防具/【ミスリルの小手】

Last-modified: 2024-01-15 (月) 08:42:47

ミスリルで作られた小手
作品共通で初期装備より少しマシな程度の防御力しか有しないが、それでも小手は新しい物が手に入るのが遅くなりがちなので割と長い間使われる。


アクセサリの方を含めると、初代FF1からFF6までずっと皆勤賞だった小手でもある。


関連項目:データ/【ミスリルシリーズ】アクセサリ/【ミスリルの小手】防具/【精銀の小手】


FF1

クレセントレイクで購入できるミスリル製の小手
時期的に戦士専用装備。
クラスチェンジ後なら忍者や赤魔導師も装備できるが、既にもっといい腕防具があるはず。

  • クラスチェンジ可能な時期には飛空船を使って完全上位互換品の守りの指輪が売っているガイアの町に行くことができるようになるため、買い物禁止の縛りプレイをしている・金欠で守りの指輪が購入不可能等、やむを得ずこの小手を装備し続けなければならない事情がない限り完全にお払い箱となる。

防具の詳細な性能は防御力6・重量3。
クラスチェンジ前は戦士のみが装備可能だが、クラスチェンジ後はナイトに加えて忍者も装備可能になる。
店ではクレセントレイクの町でのみ購入可能で、FC版~PS版ノーマルモードまでの値段は1個2500ギル。

  • クラスチェンジできる時期にはGBA版以前(GBA以降でも追加ダンジョンなしの場合)の全ジョブで最強腕防具の守りの指輪も購入できるようになる関係で影は薄いが、一応こちらもGBA版以前(GBA以降でも追加ダンジョンなしの場合)では守りの指輪に次ぐ全腕防具中2番目の硬さを持っていたりはする。

クレセントレイクの町で購入する以外に、グルグ火山B2Fと氷の洞窟B3Fで計2個入手できる。

  • 4人全員戦士の偏ったパーティかつ常に全員の防御力を最強にしながら進むわけでもない限り、この拾う2個分でまかなえてしまうため、実際にはコレクション目的以外で購入する意味合いは薄め。
    (これに関しては小手以外の他のミスリル系装備全般にも言えることだが)

FF1(GBA版以降)

上述の理由のために購入する必要性は薄めではあるものの、地味にGBA版以降は2500ギル→2000ギルと少し安くなりちょっとだけ買いやすくなっている。

  • 厳密にいうとこの値段になったのはPS版イージーモードから。
    これら以外の原作から値下げされたアイテムも全てPS版イージーモードから値段が変更されている。

GBA版以降追加されたゲーム内の説明文は「ミスリルぎんで できた こて」。


実用面ではGBA版以降でも購入する意味合いは薄いままだが、GBA版以降はアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になったため、コレクション目的で店で複数購入する意味が新たにでてきてはいる。

FF2

ミスリル入手後にアルテアで購入できるミスリル製の小手
小手の例に漏れず重い上に魔法干渉も高いので買う必要は全く無い。

  • 一応重さは8とまだ一桁台なので軽い部類に入るが、小手故に魔法干渉の方は24と高い。
    魔法を全く使わない育成方針のキャラがいるなら、これより有用な腕装備が手に入るまでの間の繋ぎとして装備される可能性があるかもしれない(FC版発売当時はともかく攻略法の確立した現在ではかなり稀なケースと思われるが)。
  • もちろんミスリル入手後でもトブールに渡すのを忘れて所持したままだと購入できない(さすがにそんな人はいないとは思うが)。
    • GBA版以降はアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になったため、ミスリルをコレクションとして残すためにあえて渡さないという場合もあるにはある。
      ただしその場合には、秘紋の迷宮のないバージョンだと、この小手を含む店で購入することでしか量産できない一部のミスリル製装備品を99個所持することはあきらめる必要があるため、あえて渡さずに残しておきたい人はその事をよく考えてからにすること。
      • 秘紋の迷宮ありの場合でも、一応99個入手できることはできるものの当然ながら店で普通に99個買うよりも集めるのがはるかに大変になるので、あえて渡さず残すのはよく考えてからにした方が賢明。

