MSNEWS2010-3

Last-modified: 2010-11-14 (日) 05:47:23

『ギアーズ・オブ・ウォー 3』の発売が2011年秋まで延期に10/4

http://www.kotaku.jp/2010/10/gow3_fall2011.html
少なくとも5ヶ月は延期となったようです。

当初、クリフィーBさんが発表した『ギアーズ・オブ・ウォー 3』の発売日は2011年4月8日。そしてマイクロソフトが発表した日本版の発売日は4月7日でした。

しかし今回のマイクロソフトの発表で2011年秋まで延期となりました!

ですが、どうやらこの延期は制作に関するものでは一切なく、マーケティング戦略によるものなんです。マイクロソフトいわく...
 
『ギアーズ・オブ・ウォー 3』は2011年ローンチのエンターテイメントタイトルで最大のものとなることを約束しています。

Microsoft Game StudiosとEpic Gamesのチームはこれまで、2011年春リリースへ向けて素晴らしい働きをしてきました。しかしながら、本作を年末商戦の看板タイトルとするため、発売を2011年秋に延期することにしました。

確かに年末商戦を『GoW3』で戦いたいのはわかりますが、こんな超期待作をいきなり5ヶ月も延期しちゃうなんて、いったいどういうつもりなんでしょうね?

詳細を話してくれないマイクロソフトに代わって、米Kotakuクレセンテ編集長が推測を立てています。

もしこれがマーケティング目的だけでないならば、いくつか理由が思い浮かぶ。Epicの別の大作、『Bulletstorm』は9月22日発売だ。この作品を目立たせるためにのことかもしれない。

ほかの360独占大作シューティングタイトルはどうだろうか、『Halo』とか。この『GoW3』の奇妙なタイミングでの延期は、もしかしたらまだタイトルも発売日も未定の343 Industries制作の『Halo』作品との兼ね合いなのかもしれない。

本当のところはどうなのでしょうか? 皆様の推測もお聞かせください。

SKE48の松井珠理奈×松井玲奈、期間限定スペシャルユニット「キネクト」を結成

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/05/44849.html
マイクロソフトは、11月20日に発売予定のXbox360専用新ゲームシステム「Kinect(キネクト)」。そのプロモ活動の一環として、ガールズユニット「SKE48」とキネクトのコラボが発表となりました。

コラボレート第一弾として、10月4日(月)よりオンエアが開始されている「Kinect」のTVCMに、SKE48のなかから、松井珠理奈、松井玲奈(team S)のジュリレナコンビ、“W松井”が出演中。

11月よりオンエア予定の「Kinect」のTV CM続編には、SKE48の最新4thシングル「1,2,3,4、ヨロシク!」(11月17日発売)が起用されるとのことです。

さらに、2人の期間限定スペシャルユニット「キネクト」の結成も決定しました。「キネクト」はオリジナル楽曲 「TWO ROSES」 を制作、リリースする予定ですが、この楽曲は、「1,2,3,4、ヨロシク!」 のカップリング曲としてCDに収録される予定です。

珠理奈さんも玲奈さんも、SKE48内のアニメ・ゲーム大好きメンバーからなる「二次元同好会」に所属しており、ゲーム好きとしても知られています。オリジナル楽曲 「TWO ROSES」の中では松井珠理奈さんと松井玲奈さんが不思議な世界観を表現しています。

今後は、11月20日(土)の「Kinect」発売に向けて、イベントやCMなどでさまざまなコラボレーションを続けていく予定です。

マイクロソフトはゲーム事業を切り離すべきか?--ゴールドマン・サックス提案を考える2010年10月5日

http://japan.cnet.com/sp/allaboutms/story/0,3800105597,20420964,00.htm
Microsoftが2つか3つの企業に分社すべきかどうか/できるのかという議論は、これまでにも何度かされてきた。

 Goldman Sachsが発表したレポートによりMicrosoftの株価は下がっており、分割問題に再びスポットが当たった。Goldman SachsはMicrosoftの評価を「買い」から「中立」に下げ、アナリストのSarah Friar氏はMicrosoftの株価の「価値を開放する」ための3本の柱から成る計画を提案している。

 一部が指摘しているように、Friar氏の計画のうち2つは、「クラウドリーダーになる」などの(奇抜な)アイデアとなっている。だが、残りの1つはそれほど奇妙なものではない。「ゲームなどの周辺資産を売却する」という提案だ。

 Microsoft分社という考えを提唱する人々からは、さまざまな分割案が出ている。WindowsとOfficeに分けるという案は、少なくとも独占禁止法の判事らが喜びそうな案だ。法人(エンタープライズ)向けとコンシューマー向けという分け方もあるし、コンシューマー/エンタープライズ/サービスという考え方もある。あるいは、Windows、Office、検索という3分割も考えられる。

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)、Steve Ballmer氏は新社長3人を任命した。モバイルとゲームを1人の社長が管理するのではなく、Ballmer氏はそれぞれに社長を任命している(だが、同社が業績を説明するには、モバイルとゲームは引き続き単一の事業部として報告される)。

 MicrosoftやMicrosoftウォッチャーは長いこと、ゲームを付け足しの事業のように見ている。実際、Microsoftは「Windows Phone 7」でゲームに大きくフォーカスをあてており、「Xbox Live」ゲームサービスをこれまで以上にモバイルコミュニケーション事業に統合しようとしている。Microsoftの幹部は、間もなく登場するゲームセンサー「Kinect」はゲーム以外の分野でもアピールできるとみており、Kinectを広範なNatural User Interface(NUI)という方向性に向かっていることを示すもの、と主張している。Googleなどのハイテク企業と同様、ソーシャルゲームが次の“Big Thing”になると見ており、この分野で検索と広告とのシナジーに大きな可能性があると考えていることは間違いない。

 これらのトレンドに基づけば、MicrosoftがDon Mattrick氏が率いるインタラクティブエンターテインメント事業部をすぐに分社する可能性は低いとわたしは思う。

 Microsoftを分社してミニMicrosoftにしたほうが、高い収益性を上げ、よりフォーカスがあり、敏感に市場に反応する企業になれるだろうか?

