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海月
「行数オーバーってどういう事!?
みーちゃんにどうしろっていうのよ、ばか~っ!」
第29回 わたしゃ、も少し出番が欲しい
皐月
「えっと、宵闇がみんなに
挨拶があるっていうんだけど…」
(26話:参照)
宵闇
「…………… ……………。」
(こくこく)
望月
「あ~い、だるいからパスー
ちょっと前に睦月型紹介したじゃんかよぉ~」
文月
「よいやみおね~ちゃん
こんしゅうの ともだち料 さんまんえん」
宵闇
「…………… ……………」
皐月
「あっ…
本気にしなくていいよ、宵闇…?」
三日月
「三日月です
よろしくお願いしますね」
宵闇
「…………… ……………!
…………… …………よろしく」
菊月
「菊月だ……
くだらん馴れ合いはしないが…
よろしく頼む…」
宵闇
「………… ………似てる」
(ぼそっ)
皐月
「あれ?
ど、どうしたのさ、宵闇?」
菊月
「な、なんだ…?
私のせいじゃないぞ!?」
望月
「なんだ~?
身内に似たやつでもいたか~?」
文月
「よいやみおねーちゃんも
いらすとれーたー:やどかりだもんねー」
皐月
「声とか絵の話はあぶないって!?
でも、宵闇の声ってどこかで聞いたような…
あれ?そういえば海月や長月達は…?」
弥生
「海月がALL300開発をして…
長月と…龍驤に…怒られてました…」
菊月
「あのバカ…」
卯月
「ちなみにうーちゃんはここにいるぴょん!
ぷっぷくぷー!」
皐月
「えっと…長月と龍驤には、もう会ったし…
じゃあこれで、宵闇は睦月型の全員と
挨拶ができた、ってことかな?」
宵闇
「…………… ……………」
(こくこく)
望月
「おいおいおい
誰か忘れてね?」
皐月
「えっ!?
だ、誰だっけ……」
三日月
「わ、私は挨拶しましたよ?」
文月
「わ~、皐月に忘れられちゃったのは
誰だろうね~?
皐月にいない子にされたのは、だれだろうね~?」
皐月
「待ってよ、誰~!?」
宵闇
「…………… ……………」
(じーっ)
望月
「はいはい、次回へ続く…ってか?」
第30回 私を忘れないで!!
海月
「おーい!ハニ丸!さ月!
さ月が忘れていた睦月型の妹が来たよ!」
文月
「ふみづきのこと、わすれないでね~」
皐月
「ちょっ…!
わ、忘れてなんかないってば!!
よ、よろしくね、水無―」
緋月
「よ、よろしくお願いします、お姉ちゃん!」
皐月
「えっ!?
誰……?」
緋月
「えっ……」
文月
「わあ~
本当に忘れてるね~」
皐月
「あ、あれ!?
じゃあ夕月!?」
緋月
「あ、あの…
睦月型14番艦、緋月ですけど…」
海月
「あーあ!
さ月ってば緋月ちゃんのこと忘れてるんだ!
さ月はひどいな~! ぷっぷくぷー!」
皐月
「待ってよ!?
ボクの知らない間に、いつの間に
14番艦までできたのさ!?」
緋月
「かなり前から居ましたよ…
そのっ、出番は無かったんですけど!」
海月
「ちなみにみーちゃんは
睦月型12番艦 航空駆逐艦でっす!!」
文月
「むつきがた じゅうにばんかん ゆうづき」
海月
「さ月しってる!?
あかつき型も12人いるんだって!
睦月型のほうが14人いるから勝ったね!!」
皐月
「ボク、そのうち睦月型が
20人を超えても驚かないよ…
そういえば水無月と夕月はどこ行ったんだろう?」
緋月
「あ、あのっ……
あらためて、よろしくお願いします…、お姉ちゃんっ!」
皐月
「ボ、ボクのほうこそ、よろしくね!
その、えーと……名前なんだっけ…」
文月
「秋月だよ~」
皐月
「あっ、ありがとう文月
これからよろしくね、秋月!」
緋月
「うわぁ……
緋月なんですけお……
よろしくね、頼りにならないお姉ちゃん…」
海月
「おおっと!
