体を回転させながら相手に体当たりを行う攻撃方法。
目次
概要
- この項では、身体を丸めて縦方向に回転しながら落下・突進して攻撃するアクションについて解説する。
その他の回転攻撃については、アクション/回転攻撃を参照のこと。
ラージャン
- MHP2GにおいてG級のラージャンが身につけた新モーション。
大きくバックジャンプした後また垂直に飛び上がり、全身を丸めて回転しながら電光を発し、
ついでに得も言われぬ奇声をあげて猛スピードで滑空してくる。
あまりの勢いのため、地面にぶつかったあとさらに大きく飛び跳ねてしまう。
ほとんど直進しかしないが縦方向へのホーミングが利くので横に避けないと当たってしまう。
また最初のバックジャンプで地形などに引っ掛かると予期せぬ軌道で飛んでくる場合もある。
着地のスキ自体はやや大きいが距離が離れるので反撃にはコツがいる。
回転しながらの滑空そのものは元々エリア移動時に使っていたが、それを攻撃に転用したのはP2Gが初。
- 予備動作が分かりやすいうえに判定も一瞬なのでフレーム回避も可能なものの、
その威力は気光ブレスをさらに上回る。
殆ど怒り状態でしか使ってこないこともあり、間違って当たったら剣士でも秘薬か精霊の加護でもないと即死である。
ついでに言うと電光を纏っているくせに無属性。気光と同じような性質なのだろうか。
- 激昂状態のラージャンはデンプシーの後にそのままローリングを繰り出してくることがたまにある。
攻撃後の隙を狙おうとしたらラージャンが目の前から消えて、
わけの分からないうちに即死級のダメージを食らうことになる。
- MHP2GではG級限定の行動であったが、MH4では上位でも使ってくる。
二重床の登り降りもこのモーションで行うため、近づくと危険。
また、MH4G・MHXXにおけるG級ではバウンドして2回連続で攻撃するという荒業になっている。
怒りか激昂したラージャンの場合は3回連続攻撃となる。
1~2回目と3回目は降下タイミングが異なっているため、それを前提とした回避が求められる。
軸合わせもかなり強烈で、2回目以降は空中で向きを180度変えてくるという荒業も披露してくる。
例の力を利用しているのだろうか
回避方法は何種類か存在し、コツさえ掴めればソロでの回避は然程難しくないが、
高レベルのギルドクエストでは地面との衝突時に震動を起こすという非常に厄介な性質が追加される。
よほど回避やガードに自信がない限り、耐震をつけるのが賢明だろう。- この技の本当の脅威として、PT戦での降下地点見極めの難しさが挙げられる。
というか、エリアホスト以外は寧ろ着弾が見えない。
回線が良好であっても、降下を開始したと思ったら既に跳ね上がっているのである。 - バウンドするほどの勢いで地面に叩きつけられれば、いかにモンスターといえども傷を負いそうなものだが、
特にそんなことはない。流石ラージャンといったところか。
あまりにもよく跳ねるため、ゴム製なのではないかと言われることもある。
それなら無傷なのも納得だが、そうなると今度は
腕が伸びたり蒸気を上げながら高速化したり巨大化したりしかねない - 連続ローリングの後は確定で威嚇を行う為、攻撃チャンスになる。
- この技の本当の脅威として、PT戦での降下地点見極めの難しさが挙げられる。
- かなりのスピードで跳ね回るため攻撃を当てること自体が難しいが、
ローリングアタック中は別に無敵でもなんでもなく、攻撃を当てれば普通にダメージが出るし、
条件を満たせば怯んでダウンすることもある。
といってもそんなことができる攻撃手段は殆どなく、強いて言えば
徹甲榴弾や斬裂弾など、タイムラグを挟んでからダメージが発生するタイプのものが
偶然ローリングアタックの最中に炸裂した時くらいだろうか。