マイクロソフト傘下のゲーム内広告代理店Massiveが閉鎖へ2010年10月12日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2241
AdWeekは、マイクロソフトが傘下でゲーム内広告を専門とするMassive Inc.を閉鎖すると報じています。

マイクロソフトの関係者からの情報によれば、ゼネラルマネージャーのJ.J. Richards氏は別の職を探していて、その他のテクノロジーやセールスチームは別のプロジェクトに移されるとのこと。

報道によれば、マイクロソフトは過去数カ月に渡って売却相手を探していて、競合のDouble Fusionにも、数十万ドル後半から数百万ドル前半の金額で交渉していたようですが実りませんでした。2006年にマイクロソフトがMassiveを買収した際、その金額は2億ドル~4億ドルと推測されました。

Massiveはゲーム内広告のテクノロジーや販売をゲームパブリッシャーに提供してきました。ゲーム自体の販売以外の収益源として期待されましたが、その市場は必ずしも大きなものにはなりませんでした。MassiveはXbox Liveのダッシュボード上の広告には関与できなかったようです(マイクロソフトが直売)。

初期はエレクトロニック・アーツやアクティビジョンなど大手パブリッシャーが顧客となりましたが、今年の初めにはEAが自社チームを結成すると発表。さらに報道によれば、MassiveのセールスチームはXboxのチームとは統合されていたとは言い難く、そもそも買収時からXbox担当のエグゼクティブ達は反対の立場で、上層部の決定により買収が決まったというしこりもあったようです。

国内でもゲーム内広告を専門で扱う代理店は幾つか設立されましたが、サイバーエージェントが設立した専門代理店アドプレインが同社に吸収合併されるなどゲームの大きな収益源までには至っていないようです。

NPD:9月の北米ハードウェアセールスは「Xbox 360」が席捲、販売台数が4ヶ月連続でWiiとPS3を越える

http://www.computerandvideogames.com/article.php?id=269847
http://doope.jp/2010/1016467.html
先ほどNPDによる北米9月セールスチャートにて”Halo: Reach”の初月セールスが330万本に到達した事をお伝えしましたが、ハードウェアセールスではXbox 360が市場を席捲、4ヶ月連続でWiiとPS3の販売台数を超えた事が明らかになりました。

9月のXbox 360販売台数は8月の35万6700台から48万4000台に達し37%の成長を見せています。これに対しPS3とWiiの販売は前年9月に比べマイナスとなっているとの事。(※ 昨年9月はPS3が49万1800台、Wiiが46万2800台)

マイクロソフトはXbox 360の好調について、10月26日のFable III、そして11月9日のCall of Duty: Black Opsローンチが控えている事を踏まえ、Xbox 360の販売がこれまでの市場で最も大きなホリデーシーズンに向け、継続的な販売成長と推進力の強い兆しを見せていると発言、さらにKinectの予約が全国の小売り業者で売り切れとなっている事がUSローンチを前にした消費者の強い需要を表していると、大きな自信を見せています。

「『Wii Sports』と対決したかった」Kinectゲームのクリエイターが語る開発秘話

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/16/45080.html
『Wii Sports』対Kinectの対決に闘志を燃やす人々がいます。

レア社のKinect担当デベロップメントディレクターであるNick Burton氏とクリエイティブディレクターであるGeorge Andreas氏は、Kinectゲームの開発秘話を明かしています。

二人の元にKinectがもたらされたのは2008年8月。
「ピンポン球のついたスーツを着ることなく、お茶の間で動作するモーションキャプチャーシステム」という触れ込みでしたが、最初は半信半疑だったといいます。

しかし、実際に動作しているところを見るやいなやKinectの虜となり、「開発キットがもらえるまでオフィスに座り込んで動かなかった」そうです。

二人はKinectでどんなゲームを作るか相談を開始。
「お茶の間のカーペットをサメでいっぱいの海に見立て、いかだに乗って進んでいく」ゲームや「サタデー・ナイト・フィーバーばりのダンスゲームで、振り付けを間違えるとミラーボールが降ってくる」など様々なアイデアを出したそうです。

紆余曲折の末、セミプロ級のフットボール選手だったAndreas氏のアイデアにより、シンプルなフットボールゲームを作ることになりました。Kinectの技術デモ的な側面を帯びたフットボールゲームは2008年のクリスマスシーズンに完成。

Andreas氏は当時の気持ちを「僕らは『Wii Sports』と対決したかった。Kinectがあれば、Wiiよりももっといろんなことができると分かっていたんだ」と語っています。

Kinectの立ち上げはファミリー層に訴求することが決まり、二人はよりファミリー受けするスポーツとしてボーリングを選びます。ライバルである『Wii Sports』にもボーリングゲームはあったものの、「ボールを投げるために画面に向けて走る」という『Wii Sports』にはなかったリアリティを加えることで差別化に成功。ボーリングゲームのプロトタイプを3日で完成させたそうです。

その後、開発がPCからXbox360の実機に移行することで、遅延の増加などのトラブルが起こったものの、三ヶ月の時間を費やして見事に乗り越えることに成功しました。

Burton氏は、『Milo』のようなバーチャルキャラクターとの対話を行うにはあと5年は必要だろうとしながらも、会話のデータベースにインターネットとクラウド・コンピューティングを使えばチューリングテスト(人間と人工知能を判別するテスト)にパスすることはより簡単になると夢を語ります。

「発売日はKinectがストップする日じゃない。それはまさに始まりの日なんだ」

Kinectゲームの開発にまつわる技術者魂、いかがだったでしょうか。しばらく前までは身体を動かすゲームが夢物語だったことを考えると、5年後には本当にKinectを介してバーチャルキャラクターと話をする時代が来るのかも知れませんね。

