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海月
「このページは失敗作航空駆逐艦のみーちゃんが
艦娘のみんなとおはなしをする、とても素敵でスペシャルなページよ!!」
第1回 航空駆逐艦ってなぁに?
卯月
「新しい艦娘の着任だぴょん
誰ぴょん?」
海月
「睦月型航空駆逐艦、12番艦、海月よ!
よろしくね!」
卯月
「む、睦月型…航空駆逐艦…って何ぴょん?
あと睦月型にこんな子いなかった気がするぴょん…」
海月
「睦月型航空駆逐艦海月!!それはっ!
駆逐艦にこの飛行かんばんを取り付けた
次世代の超最新性高性能駆逐艦のことよっ!!」
卯月
「なんで睦月型ぴょん?
うーちゃん、こんな妹初めて見たぴょん」
海月
「えっ、睦月や如月の頃に計画されてたんだけど…
いうなればフルアーマーガンダムとかヘビーガンダムみたいな
計画上はどんどん進んでたのよ!
ちょっと完成は遅かったけど、うーちゃんよりおねーさんだからね!?」
卯月
「かわいさはうーちゃんのほうが上でっす!」
海月
「背の高さは私のほうが上でっす!
火力も雷装も私のほうが多分上でっす!
装甲は知らない、み~ちゃん知らない」
卯月
「なんでそんなに艤装がたくさんあるぴょん?
海月ちゃんを描く人が艤装を描けなくて倒れるぴょん」
海月
「航空駆逐艦!それはっ!!
駆逐艦にかんばんを載せるだけじゃなく
さらなる火力も追及し、多数の砲門に魚雷管、艦載機!
そして爆雷や照明弾まで装備した
いわば重雷装巡洋艦もびっくりの超火力駆逐艦っ!!」
卯月
「なんか爆薬ばかりで危ない感じがするぴょん…」
海月
「うっ、そりゃちょっと、誘爆して沈んだけどね…
今度は大丈夫だって!ね、ほら、おねーちゃんを信じて!
今なら艦載機だって付けちゃう!!」
卯月
「よよっ?
瑞雲とか晴嵐がびゅーんって飛んでくぴょん?」
海月
「私に搭載できるのは、そんな間に合わせの出来損ないじゃなくて
天山とか彗星とかの、ちゃーんとした艦上機よ!
この出来損ない…じゃなかった、新型のカタパルトから
ぶーん!どどどどど!きぃーん!!!って飛ばすの!
だから烈風とか震電とか欲しいな~」
卯月
「おねーちゃん、うるさいぴょん…」
海月
「えっ、うーちゃんの方がうるさいし…
そういう事いうと、爆撃しちゃうよ?」
(甲板を構えながら)
卯月
「うーちゃん、爆撃じゃ沈まないからっ!
えへんっ!」
海月
「よしっ、全機発艦用意!(ガチャガチャ)
九十なんとか式艦爆、爆走よし!」
卯月
「本気ぴょん!?」
海月
「全機発艦~!!
(ガゴッ!!)
あっ………」
卯月
「…どうしたぴょん?」
海月
「カタパルトが不調じゃと!?
またカタパルトがぶっ壊れた!
ちくしょう誰がこんな設計を…」
卯月
「…うーちゃん、航空駆逐艦はいらないぴょん」
海月
「ま、まあ待ちなさい、かわいい妹よ
設計図とカタパルトがあれば、いつだって
睦月型全員を航空駆逐艦に改装する、素敵な改装計画が―」
卯月
「…………… ぷっぷくぷー」
(そっと逃げ出す)
海月
「―今なら飛行かんばんに砲門を並べたり
ゆくゆくは三式弾や鉄鋼弾を扱う特殊砲を載せて
さらに対大型艦用の大型の砲を載せる改装計画まであって―」
海月
「それに伴い、卯月を改装の際には海月型航空駆逐艦の二番艦に…
ってあれ、卯月?…卯月ー?
おーい!どこ行ったー!」
第2回 海月ちゃんの遍歴について
海月
「ほら、輝かしい睦月型の妹達!
