ルシファー・デッドコピー

Last-modified: 2020-11-26 (木) 20:35:55

キャラシート

【クラス】■■■■■■■
【容姿】漆黒の魔力の凝り固まった醜悪なる悪意
【真名】ルシファー・デッドコピー
【英雄点】0
【HP】 150/150 
【筋力】EX:8
【耐久】A+:6
【敏捷】C:3
【魔力】EX:8
【幸運】- :10
 
【スキル1】虚ろなる孤影:A
自分のHPを150にする。このサーヴァントが攻撃を受ける時、相手が援護によって得た補正値と同数の防御補正を得る。
またこのサーヴァントの攻撃以外で自身以外のサーヴァントがダメージを受けた時、同数値のダメージを受ける。
このスキルはクラススキルとして扱う。
 
【スキル2】人理否定:A
このサーヴァントが宝具、あるいは宝具を適用した攻撃でダメージを受ける場合、50以上のダメージは受けない。
また宝具、あるいは宝具を適用した攻撃を受けるたびに、このサーヴァントのステータスを2上げる。
 
【スキル3】不定霊基:EX
このサーヴァントが魂食いをするごとに、その魂食いをしたエリアの繁栄度を参照し発動する。
その繁栄度の数×10だけ自身のHPを回復し、更にその後次のターンからそのエリアへの侵入を禁じる。
またこのサーヴァントの攻撃時、魂食いしたエリアの合計繁栄度の数だけ補正値を得る。
 
 
【宝具1】『悪性情報・偽りの堕天(ヒューマンズ・カイツール)』 2/2
ランク:EX 種別:対悪性 レンジ:1~100 最大捕捉:∞
①:この宝具はこのサーヴァントの出現時、全ての宝具回数を消費して発動しなければならない。
②:移動フェイズ時に宝具回数を2消費して発動する。全エリアに存在する全ての陣営に対して奇襲攻撃による遠距離攻撃を行う。
  この効果を適用したターン、このサーヴァントは全ての防御判定に補正値5を得る。この効果は宝具回数が2になった際に即座に発動する。
③:宝具回数を1消費して発動する。敵前衛全体に補正値10を得て物理・魔術攻撃を行う。
 
 
【宝具2】『天駆け堕つる明星の光(パラダイス・ロスト)』 1/1
ランク:EX 種別:対人 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
①:この宝具の②効果はシート開示後も秘匿され続ける。
②:1度の交戦フェイズに3度目の宝具、あるいは宝具を適用した攻撃でダメージを受けた時に発動する。
  ランダムで現在繁栄度の残っている場所へと移動し魂食い処理を行う。その後更に5d6を振り、その出目の数HPを回復する。
③:この宝具は宝具回数を回復できない。
  
【その他】混沌・悪 天属性 性別:無
 
 

『オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!』
影が咆哮する。影が魂を、力を求める。
その咆哮は、まるで何かに苦しんでいるようにも見えた。
 

プロフィール

【元ネタ】**情報封鎖**
【CLASS】■■■■■■■
【マスター】不明
【真名】ルシファー・デッドコピー
【異名・別名・表記揺れ】堕天使ルシファー
【性別】無
【体高・体重】 測定不能
【外見・容姿】漆黒の魔力の凝り固まった醜悪なる悪意
【地域】不明
【年代】2017年
【属性】混沌・悪
【天地人属性】天
【その他属性】超巨大・人類の脅威
 

筋力■■■■■EX耐久■■■■■A+
敏捷■■■■■C魔力■■■■■EX
幸運■■■■■ -宝具■■■■■EX

 

クラススキル

絶対悪:-
悪という概念に定められた事に由来する、悪そのものであることを表すスキル。
このスキルを持つ者は必ず正義に打ち倒され、敗北する運命にある。このスキルは如何なる能力・宝具でも除くことは出来ない。
だが逆に言えば、"召喚が不完全な場合"はこのスキルの影響を受けることはない。
 

固有スキル

虚ろなる孤影:A
ロンリネス・ボイド。このサーヴァントの核となった1人の少女の精神性を由来とするスキル。
自分は所詮は独りでしかない。自分は助かって良い人間ではないという閉ざされた心がこの霊基を強固なものとする。
自身の周囲に存在する、"関係を閉ざす概念"────即ち闇や死などといった、人類が根源的恐怖を抱く概念を魔力源とする事が可能。
加えて自身が攻撃を受ける場合、その攻撃が複数人で行われるほどにその攻撃に対する霊基の強固さを上げる副作用も持つ。
 
人理否定:A
英霊として立つ者を否定する。対英雄に似て非なるスキル。
対英雄は英雄のランクを下げるが、こちらは英霊が用いる宝具を否定する。英雄そのものに対してメタを張るか、英雄の持つ逸話を否定するかの違い。
かつて被造世界の支配者となった人間に対して憎悪を抱き、そして敗れ去った堕天使の怒りの残滓。
 
不定霊基:EX
召喚が不完全であることの証。不完全であるが故に、魂食いによって捕食した際の恩恵が大きい。
逆に通常時の出力は大きく落ちる。ただし元々の霊基数値が異常なほどに高いため、その状態であっても並みの英霊を凌駕する。
 