マイクロソフトがKinectのロンチタイトルを発表、マーケティングに5億ドルを投入2010年10月19日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2278
http://majornelson.com/archive/2010/10/18/announcing-the-kinect-launch-portfolio.aspx
マイクロソフトは本日、北米で11月4日(欧州11月10日)に発売する新型モーションセンサー「Kinect」の、同地域におけるローンチラインナップを正式に発表しました。11月4日に同時発売される12タイトルを筆頭に、ホリデーシーズン中に全17タイトル(UKは19タイトル)を用意。18タイトルを揃えたXbox 360本体のローンチ時に匹敵する強力なラインナップとなっているようです。

以下がローンチタイトルの一覧。

Kinect Adventures - 11月4日 $49.95 (全てのKinectに同梱)

Kinectimals - 11月4日 $49.95 (限定版あり)

Kinect Joy Ride - 11月4日 $49.95

Adrenalin Misfits - 11月4日 $49.95

Fighters Uncaged - 11月4日 $49.95

Sonic Free Riders - 11月4日 $49.95

Your Shape: Fitness Evolved - 11月4日 $49.95

Dance Central - 11月4日 $49.95

The Biggest Loser Ultimate Workout - 11月4日 $49.95

DanceMasters - 11月4日 $49.95

Kinect Sports - 11月4日 $49.95

MotionSports - 11月4日 $49.95

Harry Potter and the Deathly Hallows, Part 1 - 11月16日 $49.95

EA Sports Active 2 - 11月16日 $99.95 (Heart Rate Monitor同梱)

Game Party: In Motion - 11月18日 $39.99

Zumba Fitness - 11月18日 $49.95 [#t9a40b23]

Deca Sports Freedom - 2010年ホリデー [#ie60396b]

また、海外メディアの報道によると、MicrosoftはKinect発売のマーケティングにおよそ5億ドルの費用を投入する計画。これは、初代Xboxが発売された2000年当時のプロモーションを上回る規模とのこと。その一環として、“The Ellen DeGeneres Show”や“The Oprah Show”といった人気テレビ番組でフィーチャーされるそうです。

2010年11月20日に予定されている国内ローンチ向けのラインナップも発表が待たれます。

「Xbox Live」が11月10日から南アフリカを含む9ヶ国で新たにオンラインサービスを開始

http://doope.jp/2010/1016494.html
http://www.next-gen.biz/news/xbox-live-coming-to-new-territories
北米でのハードウェア・ソフトウェアセールスが好調なXbox 360ですが、マイクロソフトは11月10日から新たに9ヶ国で「Xbox Live」のオンラインサービスを開始する事を発表しました。

新たにサービスが開始されるのはロシア、ポーランド、南アフリカ、ギリシャ、チェコ共和国、ハンガリー、ブラジル、コロンビア、チリの9ヶ国で、アナウンスでは他の地域のアカウントを持ったユーザーは今回の新しい9ヶ国にゲーマースコア、業績、加入を含むアカウントを移行する事が可能になるとの事。

マイクロソフトはサービス開始当初、他の地域で購入したゲームやビデオといったコンテンツが再ダウンロード出来ない事を付け加えており、会員は移動前にハードドライブかUSBフラッシュに購入した内容をダウンロードしておく事を勧めています。

価格については世界中のXbox Live用の一環した価格設定を提示する事を目標にしているとの事ですが、イギリスでの12ヶ月加入が39.99英ポンドであるのに対し、南アフリカでは599ランド(約52英ポンド)である事が明らかになっています。

今回のサービス開始によりいよいよ南米とロシア、アフリカへと進出する事になるXbox Live、いずれも新たな市場として各社参入の機会を窺っている地域であり、他社の動向を含め今後の動きに注目が集まります。

Microsoft,PCゲーム専門のデジタル配信サービス「Games for Windows Marketplace」を11月15日にスタート 10/22

http://www.4gamer.net/games/122/G012280/20101022086/
 Microsoftは現地時間の10月22日,ネットワークを介してPCゲームを配信する「Games for Windows Marketplace」を11月15日にオープンすると発表した。
 それによると,同サービスの利用者は,シンプルな操作で多数のPCゲームの中から好みのタイトルを探し出し,購入できるという。また同サービスでは,「Deal of the Week」(今週のお買い得セール)などの特価販売なども行われる模様だ。

 そのほか今回の発表では,同サービスの特徴として,ダウンロード速度が非常に速いこと,いつでも購入できること,洗練されたインタフェースで欲しいゲームを探せることなどが紹介されている。

 オープンに合わせ,「Fable: The Lost Chapters」「Grand Theft Auto III」「Dead Rising 2」などのタイトルを含む,100タイトル以上のゲームがラインナップされる予定とのこと。発表では,Games for Windows Marketplaceへの参加メーカーとして,Capcom EntertainmentやSquare Enix,2K Gamesといった名前が挙げられている。

 今後は,すでにパッケージ販売されている,「Lost Planet 2」「Max Payne」「Deus Ex: Game of the Year Edition」などがラインナップに追加されるほか,未発売の「LEGO Universe」「CarneyVale」では,パッケージとの同時発売が予定されているということだ。

 PCゲームのデジタル配信といえば,「Steam」が大きなシェアを獲得している。Games for Windows Marketplaceを日本から利用できるかは不明だが,同社が今後,どのようにビジネスを展開していくか注目したい。

フィル・スペンサー氏「3Dゲームはユーザーのニーズにあわせて」

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/25/45235.html
マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデントであるフィル・スペンサー氏は、CNNに対し3Dゲームへの姿勢を明らかにしています。

氏はマイクロソフトの姿勢が「エンターテインメントカンパニーとして何百万人が今日を楽しめるようにすること」であるものの、3D対応のTVを持つ人がまだ少ないと指摘。3D対応のTVを売るというのは他社のビジネスの一部ではあるが、「私はそうしない」と発言しています。これは3D技術を無視するという訳ではなく、ユーザーが必要とするのであればXbox360でも3D対応のゲームを出していくとの姿勢を明らかにしました。

なお、氏は単体での3D表示と裸眼立体視が可能なニンテンドー3DSに関し「私はニンテンドー3DSが好きです。3Dメガネをかける必要がないからです」とコメントしています。

