Tag: トリシルシリーズ ラクルラール派 フォービットデーモン
概要
- アレッテ・イヴニル・ラプンシエル・ディルトーワ=ベルラクルラール
- 諦観にひたったお人形のお姫様。
ラフディとガロアンディアン?の正統後継者みたい。
「いいのよ、適当で」が口癖。
だけど、お父さんのことは適当にはできないもよう。
宣名
「号は瞳の紅紫、性質は塔のお姫様、起源は冥道の模造品。アレッテ・イヴニル・ラプンシエル・ディルトーワ=ベルラクルラールは、マラード・ディルトーワ・アム=ドーレスタ・エフ=ラフディ陛下にお力添えすべく推参致しました」
詳細
- 紅紫
- 外見
- 膝下まで垂れ下がる紅紫の髪。ふわりとしたくせっ毛。
どぶ色に濁った瞳。ガラス玉のよう。邪視を使うときはマゼンタに染まる。
球体関節。
ヘッドドレスにマゼンタ系統の豪奢なワンピース。
- アレッテ
- アレッテはアルトの女性形。
- 性格
- 倦怠、諦め、退屈の三拍子が基本。
ラクルラールの糸からは逃れられないと知ってのこと、反抗期はあったようだけれど。
根っからのお姫様基質で高いところにいないと気がすまない。
逆鱗は父のアルト。アルトに対しては普段の調子を投げ捨てて、殺意をむき出しにする。
- 左右一対の邪眼姫
- 右目のレッテと左目のレッテがいる。
四章後半で右目は太陰に左目は五階層に向かった。
左目のレッテがアレッテ本体で、右目のレッテがアマランサス。
マラードと聖婚してからは、アルト・イヴニルとアマランサスに分かれた。
- アマランサス
- トリシルシリーズ第七ドール、不滅のアマランサス。アルト・イヴニルの従者。
選定の際に命を失いかけた自分の命をアレッテに託す。
それからずっと二人で一人だったが、相方が結婚したので解散。
『アマランサス・サナトロジー』のリーダーとしてアイドルデビューするも、シナモリアキラになる。
『叛意』を受け持っているかもしれない。シンボルは赤い鶏頭(アマランサス)の花。
- アルト・イヴニル
- アレッテがマラードと聖婚して完成した姿。男性形。六王すべての断章を宿す。
原初の土(リールエルバ)を取り込み至高のアンティークにならんと根源を目指したら、
カーティス(リールエルバ)に飲まれて、死人の森の女王(リールエルバ)に望まれてシナモリアキラになった。
- 学生時代
- フォービットデーモンナンバーエイト・マゼンタ。
ラクルラールの一番弟子として、最大の末妹候補であると評判だった。
- 起源
- ゼロからラクルラールが創りだしたわけではなく元になった呪具がある。
その呪具の名は『紅紫の瞳』。ラフディと竜王国の絆の証明。
アルトの娘にしてディルトーワの花嫁、バーガンディアの両目を核とした対の至宝。
- トリシルシリーズ
- トリシル計画において、ミヒトネッセとならぶ最高傑作。
呪術
- 竜爪眼
- 束縛系邪視の極致。
視線が亜竜のかぎ爪として具現化する。
全てを石化させる束縛と停止の呪い。
- 線の嵐
- 右手から放たれる糸。空間の歪みで切断する。
- 髪の呪術
- 左手から放たれる髪の毛が敵を拘束する。
- 忘却
- 再生者を消滅させる。
- オルガンローデ
- 稲妻の大蛇。
アルトの構成した極大呪文に、パーンが引き継ぐ極大呪文・王殺しの『自由』稲妻を組み合わせた。「幼きビテロの樹、古き聖花都の死、天空、大地、稲妻、弑すること三首、メリアスの血槍を重ねること三叉、竜と乙女に穂先を突き立て、王の名に於いて流転と君臨の理を此処に示せ――」
「――されど奴隷に逃げ場は無し。金枝は遠く、金鎖は砕けず、この身は塔から抜け出せず。天の金鎖に囚われるなら、この身は稲妻と共に地に墜ちよ。タークスターク、落っこちた。王さまの首が落っこちた」
浄界
諦観に満ちた世界観。諦観は減速を呼び石化に至る。
紅紫の空。濁った河。墓場。塔。
軍勢
魔戦人形師団
アレッテが師団長としてすべる一万体の軍勢。小国なら簡単に滅ぼせる。
構成員は心をもつ人形からなる、癖のある呪術師たち。おおむね球体関節人形。
十二体の隊長格は第六階梯の怪物揃い。
- ベルグくん*1
- アレッテの繰り人形。守護騎士役。ピコピコハンマーを装備した小さな戦士のお人形。
戦闘時には巨大化する。
- ガルラくん*2
- アレッテの繰り人形。守護騎士役。だぼっとしたローブを着た小さな魔術師のお人形。
- 毒吐き喇叭のソムワムン
- 魔戦人形師団隊長の一人。例外的に球体関節人形ではない。
無数のジンメンイナゴを統べる、空飛ぶ巨大な肥満体。
不快な雑談と人面虫を吐き出す。
中年男性を雑巾のように絞った姿。頭部に金属製のチューリップと蝶の羽根を生やす。
ほとんど禿げ上がった頭、わずかな髪の毛は全て紫色の芋虫。長すぎる両腕。『赤眼騎士団』の騎士団長ソムワソンは、王妃バーガンディアの護衛として竜王国から派遣された。
ディルトーワ王に影響力を厭われ、王妃と姦通した罪を被せられ処刑された。
- 扉の向こうのエントラグイシュ
- 祝福されなかった赤子。好き嫌いしなくてえらい。
人の肉体を【扉】にして、のそのそ出現した。
- 棘の王カルメダージ
- 荒ぶる戦王。幼い声。
ぼくたちは繊細な硝子人形とかなんとかのたまう。カルメダージは、オルヴァの好敵手として争い続けたラフディ王。
- 処刑者スメーキフ
- 残虐な処刑者。
スメーキフはディルトーワ王の忠実な処刑者。赤眼騎士団を残らず拷問死させた。
参照元
ゆらぎの神話百科事典>魔眼竜バーガンディア
目を合わせた魔力の弱い者を石化させる「石化の魔眼」
対象の特定の記憶を忘れさせる「忘却の妖眼」などを持っている。
ゆらぎの神話百科事典>ラクルラール
重度の面倒臭がりやで、「あー、やれやれ」だの「どうでもいいよ」だのといった面倒そうな態度を崩さない
魔眼竜バーガンディアの眼を猫ティッタン・タッティンから手に入れる
コメント
- 星見の塔の六番目であるラクルラールの六番目で、第六断章のラフディに執着してるのなんか象徴的 -- 2015-10-03 (土) 12:47:43
- 幼きビテロの樹ってなんだろ。 -- リンレ? 2019-03-22 (金) 09:37:04
- >独特の光沢を放つその浅黒いビテロの鞣し革には、三つ叉の穂先の意匠、 遥か過去に絶えた聖花都の貴族の紋章が入っている。 -- 2019-03-23 (土) 09:39:34
- ゆらぎの神話にこういう記述があり動物っぽいが他に記述見つからなくて謎い -- 2019-03-23 (土) 09:40:11
関連ページ
#related: relatedプラグインは廃止されました。