- ジャッフハリム魔軍
- 魔元帥、セレクティフィレクティ
- 魔将
- 第一魔将フィリス
- 第二魔将、変異獣モルゾワーネス
- 第三魔将、破壊と再生のヴェイフレイ
- 第四魔将、万殺鬼アインノーラ
- 第五魔将、銀霊サジェリミーナ
- 第六魔将、石喰いのベフォニス
- 第七魔将、楽想のアケルグリュス
- 第八魔将、優美に泳ぐ蝶ハルハハール
- 第九魔将、賛同のピッチャールー
- 第十魔将、三つ首の番犬サイザクタート
- 第十一魔将、光の幻姿ユネクティア
- 第十二魔将、網膜を灼く稲妻ズタークスターク
- 第十三魔将、朱大公クエスドレム
- 第十四魔将、痩せた黒蜥蜴ダエモデク
- 第十五魔将、闇の脚エスフェイル
- 第十六魔将、歪な荘厳イェレイド
- 第十七魔将、矮躯(ミゼット)のガドール
- 第十八魔将、黄金のマーネロア
- 第十九魔将
- ジャッフハリム
- ザドーナ
ジャッフハリム魔軍
魔元帥、セレクティフィレクティ
地獄(地下)の軍勢を統率する 魔将を統べる元帥。融血のトライデントに見出された『使い魔を使う使い魔』にして、下方勢力の将達を率いる元帥。世界槍の迷宮支配者
魔将
第一魔将フィリス
異獣原体。始祖魔将。無彩色の細胞。古の言語支配者たちの嗣子。深淵のゾート、並ぶ者なき大魔術師ミアスカ、覇王メクセト、呪祖レストロオセ、獅子王キャカラノートがその叡智を結集して作り上げた世界最初の神秘。言理の妖精。メタテクストを浸食する。
終わりの魔将と一揃いになっている。
エル・ア・フィリス。
- 参照元
ゆらぎの神話百科事典>言理の妖精
第二魔将、変異獣モルゾワーネス
生体兵器。何にでも変身できる。ソルダ・アーニスタの機転によってクラッキングされ攻略。
現在はその万能細胞で金鎖のフラベウファの姿をエミュレートし、ソルダに仕えている。
第三魔将、破壊と再生のヴェイフレイ
頭が悪かったのでソルダに言いくるめられて聖遺物に封印され、初代松明の騎士フォグラントの名を与えられてソルダのいいように使われている。
第四魔将、万殺鬼アインノーラ
牽牛種。
ジャッフハリム四十四士の一。第一階層担当。覇王メクセトの正当な子孫。亀に敬意を払う。
長い間第一階層の掌握者であったために地獄の脅威の象徴と化していて、地上では迷宮の番人である牛頭の魔人を倒すという筋書きが定番になっている。
第五魔将、銀霊サジェリミーナ
銀霊種。
ジャッフハリム四十四士の一。サジェリミーナ・ウィ・サジェミリーナ、略してスス。十九魔将の中で一番最初に死亡した。銀霊(クイックシルバー)種の創造者。錬金術師(アルケミスト)にして占星術師(アストロマンサー)にしてペレケテンヌルの加護を使いこなす神働術師(ビショップ)。
男性態のサジェリミーナ(恐らく神働術担当)、女性態のサジェミリーナ(恐らく占星術担当)に加えて双頭有翼のサジミェリーナ(恐らく錬金術担当)と自己を三分割している
第六魔将、石喰いのベフォニス
岩肌種。
ジャッフハリム四十四士の一。灰の色号使いであり肉体時間を加速させて再生、高速移動、呪宝石の瞬時加工をこなす。エスフェイルとは仲が悪い。ディスペータに嫌われている。
- 参照元
第七魔将、楽想のアケルグリュス
有翼人魚種。二階層担当。ジャッフハリムの歌姫。
第八魔将、優美に泳ぐ蝶ハルハハール
闇妖精種。
ジャッフハリム四十四士の一。魅了や精神干渉を得意とする。直接的な戦闘は苦手で、得意の精神干渉も広範囲に鱗粉を散布させないと効果が発揮できない
第九魔将、賛同のピッチャールー
旧世界ロディニオの古代兵器。セレクティ派、と言うよりはユネクティアに従う。
第十魔将、三つ首の番犬サイザクタート
虹犬種。
ジャッフハリム四十四士の一。左右の頭の名前は『ディー』と『ダム』。グラッフィアカーネと友人。
朱の色号使い。クエスドレム寄りのレストロオセ派。第三階層の掌握者。グレンデルヒに討伐された。
第十一魔将、光の幻姿ユネクティア
幻姿霊種。
セレクティ派。魔軍元帥の参謀役。巨人の一柱。幽鬼(レイス)。キャカール十二賢者の旧二位。
蝙蝠の羽に蜥蜴の尻尾、かぎ爪の付いた短い足を有する、歪んだ顔がどこか凶暴な犬を思わせる使い魔を使役。
【言理の真葉(エアル・ア・フィリス)】の使い手。『猫に名付けられた名前』を有する。
- 参照元
世界のはじまり。切り裂くもの。
海を越えて来たる。群青色。ラピスラズリの原料。