3D対応のTVとメガネをいかに普及させていくかは映像業界の課題の一つ。
これが解決することで更なる飛躍が期待できそうです。

Kinectの初期プロトタイプの開発コストは3万ドル-Don Mattrick氏 10/26

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2324
宣伝キャンペーンに約5億ドルの費用が投じられるというマイクロソフトの「Kinect」ですが、開発面においても莫大な予算や労力が注ぎ込まれているようです。

マイクロソフトインタラクティブエンターテイメントビジネス部門の社長Don Mattrick氏がNew York Timesに伝えたところによると、Kinectは最初のプロトタイプを開発するのに3万ドルのコストが掛かったそうですが、1000名の従業員がプロジェクトに参加し、最終的に150ドルで販売して利益を生み出せるところまでコストダウンが実現できたとのこと。

具体的な数字ははっきりしていないものの、Mattrick氏はKinectの開発に何億ドルもの予算を投入したことを明らかにしています。

Kinectは北米で2010年11月4日に、国内で11月20日にローンチ予定です。

任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/28/45324.html
2002年9月。任天堂は過半数を保有していた英国レア社の株式の全てをマイクロソフトに売却すると発表しました。その額は実に3億7500万ドル(当時のレートで400億円近く)。マイクロソフトの巨額買収の裏側を交渉の当事者であったエド・フリーズ氏が語りました。実はアクティビジョンも役者の一人だったようです。

同氏はマイクロソフトがレア社を買収すると伝えた「X02」のイベントで、レア社の創業者であるスタンパー兄弟の間で写真に写った正に当事者。

そもそも任天堂にとってレア社は、セカンドパーティとして株式の過半数を保有し、『ゴールデンアイ』『スーパードンキーコング』『パーフェクトダーク』といったタイトルを共同開発してきた固い絆を持つデベロッパー。その提携は1994年から始まります。

「任天堂はレア社のもう半数の株式を取得するオプションを持ってました。ある時にその契約は期限を迎えましたが、彼らはそれを一度延長し、再度期限を迎えた際に私たち(マイクロソフト)やアクティビジョンが興味を示したんです」とエド氏は言います。

3億7500万ドルという高額になったのはその時点でも依然として任天堂が優先権を持っていたからだそうです。「問題は任天堂が優先権を持っていたことです。余りに低い金額を提示してしまえば、恐らく任天堂がその価格で買うと思われました。だから彼らが降りるような金額を出す必要がありました」

一方でアクティビジョンとの競合については次のように語っています。

「最初に金額を提示したのはアクティビジョンでした。かなり良いものでしたね。レア社は両方を視野に入れていましたが、どちらかというとアクティビジョンに興味を持っているように思えました。恐らく、サードパーティとして全方位で展開したいという意向でしょう」

同氏によればマイクロソフトはアクティビジョンよりも高い金額を提示したものの、交渉はアクティビジョン優位進んでいたようです。双方数度の条件提示を行い、金額は跳ね上がり、ある時点から任天堂は興味を失っていたようです。

アクティビジョン優位だったものの、最終的に勝利したのはマイクロソフトでした。「本当の最後の最後でアクティビジョンは舞台を降りてしまったんです。その理由は分かりません。でもレア社は僕らのところに来たんです」

レア社の買収にアクティビジョンが興味を示していたというのは今回、初めて明かされた新事実です。どうして勝負から降りてしまったのかは謎です。個性の強い経営者であるBobby Kotickとレア社の経営陣で何かしらの問題があったのかもしれません。しかし、もしアクティビジョンがレア社を手に入れていれば、その後の展開は大きく変わっていたでしょう。ビベンディとの統合もあるいは形を変えたものになっていたかもしれません。

それから8年後、アクティビジョンはマイクロソフトで長年『Halo』シリーズに携わってきた、Bungieとの間で10年間の独占契約を結びました。両社の間には不思議な因縁があるのかもしれません。

●マイクロソフト、2011年度第1四半期の決算を発表

~ 事業全般の伸展により、第1四半期としては過去最高の売上と一株当たりの利益をともに達成 ~
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3906
 マイクロソフト コーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、米国時間10月28日(木)、2011年度第1四半期(2010年9月30日締め)の売上が、前年同期比25%増の162億ドルという第1四半期としては過去最高額を達成したことを発表しました。また、2011年度第1四半期の営業利益、純利益、ならびに一株あたり希薄化後利益は、それぞれ71億2,000万ドル、54億1,000万ドル、ならびに0.62ドルとなり、前年同期比でそれぞれ59%増、51%増、ならびに55%増でした。

 前年同期の決算では、Windows(R) 7の正式提供開始前(2009年10月以前)に実施されたWindows 7 Upgrade OptionプログラムやOEMならびに小売業者向けの販売等に関連して、14億7,000万ドルの売上計上遅延措置が適用されました。前年同期の決算において、この遅延措置が適用されていなかったと仮定した場合、2011年度第1四半期の前年同期に対する売上ならびに営業利益の伸びは、それぞれ13%ならびに20%であり、純利益と一株当たりの利益の伸びは、それぞれ16%ならびに19%となります。

 マイクロソフトの最高財務責任者であるピーター クライン(Peter Klein)は「2011年度第1四半期は、企業向けの事業が堅調な伸びを示すとともに、Office 2010、Windows 7、ならびにXbox 360(R)のコンソールやゲームといったコンシューマ向けの事業も引き続き強力な需要に支えられるなど、これまでになく好調な四半期でした。来四半期おいても、コスト削減を継続しながらも売上の成長をはかれる底力が、前年同期比の利益拡大を実現してくれるはずです」と述べています。

 2011年度第1四半期おいて、マイクロソフトは事業全般にわたって前年よりも業績を伸ばすことができました。その主な要因は以下のとおりです。

Office 2010は好調な滑り出しを見せ、発売後最初の四半期において15%成長を達成しました。
マイクロソフトは、ビジネスPCの買替えサイクルは健全かつ持続的であると見込んでいます。
Xbox 360コンソールは、過去4か月にわたって米国における全競合製品を超える販売実績を残した結果、38%の成長を達成しました。
来四半期に向け、マイクロソフトとYahooの提携を具体化するための主な施策を遂行するなかで、Bingのマーケット シェアの拡大が見込まれます。