おねーちゃんみたいな素敵な航空駆逐艦に、なってみない?」
皐月
「ええ~っ……
ボクはいいよ、なんか怖いし…
ばかっぽいし…」
海月
「あ、今おねーちゃんに対して
ばかっぽいとか言わなかった?ねえ?」
(チャキ)
皐月
「それで賢いつもりなのかなぁ…
って、主砲を向けるのはやめてよっ!?」
文月
「あたし~、おねえちゃんがどんな活躍をしたか」
知りたいなぁ~。えへっ」
海月
「……… も~、しょうがないわねえ~
航空駆逐艦については前回教えたし
じゃあ、今回は私の輝かしい遍歴についてね!」
皐月
「ふー、助かった」
文月
「あとでアイス、たべたいな~」
海月
「睦月や如月の頃に作られていていたんだけど
ちょーっと、完成が遅れに遅れちゃってね…!」
皐月
「どれくらい遅れたのさ?
先に特型駆逐艦ができちゃったとか?」
海月
「気付いたら、姉妹艦がほとんどいないくらいね…
なんか陽炎型とかいう変な声した艦とか
夕雲型とかいう眼鏡かけた奴らがいたわ!」
皐月
「もう開発計画止めたほうが良かったんじゃないかな…」
文月
「きっと、誰も開発中止をいいだせなかったんだね~」
海月
「うっ、うるさいっ!
この試製10cm連装砲や、六連奏魚雷も頑張って開発したんだから!」
皐月
「そんないい加減な兵器、ボク始めてみたよ…」
文月
「すごいじょうずにできてるよぉ~
はなまる、あげるね~」
海月
「あ、やっぱり文月もそう思う?
かわいいやつめっ!うりうり!
この全身に詰んだ10基の砲門と、4管の魚雷で敵を爆砕する予定だったのよ!」
皐月
「予定って…なんかボク、嫌な予感がしてきたよ」
文月
「きっと、予定で終わっちゃったんだね~」
海月
「ちゃんと実戦にも投入されたわよ!!
作っちゃったもんはしょうがないとか、
こんなんでも何かの役に立つとかひどいと思わない!?」
皐月
「へ、へえ~、そうなんだ…
それで、どうだったのさー?
ちゃんと活躍できたの?」
海月
「そ…それはもちろん!
おねーちゃんは、なみいる戦艦や空母を
魚雷や爆雷、砲撃でバンバンと落とし―」
文月
「ほんとうは~?」
海月
「う…。装備の積み過ぎと機関部が旧式過ぎて
速力が出なくて、艦隊に置いてかれたわ…
まあ甲板(かんばん)にまで爆雷おいてたし…」
皐月
「ええ~!?
置いてかれるって、どれだけ遅かったのさ!?」
海月
「ちょ、ちょっとカタパルトがまた不調だったり
野ざらしにしてた艦載機の羽がぶち折れたりしたのよ!
だいたい飛行甲板の整備が悪いのがいけないのよ…ブツブツ…」
文月
「それで、どうなっちゃったの~?」
海月
「ちょっと、敵艦載機から爆撃を受けたみたいで
爆雷とか魚雷が一気にドカ~ン!!って…
まあ装甲は弱かったしね… ゴホンゴホン」
皐月
「やっぱり失敗作なんじゃないか~!」
文月
「可燃物の過積載は、だめだよ~
ちなみに、艦内は禁煙のおふねがおおいんだよ」
海月
「ほ、ほらっ!妹達なら!
今なら皐月も文月ちゃんも航空駆逐艦に改装して
海月型航空駆逐艦3番艦、4番艦にしてあげるから! さぁ!!」
皐月
「………… 行こう、文月
こんな駄目なおねーちゃんに関わってると
危ない気がするよ、ボク…」
文月
「あ~ん、さつき~、まって~」
海月
「あっ、こ、こらーっ!
おねーちゃんを、置いていくなーっ!!」
第3回 睦月型なの?海月型なの?
三日月
「あの、海月さん…質問いいでしょうか?」
海月
「あっ、初霜…ミカヅキじゃん!