みーちゃんのほうが緋月より
ずっとずっと、おねーちゃんだからね!」
文月
「やったね ぱぱ
つぎのかいは ひづきちゃんの
しょうかいで みずましできるね」
第31回 月は出ているか?
皐月
「久しぶりに新しい艦娘の着任だったね!
えっと…秋― 緋月ってどんな子なの?」
緋月
「秋月じゃありませんってばぁ~…
兵装実験用にちょっと変わった艤装を装備している以外は
ごくごく普通の、睦月型駆逐艦14番艦ですよ、私…」
海月
「ついに海月型航空駆逐艦の2番艦が来たーーーっ!!」
皐月
「どっちでもいいんじゃないかな…
そういえば海月とは違って、緋月はボクみたいな
黒いセーラー服なんだね」
緋月
「後期型の睦月型駆逐艦ですから…
海月お姉ちゃんみたいな失敗をしないように
ちゃんと考えて改修されてますからね!」
海月
「は?
みーちゃんが失敗作だっていったか!
この緋月・大往生!!」
皐月
「それ首領蜂だって!!
ボク、海月は失敗作だと思うけどなあ…
ボクのお姉ちゃんに変わりはないけどさ」
海月
「飛行かんばんもタタパルトもないさ月のほうが
よっぽど無改修の失敗作じゃない!!」
緋月
「でも、皐月姉さんには改二がありますし…
普通は後に造られた艦のほうが、先のデータを元に
改良、改修されているから性能が良くなりますよ…」
皐月
「え、えーっと……
さっき兵装実験用って言ってたけど…」
緋月
「はい、艤装の試験運用の為に建造されて改修されました
あっ、飛行甲板もついてますよ、魚雷も副砲もありますし…
たぶん装備の解説は次の回ですよね……」
海月
「へいさ月!
改造工廠生まれの艦娘なんて
どーせ失敗作ばっかりだよ!」
皐月
「それ、海月が言うと洒落にならないよ…
じゃあ やっぱり 緋月も失敗作なのかな?」
緋月
「違いますよ!?
ちょっと船体…私に負荷はありますけど
艤装自体は失敗作じゃないと思います… 重いけど…」
海月
「どう見たってガラクタのポンコツじゃない!!
みーちゃんの装備のほうがすごいもん!!」
緋月
「うわあ……
お姉ちゃんのどこから出て来るんだろう、この自信…」
皐月
「秋月……あんまり、海月の相手しなくても大丈夫だよ?
ずっと相手していたら疲れるし…」
緋月
「だから緋月ですってばー!?」
皐月
「あっ!
ごめん…」
緋月
「許すよ…」
海月
「やーい!やーい!
さ月ってばひーちゃんの名前も覚えられないんだ!」
皐月
「ごめんね…」
緋月
「いいんですよ…」
第32回 さっちゃんの艤装チェック!
皐月
「えっと、じゃあその…
緋月の艤装について、教えて貰おうかな?」
緋月
「前回、説明するって言いましたからね…
ちょっと多いんですけど…
まずはこの、12cm連装砲改からです!」
皐月
「なんか似たような連装砲を
海月が装備していた気がするんだけど…」
緋月
「こ、これはちゃんと改修した艤装ですよ!?
火薬と弾薬も改良して
火力の強化に射程の延長まで実現してますし!」
皐月
「あっ、それっていいなぁ~
ボクも欲しいや」
緋月
「次に、脚の61cm六連装(酸素)魚雷改です!
これでどんな戦艦だって、一発でやっちゃいますよ!」
皐月
「わあ……
そんなに魚雷付けて大丈夫なの?
海月みたいに 誘爆したりしない?」
緋月
「だから失敗作じゃないですってば~!?
その、威力は良くて整備性も良かったのですが
六連装だから対費用効果が悪くて…… あはは…」
皐月
「あっ、そうなんだ…
雷撃を外したりしたら怒られちゃうもんね
なんか大変そうな艤装だな~」
緋月
「わ、私、実戦はほとんど知らないんですけどねっ!
えっと、次は震電改です!
なんでもこれは、優秀な艦載機らしいんですけど…」
皐月
「あっ!ごめん!