わざわざやるメリットもなく、非常にタイミングもシビアだが閃光玉で墜落させることも可能。
MH4Gでは極限状態の解除のために尻尾切りでなくても斬裂弾を撃ち込むことがあるが、
斬裂弾が刺さったままラージャンが飛び上がると空中で極限状態が解除されて
ラージャンがもがきながら落下してくる光景がたまに見られる。
- 上位では登場を逃したラージャンが復活を果たしたMHW:Iでも続投されているが、
従来のG級にあたるマスターランク個体でありながら3連で行うことはなくなった。
一方、攻撃後の後隙が一切無くなっており、即座に回転攻撃へと派生してくるため、
過去作の経験でスキが出来るからと近づいたハンターは痛い目を見ることになる。
- MHRiseでも勿論使用。
今作は被弾すると叩きつけダウンとなるため、翔蟲受け身をとらないと追撃の気光ブレスやボディプレスでトドメを刺されかねない。
- MHR:Sでは岩盤捲り→ローリングアタックというコンボを新たに習得。
こちらは岩盤捲りで打ち上げてローリングアタックで追撃というものになっており、
やはり翔蟲受け身を取らなければ危険。
一方で回避さえ出来れば確定で威嚇するため、MRラージャンでは数少ない隙を晒してくれる。
なお通常のローリングアタックも使用するが、今作でも連続では行わない。
特異個体
- MHFのラージャンは特異個体でローリングアタックを使用してくる。
後述する本家のように水平方向にぶっ飛んでくるのだが、
飛んでくるだけでなく、最後に地面を殴りつけて前後に地割れを起こす。
そのため、ローリングをガードすると確実に後ろから地割れでめくられる。
ただ、それ以前に予備動作がほぼ無いため、
初撃のローリングを眼前で使用されるとほぼ確実にプレイヤーは反応しきれない。
尚、フレーム回避は可能。が、直線でやるのであまり実感する機会は少ないと言える。
- 赤き金獅子のものはさらに凶悪で、全力で疾走しても避けられないほどホーミングがきつい。
特異個体ではあまり意味がなかったフレーム回避ができるかというPSも試されるようになり、
これを回転回避で回避できるか否かでも大きく変わってくると言える。
- 特異個体と赤き金獅子はこのローリングアタックどころか、
全ての攻撃動作が新モーション or 大幅強化された既存モーションになっているため、
少しでもなめてかかると確実に返り討ちにあってしまうだろう。
- 憤怒と憤激の赤鬼で初登場した個体はローリングアタック時に多数の地割れを引き起こす。
また、2頭揃っている場合は連携技としてローリングを行う。
突如、2頭が同時にジャンプして所定位置へと移動し、エリア内をローリングで周回。
そして2頭が激突した瞬間、広範囲を凄まじい地割れが襲うという内容である。
ウラガンキン
- MH3から登場しているウラガンキンが使ってくる回転体当たり。
全身を丸めて地面を転がりながら、鈍重な見た目からは想像しがたい速度で突っ込んでくる。
正しく彼の必殺技。
- 直線だけではなく回転しながらカーブしたり、
高台などから勢いをつけて渦を描くような軌道で爆走したりとバリエーションも多彩。
また、エリア移動の際にも同様のモーションを行う。- MH3G以降のG級では、停止する際に顎を地面にスタンプする攻撃パターンが追加。
当然ながら威力は高く、ガンナーなら生半可な防御力では即死してしまう。
一応、通常のローリングとは異なり、予備動作の際に首を大きく振るので、判別すること自体は容易。
しかしホーミング性能が異様に高く、中距離で正面に捉えられてからではもはや避けきれない。
また、亜種はこの時に同時に悪臭ガスを放出するため更に危険。
なぜか火属性を持っているため、火耐性を高めておくとダメージを軽減できる。
