スネグーラチカ

Last-modified: 2016-12-18 (日) 23:12:07

参加歴
・虹浦聖杯戦争(伊形赤祢)

 
虹浦聖杯戦争

【クラス】キャスター
【真名】スネグーラチカ
【容姿】白い髪の少女。外套、帽子、マフを身に着けている。
【英雄点】40点:令呪1画消費+精霊種
【HP】 20/20
【筋力】C :3
【耐久】B :4
【敏捷】E :1
【魔力】A++:7
【幸運】A :5
【スキル1】陣地作成:移動フェイズで現在地のエリアで陣地を作成出来る。
           陣地内では魔術攻撃と魔術防御と物理防御とマスター含む奇襲防御時、補正値5を得る。
【スキル2】精霊種:作成時、英雄点5点を得る。先手判定で負けた場合、物理防御と魔術防御に補正値2を得る
【スキル3】冬の娘:セッションが冬季に行われている場合、陣地破壊を1度だけ無効化する。
【宝具1】恋して溶けよ、ひとひらの雪(アト・マロース・クラスナ): 1 / 1
【ランク・種別】C:固有結界
【効果】この宝具を発動後、キャスターのいるエリアには常にキャスターの陣地が敷かれているものとする。
    代償としてキャスターのいる陣営は同じエリアに留まることを選択できない。
    陣地が破壊された場合、キャスターはそのターンの最後にHPが残っていても脱落する。
【宝具1】この名を呼んで、愛しい人(ミーラャ・マヤー・スネグーラチカ): 1 / 1
【ランク・種別】EX:対界宝具
【効果】交戦フェイズ中に陣地が破壊され、かつ令呪が残っており、HPが残っていた場合のみ宣言可能。
    令呪一画を消費し即座に補正値10を得てキャスター以外の全ての前衛を対象に魔術攻撃を行う。
    この攻撃で聖杯戦争が決着しない場合、キャスターは脱落する。
    この攻撃に令呪、スキル、援護による追加の補正値は得ることが出来ない。

 

[解説]
ロシア民話に伝わる雪の妖精。ジェド・マロース(ロシア版サンタクロース)の娘。日本で言う雪ん子のようなもの。
現在のクリスマスにおいてはジェド・マロースと子供たちの仲立ちをする役目を与えられているが、
この英霊は ロシアの最も偉大な劇作家の一人、アレクサンドル・オストロフスキーが書いた戯曲『雪娘』の影響が強い。
なおルーツ自体はスラヴ神話にあるらしく、その発生がどこまで遡れるのかは判然としない。
今回のスネグーラチカに対し発生年代の特攻を問う場合には『雪娘』の初演であるA.D.1882年とする。
『雪娘』においてスネグーラチカは冬(ジェド・マロース)と春(ヴェスナ・クラスナ)の娘として作り出される。
人間の交友関係に憧れるが彼女は恋をする能力を欠いており、母は彼女に恋をする力を与えるが、
恋に心を焦がしたスネグーラチカはその熱で溶けて消えてしまう。

 

[今回の経緯]
虹浦を訪れた赤祢が偶然呼び出してしまったサーヴァント。
タロスの例もある通り、赤祢は基本的には人形の英霊を呼び出す傾向がある。スネグーラチカもまた『命を吹き込まれた雪人形』である。
彼女は「恋に身を焦がして春までに消える」ことを目的として現界するため、聖杯に託す願いは持たない。
キャスターは赤祢と恋をしようとするが、赤祢は「人形師が人形を壊す手伝いをするものか」とあっさり袖にした。
……裏を返せば赤祢はキャスターが壊れることを望んでおらず、人形師としての矜持にかけて彼女に「溶けない身体」を与えるべく聖杯を求める。
それは恐らく、季節の移ろいに抗うほどの大難行なのだが。

 
マトリクス

●マトリクス(泥)
・キャラクター詳細
ロシア民話に伝わる雪の妖精。
命を吹き込まれた雪人形であり、ジェド・マロース(ロシア版サンタクロース)の娘。
現在のロシアのクリスマスにおいてはジェド・マロースと子供たちの仲立ちをする役目を与えられている。

 

・絆レベルを1にすると開放
身長/体重:148cm・35kg
出典:ロシア民話
地域:ロシア
属性:中立・中庸 性別:女性
ルーツはスラヴ神話にあるとされる。

 

