ジェーン・グレイ

【クラス】ルーラー
【真名】ジェーン・グレイ
【容姿】無鋒の剣を掲ぐ気弱そうな淑女。しかしその眼差しには善なる意志を秘める。
【英雄点】４０：令呪２画消費
【ＨＰ】５／５
【筋力】ＥＸ：８
【耐久】Ｅ　：１
【敏捷】Ａ++：７
【魔力】ＥＸ：８
【幸運】Ｅ　：１
【スキル１】真名看破：相手サーヴァントの姿を確認した時点でキャラシートを閲覧できる。
【スキル２】カリスマ：奇襲防御時、補正値５を得る。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【スキル３】斬刑猶予：令呪一画を消費。ＨＰが０になった時、２度だけＨＰ１で耐える。このスキルが発動した交戦フェイズで聖杯戦争が決着しなかった場合、脱落する。
【宝具】我が無辜なる民が望む叛逆(クラレント・ナインデイズクイーン)　１／１
【ランク・種別】Ｂ++：対王宝具
【効果】魔術攻撃に補正値１０を得る。
　　　　英国に由来しない陣地に対し陣地破壊が発生する。
【その他】聖杯を着服された恨み的な何かで小聖杯戦争に放り込まれた赤祢が仮契約したサーヴァント。
　　　　　赤祢が本来契約しているメアリー１世へのとある恩から彼を護るべく聖杯戦争に挑む。

●マトリクス
・キャラクター詳細
テューダー朝イングランド王国第四代女王。
前王没後即位するがメアリーとエリザベスの姉妹によって
追い落とされ、ごく短期間の在位で終わった。

・絆レベルを１にすると開放
身長／体重：162cm・45kg
出典：史実
地域：イギリス
属性：秩序・善　性別：女性
アヴェンジャーへの適性もあるが、そちらで呼ばれた場合召喚を拒否する。

・絆レベルを２にすると開放
前王エドワード６世の死去後、ノーザンバランド公ジョン・ダドリーの策謀により彼の息子ギルフォード・ダドリーと結婚。
新教勢力に担ぎ上げられ、メアリー１世の即位を阻止すべく女王に祭り上げられた。
しかし早く行動を起こしたメアリー派の反攻に遭い逮捕。
夫ギルフォードと共に大逆罪により斬首された。享年16歳。

・絆レベルを３にすると開放
彼女は若くして斬首に処された悲壮さとメアリーの悪名のおかげで悲劇のヒロインとして後世過剰に祭り上げられた。
実際、その生涯を陰謀と政争に翻弄されながらも、才気に溢れる女性であり若年ながら女王としての自覚を持ち決してただの傀儡に堕すことはなかった。
彼女本人の輝きは流布するイメージにそう劣るものではない。
しかし、彼女は己に課せられたその信仰をこそ嫌悪する。
それは彼女の世界に確かに在った優しさを、否定するものだからだ。

・絆レベルを４にすると開放
斬刑猶予：Ｃ
悲劇の幕引きまで生き延びる、運命的延命力を示すスキル。
彼女がサインするまで、私は決して処刑されない。

・絆レベルを５にすると開放
『我が無辜なる民が望む叛逆』
ランク：B++　種別：対王宝具
レンジ：1　最大捕捉：1人
クラレント・ナインデイズクイーン。
彼女を取り巻く悲劇と、それに対し望まれた応報の具現。
悪しき英国王を除くべく生み出された信仰の結晶。
ルーラーはこの宝具を非常に嫌っており、“偽りの戴冠と叛逆の象徴”としてこの宝具に叛逆の騎士モードレッドが奪った戴冠剣クラレントの名を与えた。

・「九日間の女王」をクリアすると開放
本来ならば剣を振るう力も無く、魔術の素養があるわけでもない。
その悲劇性のみで人類史において一つの象徴を担い座に押し上げられた英霊。
当然ながらアヴェンジャーにも適合するが、しかし彼女は己に課せられたその信仰を毛嫌いしている。
たとえば彼女を虐待したと信じられている母フランセスは厳しくも自分を愛した普通の母親だった。
たとえば血塗られた圧制者と忌み嫌われるメアリー１世は、しかし反逆者たる自分をどうにか生かせないかと模索していた。
彼女の人生は過酷だったが、しかし確かに優しさを向けてくれる人たちがいた。
彼女は自分の人生を悲劇と思っていないし、誰かを憎んだことすらなかった。
ゆえに彼女は裁定者として現界する。
聖杯に何も望まないことを以って、彼女は己の真実を世界に叫ぶのだ。
――私は、誰も憎んではいないと。

●関連人物
サーヴァント
・メアリー１世
　ご恩のある陛下。母フランセス・グレイの友人。
　周囲に傀儡や偶像としてばかり扱われていた彼女を「ジェーン・グレイ」として認識し、
　死なせたくないと泣いてくれた人。
・エリザベス一世
　敬愛する陛下。テューダーの女の最後に彼女がいたことは自分たちにとって救いだが、
　彼女自身が幸福であったかどうかだけが気にかかる。
・豆の木ジャック
　童話鯖って時として容赦なく盛ってくるなぁ……。
マスター
・伊形赤祢
　仮初のマスター。
　縁が出来たため召喚可能になったが、なにせ私☆５ですのでガチャしてくださいねガチャ。