なになに?なんでも聞いて聞いて!
ちなみに、おねーちゃんって呼んでねっ!」
望月
「うあー、やめとけ三日月…ばかが感染るぞー」
三日月
「えええ…あ、あの、
海月姉さんは、睦月型と海月型の、どちらなんです?」
海月
「な~んだ、そ・ん・な・こ・と!
とうぜんっ、睦月型に決まってるじゃない!
睦月型航空駆逐艦、12番艦、海月っ!!」
三日月
「あのっ、睦月型駆逐艦の12番艦は、夕月……」
望月
「あーあ、めんどくさい事言っちゃった
あたし知らねー」
海月
「ちょっ、ええっ!?
わ、私は、私が12番艦なの!ね?ね?信じて?
おねーちゃんは怪しくないよ?」
三日月
「ええっ、でもっ、12番艦は夕月…」
海月
「ほら、それはその、か、開発順とか…!
建造日時のズレとか!
改装計画が遅れに遅れたのが悪いのよ!!
そもそも卯月型になっていたかもしれないし…ブツブツ…」
望月
「もういいじゃん、海月型でさ
そのほうが縁が切れるし」
海月
「そうそう!海月型1番艦でもあるのよ!
…ってちょっと待って何よ縁が切れるって!?
おねえちゃん泣いちゃうわよ!?ねえ!?」
望月
「うわっ、マジめんどくせぇ……
三日月、任せたよ~ あたしゃ逃げる…」
(サーッ)
三日月
「ええっ!?
お、置いてかないでくださいよ!」
(ガシッ!)
海月
「ほぉ~ら!三日月ちゃんは海月お姉ちゃんのことを
睦月型12番艦だって、思うわよね? ね?」
三日月
「……すいません、睦月型は駆逐艦なので、
航空駆逐艦の海月姉さんは、海月型だと思います!」
海月
「ぐわーっ!!
い、妹に拒絶されるなんて!
三日月のばかー!ちびー!初霜そっくりー!」
(泣いて逃げる)
三日月
「ああっ!
う、海月姉さん…」
ズテーン!
海月
「いでっ!」
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
三日月
「ね、姉さん!
姉さーん!!」
望月
「あーあ…
やると思ったよ、あたしゃ…」
第4回 海月ちゃん、怒られる!
海月
「ブーン!!
ドドドドド、キーン!」
長月
「………………」
海月
「シュゴーッ!ドカーン!!」
長月
「うるさい!
何をしているんだ、何を…」
海月
「えっ、飛行機ごっこだけど…
ナウなヤングにバカウケの遊びよ?」
長月
「いや、そういう事は外でやれ…
待った!外でやるな、変な目で見られる…」
海月
「ブ~ン」
長月
「話を聞けっ! ゼー、ゼー…
海月は少し、年上らしく落ち着きを持ったらどうだ…」
海月
「あっ、おねーちゃんを呼び捨てにするなんてひっど~い」
長月
「………あ、姉上は少し、年長者らしく
落ち着きを持ったらどうだろうか?
少なくとも飛行機ごっこをする年では…」
海月
「ぷっぷくぷー」
長月
「 海 月 ? 」
海月
「ひっ!?
や、やだな~、ちゃんと聞いてるって!
あ、あはははは…」
長月
「まったく…
つい先日も転んで爆雷を爆発させたと言うのに…
私は頭が痛くなってきたぞ…」
海月
「長月ちゃんも大変だね~
(長月のスカートをぴらり)
わあ、こうなってるんだ」
長月
「誰のおかげで苦労していると思…う……ん……
……………… っ!?
へっ、変な事するんじゃないっ!!」
海月
「ぎゃあっ!
大きな声出さないでよ、長月ちゃんのばかっ!」
長月
「ぜーっ、ぜーっ……
私は少し、休憩を取らせて貰う…」
海月
「うんっ、おつかれ!