また、疲労時は通常のローリングアタックを失敗して転倒するが、
このローリングスタンプは疲労時でも転倒せずに繰り出してくる。
一応亜種は悪臭ガスを出さなくなるが、この攻撃のせいで
G級ウラガンキンは疲労時に転がってもおいそれと接近できなくなっている。
なおガンナーでどうしても避けきれない場合、スタンプを喰らう前に自ら突っ込んで轢かれることで、
大ダメージと引き替えに即死を免れるという非常に強引な回避(?)方法もあったりする。 - MHFのウラガンキンはローリング後急停止し、
身体をばねのように使ってハンター目がけて飛びかかってくることがある。
G級個体ではローリングに被弾すると落とし穴状態になってしまうほか、
あろうことかその場で回転しつづけ、発生させた気流でハンターを吸引しつつ、
触れたハンターをミンチにするかの如く削り続ける凶悪なローリングも用いる。
- MH3G以降のG級では、停止する際に顎を地面にスタンプする攻撃パターンが追加。
- MHWorldの個体は、斜面になっている地形に向かってローリングし、
坂の勾配を利用して折り返し転がってくるテクニックを習得。
tri版の火山でも似たような行動を取っていたが、一定のルートのみを通っていたあちらと異なり、
こちらは確実にハンターを狙い、轢き倒そうとしてくるため危険度は段違い。
特にウラガンキンの寝床はすり鉢状の地形になっているため、何度も往復突進が繰り返され、
Xスポーツか何かと見まごうほどアクロバティックな光景が繰り広げられる。- MHW:Iのマスターランク個体はローリング中に火薬岩を轢くことで自身の身体を炎上させ、
炎の車輪と化して突っ込んでくる。
さらにこの状態では通った後の地面が燃え上がり、高熱のダメージゾーンになる。
上述のエリアで繰り出された場合は火薬岩・炎の道・ウラガンキン本体の
3重攻撃に晒され続けることになる。
- MHW:Iのマスターランク個体はローリング中に火薬岩を轢くことで自身の身体を炎上させ、
- 一部のクエストに出てくるとんでもなく小さいウラガンキンがこの攻撃を繰り出すと、
まるで弾丸のような速度となりハンターに突っ込んでくるようになる。
- 本来は、背中の突起が過剰に成長するのを防ぐために、地面を転がって削るという習性の一種らしい。
宝纏ウラガンキン
- ウラガンキンの二つ名持ちモンスターである宝纏ウラガンキンも当然ローリングが十八番である。
- MHX時点では4つのパターンがあり
- 直線ローリング(多少のホーミングあり)。
- 平仮名の「よ」の2画目のような軌道を描くローリング。
- 数字の「6」のような軌道を描くローリング。
- ローリング終点で顎スタンプ。MH3GのG級通常種・亜種が用いるものと同じ。
2つめと3つめは左右反転バージョンもあるため、実質6パターンとも言える。
地形に当たって軌道がずれることも多く、完全に対処しきるのは至難の技。- 一応転がり始める前にいくらかは予測可能。
直線ローリングは軸合わせ無しの場合に行い、
逆に「よ二画目」軌道は軸合わせ後に行う。
顎スタンプは使用前に特殊な身震いをするので多少離れて観察すればわかる。 - 「6」軌道はかなり厄介な攻撃である。
上位までは軸合わせありで行い、G級では軸合わせ無しで行う。
事前モーションで上位までは「よ二画目」・G級では直線のものと見分けがつかない上に、
全パターンのうち唯一斜め前に転がり始めるため、
「真正面以外なら安全」と思ったハンターをあざ笑うかのように轢き殺してくる。
- 狩猟依頼9以降は顎スタンプローリング以外で火薬岩を撒き散らすようになる。
個数は宝纏から見て右に1つ左に2つの計3つで確定*1。
慣れない内はローリングそのものを回避してもこちらに被弾してしまう事故が多発するだろう。