 マイクロソフトの最高執行責任者であるケビン ターナー(Kevin Turner)は、「当社の製品に対する需要や導入について、改善傾向にあります。Windows 7、Office 2010、サーバー、ならびにデータベースといった事業へのコミットを反映して、エンタープライズアグリーメント成約率が好調でした。2011年度第1四半期においてはまた、主要なお客様によるWindows Azure(TM)の新規採用や、当社がこのほど発表したOffice 365サービスに対するお客様の大きな関心などが示すとおり、当社のクラウドやオンラインサービス製品に対するお客様からの需要や評判が、ますます高まっています」と述べています。

今後のビジネス展望
 マイクロソフトは、2011年6月30日締めの会計年度における営業経費の予想額を、269億ドルから273億ドルの範囲として提示しました。

歴史上最もヒットしたPCゲーム:誰も知らない誕生秘話、そしてその社会貢献とは 10/29

http://www.kotaku.jp/2010/10/solitaire_history.html
この20年間、何よりも会社員たちの気をそらし、邪魔をし続けてきたゲームが存在します。そのゲームには牧場やモンスター、テロリストは登場しません。

いまやPCゲームと聞けばコアなファンのためのFPS、『FarmVille』などのソーシャルゲーム、『World of Warcraft』などのオンラインRPGをイメージする時代。しかしここで忘れがちなのは、とあるゲームがそれこそ何十年も、そして何億人もの人々を魅了し続けてきたという事実。そのゲームは今でも、今すぐにでも無料でプレイすることができます。(ただしMacは除きます。)

そのゲームとはWindowsの『ソリティア』です。
 
OSにプリインストールされ、人気を博したゲームはもちろん他にも色々ありました(それこそ何千万というユーザーがその恩恵を受けたことでしょう)。それらの典型的なタイトルとしては、例えば『マインスイーパ』、これは多くの人のお気に入りではないでしょうか。他にも『ピンボール』や、そしてWindowsの過去バージョンには出来の良い『テトリス』が搭載されていました。

ただし『ソリティア』だけは別格です。2004年にはマイクロソフト社員のクリス・セルズ氏がソリティアを評して、「世界一頻繁に使われているウィンドウズアプリケーション」だ、と述べました。人々が職場で、または家で「Outlook Express」、「Word」、「Excel」、または「Internet Explorer」などを日常的に使用している事実を考えてみると、これは恐ろしい発言ですよね。

  • ソリティアの歴史

先に進む前に、まずは『ソリティア』についておさらいしておきましょう。

少し紛らわしいですが、実はバージョン3.0以降の全てのWindowsに搭載されている『ソリティア』とは、いわゆる「ソリティア」とは異なるのです。そのような名前のゲームは存在しません。「ソリティア」とは、1人用のカードゲームで、カードの山を色や組によって順序立ててソートしていくものの総称なのです。

Windowsに搭載され多くの人が楽しんできたあのゲームは、数多くある「ソリティア」の内の1つで、「クロンダイク」と呼ばれるもの。1990年に初めてWindowsに搭載されたこのゲームは、デッキのデザインをなんとあのスーザン・ケアさんが担当しています。今でも語り継がれる初代MacのUIデザインの数々を生み出した人物、と言えばより分かりやすいかもしれませんね。

このゲーム自体はマイクロソフト社員のウェス・チェリー氏によって開発されました。実はチェリー氏は開発当時すでに、このゲームがオフィスで流行するであろう可能性(そして危険性)を見抜いていたのだとか。そこで彼は「ボス鍵」と呼ばれる機能を導入しようとしていたのだとか。この機能が発動されると、ソリティアは直ちに強制終了され、本来の業務に戻されることになりました。しかしマイクロソフトの意向により、この機能がWindows 3.0に搭載されることはありませんでした。

みなさんもご存知のように、『ソリティア』はアップグレードを続けており、新たなデッキデザイン、グラフィック、ルールが続々と追加されてきました(Vista、7においてはゲーム中のセーブまで可能になっています)。今やWindowsにはオリジナルに加えて、『スパイダーソリティア』、『フリーセル』合わせて3種類のソリティアが搭載されています。

『フリーセル』は特に華々しい経歴を持ちます。初搭載は1995年、世界を席巻するWindowsへのデビューは遅かったのですが、ネットワーク上のゲームで最もヒットしたゲームの1つとして歴史にその名を残しています。

『フリーセル』の考案者でもあるポール・アルフィール氏は70年代後半から80年代初頭に、同時に1000人ものプレイをサポートするバージョンを開発しています。

  • ソリティアの貢献

今や『ソリティア』はカジュアルゲーミング、そして職場での暇つぶしの代名詞となりました。しかしマイクロソフトにとっては、もう1つの隠された目的があったそうです。それはユーザーにコンピューター、そしてOSの操作に慣れてもらう、というもの。

忘れがちなことですが、1990年においては、Windowsは多くの人にとって新しい概念でした。マウスという機器もそうです。さらには、ペンや鉛筆、タイプライターと共に育った人々にとって、パソコンという機器自体が違和感を憶える存在でした。

その様な環境において、シンプルな佇まい、明るい色、慣れ親しんだ題材を備えるWindowsの『ソリティア』は「慣れないOSにビクつく人たちを落ち着ける」のに最適だったわけです。さらにマウスを使ってポイント、クリックする動作に慣れてもらうことにもピッタリで、マイクロソフトにとっては一挙両得な手段でした。

実際にこの目論みは成功をおさめました。

  • 障害としてのソリティア

1998年にシステムマネージャーのクリフォード・ストール氏はこう語っています。

例えば営業部の全員にトランプを一組ずつ配って、仕事に飽きたらソリティアでもして遊びなさい、と指示したとしましょう。誰も遊びませんよね?