ボク、飛行機のことはよくわからないや…」
緋月
「あっ、あ~… あはは
私もよくわからないから、大丈夫ですよ!
それにこれは、あとで龍飛さんにあげますし…」
皐月
「え~と、じゃあ…
その左手の砲台とか、右肩の砲台は何なの?
って本当に装備が多いよ!?」
緋月
「はい!左手のは試製60cm連装砲ですよ!
高火力な戦艦の大口径主砲!…の、試作品です!
あっ、ちなみにこの左腕から肩に付いてるのが飛行甲板ですよ?」
皐月
「うわぁ~…
また 駆逐艦が戦艦の主砲を装備してる…
右肩の…その、でっかい主砲は何なの?」
緋月
「はい!これは試製120cm単装砲です!
12cm単装砲を10倍ほど大きくして、威力10倍!
次世代の大火力砲を求めた、工廠自慢の一品です!」
皐月
「緋月がちっちゃいのもあるけど
メガビームキャノン 肩の単装砲が大きすぎて
扶桑姉妹より ひどいよ!?」
緋月
「背丈はお姉ちゃんとそんな変わらないってばー!?
でも、実際大きくて重いんですよね…
さっき執務室のドアを壊しちゃって、長月おねえちゃんに怒られましたし…」
皐月
「あっ、さっきの大きい音ってその音だったんだ…」
緋月
「あとは、腰に試製15.5―」
皐月
「ええ~っ!?
まだあるの!?」
緋月
「ありますよ!?
その、腰に付いてるのが試製15.5cm六連装副砲です!
銃身が焼き付くまで連射できる、ちょっと欠陥のある艤装です!」
皐月
「欠陥あるんだ…
でも、これで艤装は全部かな?
緋月って、装備ばかりで大変そうだね…重くない?」
緋月
「まだ眼鏡(13号対空電探改)があるんですけお…
試験運用で付けてるだけで、無くても見えるんですけどね……
はい、艤装が多くてちょっと重いです……もう載らないし…」
皐月
「……って、あれ?
緋月には爆雷はないの?」
緋月
「だから、もう艤装の装備スペースがないんですってばー!?」
第33回 手をつないで、いこ
海月
「ねーねーさ月!
さ月ってなんで いつも
宵闇ちゃんと手つないでるの!」
皐月
「えっ!?
いつもじゃないけど…
宵闇の怪我がまだ治ってないみたいだし…」
文月
「トモよ!」
海月
「コイツ トモ デース!!」
皐月
「ちがうよ!?
…じゃないや、ちがわないけど!!
それに、元から脚がよくないみたい…」
文月
「それでもなんで ずっと 手をつないでるんだろうね~
あたし、こどもだからわかんないや」
(皐月と宵闇を写真撮影しながら)
海月
「ちょっとさ月~!
みーちゃんも混ぜなさいよ!
それでいっしょに腕をくんでサ店へいくのぜー!」
宵闇
「手を……… 離したくない…の……」
文月
「え~
な ん で ~ ?」
宵闇
「この人の手を、離さない………
私の魂ごと、離してしまう気がするから……」
皐月
「ええ~!?
よ、宵闇?
ボク、そんなすぐにいなくなったりしないよ?」
宵闇
「………… ……………」
(ふるふる)
文月
「このばあいは 皐月がいなくなるんじゃなくて
宵闇おねーちゃんが 自分自身がきえちゃいそうで
こわいんじゃ ないかな~?」
皐月
「ええっ!? そうなの…?」
宵闇
「…………… ……………」
(じーっ)
皐月
「大丈夫だよ、そんな手を握んなくても!?