白ぱんつ長月ちゃん!」
長月
「だからそういう事を言うんじゃないっ!!」
第5回 何なの、その艤装…
皐月
「ねえ、海月
ちょっといいかな?」
海月
「海月おねーちゃん」
皐月
「うっ…海月おねえさん
聞きたいことがあるんだけどちょっといいかな
はあ、ボクもう疲れてきたよ…」
海月
「はい!な~んでも聞いてね!」
皐月
「そのいい加減ながらく…艤装、なんなのさ?」
海月
「え?
一発ぶち込んでほしいって?」
(チャキ!)
皐月
「だから何ですぐ暴力に訴えるのさぁ!?
頭の中に家具コインでも詰まってるのかな…」
文月
「あたし、海月おねーちゃんの艤装が
どんなのか、しりたいな~
おしえて~」
海月
「も~、文月はしょうがないわね~
じゃあ、ト・ク・ベ・ツに!
私の艤装を説明してあげるわね!」
(びしい!)
皐月
「なんでポーズ取るのさ…
下着見えてるよ…」
文月
「わーい ありがとー」
海月
「まずはこの腕の試製12cm連装砲!!
火力強化の為に、12cm単装砲を連結した
単純ながらも強力な艤装よ! 凄いでしょ!」
文月
「すごーい」
皐月
「連結したって…
なんか歪んでるんだけど…
いやいいや、見なかったことにするよ、ボク…」
海月
「そして脚の61cm六連装魚雷!!
(ぴらっ!)
三連装魚雷を連結した、素晴らしい威力を秘めた新兵器よ!
これが直撃すれば戦艦だって一撃でドカン!なんだから!!」
文月
「しらなかったー」
皐月
「なんでスカートめくるのさ…
そんなことしなくてもわかるってば!
やっぱりお姉ちゃん、ばかなんじゃ…
ってかすごいぱんつ…」
海月
「そして腰の九十四式爆雷~!!
これは皐月も文月もつけてるわねっ!
私は腰にたっくさんつけてるんだから!」
文月
「センスある~」
皐月
「そんな事してるから誘爆するんだってばぁ…」
海月
「そして、これが私の存在理由!
素敵な素敵な飛行かんばん!!」
文月
「そうなんだー」
皐月
「かん…かんばん…いや、もういいやかんばんで…」
海月
「ちょっとカタパルトが不調だけど
ここから艦載機を、ブーン!!!
バリバリバリ!キィーン!! って飛ばすのよ」
文月
「さっすがー」
皐月
「すごいすごーい」
海月
「ねっ?
これで海月ちゃんの
最新鋭超高性能艤装の数々がわかったでしょ?」
文月
「うん、わかった~」
皐月
「結局、どれも適当に連結した粗大ゴミ粗悪品なんじゃないの?」
海月
(ガコン)
「そうだね
皐月ちゃんにはちょっとおしおきしようね」
皐月
「ええっ…どうせまた、カタパルト動かないんじゃ…」
海月
「甘いっ!私のカタパルトは艦載機だけでなく
爆雷をぶっ飛ばす事もできる高性能な飛行かんばんよ!」
文月
「わー、すごいすごーい」
(物陰に隠れる)
皐月
「えっ!?ちょ、ちょっと文月!?
まってよ海月、それやばいって!」
海月
「爆雷セット完了!
カタパルトしゃしゅしゅ用意!
シュート!!」
(カチッ!)
(ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォン!!)
文月
「やっぱり、そうなるよねー」
皐月
「げほっげほ……
ボク、死ぬかと思った…けほっ…」
海月
「ゲッホ、ゲホ……
ああー!私の飛行かんばんちゃんがー!」
文月
「こういうのを、じごうじとくって、いうんだよ~」
皐月
「げほっ、ボク…お風呂入って来るね…」
海月
「おねーちゃんも、一緒に入るね…
死ぬかと思ったわ、うん」
皐月
「やめてよ!?
入渠の時くらいゆっくりさせてー!」
第6回 ぷっぷくぷー!
海月
「ブーン!!
ドドドドド!!」
卯月
「ぴょ~ん!」
海月
「キィーン!!!