- MHXXからは更に2パターンが追加される。両方若干のホーミングあり。
- ローリングしつつ特大の火薬岩を2つ*2設置し、終わりに顎スタンプで爆破させる。
- ローリング終わりに広範囲に睡眠ガスを放つ。
後者も眠らされて追撃を受けると非常に危険だが、不眠術などで対策しておけば攻撃チャンスにもできる。- どちらも事前モーションで判別が容易。
火薬岩の方は事前に身震いしながら火花を散らし、
睡眠ガスの方は同じく身震いしながら睡眠ガスを漏らす。 - ちなみに、火薬岩ローリングはG級限定行動と勘違いされがちだが、実はランク1から使ってくる。
XXからの追加行動の上にG級以外では使用率が極端に低いため、勘違いされるのも不思議ではないが。
- 宝纏は極めてタフなモンスターであり、そこへローリング連発による時間稼ぎが加わることへの批判は少なくない。
ラングロトラ
- MHP3から登場するラングロトラの得意技でもある。
- アルマジロのような見た目通り、完全に丸まって地面を転がってくる。
その軌道はウラガンキン以上に複雑なパターンを持ち、前後左右を広範囲にカバーできる上、
時にはピョンピョンと跳ね回ることすらある。
ラングロトラ自体の攻撃力がさほど高くないので痛いとは感じにくいが、
あまりに高速でスーっと移動してしまうため、追いかけるのが面倒という弊害も生じる。
- しかし、転がっている最中は、斬打の肉質が大幅に軟化してダメージが通りやすくなるので、
近接武器なら転がってきたラングロトラを打ち返すことも可能。
成功すると、後方に吹っ飛んでしばらくダウンするので、普段攻撃が届きにくい背中を狙う
絶好の攻撃チャンスとなる。
ただ、火山ではたまに侵入不可の溶岩中でダウンしてしまい、反撃できなくなってしまうことも。
周囲の地形には注意しよう。- 弾肉質のみは10とガチガチになってしまうため、打ち返すのは難しい。
現実でも回転運動する物体に弾丸を当てると、弾がぶつかりにいくエネルギーの方が小さい判定となり
容易に跳ね返される(跳弾)現象が多発する。
ゲームだから跳ね返ってくる心配こそないものの、現実的に考えるとなかなか理にかなった調整だったりする。 - この打ち返す様子が面白いからか、壁際で連続打ち返しをする人も居る。
ひたすらコロコロ転がされるラングロトラは哀愁を誘う。 - MHXのとあるクエストでは、この性質をブラキディオスにも気に入られ、
遊ばれてしまっている。
ただし連続狩猟であるため、残念ながら砕竜に転がされるラングロトラを見ることはできない。 - MHRiseにおいてはハンター側にカウンター技・スーパーアーマー技が豊富に用意されている事もあり、
大半の武器種で容易にカウンターを決めることが可能という、ラングロトラには悪夢そのものの環境と化している。
特に悲惨な例をいくつか挙げると、ローリングのモーションを取った瞬間にカウンターを決められたり、
ヘビィボウガンに接近戦で返り討ちにされたり、武器種を問わず事前準備さえしてあれば、
無防備で轢かれてもノーダメージでカウンターを決められてしまう有様である。哀れラングロトラ。
- 弾肉質のみは10とガチガチになってしまうため、打ち返すのは難しい。
- MH3GのG級クエストでは、最初にぴょんと跳ねてから転がってくるという攻撃が追加。
この攻撃は通常のローリングアタックよりも速度が遅いが、打ち返すことができない上
強いホーミング性能を持っているためかなり危険。
しかも起き上がりにこちらを向くため、運が悪いと被弾した直後に起き攻めを喰らうことも。
クンチュウ
- MH4で初登場した甲虫種、クンチュウも使用してくる。
- クンチュウの一番の特徴であり、
クソ虫と言われる所以の一つ必殺技。
遠くからハンターを見つけるや否や体を丸め突進してくる。