ボクも宵闇も、ここにいるんだから…
消えたりなんかしないよ、絶対、大丈夫だって!」
宵闇
「………… うん………」
(こくり)
海月
「トモよ!」
文月
「んも~
やっぱりトモじゃな~い」
第34回 「さぁ!」
うーちゃん鎮守府
皐月達が出撃中の日 深夜
執務室
(コンコン…)
龍驤
「だぁれ?……入ってもええよ?」
宵闇
「失礼します……」
(ガチャリ)
龍驤
「なんやキミか……どうしたん?」
宵闇
「一人で…… 寝付けなくて……」
龍驤
「なんや、寂しいんか……
せやけど今日は、皐月や長月達は出撃中やね
ウチもまだ雑務があるから、寝れへんよ…」
宵闇
「………… 龍驤は寂しくないの?」
龍驤
「忙しゅうて、寂しいなんて思ってられへんよ
さっきも言ったけど、まだやる事があるんよ…
それにキミ、自分が寂しいなら、ちゃんと言わな伝わらんで!」
宵闇
「………………… 寂しい……です……」
龍驤
「せやね。でも、ウチは緒には寝れないし
ちょっち相手もできへんわぁ…
ウチはキミのおかーさんちゃうで!」
宵闇
「…………… ………………」
(じーっ)
龍驤
「なんや……じっと見てても、何も出てこんよ?
これから、次の追撃戦に向けての編成や作戦も考えなあかんよ…」
(書類を整理しながら)
宵闇
「……………… ………この写真は?」
(書類の端に見える写真を取って)
龍驤
「ああ……それは、ウチと一航戦の二人の写真やね
勝手に取ったらあかんよ、戻しとき…」
宵闇
「一航……戦……?」
龍驤
「まあ、なんていうの?空母機動部隊てやつ?
今の鎮守府には、ウチしか空母はいないから組むのは無理やね」
宵闇
「…………… 二人は…どこへ……?」
龍驤
「さてなぁ……
海よりも深い所か、月よりも高い所で寝てるんちゃうかな?」
宵闇
「…………………」
龍驤
「ほら、キミもはよ寝なあかんで!
夜更かししてたら、皐月と一緒に遊べへんよ?
寝とき寝とき」
宵闇
「………… はい、わかりました……」
龍驤
「はいはい、おやすみさんやね」
宵闇
「おやすみ…… なさい………」
(執務室のドアがパタリと閉められた)
龍驤
(写真を見ながら)
「空母機動部隊に、作戦の失敗は許されない……か
ウチも…寂しいって気は、あるんやよ……」
第35回 ブンドドして遊ぼう!
海月
「ブーン!ドドドドド!!」
皐月
「海月ってば、また飛行機で遊んでる…」
海月
「キィーン!
いっこー戦、みーちゃん、いっきまーす!!」
宵闇
「……………… ……?」
皐月
「ああ、宵闇……
あれはね、ブンドドって言って
飛行機でああやって遊ぶみたいだよ…」
緋月
「一航戦、緋月、いきます~!
ぶ~ん、どどどど!」
皐月
「ちょっと!?緋月まで!?
緋月ってそういう子だったんだ…」
宵闇
「…………… 楽しそう……?」
海月
「くらえー!ひーちゃん!
キーン!ドドドド!
ズババババババババロローッ!!」
皐月
「ど、どうかな…
たぶん、海月と緋月は楽しいんだと思うよ」
緋月
「いたっ!
真上…直上!?
もうっ、やったなー!ばるるるるー!」
海月
「やりました!!」
宵闇
「ちょっとうるさい……かも…」
緋月
「きーん、どどどどーっ!」
海月
「ぐえーっ!やられたーっ!
くそーっ、あたまにきましたっ!
がいしゅーいっしょく!きゅーなな艦攻あたーっく!!ドバババーッ!」
皐月
「う、うん…
ちょっと頭が悪くなりそうだし……別の部屋に行こっか…」
宵闇
「………………」
(こくこく)
海月
「ひーちゃん!
さ月にコンビネーションアタックだ!」
皐月
「えっ、えっ」
緋月
「了解!装備換装、いそいで!
皐月おねーちゃんにとつげき~!
ぶろろろろ~!」
皐月
「やめてよ!?」
海月
「ここはゆずれませ~ん!!
くらえー!ドドドドドド!
どかーん! どかーん!!」
皐月
「いたっ、いたっ!?
飛行機で叩かないでよ!?
烈風が壊れても知らないよ!?」
緋月
「烈風?
知らない子ですね…」
海月
「えー!さ月ってば
烈風と紫電の違いもわからないんだー!