宝具

【宝具1】『悪性情報・偽りの堕天(ヒューマンズ・カイツール)』
ランク:EX 種別:対悪性 レンジ:1~100 最大捕捉:∞
ザドキリア・フュールシュタインに宿っていた闇、あるいは悪魔と呼ばれるものの正体にして、この存在の核。
元々は絶対悪スキルを聖杯により変質させ、人類の悪性を逆に利用し自らの内側に取り込み、そして利用するという宝具であった。
それが転じ、少女に宿った者は「人間の悪辣なる感情を、増幅させて魔力へと転換する」というシステムへと変貌していた。ザドキリアの持っていた異能の正体がこれである。
そして感情を変換した魔力が増幅すると、宝具を中心として霊基が取り戻され、人格などが表出する。ザドキリアを時折支配した別人格の正体がこれに当たる。
通常の状態であれば様々な"悪"に関連する能力を持つが、不完全な霊基ゆえに人間の悪なる感情から精製した"影"の魔力を操るだけの宝具となっている。
 
 
【宝具2】『天駆け堕つる明星の光(パラダイス・ロスト)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
堕天使としての権能が分離された宝具。絶対に滅びないという1つの意志。
元々この堕天使は自らの身を複数の端末として分け、数多の平行世界において試行を繰り返していた。その名残たる宝具。
自らの命の危機が近づくと、その身を分離させその場から逃走し、周囲の魂を喰らい霊基を補強する。
 

解説

平行世界、本来ならば交わる筈のない可能性の堕天使ルシファー、その成れの果て。
正確には不完全な模造品と言える存在。故にこそ、"デッドコピー"と揶揄される。
 
元々その堕天使は、人類の醜悪性を呪った。
自らの利益の為に始まりの殺人を成した『始原の咎人』の在り方を嘆き、彼は人類を支配下とし被造世界の支配を目的とした。
そのために、彼は自身の持つ"絶対悪"という在り方を利用し、自らをこの世全ての負の要素と定義。人類の醜悪性を己に集わせ利用し、人類を滅ぼそうとした。
ヒューマンズ・カイツール。まさしく人類の悪性と言うべきその宝具を得た彼は人類と英霊に宣戦布告を果たす。しかし敗北し、その存在は地獄へと葬られた。
こういった経緯を経て、その人類に対して牙を剥いたルシファーの可能性の一端は『人類の脅威』として認定され、英霊の座より消え失せた。
他の可能性や、未来のIFなどは召喚される事はあっても、人類に対して憎悪と否定を持った状態のそのルシファーは召喚される事は無い筈であった。
 
だが運命のいたずらか、あるいは何者かの策略か、そのルシファーの残滓を持つ者がいた。
ザドキリア・フュールシュタイン。悪魔を宿してしまったとされる悲劇の子。彼女の内側に、その堕天使の宝具の一部が宿っていた。
正確には少女の平行世界の同位体が、ルシファーの残滓を宿した事を端とし、それがまわりまわって彼女にもルシファーの宝具の一部が宿るという形になった。
そしてそれに目を付けたサンヘドリンが、その宝具を中心としてこの可能性のルシファーをこの世界に顕現させることはできないか…と企む。
 
正確には、人間の醜悪性を魔力にするという性質を利用する。
人間の悪性の煮凝りともいえる負の英霊デマゴーグによりその宝具の欠片に極大なる負の感情を注ぎ込み、宝具の内部の魔力を暴走させる。
そしてそこから溢れ出た魔力を以てして、ザドキリアの平行世界の同位体に宿るルシファーという英霊をサルベージ。霊基として再現する……というプロセスを辿る。
結果として、不完全ではあれど許されざる堕天使は再び霊基を以てして産声を上げる事となる。それこそが、このルシファー・デッドコピーの正体である。
 
ある聖杯戦争により霊基を得て新生。
するもザドキリアという少女を救わんとする参加者たちによって討伐される。これはひとえに、霊基が不完全であったが故であろう。
万が一完全なる霊基を以てしてルシファーが新生していた場合、当時の悪意と憎悪、そして悪性を以てして人類に牙を剥いたことだろう。
その霊基はもはやビーストやアークエネミーと呼ばれる存在に等しく、グランドでもなければ匹敵することは難しい。
 

性格

なし。不完全な召喚故にそれに人格はない。
ザドキリアの内側にいた場合は逆に人格のみの存在であったが、この状態は霊基を維持する必要があるために人格の再現までに魔力が回せないためだ。
ちなみにザドキリアに宿る人格は彼の人格のようで実は彼の本来の人格ではない。今まで彼が宝具『ヒューマンズ・カイツール』で乗っ取った人間の悪辣さだけが表面上で再現されているだけに過ぎない。

因縁キャラクター

じゅすへる
別世界での彼。というかもはや別物と言える。
人類の醜悪性を憂いて再び世界に反旗を翻したという時点から在り方が大きく異なる。
その異なる在り方故に、本来であればこのルシファーは召喚され再現される事すら許されない。

ザドキリア・フュールシュタイン
彼というオリジナルの堕天使が宿ってしまった少女。
正確には彼女の平行世界の存在と縁があったが故に、この度このような形で召喚されてしまった。