シャルリティア・マガレディス・ブーリテレク

Last-modified: 2017-07-12 (水) 22:52:58

「―― 現代随一の、ヒーローだッ！」

　
【マテリアル】
　身長：157cm / 体重：56kg / 年齢：16歳
　スリーサイズ：】Ｂ84/Ｗ60/Ｈ88/Ｃカップ
　イメージカラー：赤・黒
　好きなもの：ハッピーエンドの御伽噺
　苦手なもの：バッドエンドの物語
　現代随一のヒーロー(自称)。 幻想の謳い手。 物語る者。
　
【略歴】
　言霊使いの家系であるブーリテレク家に生まれた少女。
　姉にストリード・ミトリカル・ブーリテレクを持つ。
　姉妹であるが生まれた時期は殆ど変わらないため年齢は一緒。
　
　ちなみに身体は色々とシャルリティアの方が大きい。
　
【人物】
　シャルリティア・マガレディス・ブーリテレク。 あだ名はシャル、あるいはシャリィ。
　
　外面は勝ち気に映るが、内面は酷く臆病で繊細。 失敗等を大きく引きずるタイプ。
　常に『他人』を怖がり、その言動や自らに対する評価を過剰に気にする。
　その一方で寂しがりやな面があり、上記のように人を怖がりながら、人に依存する性格。
　
　言ってしまえば至極真っ当な、思春期の少女である。
　このまま生きていけば上記の悩みも時間と環境が解決し、人並みとなったそれを抱えながらも人生を歩んだだろう。
　――彼女が普通の家に生まれたものであるのならば、であるが。
　
　彼女は小さな頃から物語を読んで過ごしてきた。
　神話、伝説、英雄譚、幻想譚、童話、民話、寓話。
　ハッピーエンドを迎えるお伽話を読み続けて、そういう風になればいいと思い続けていた。
　
　しかし現実はそう甘くはない。
　故に彼女は打ちのめされて、故に彼女は目を逸らし、耳を塞ぎ、口を閉じて全てを諦めた。
　
　しかし、そこまでいって。
　彼女は気づいた。 自分の生きている意味は？
　考えて、考えて、怖くなって。 最初の夢を思い出した。
　
　――子供の頃。
　　　物語を読んだ。 ハッピーエンドの御伽噺を。
　　　世界は、そういう風になってはくれないかもしれないけれど。
　　　それでも、それに近づいてくれるように。 より良い明日にしていけたら――。
　
　自分はこんなにも弱い。
　けれど、せめて。 そんな、思い描いた夢に挑み続けられるように。
　自己満足かもしれない。 故にこの想いは間違っていて、故に、資格なんてないのかもしれない。
　
　それでも。
　こんなに弱い自分を変えたくて――それを、諦めたくはない、と彼女は決意した。
　
　
　そうして彼女は様々な英雄が集うというカルデアを訪れた。