やーい! ばーか! ばーか!」
皐月
「宵闇も、見てないで助けてよ~!?」
宵闇
「…………… 楽しそう……」
皐月
「ええ~!?」
海月
「はい!みーちゃんは楽しいです!」
緋月
「皐月お姉ちゃんも、宵闇ちゃんもブンドドすればいいのにー…」
宵闇
「………………」
(ふるふる)
第36回 写ルンです
海月
「おーい!
ひーちゃん!宵闇!ちょっと来てー!」
緋月
「あっ、海月おねーちゃん
どうしたのー?」
宵闇
「……………… 何……?」
海月
「じゃ~ん!
みーちゃんはえいしゃきを手に入れた!」
龍飛
「あ~、カメラやん~
どうしたん~?」
海月
「みーちゃん、執務室から
こっそり持ってきちゃいました!
せっかくだから! 写真とろーぜ!!」
緋月
「さすがおねえちゃん!
記念撮影しましょ~」
(ぱちぱち拍手する)
宵闇
「………… カメラ?? えいしゃき??」
龍飛
「写真を撮る機械やで~
あれはバケーションカメラっていうんや~
記念に一枚、撮ろうやぁ~」
長月
「ほう……?
執務室が荒らされているから何事かと思えば
やっぱり海月だったか……」
海月
「ちゃべー!
違います!ぜんぶひーちゃんがやったことです!
みーちゃんはこんりんざいいっさい関係ありません!!」
緋月
「ええ~!
わ、私じゃないよ長月お姉ちゃん!」
宵闇
「……………………」
(ふるふる)
龍飛
「うちもちゃうで~」
長月
「まったく……
撮ってやるから、早く並べ」
海月
「あっ、なぁんだ話は早い!
長月ってばわかってる~う!」
緋月
「ありがとう、長月お姉ちゃん」
龍飛
「あかん~、うちの艤装が邪魔で
写真に入りきらへんかも~…」
長月
「あと、海月は後で執務室へ来る事だな
散らかした分、ちゃんと片付けるんだぞ」
海月
「なによ~!
みーちゃんじゃないもん!
たぶん違うもん! ぷっぷくぷー!」
緋月
「あっ、ほら…
宵闇おねーちゃんも一緒に写ろう?」
(宵闇の手を取って)
宵闇
「………… うん……」
(こくり)
龍飛
「主役は真ん中がいいんやで~」
長月
「じゃあ撮るぞ……」
(パシャッ!!)
海月
「ちょっとお!?今のでとったの!?
ハッピーアイスクリーム!とかいいなさいよー!」
緋月
「えっ… 3、2、1、Q!じゃないの…」
龍飛
「写真ならハイ、チーズ、やって~」
長月
「う、うるさいっ!
写真が現像できたら、焼き増しして配ろう
しばらく待っていてくれ……」
宵闇
「…………………」
(どきどき)
緋月
「どんな写真になるのかな~。わくわく」
海月
「みーちゃんは写真になっても、強いんだから!」
龍飛
「今から楽しみやわ~」
後日
深夜
執務室
長月
「というのが先日だ」
龍驤
「で……ウチの分も焼き増ししたって訳なん?」
長月
「そうだ。よく撮れているだろう?」
(海月、緋月、宵闇、龍飛と並んで映っている写真だ)
(緋月と宵闇が手を繋いでいる)
龍驤
「…………… せやね」
長月
「……… どうした、龍驤?」
龍驤
「……… ああ、何でもあらへんよ!
まぁ~、今日ももう遅いんや、長月はもう寝とき!
ウチは雑務終わらしてから寝るで~」
長月
「そうだな、悪いが先に休ませて貰おう
おやすみだ龍驤」
龍驤
「はいはい、おやすみさん!」
(執務室のドアがパタッと閉められた)
龍驤
「………………………」
(執務机の鍵付き引き出しを開けて)
(加賀、赤城、司令官、龍驤と並んで映っている写真を取り出した)
(赤城と司令官が手を繋いでいる)
龍驤
「…………… 偶然やね、偶然」
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- ふみちゅきが天使のような悪魔の笑顔すぎる… -- 2016-06-21 (火) 20:04:41