しかし全員に2000ドルのコンピューターを与えると、皆がそれを使ってソリティアで遊び始めるんです。なぜならソリティアは2、3番目くらいによく使われるプログラムだからです。

『ソリティア』の事を頭に思い浮かべた時、あのカードが舞うエンディングの次くらいに頭をよぎるであろうことは、仕事の障害になるということ。つまり、Facebookアプリが登場する前までは、『ソリティア』こそがこの惑星上全ての人間にとって、職場の生産性を下げる最大の障害でした。そして多くの点で、それは正しい意見です。

オフィスで働いたことがある人なら誰でもこのゲームに誘惑されたことがあるでしょうし、レポートをまとめるべき時に『ソリティア』に没頭してしまっていた同僚を名指しできるのではないでしょうか。時には行き過ぎる人もいます。2006年には、ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長が仕事中に『ソリティア』をプレイしていた職員を解雇して話題となりました。

ソリティア中毒は何も職場に限ったことではなく、その影響は家庭にも及びます。例えば私の父は、この10年間、家事より『フリーセル』に費やす時間の方がずっと多かったぐらいです。中毒症状はより悪化することもあります。1996年には、マリッサ・ハチェット・オーザック医師が彼女自身のソリティア中毒を省みて、世界初のコンピューター中毒専門の医院を立ち上げました。

しかし職場においてちょっとした合間にソリティアを楽しむ場合においては、悪い事ばかりではないようです。ユトレヒト大学が2003年に発表したレポートによれば、仕事中の『ソリティア』を許可されたグループは、そうでないグループに比べて生産性の向上、そして仕事に対する印象の改善が見られたそうです。もちろんこれは「適切な範囲で」、というのが前提であり、『ソリティア』をタバコやトイレ休憩のように捉えることで、短い休憩を作り従業員のリフレッシュを促す効果が出せるわけです。

これほど人気で、重要な役割を担ってきたゲームであるのに、ほとんどの人がその誕生に関わってきたクリエイターたちの名前を知らない、というのは奇妙なものです。そして彼らはその苦労にも関わらず、ほとんど報酬を受けとることも、注目されることもありませんでした。

ケアさんのデザインは確かに自身のウェブサイトにポートフォリオが掲載されています。しかしアルフィール氏の名を耳にしたことがある人がどれだけいるでしょうか。そしておそらく一番悲しいのは、ソリティアが無料でプリインストールされているため、そして通常業務の一環として開発されたため、クリエイターのウェス・チェリー氏がその苦労に対して1セントたりとも報酬を受け取ることがなかったことではないでしょうか。『ソリティア』は歴史上最も有名なビデオゲームの1つなのにですよ。

これも悲しいことに、『ソリティア』が職場において最も時間を費やされる対象であった時代も終わろうとしています。Facebookの手軽さ、楽しさに加え、職場のネット環境も手伝い、『ソリティア』は近年その立場を奪われてしまいました。また『ソリティア』のもう1つの役割である、パソコンとWindowsに慣れてもらう、という側面もいまや必要とされていません。ほとんどの人はもうマウスに違和感を感じることはありませんしね。

時間について1つ言えるのは、皆がそれを有効利用しようとしているのだ、ということ。そこに他意はありません。
このフレーズは、『ソリティア』は時間を無駄にする、という批判に対してチェリー氏が述べた痛烈な言葉です。今見返してみると、これまで何億もの人々を楽しませてきたものの、その裏側を支えた人々のことを誰も知らない、そんなゲームのエピローグにふさわしい言葉ではないでしょうか。

マイクロソフトがモーションコントロール技術を開発する「Canesta」を買収

http://doope.jp/2010/1016635.html
http://www.joystiq.com/2010/10/30/microsoft-to-acquire-motion-sensing-tech-maker-canesta/
Xbox 360用のモーションコントローラー”Kinect”のローンチが近づき動向に注目が集まっていますが、昨日マイクロソフトがシリコンバレーのモーションセンシング技術企業「Canesta」を買収した事が明らかになりました。なお、買収を報じたニューヨークタイムズには映画”マイノリティ・リポート”的な新Windowsの準備といった記載も見られます。

このCanesta社はこれまで11年に渡って三次元用の深度センサーチップの開発に注力しており、以前にはホンダが障害検知を行う自動車用の3Dセンサーの開発を目的に投資、障害検知だけではなく、車に乗る人の体格等に併せてエアバッグの膨張を調整する技術などを実現しています。

さらに3Dカメラモジュールを備えたPCの開発を進めている台湾のQuanta ComputerもCanestaへの投資を行っており、同社の製造ラインの中でもCanestaの技術が使用されています。

さらにCanestaは3Dトラッキングとモーションコントロールに関する特許を44も取得しており、今も認可待ちの特許を多く保有しているとの事で、ニューヨークタイムズでは去年同様にモーションセンシング技術企業である3DV systemsを買収したマイクロソフトが、Apple等の競合がこれらの3D技術を取得する事を阻む事も視野に入れている事を示唆、さらにJoystiqではこの買収が、Kinectが侵害するCanestaの特許に関する賠償請求を短期的に遮る為の物である可能性についても記されています。

なお、Canestaが開発を進めているモーションコントロール技術は下記の様なデモンストレーション映像も公開されており、PC操作等に利用している映像ではなかなか夢溢れる未来的なオペレーションの様子が確認出来ます。

関係者:Xboxは初代の発売前から日本でボロクソ言われていました 10/31

http://www.kotaku.jp/2010/11/xbox_poorly_before.html
http://www.develop-online.net/features/1029/Inside-story-The-birth-of-Xbox
文化の違いってコトで、ひとつお許しを...。

日本では巨大な弁当箱と呼ばれ、鳴かず飛ばずだった初代Xbox。そして360になっても、思うようにいっていないようです。

それがナンデなのかって、ちょっと不思議に思ったことはありますでしょうか? 住宅事情に合っていないコンソールのサイズやキラータイトル不足など、これまで色んな理由がありましたが、ここらで発売より前の、イチバン初めを振りかえってみましょう。