どかーん!!!」
卯月
「うびょっ!やられたぴょーん!」
菊月
「おい………
耳障りな遊びをするな、別の場所でやれ…」
卯月
「お外は雨で遊べないぴょん…
ぷっぷくぷー」
海月
「ぷっぷくぷー」
菊月
(イラッ)
「なら別の遊戯にしろ……
煩くするなよ………」
海月
「えー……
じゃあ爆雷キャッチボールとかにするー?」
(もふもふ)
卯月
「うーちゃんはもっと、安全な遊びがいいでっす!」
(ぺたぺた)
海月
「あ、卯月のほっぺたやわらかい」
(むにむに)
卯月
「おねーちゃんのほっぺたもやわらかいぴょん!」
(むにむにむに)
菊月
「何やってんのさ、いったい………」
海月
(ぺたぺたぺた)
「あっ、でも胸の大きさは私の勝ちね!
ふふふははははっ!」
卯月
「むむっ!
うーちゃんだって、おっぱいありまっす!」
(むにむに!)
菊月
「ぶっ…!?」
海月
「わぁっ!きゃはっ、くすぐったいってば!」
(ぺたぺたぺた)
卯月
「くすぐりはぁ、うーちゃんの得意の分野だぴょん!」
(むにむにむに)
菊月
「何やってんのさ!?
ち、ち、ち、乳繰り合うなら他所でやれっ……!」
海月
「えー、せっかく仲良く遊んでるのにー」
卯月
「ぷっぷくぷー」
菊月
「い、いや、何でもない………
私が移動しよう……… ふぅ………」
海月
「…………
まあまあまあまあ、菊月ちゃ~ん♪」
(ガシッ!)
菊月
「ぇっっ……な、なんなのさ、いったい……」
卯月
「菊月ちゃんも一緒に遊ぶぴょん!」
(ガシッ!)
菊月
「は、はなせ!卯月!海月!
やめろ!私に触れるな!くっ、放せ!」
海月
「ひとりより二人がいいさ
ふたりより三人がいいってね~!
菊月ちゃん!」
卯月
「逃がさないっぴょ~ん!」
菊月
「や、やめろっ!ばかっ!
くっ……はなせ!…はなせーっ!」
第7回 航空駆逐戦艦ってなぁに?
卯月
「新しい艦娘がまた着任だぴょん!
誰ぴょん?」
海月
「ついに睦月型航空駆逐艦の2番艦が来るーーーっ!!!」
龍飛
「り、龍驤型航空駆逐戦艦''2番艦、龍飛です
りゅうひ、ですよ?たっぴじゃないですよ…
よろしくおねがいしま―」
海月
「は?
私のパクリっぽいのが出てきたわ!?
卯月、ちょっとこの出来損ない解体しよ!」
龍飛
「ええっ!?
解体やめて解体やめて解体やめて…」
卯月
「こうくう…駆逐戦艦って、何ぴょん?
なんか龍驤ちゃんみたいぴょん…」
海月
「あっ、こら!
おねーちゃんを無視するな、卯月!!」
龍飛
「えっと、空母に大口径砲を載せて
砲撃と航空戦、さらに魚雷を取り付けて雷撃を予定されていた
計画上は万能の航空駆逐戦艦です」
卯月
「なんか航空戦艦みたいだぴょん…」
海月
「やっぱり私のパクリじゃない!」
龍飛
「建造は順調に進んでいたんですけど
ちょっと計画自体が中止、開発も中止して…
その、解体されちゃいました……ふえぇ…」
卯月
「なんで中止しちゃったぴょん?
海月ちゃんみたいに失敗作だったぴょん?」
海月
「ちょっと!?
ほら、開発中止されるような失敗作なんて
もう解体しちゃいましょう!ね?ね?」
龍飛
「ちょっと、航空戦艦が思ったより失敗作だったり
海月さんある航空駆逐艦が、とんでもない出来損ないだったのもあって
航空駆逐戦艦も、いらないかなって……あはは…」
海月
「あっ、みーちゃんはこの計画になんの関係もありません
すべて鎮守府が勝手にやったことです
私は何も知りません存じません」
卯月
「なるほどぴょん!活躍とかはしてないぴょん?