防具の詳細な性能は防御力6・魔法防御5・重量8・魔法干渉24。
店ではミスリルをトブールに渡した後のアルテアの町でのみ購入可能で、FC版~PS版までの値段は1個800ギル。


購入する以外にもディストの洞窟の宝箱からも1個手に入る。


モンスターは一切落とさないため、秘紋の迷宮のないバージョンで複数欲しい場合には絶対に購入する必要アリ。

  • 上述の通りこの小手の性能自体はあまりよろしくないため、言うまでもなくコレクター以外は大量に買う意味は全くない。

何気に下位のブロンズの小手と全く同じ重さ・魔法干渉だが、こちらの方が防御・魔防共に勝る(ブロンズ:防御3・魔防0,この小手:防御6・魔防5)。
魔法干渉の問題や回避率非常に重要なステータスである本作の仕様の関係でどのみち有用性は低い防具ではあるものの、一応ブロンズより上位装備という面子は保っているということか。


秘紋の迷宮のないバージョンでは、竜巻襲来後(ミシディアの塔クリア後)にはこれを売っているアルテアが壊滅してしまうため、二度と入手することができなくなってしまう。
ゲーム攻略の面ではなくとも困ることはないが、99個集めたいコレクターはミシディアの塔攻略前にあらかじめ99個買っておくことを推奨。

  • また、秘紋の迷宮のあるバージョンでもその後は複数入手するだけでも面倒になるため、99個集めたいコレクターはないバージョンと同じようにミシディアの塔攻略前にあらかじめ99個買っておく方が良い。
  • わざわざ書くまでもないだろうが、コレクターでないプレイヤーの場合及び持ち物数に制限のあるGBA版以前のバージョンの場合には全く関係ない。

FF2(GBA版以降)

GBA版以降からは800ギル→500ギルと300ギル安くなっているが、当然ながら性能はそのままのため、何も知らない初心者プレイヤーやあえて重装備を使う縛りプレイヤー、コレクション目的のプレイヤー以外はどのみち買わない可能性大。


GBA版以降追加されたゲーム内の説明文は「ミスリルせいの こて」。


GBA版以降の追加シナリオSoRでも、マハノンの町にて1個500ギルで普通に購入可能。

  • マハノンの町で買う他にもスコットの初期装備としても1個入手できる。

FF2(PSP版以降)

PSP版では追加ダンジョンの秘紋の迷宮の一部フロアの宝箱からも入手可能になり、一応期間限定品ではなくなった。
ただし、あくまで期間限定でなくなったというだけで入手するのは店で普通に買うよりも大変になるため、数個欲しいだけの場合はともかく、99個欲しい場合にはミシディアの塔クリア前にアルテアに寄って99個確保しておいたほうが良い。

  • ちなみに「ミスリル」「飛竜」「パラメキア」のフロアで入手できる。
    • ただし、「ミスリル」のフロアでは言葉の相性が良い場合のみ、「飛竜」のフロアでは言葉の相性が普通の場合のみ、「パラメキア」のフロアでは言葉の相性が悪い場合のみと、どれも限られた条件下でしか入手できないため、迷宮内で狙う場合には入手可能なフロアだけでなく言葉の相性にも気を配る必要があり手間がかかる。

FF3

ミスリル製の小手。回避率5%、防御力1、魔法防御力2。
たまねぎ剣士戦士赤魔道士ナイト竜騎士バイキング忍者が装備可能。
カズスカナーンで120ギルで購入できる。
といっても、ジンを倒すまでは購入は不可能なので、ジンを倒してから購入して戦士に装備させよう。