あまりのキビしいご意見に、申し訳なくなっちゃうお話...続きは以下でどうぞ。
 

ワタシがジャパンへ、コンソールをお披露目に行ったとき、みんなイイ顔をしなくって...あぁもう。たとえばコントローラーの重さは、手の中の水と同じくらいでないとイケないだとか、クレイジーな注文がいくつも飛んできましたよ。

と、かつてXboxのボスだった、エド・フリーズさんが開発についての想い出を教えてくださいました。2001年を予定していた、海外でのローンチに向けたテストを行っていた頃のお話です。

たとえばXは死を意味するので、Xboxなんて名前は使えないだとか。やっぱり死を意味するのでコンソールは黒であってはイケないだとか、日本ではあらゆるネガティヴな意見をいっぱい聴きましたよ。

なので、日本で初代のXboxコンソールは黒ではなく、実際のところスモーキーな色になっているんです。・・・でもワタシはいつも自分に問いかけています。「ちょっと待てよ? プレステ2は黒じゃなかったっけ?」 ってね。

ハイ、そうですエドさん・・・黒でしたね。

第一印象は変わらないっていう定説があるワケですが...もしリリースに向けてマイクロソフトのゲーム機の印象が悪かったなら、日本での闘いは常にキツいものになるという事でしょう。それだけ厳しい市場なのですね。

私たちはコダワリが強いもんで、ホメるよりも、とりあえずダメ出しするのが今の日本人の気質なのですが、これからもそれにメゲないで健闘して欲しいと思う次第であります。

Xbox LIVE動画レンタルサービス「Zune ビデオ」11月1日より国内でサービス開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/02/45406.html
マイクロソフトは、Xbox LIVEにて「Zuneビデオ」の国内サービスを11月1日(月)より開始しました。

「Zuneビデオ」はXbox LIVE上で映像が楽しめる動画コンテンツサービス。Xbox LIVEにて自宅に居ながらビデオをレンタルする事が可能で、配信方s木には高速度回線向けのストーリミング配信方式と、低速度回線向けのダウンロード方式が用意されています。

映像1本のレンタル価格帯はSD画像210~280マイクロソフトポイント、HD画質1本350~420マイクロソフトポイントでレンタル。どちらも初視聴から24時間のレンタルすることができます。

なおサービス開始現在は、「バットマン ビギンズ」「シャーロック・ホームズ」など新旧のハリウッド映画が用意されているほか、「劇場版ガンダム」「マクロス 愛覚えていますか」など日本人にも馴染みのあるアニメ作品が配信中。既に50本近いタイトルを視聴することが可能となっています。

気になったタイトルがあった方は一度試してみてはいかがでしょうか。なお、配信中の全タイトルはZUNE公式サイトより確認することが出来ます。

マイクロソフト、ホリデーシーズンのKinect販売予測を300万台から500万台へ引き上げ 11/4

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2377
北米で遂に発売となったXbox 360の新型モーションセンサー「Kinect」ですが、MicrosoftのDon Mattrick氏は本機がホリデーシーズンに500万台を売り上げると予測し、過去にAaron Greenberg氏が伝えた300万台という予測を大きく引き上げました。

またMattrick氏は「販売の点からKinectはXbox製品の中で最も大きなローンチとなるでしょう」と伝え、Kinectに対する大きな期待を表しています。ちなみに前四半期のXbox 360本体の売り上げは、昨年同時期の売り上げ210万台を上回る280万台だったそうです。

25,000店舗の小売業者のうち5,000店舗が深夜から販売を開始し、ニューヨークのタイムズ・スクエアでは大規模なローンチイベントも行われたKinectは、Microsoftの予測通り大きな売り上げを記録するのでしょうか。Kinectを多くの家庭に普及させるには今後の更なる対応タイトルが大きな鍵を握りそうです。

Kinectが北米で本日発売、タイムズ・スクエアでは盛大なローンチイベントが実施

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/04/45456.html
Xbox360の新型モーションセンサーKinectが、北米地域で本日11月4日遂にローンチを迎え、Microsoftがニューヨークのタイムズ・スクエアにて大規模な発売記念イベントを実施しています。
http://www.youtube.com/watch?v=vMW07IDKvPQ&feature=player_embedded
トイザらスのタイムズ・スクエア店では、Kinect購入の列に並んだ最初の3,000人に、専用ソフトの『Kinect Sports』、『Kinect Joy Ride』、そしてXbox LIVEの1年間ゴールドメンバーシップを贈呈。これを求めて、数日前から列に並ぶゲーマーもいたようです。
http://www.youtube.com/watch?v=LkiERTilpiI&feature=player_embedded
また、イベントではハリウッド人気俳優のマーク・ウォルバーグが登場し、数百人規模のダンスパフォーマンスも実施。それらの様子を収めた動画や、専用ソフトのローンチトレイラーなどが続々と見つかっているのでまとめてご紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=I4yOs5KHzKc&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=jkJbvRaLMQ0&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=RNjDekUvYDI&feature=player_embedded
日本でのKinect発売は11月20日です。

マイクロソフトがXboxLIVEゴールドを海外で値上げしたワケ11/4

http://www.gamasutra.com/view/news/31153/Interview_Microsofts_Davison_On_How_Kinect_Will_Help_Xbox_Live_Ramp_Up.php
http://www.kotaku.jp/2010/11/xboxlive_price_why.html
どうなんでしょう、この値上げ。

海の向こうでは、今週からXboxLIVEゴールドメンバーシップが値上げしました。北米ではこれまでの49.99ドル(約4040円)から10ドル値上がりし、59.99ドル(約4850円)となります。

でもなぜ今になっての値上げなのでしょうか? マイクロソフト、XboxLIVE担当のクレイグ・デイヴィッドソン氏がGamasutraにこう語りました。
 
2002年にはマルチプレイ専用のものでした。今では『コール・オブ・デューティ』のマップパックを誰よりも先に提供したりしています。また、我々には『ギアーズ・オブ・ウォー』や『Halo』などの独占タイトルもあり、今後も独占サービスを続けていくつもりです。そしてメンバー数について言えば、初年の40万人から2500万人へと増加しています。