第十二魔将、網膜を灼く稲妻ズタークスターク
稲妻の呪文で構成された賢天主アリスの仮想使い魔。沼女型哲学的ゾンビ。客将でありながら大魔将。その姿は術者を模している。
実体は存在しないが、その気になれば任意の物体を分解再構成して人体を作り出すことも可能。彼女の存命中、アルセミア本国から送り込まれた三個師団を壊滅させ、当時の守護の九槍の第三位、第六位、第九位及び九英雄の内五名を殺害した。
第十三魔将、朱大公クエスドレム
地獄の王族。支配者。四十枚一組のカード型端末を使い、様々な呪術や現象、人物や生き物を参照することでその力を行使できる。その応用で影から影への移動、他者の強制移動が可能。地上太陽付近に存在する古代遺跡の試練を乗り越えたため四人に分体が可能。朱の色号使いでサイザクタートの師匠。愛犬家。
ジャッフハリム四十四士の一。
- 分体の内訳
スペード:黒い呪文長剣の使い手。黒衣。
クラブ:黒ずんだ棍棒の使い手。黒衣。
ダイヤ:資本主義ミームの使い手。赤衣。
ハート:心臓を核とする支配者。赤衣。
第十四魔将、痩せた黒蜥蜴ダエモデク
黒蜥蜴人。黒亜竜人。巨大化、翼を生やしての飛行、天眼による優れた空間把握能力、生物を腐敗させる瘴気を操る、などが可能。自分の血肉を与えて他人を回復させるために無理に過食をして太っていた。
ジャッフハリム四十四士の一。
- 参照元
第十五魔将、闇の脚エスフェイル
人狼種。
セレクティ派。五階層担当。『猫に名付けられた名前』は『狼色』を意味する。
【スキリシア=エフェクの夜の民】と【ラフディの棘の民】との混血である人狼の固有種である大人狼。
呪文と杖に特に秀で、邪視と使い魔の適性まで有する上に近接戦闘もこなせる万能の超高位呪術師。武人気質。
人狼に王族は存在せず、自ら王を名乗る事で迫害・衰退にあった人狼種を纏め上げていた。
魔将最弱から最終的に全魔将の中で五指に入るほどの実力者に上り詰めた。
実はエルネトモランで復活した魔将(大魔将を除く)の中で最強。
師は魔元帥セレクティで、第十一魔将ユネクティアの弟弟子。『黒炎の四肢』火炎候【恐るべき脚】の後継者。恐らく魔将計画の際に勧誘されたと思われる。
言語を司る『黒』の色号に秀で、その中の『名前を掌握する』という呪術を修めていた。
アズーリア・ヘレゼクシュとの戦闘で杖&呪文複合の静謐の開発し、体毛でサイバネ義肢の神経反射性能の再現する等、術技の模倣に優れる。
三章終盤では地上世界の全ての恨みを引き受け、同じ【スキリシア=エフェクの夜の民】であるアズーリア・ヘレゼクシュと対峙。
彼女の英雄としての決意と覚悟を認めた事で、狂信者と唾棄していた彼女の名を呼び、自身の師の勝利を確信する言を残して息を引き取った。
第十六魔将、歪な荘厳イェレイド
狂怖族。形而下世界の頂点に立つ大魔将。金髪縦ロール。
第十七魔将、矮躯のガドール
鎌を持つ片目を隠した少年。小鬼 の軍勢を率いる。
第十八魔将、黄金のマーネロア
巨猿。呪力兵と金毛種の混成軍
第十九魔将
終わりの魔将
ジャッフハリム
レストロオセ
ジャッフハリムの国家元首。聖妃。呪祖。古の言語支配者の一人。
世界の更新に際して現行人類の多様性を出来る限り保存したまま新世界へと移行しようとしている。
再演の旅ではイェレイドの姿で登場。その頃のレストロオセは現在とは別人物?
四十四士によって倒された『呪わしき恐怖の化身』レストロオセは名を変えて下方勢力にいるらしい。ミシャルヒのいう「あの方」が現代のレストロオセを指すならカーインのもたらした病毒に蝕まれている。
ヌウォン
レストロオセの近衛隊長。現在のアルマを正面から倒すに足る力量の持ち主
四十四士
レストロオセに忠誠を誓う勇士。襲名制。
第五階層の人狼
- 黒き毛ディルムラン
- 鋭き牙ボームリア
- 氷柱の吐息ジルミッサ
シナモリアキラとキール隊が協力して倒した人狼。 - 長き爪アドーリオ
一章でアズーリアが倒した『大柄で、両手の爪が一回り長い』と描写されていた人狼? - 雄々しき脚ハルフェイル
エスフェイルの実子。ミルーニャの父を含む三人の探索者に倒された。
ザドーナ
【賢天主】アリス
哲学的ゾンビたちの軍勢たる方舟軍を統べる冥王の一人。
天才的頭脳で地上の北辺帝国に快勝を続ける最強の魔女。
正式な名を言理の魔女(アメル・ア・フィリス)。フォービットデーモン・押韻(ライム)の操り手。
- 参照元