  • 次の小手がガントレット(非売品)なので、戦士系にとってはかなり長い間お世話になる小手である。
    • ガントレットも1品物、その次の小手のパワーリストも1品物。
      竜騎士4人で戦う場合もあるので本当に長らくお世話になる品である。
      ガントレットやパワーリストを入手しても2個はとっておこう。
  • FF3の序盤は前衛の腕防具に乏しく、2人以上前衛を使う場合はガントレット入手後も2人目以降はこれぐらいしか選択肢が無い。
    戦士系ジョブを多用する人は多めに買っておこう。
    • 何故かミスリルの腕輪よりも回避率、防御力、魔法防御力が低い。
      つまり防具としては完全に劣っている事になる。魔道師の服や学者の服もそうなのだが、FF3の前衛職の防具は時期によっては後衛職のそれよりも防御力が低かったりする。
      • 恐らくこれは本作のの性能が高いため。
        盾を装備しない場合は軽装備の方が僅かに堅いがHPの差でほぼ同等の打たれ強さ、盾を含めると重装備が鉄壁になるという絶妙なバランス調整。

最弱の小手。
なのだが、本作の重戦士系ジョブはパワーリスト以外の腕輪を装備できず、上述の通りパワーリストやガントレットも一品物なので編成次第では末永くお世話になる。
宝箱やドロップでは入手できないので、(僅かな補正だが)前衛に立つ前衛のために必ず買っておこう。
三人目以降の重戦士系というニッチな需要から見ると本作のミスリル製品では恐らく一番長くお世話になる品である。
特に難所のガルーダ戦の場合、アイテム変化を使わないと三人目&四人目の竜騎士が装備するのはこれぐらいしか候補が無い。
しかも大抵の場合はサロニアに閉じ込められて買いにいけない状態という…。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

物理防御力3,魔法防御力1。重量+1の補正が付く。
装備可能ジョブが増え、すっぴんモンク狩人シーフ空手家魔剣士も装備可能に。
ただし、赤魔道士は装備不可能になった。

  • とはいえ赤魔は元々(FF3においては同ランクの籠手より強力な)腕輪を装備できるためほとんど問題はないが。
    • DSリメイク以降ではミスリルの小手はミスリルの腕輪より物理防御力で勝る。
      とはいえ魔法も使う赤魔にとってはミスリルの腕輪にある知性+1、精神+1の補正がかなりありがたいので結局は腕輪でいいのだが。

DS版でもガントレット・パワーリストが共に1個限定品のため、全員物理ジョブの場合にはかなり長い期間お世話になる地味に重要な小手。
性能的には単なる最弱の小手でしかないが、実は意外と馬鹿にできなかったりする。

  • 具体的には海底洞窟時の神殿ダイヤの小手を2個(+時の神殿で守りの指輪を1個)拾うまで、全員物理職にした場合にはガントレット・パワーリストがない残りの1~2人はこれ(&最弱のどうのうでわ)しか装備できる腕防具がない。
    • すっぴん・たまねぎ剣士・シーフを入れる場合には盗賊の小手(防御11・魔防8・素早さ+3)もあるものの、その場合でも盗賊の小手が売っているアムルまでは同様にこの小手で凌がなければならない。

HPカンストがFC版に比べて難しくなっているので、体力の高いナイトでレベルアップを心掛けるならお世話になる機会も多いだろう。
ミスリルの小手を2個買い、それに拾い物のガントレットとパワーリストでちょうど4人分になるのでお勧め。
(体力トップは空手家だが、空手家の解禁が遅いので…)

FF3(ピクセルリマスター版)

ミスリル製の小手

防御+3、回避率+2、魔法防御+1。
装備可能ジョブはFC版準拠…ではなくFC版のジョブに加え狩人シーフが装備可能に。
この二つのジョブは浮遊大陸内でジョブチェンジ可能になるにも関わらず、アムルの盗賊の小手パワーリストまで他に装備できる腕防具が無かったため地味に有難い変更点である。