なのでその間に資金を投じなければなりませんでしたし、さらなる要素を加えていきたかったのです。ESPNはそのいい例で、XBLゴールドメンバーには追加料金無しとなっています。しかし今後もコンテンツを投入していきたいのです。そしてソーシャル、エンターテイメント、ゲーム、すべての方向に革新を続けていきたいと考えています。理由はそういうことです。

2段落目は、「新たにいろいろ付加してXBLゴールドの価値が高くなっている。そして今後もその価値を高めるための値上げ」というように聞こえます。納得できなくもないですよね。しかし最初の部分は「独占タイトルは値が張るんで...お金ください」という感じにも聞こえちゃいますよね。

米コメント欄では「原因はESPN。ESPNにカネを払わないといけないからだ」とするものや、「みんなグチグチ言い過ぎ。サービス開始から8年、インフレを考えろよ。値上げは遅すぎるくらいだ。」なんていうコメントもみられました。

もし日本のXBLゴールドメンバーシップ価格が今より値上がりしたら皆様はどう思われますか?

「次世代への基」「客層を広げるものとして期待」 ― Kinectへの海外メーカー役員の声

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/09/45522.html
ついに北米で発売されたKinect。各メーカーの役員たちはどのように見ているのでしょうか。

米マイクロソフトは11月4日にKinectを発売しています。KinectはXbox360用の周辺機器。身体の動きや音声を読み取ることでコントローラーなしでのゲームを可能にしています。タイムズスクエアでも大規模な発売イベントが行われるなど賑やかな滑り出しですが、海外メディアMCVは有名メーカーの役員たちのコメントを掲載しています。

■Yves Guillemot氏(Ubisoft CEO)
「この新しいモーションコントロールマシーンはすばらしいです。多くの人々が遊ぶ機会を提供するからです。任天堂は(モーションコントロールが)多額のお金を生み出し、沢山の人々に供せることを証明しており、誰もがこのケーキを望んでいます。これは単に現世代への投資というだけでなく、次世代の基となるものであり、次世代ゲーム機はモーションセンシングをもっと進歩した形で使うでしょう」

■Brian Farrell氏(THQ CEO)
「今のXbox360はマイクロソフトへのあらゆる敬意を集めるコア・ゲーマーボックスです。我々は、彼らがKinectで客層を広げようとするのをサポートします。一定のレベルを越えるにはこれまでとは異なった層の消費者が必要になるからで、Kinectにはそれができるはずです」

■Jens Uwe Intat氏(EA シニアバイスプレジデント)
「我々が今日想像もできないようなゲームに関するものがKinectであり、身体だけを使えばよいことが本当の強みになるだろう。立ち上げに際しては、ダンスとフィットネスがそのすばらしい例になる。どちらも手に何も持たないことが好まれるジャンルだからだ。ストラテジーものすらうまくいくかも知れない。身体を使って直感的に編成する姿を簡単に予想できる。ゲームを遊ぶ上でフットボールチームをどう指示するか、その新しいやり方は新たな顧客にゲーミングへの道を切り開くだろう」

いずれの大手メーカー役員も、Kinectが新たな客層を連れてくることを期待しているのが分かります。ゲーム人口が増えることは業界にとってプラス以外の何者でもなく、Kinectがこの期待に答えられるかどうかが注目されます。

Xbox360『Kinect スポーツ』メインナビゲーターに福沢 朗アナウンサーを起用

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/12/45592.html
マイクロソフトは、Xbox360 Kinect専用スポーツゲーム『Kinect スポーツ』にて、メインナビゲーターに福沢 朗アナウンサーを起用したと発表しました。

福沢 朗アナウンサーは「真相報道番記者!」のメインキャスターなどでお馴染みのフリーアナウンサー。全日本プロレスやアメリカ横断ウルトラクイズなどでアナウンスしたあの熱い実況魂を引っさげ、「ファイヤー!」「ジャストミート!」「君に幸あれ!」などの名言でゲームを盛り上げてくれます。

『Kinect スポーツ』は、「Kinect」と共に11月20日(土)に発売されるKinect専用のスポーツゲーム。「サッカー」「ビーチバレー」「ボウリング」「卓球」「陸上競技」「ボクシング」6つの競技が収録されており、友人や家族と一緒にプレイが楽しめる幅広い年齢層向けのタイトルです。オンラインプレイにも対応しています。

『Kinect スポーツ』は、11月20日(土)発売予定で価格は5,880円(税込)です。

(C) 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, the Microsoft Game Studios logo, Rare, the Rare logo, Kinect, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies.

レア、3DSでの開発は可能性あり

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/12/45620.html
マイクロソフトゲームスタジオ傘下のレアですが、Xbox向けだけでなく、ゲームボーイアドバンスやニンテンドーDS向けにゲームを開発した実績もあります。そんなレアは3DSでもゲームを作ってくれるのでしょうか? 気になるポストが同社のブログに投稿されています。

「『Banjo-3DSie』開発決定! というのは100%私の思い込みですが。僕らは『ドンキーコングDS』や『Viva Pinata: Pocket Paradise』以降は携帯ゲーム機では余り活動してないね。再び戻る可能性? もちろん。3DS? ちょっと言えないね。でもバンダイのワンダースワンがないことは言えるかもね。」

とのことで、今のところ何も出せるものはないものの、可能性としてはあるとの投稿。現在はKinect向けのタイトルに注力しているというレアですが、ぜひ3DSでも期待したいところですね。

Kinectの部品コストはおよそ56ドル-UBM TechInsightsが検証2010年11月13日(土)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2416
小売価格149ドル(国内14,800円)で販売されているXbox 360のモーションセンサーデバイス「Kinect」ですが、本体を分解して調査を行ったUBM TechInsightsの報告によると、各部品のコスト合計はおよそ56ドルになるそうです。

このうち17ドルは、イスラエルのPrimeSense社が手がけたカメラ・マイク・プロセッサを含むシステムのコストに当たるとのこと。

過去にMicrosoftは、Kinectを1台売るたびに利益を得ていると伝えていましたが、もし今回の報道が事実なら、その利益は予想以上に大きなものだと言えます。