ザルーザ

『妖精喰らい』のザルーザ

『ロケットパンチ殺人事件』において、第五階層の辺境の酒場で暴れた「暴れシナモリアキラ」の亜竜(レッサードラゴン)
『ドラギニャッツォ』を名乗っていた

数百歳クラスの古竜
灰黒の鱗に二本の角
ダドアンの溶岩を母とするもの
つまり、ジャドナゲン
『下』の北方辺境にある都市国家ザドーナの『誇りある』元奴隷
『上』に対して好戦的な、ジャッフハリム強硬派
『上』の北辺帝国から送りこまれてくる妖精兵との戦いを繰り広げてきた古兵
猛将ジスゴデクと共に、解放のための戦いに参加した

第五階層中央の意向に従わない辺境区に対して怒りを感じており、更にアルトをも打倒しようとしていた
身勝手さと被害者意識をこじらせた典型的な『堕落亜竜』
また、義勇兵となることで「国民」として認められて、第五階層に居場所を手に入れようとしていたフシがある
翼を断たれ、第五階層に流れ着いたようだ

左腕を呪われていないこともありメイファーラに倒された後は、自称シナモリアキラとして捕縛される
その後は、ユディーアの銀貨によって懐柔されて去っていった

初出

5-1　枯れ木激して死灰に至り、苗木人立ちて雲路を砕く