FF4

防御力6、回避率0%、魔法防御力2、魔法回避率2%の小手
セシル(パラディン)、カインシドエッジが装備できる。
ミスリルの村で2000ギルで売っている。
霊体種族からの攻撃を軽減する効果があり、防御力もそこそこ高いので買っても問題無いだろう。
他のミスリル製品同様、磁力の影響を受けるのでそれには注意。

  • 次に市販される小手がダイヤの小手であるため、ミスリルの村で買ってから相当長い間これを使う事になる。
    • ミスリルヘルムと同様、シド用に1つ買って、引退時にセシルに譲るといい。
      • セシルはガントレットの方が総合的に優秀(兜に関しても光の兜司祭の帽子があるため同様)なのでミスリル製品を装備させる必要はほとんど無い。
        またシドにしても加入直後に向かう磁力の洞窟では実質ルビーの指輪一択であり、ミスリルの小手を使うにしてもゾットの塔のみ。
        ダンジョン一回のためだけに2000ギルを費やすかどうかはプレイヤー次第。
        なお運が良ければ磁力の洞窟内のオーガからパワーリスト巨人の小手が入手できる可能性もあり、それらが手に入ったら買う必要は全く無くなる。
      • 2000ギルはミスリルシリーズの中では安め。
        この時期アンデッドはあまり出ないし白魔法最高の使い手ローザが加入するので精神+3を重視しないなら、ガントレットより強いのでシド→セシルは十分アリだと思う。
      • ガントレットとの数値差は防御力&魔法防御力各1、魔法回避率1%。正直誤差である。
        特に魔法防御面については精神+知性が8ごとに魔法回避率+1%、32ごとに魔法回避回数+1回となるので、セシルのレベル次第では精神ボーナスによりガントレットの方が上回ることもある。
        そうなるとミスリルの小手をセシルに装備させる理由は防御力たった1の差しかない。

エッジとカイン(2回目加入時)の初期装備でもある。
源氏シリーズとは異なり、エッジが装備できるミスリルシリーズはこれだけ。

  • FF6のロックみたいにミスリルヘルム、ミスリルアーマーが装備できたらよかったのに。
    そうだったらただでさえ打たれ弱いエッジがもっとマシだったかもしれない。
    • 初期装備のグリーンベレー黒帯道着は回避率が高く、また体力ボーナスもあるため実際の防御性能はミスリルシリーズとほとんど変わらないため装備できなくても問題ない。
      (小手にしても加入したらさっさとルーンの腕輪か巨人の小手に換えることが推奨される)
      エッジが打たれ弱いのは鎧兜よりもを持たないことによる影響が大きい。
  • エッジが唯一装備できるミスリル製品、という所は、「ウィザードリィ」のシナリオ#3(リルガミンの遺産)のパロディとも見て取れる。
    あちらでは何故か盗賊が唯一装備できる小手だったため、シーフポジションのエッジが装備できても違和感がないのだろう。

FF4(DS版)

DS版の防具全般の共通点だが、種族耐性が消滅している。

FF4TA

セオドア編チャレンジダンジョン最奥でレアとして手に入る。
また、ダークカインの初期装備であり、他にも集結編でミスリルの村でも販売されている。

FF9

腕防具の一つ。スタイナー、フライヤが装備可能な小手。物理回避13、魔法回避7。
マンイーター」「ムシキラー」が覚えられ、気力+1のボーナスも付く。


買値は980ギル。ブルメシアトレノに行けばいつでも売っている。
他にも山頂の駅クレイラの街リンドブルム(Disc2限定)、アレクサンドリアエスト・ガザ(エーコ誘拐前)でも買える。


狩猟祭ザグナルちゃんから盗めるほか、ギザマルークの洞窟クレイラの幹でひとつ拾うことができる。

FFRK

「ミスリルの小手【零式】」。
レア5の腕防具。FF零式共鳴。
レムのレジェンドマテリア「魔法のエキスパート」付き。修得ボーナスは精神+10。

DFFOO

「ミスリルのこて【IX】」。
☆5の防具。
ベアトリクスの専用装備かつ相性装備で、相性性能は「破壊と守りの意思」。