ところでどこかで聞いた事ある気がする声ぴょん?」
(←CV:日高里菜)
龍飛
「えっ…。建造途中で解体されちゃいましたし、あはは…
や、やだなぁ、気のせいやで…気のせいですよ!」
(←CV:日高里菜)
海月
「すごいばかっぽい頭が溶けそうな声してるわね!」
(←こいつもCV:日高里菜)
龍飛
「声の事はいうたらあかん、あかんて…
ほんまあかんよ…?」
卯月
「なんか龍驤ちゃんみたいになってきてるぴょん…」
海月
「ほら卯月、こんな活躍どころか開発中止で消えた
マドロックやヒルドルブみたいなガラクタは
さっさと解体しちゃおう、ね!」
龍飛
「どちらかというと爆撃で誘爆して爆発四散した
海月さんのほうがガラクタだと思うんですけど…」
海月
(チャキ!)
「えっ……まさか自分の方が優れてるとかいうの!?
この航空駆逐艦様に向かって!?」
龍飛
(ガシャン!)
「うわぁ……私の35.6cm砲ですよ?戦艦砲ですよ?
本当にええのん?ウチ、あかんと思うんやけど…」
卯月
「けんかはだめぴょん!
海月ちゃんが大爆発しちゃうぴょん…
なかよくしないとだめでっす!」
海月
「あっ、ま、待って!カタパルトの調子が悪いし
卯月も、ほら、やめろって言ってるし!ね?」
(ガコン!ガコン!ガコッ バキッ!)
龍飛
「あっ……」
卯月
「あっ」
海月
「ぐわああああああ!?
わ、私の!私のカタパルトちゃんがああ!!」
龍飛
「やっぱり開発中止されますよね、
先代の実験艦がこんな有様じゃ……」
卯月
「うーちゃん、普通の駆逐艦がいいでっす…」
第8回 龍飛ちゃんのトンデモ艤装
卯月
「なんか龍飛ちゃんの艤装ってごちゃごちゃしてるぴょん…
海月ちゃんよりひどいぴょん…」
海月
「ちょっと!?
こんなポンコツ艤装の詰め合わせの
計画倒産の親玉みたいな出来損ない航空なんとかより」
海月ちゃんの艤装の方が優れてるんですけど!?」
龍飛
「いえ、装備自体は純正品ですし…
計画中は飛行甲板に戦艦砲や艦載機でどっさりでしたから…
どちらかと言うと海月さんの装備のほうがひどいんよ…
まあ解体時に艤装だけ他の艦に持ってかれたんやけど…」
卯月
「なんかZZガンダム
シャングリラ魂が出てきそうでっす!
どんな艤装か聞いてもいいぴょん?」
龍飛
「えっと、背中にあるのが35.6cm連装砲で…
こっちの手持ちしてるのが20.3cm連装砲です
よく戦艦や巡洋艦が装備してる、いつもの主砲ですね
私が、駆逐艦だっていうのを除けば…」
海月
「そんなありきたりのただのハリボテ砲台より
改装された私の試製12cm連装砲のほうが強いわ!」
卯月
「明らかに口径が違うぴょん…」
龍飛
「この左肩にあるのが、新開発中だった装甲甲板…
通常の甲板より強固で、多少の被害なら艦載機の発艦に支障ありません!
ウェイブライダーになる時の艦首だとか、これで殴ったりはしませんよ?」
海月
「飛行かんばんちゃんなら私にもあるし!
カタパルトもついてるグレートな飛行かんばんよ!
これで艦載機をドカーン!!と発艦させるんだから!」
卯月
「甲板の大きさからして違うぴょん…
おねーちゃん…」
龍飛
「あとはちょっと、脚に酸素魚雷を付けてるくらいですよ…
爆雷も予定していたんですけど、三式爆雷を積むスペースがなくて―」
海月
「勝った!!
見よ、この私の腰回りに装備された
九十四式爆雷の数々を!!」
卯月
「付け過ぎぴょん!
