キャラシート
【クラス】アヴェンジャー
【真名】スケープゴート
【容姿】
【英雄点】40(ステ20点/スキル20点):令呪三画(ステ二画/スキル一画)
【HP】 45 / 45
【筋力】A++:7(8)
【耐久】D :2+2=4
【敏捷】E :1
【魔力】A++:7(8)
【幸運】E :1
【合計】20点
【スキル1】自己回復(魔力) EX
10:宝具の使用回数が無制限になる。
【スキル2】復讐者 EX
5 :最大HPを25点増やす。 ダイスのマイナス補正を受けない。
【スキル3】贖罪の山羊 A
5 :キャラシート作成時、令呪を一画消費する。
このサーヴァントは以下のルールに則って運用される。
1)サーヴァントとマスターを合体させ、一人のキャラクターとして扱う。
2)HPは耐久値の合算より求め、スキル、宝具は共有する。
3)判定及びに援護はマスターが行う。
4)マスターは全ての防御判定時、このサーヴァントのステータスを補正値として得ることができる。
【宝具】『この世全ての罪(スケヱプゴオト)』 ∞/∞
【ランク・種別】E:対罰宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:∞人
【効果】相手の攻撃、スキル、宝具使用時に任意宣言。
それらの対象を自身のみに変更し、その後自身のHPを{相手がその判定で得た補正値}D3回復する。
【その他】異形 / 性別混合 / 混沌・善 / 人属性 / 童貞 / 処女 / 非童貞 / 非処女
泥
【キャラクター詳細】
「アロンは二頭のやぎのためにくじを引き、一つのくじは主のため、一つのくじはアザゼルのためとする。
アロンは、主のくじに当たったやぎをささげて、それを罪のためのいけにえとする。
アザゼルのためのくじが当たったやぎは、主の前に生きたままで立たせておかなければならない。
これは、それによって贖いをするために、アザゼルとして荒野に放つためである」
――レビ記 16章 8-10節
【パラメーター】
筋力 | E | 耐久 | EX | |||||||||||
敏捷 | E | 魔力 | E | |||||||||||
幸運 | 宝具 | E |
【クラス別スキル】
○復讐者:EX
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
無実なる被害者であるが故の絶対的な復讐権利を持ちながら、しかしそれ故に執行されることはない。
――Cast in the name of God, ye 『not』 guilty.
○忘却補正:A
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
名すら忘れられた怨嗟の集合体であるアヴェンジャーはこのスキルを高ランクで保有する。
○自己回復(魔力):EX
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
復讐を望み、しかしその特性から絶対に果たされることのないがためにほぼ無限に近い魔力が供給される。
が、言わば『蛇口』は小さく、無限の魔力そのものを持つという訳ではない。
【保有スキル】
○贖罪の山羊:A
しょくざいの『やまひつじ』。 アヴェンジャーの在り方のようなもの。
あらゆるの悪意と尽くの罪と一切の罰と全ての責任をすべからく押し付けられ、
しかしそれに対する復讐すら成す事のできぬまま、贖いと裁きで死していく。
アヴェンジャーは英霊未満の亡霊たちが、
『スケープゴート』という概念を中心にして集まり、
それを取り込み借り受けて英霊霊基を確立した反英雄である。
しかしそれ故にアヴェンジャーはアヴェンジャーで在りながらこのスキル――『復讐を成し遂げられない』という特性が付加されてしまった。
永遠に報われぬ『無限の残骸』。
それこそがアヴェンジャー『スケープゴート』の正体である。
このため耐久値はEX。 残機性故の規格外な耐久力。
吹けば飛ぶような塵芥であれど、積もりに積もった怨嗟複合体はその全てが消滅しない限り動き続ける。
──We go for a scapegoat into the wilderness.
【絆Lv.1で開放】
身長/体重:167cm・58kg
出典:旧約聖書?
地域:?
属性:混沌・善
性別:?(男性)
身長、体重は今回の召喚に於いて乗り移ったマスターの値。
また表に出ている人格は最もマスターと相性の良い人物のモノであるらしいが……。
【絆Lv.2で開放】
『スケープゴート』とは旧約聖書レビ記第16章に登場する人々の苦難や罪を背負わせ荒野に放した山羊を指す。
しかしそこから転じて身代わり、生贄と言った意味合いを持つようになり、
不満、不快、憎悪、責任等を原因ではなく他の対象に転嫁し事態の収拾を図るといった場合に於いての、
転嫁『された』側のことを含めてスケープゴートと呼称されるようになった。
有名どころで言えばかの『魔女狩り』や『ホロコースト』等の被害者たちが後者の意味合いでのスケープゴートと呼べるだろう。
【絆Lv.3で開放】
理由は単なる個人の不満から政治的な思惑まで多種多様にあり、故に被害者も種々雑多。
そしてそれはスケープゴートという言葉及びに意味合いが定義される以前より行われてきた事象である。
人間の社会に於いて必然的に生まれてしまう、一種の『必要悪』であるとも言えるだろう。
【絆Lv.4で開放】
このスケープゴートはレビ記由来の山羊たちの事ではなく、
転じた理由側――無実かつ無根でありながら罪を押し付けられて死んでいった者たちの集合体が、
スケープゴートという概念を取り込み借り受け、必要悪的立ち位置で英霊霊基を確立した反英雄である。
逆を言えば、歪ながらも英霊の霊基を確立できてしまう程スケープゴートにされた被害者は歴史上数多くいるという事でもある。
故に『山羊(やぎ)』ではなく『山羊(やまひつじ)』。
人を責め立てる『悪魔(やぎ)』ではなく力なき『無実の人間(ひつじ)』であるのだという、一種の皮肉と精一杯の反抗が込められている。
【絆Lv.5で開放】
『この世全ての罪』
ランク:E 種別:対罰宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:∞人
スケヱプゴオト。
アヴェンジャーは必ず罪を背負わさせられ、必ずその罪を贖わなくてはならない。
そんなアヴェンジャーの在り方を一時的に増強させ、範囲内の攻撃性(悪意、罪、罰、そして裁き)の全てを自らに集中させる。
たったそれだけの宝具であり、ある種のリーダー的存在である男の言う『最弱』とはこの事からも来ている。
しかし逆を言えば、範囲内の攻撃全てをアヴェンジャーが受けられるという事でもある。
聖杯戦争に於いてはまったくもって訳に立たないが、英霊同士が協力する様な事態では盾として働けるだろう。
――神秘性の欠片もなく、そこには人が成す悪意(いとなみ)が息づくのみだ。
裁きの鉄槌(せいぎとふくしゅう)なぞ、ただ大義名分に持て囃された人間の意思に過ぎぬ。