々は生きていけるだろうと私は判断しこの岩屋へと身を移し眠りについた。
父や祖父に一切相談しなかったが、大した問題ではないだろう。私の英雄としての役割は終わったし、祖父らに妻のことで不義理を働いた以上、今更『上天』には帰れぬ。
なに？どうした？また地上へ行けと？…………なに、シャルモ・カンが地上の人間を依り代に復活した？
それならば、行くしかあるまいて。しかし、私の体はこの岩屋を離れられん…………そうか、奴と同じ事をしろと言うのだな、承知した。
悪が栄えるならば、正義もまた…………シャルモ・カンを滅ぼすのは私だ。では、いざ地上へ行かん！！
…………それで、なんだっけ。記憶があいまいなことがあってな。
我らテンゲリはどこにいたのかってことなんだが…………
効果省略。