・絆レベルを2にすると開放
『恋して溶けよ、ひとひらの雪』
ランク:C 種別:固有結界
レンジ:1~10 最大捕捉:50人
アト・マロース・クラスナ。
キャスターの心象世界である一面の銀世界を顕現する固有結界。
キャスターの周囲に常に展開しており、極低温の大気は彼女の意のままに猛威を振るう。
実はキャスターの主体はこの固有結界であり、この宝具が失効すると直ちにキャスターは現界を維持できなくなる。
ナーサリーライムに近い在り方と言える。
特筆すべき性質として、長時間一箇所に留まっていることが出来ないという特徴がある。
季節は移ろうもので、冬はいつまでもその場に留まらないからだ。

 

・絆レベルを3にすると開放
この英霊はロシアの最も偉大な劇作家の一人、アレクサンドル・オストロフスキーが書いた戯曲『雪娘』の影響が強い。
太陽神の仇敵であるジェド・マロースと、彼に惹かれてしまったヴェスナ・クラスナの間に生まれる。
彼女の誕生は太陽神の機嫌をそこね、ベレンディ国は長く寒冷化してしまう。
両親は太陽神から彼女を護るべく人間界へ匿うことにする。
そこでスネグーラチカは羊飼いレーリに心惹かれるが、彼女は父譲りの冷たい血ゆえに恋が出来ない。
そんな彼女を慰める少女クパヴァと、その恋人でありながらスネグーラチカに惹かれてしまった青年ミズギールを巻き込み、
物語は次第に入り組んだ恋模様となっていく。
結局、ミズギールに裏切られたクパヴァとそれを慰めたレーリが結ばれ、嫉妬に駆られたスネグーラチカは母に願ってしまう。
――私に愛を教えて、と。
愛を知る花の冠を与えられ、恋を理解したスネグーラチカはミズギールの愛に応える。
しかし雪の身体に愛の陽が差し込んだ彼女は生きること叶わず、溶けて消滅してしまった。
絶望したミズギールは湖に身を投げる。
二人の死により太陽神の怒りは解かれ、ベレンディ国には暖かい春が戻ってきたのだった。

 

・絆レベルを4にすると開放
彼女は季節の運行を司る英霊であり、その作用は彼女の恋心に直結している。
冬に恋して、その身を溶かして春を呼ぶ。英霊となった彼女はその運命を己が役目と理解し、受け容れている。
つまるところ、彼女は心ある機構(システム)に過ぎない。
で、あるから世の男たちよ。決して彼女に心を奪われてはならない。彼女は春には溶けて消えるのだ。
その別離に耐えられなければ、あなたもまた凍てつく湖に身を投げることになるだろう。

 

・絆レベルを5にすると開放
『この名を呼んで、愛しい人』
ランク:EX 種別:対界宝具
レンジ:1~測定不能 最大捕捉:測定不能
ミーラャ・マヤー・スネグーラチカ。
彼女の恋心を象徴する、母ヴェスナ・クラスナから与えられた花冠。
舞い散る花弁は強制的に周囲を春に書き換えるべく、“冬を灼き尽くすだけの熱量”が発生させる。
この宝具の最低レンジは彼女の固有結界と同じく10であるが、
もし発動した場所が冬季であった場合、彼女が望む限り、冬季に属する範囲全てに熱波が到達する。
が、サーヴァントに対してダメージを計上するのはせいぜいレンジ99、最大捕捉1000人が限度。

 

・「ミールィ・モイ」をクリアすると開放
一見クールだが、その実、基本的には恋することしか考えていない恋愛脳(スイーツ)。
しかしそんな彼女にも英霊としての矜持はある。
彼女は恋を背負う英霊。淡く儚く、すぐに溶けて消えてしまうその感情を肯定する英霊である。
もし彼女の前に、“恋することが出来ない者”が現れたならば、その時は――――。

 
 

●マスター
伊形赤祢
 数多いたマスターの一人。数多あった恋の一つ。
 きっともう一度出会ったときは忘れてしまっている。けれど……
グレイン・リバーランド
 そう、言い忘れていたことがあったわ。マスターの手前自重していたのだけれど。
 眼鏡男子、いいよね……
●サーヴァント
テリブル・テッド
 とてもチャーミングなクマさん。好意は嬉しいわ。
 ……でも獣姦はダメよ?
パラシュラーマ〔ランサー〕
 手を煩わせてごめんなさい、異国の尊き人。