うーちゃん、嫌な予感がするぴょん!」
龍飛
「うわぁ……やっぱりばかなんじゃないかな、この人…」
海月
(チャキ!)
「うんうん
やっぱり龍飛ちゃんにもちょっとおしおきが必要よね」
龍飛
「正気ですか!?
いや、ほんとありえへんよ…
ほ、ほな今度、演習でやろうやぁ…」
海月
「よーし!やってやろうじゃないの!
演習だってできらぁ!!
睦月型艦隊でぶっ飛ばしてやるっ!!」
第9回 キミって駆逐艦?
皐月
「とんでも艤装ってわりには、普通の装備だったよね
ボク、180cm単装砲とか出てくるのかと思ったよ~」
望月
「結局、全部既存の装備を載せただけじゃんかよぉ
とんでもってわりに、ただの航空戦艦じゃないのぉ?」
龍飛
「ま、まあ私、駆逐艦ですし…
あまり変な装備は載せられませんってば…!」
皐月
「へ~、駆逐……駆逐?」
望月
「くち…く?」
龍飛
「えっ……言いましたよね!?
航空機母艦と同じ装甲甲板と、戦艦と同じ大口径火力を装備した
航空駆逐戦艦って!?」
皐月
「……戦艦じゃないんだ、駆逐艦なんだ…
ボク、せめて空母かと思ってたよ、龍驤型だし…」
望月
「とんでもなのは艤装じゃなくて
船体のほうじゃんかよぉ~…」
龍飛
「待ってくださいね!?
皐月さんや望月さんと横に並んでみると、ほら!
高さは大体一緒じゃないですか!
ウチ戦艦やなくて駆逐艦やで!」
皐月
「う、うわぁ~!
く、駆逐艦が飛行甲板と46cm三連装砲を携えて
艦載機を発艦してくるぅ~!」
望月
「落ち着け皐月!
どうせ開発中止で開発されたじゃんかよぉ
てか、よくその小さい体で甲板とか砲台、抱えてられんなぁ~…」
龍飛
「鍛えてますから!
それに機関も最新式で、速力だって凄いんだから!
ちょ、ちょっと、大食いだけど…… てへへ…」
皐月
「それでさっ、艦載機ってどれくらい載るの?
10機?20機?
海月みたいに1機とかだったら、かわいいね!」
龍飛
「えっと……ひぃ、ふぅ、みぃ……
がんばれば、60機くらい乗りますよ!
砲台とか載せると、減っちゃいますけどっ
これで夜戦もできるんよ、ウチ」
望月
「載せ過ぎだっつーの!」
皐月
「ボクも航空駆逐戦艦に改装しようかなぁ…」
龍飛
「えっ、ホントですか!?
今なら龍驤型…じゃなかった
龍飛型航空駆逐戦艦、2番艦になれますよ!」
望月
「やめとけ皐月!
海月みたいな産廃艦になるよ!」
皐月
「あっ、それはちょっと…やだなぁ…」
龍飛
「大丈夫ですって!
カタパルトと設計図があれば、いつだって
駆逐艦のみんなを、航空駆逐戦艦に改装したるでー!!
いってみよう!!」
皐月
「あっ、ごめん
ボク、カタパルトも設計図も持ってないや」
龍飛
「そっかー、それはちょっち、残念やなー…
まぁ睦月型を改装しても、海月型航空駆逐艦になるやろうけど…」
望月
「やっぱりド産廃じゃねーかっ!
うあー、しんど~…」
皐月
「あれっ?
そういえば、あの…なんだっけ、あの変なの…
くらげ…あ、そうだ!海月は?」
望月
「ああ~、演習に向けて
一緒に組んでくれるやつを総当たりしてるんだってさ~
声かけられたら、めんどくせぇ~…」
皐月
「えぇ~…
ボク、ちょっと遠征いってこようかな…」
★ その1 ★ その2 ☆ その3 ☆ その4 ☆ その5 ☆
対談の感想やみーちゃんに質問はコチラ☆彡
- 辛い… -- 2016-05-18 (水) 23:12:54
- かわいい -- 2016-05-19 (木) 22:38:45