小型モンスターでもあるのでHRが上がってくれば(一応邪魔はしてくるが)取るに足らない相手だが、
このローリングアタックが一番の敵となる場面は無論、運搬クエスト中である。
運搬中は当然無防備なので、遠くからハンターを見つけ突進してくるクンチュウは
正にハンターの天敵。ある程度追尾もしてくるので慎重に避けるに越したことはない。
- 日頃の恨み解消にクンチュウを蹴って他のクンチュウに当てて…という
「クンチュウサッカー」なるものが一部のハンターの間で流行っている。
クンチュウからしたら迷惑以外の何物でもない。迷惑してるのはハンターもだが。
- そんな地味ながら厄介だったクンチュウのローリングアタックだったが、G級になると一変。
イャンクックの攻撃の一つとして利用されるようになったのだ。
クチバシで地中から引っ張り出され、そのまま放り投げられるのだが、
なんとこの時は吹っ飛ばし効果を持っている。
怒り時には2匹同時に転がされるため、回避の難易度が上がる。
ザボアザギル
ラドバルキン
- ウラガンキンと酷似した獣竜種、ラドバルキンもローリングアタックを習得している。
- ウラガンキンと異なりカーブを描きながら転がることできないが、
代わりに途中で急停止し、再度軸合わせをして転がるというトリッキーな攻撃方法を持つ。
また、タックルからローリングアタックに繋げることもあり、ラドバルキンとの戦闘においては
常にどこからでも転がってくることを警戒した方が良い。
さらに、ローリングの最中には纏った骨が飛び散り、触れたハンターにダメージを与えてくる。
- しかし、対処法はある。
ローリングアタック中に一定ダメージを与えたり一部の地形にぶつけたりすると、
体勢を崩して転倒させることができるのだ。
スリンガー等を駆使すれば逆にチャンスを生み出せるだろう。
- また、ラドバルキン特有のローリングアタックとして、とぐろを巻くように身体を丸め、
横回転して辺り一帯を攻撃する大技を持つ。
巻き込まれれば一気に擂り潰されかねないため、尻尾を振り上げる予備動作を見たら即座に離れるのが吉。
マスターランク帯では3回連続で繰り出してくる。
ビシュテンゴ
- 逆立ちする予備動作の後、グルグルと縦回転しながら突っ込んでくる。
あまりのアクロバティックな動きに「ブレイクダンス」と呼ぶハンターも。
他のモンスターでいう突進行動に相当し、終端で折り返して再度突っ込んでくることもある。
動きが素早い事と狙いが分かり辛い事から、百竜夜行においては非常に厄介な攻撃となる。
ちなみに回転中は空中にいる判定になっているらしく、罠の類を素通りしてしまう。
ギアオルグ
- MHFのギアオルグも使用する。
ウラガンキンと同様のモーションのローリングアタックを繰り出す。
これが中々曲者であり、ウラガンキンよりも予備動作が少ないため大変轢かれやすい。
背中の骨板をスパイク代わりとして転がっているようだが、
ウラガンキンの背中にある突起のような安定性はないためか曲線を描いたりはできない様子。
なお、辿異種も通常技として用いる。
フルフル亜種
- MHFのG級フルフル亜種も、新技として帯電しながらのローリングを行う。
技の性質はウラガンキンのターンする技に近く、6字を描くような軌道を取る。
到着地点では放電を行ったのち、少しだけ隙を見せる。- 小さく飛び上がった時は必ずこの攻撃へと繋げる。
一方で一切予備動作を行わずに繰り出すことがあるため、油断は禁物である。
放電後には脅威の多段ブレスへ繋げることがあり、その点も注意が必要。
- 小さく飛び上がった時は必ずこの攻撃へと繋げる。
ハルドメルグ
- ドス古龍骨格のハルドメルグもG級で行うが、その性質は他とは大きく異なる。
自らの能力によって地中から流体金属を球体状に生成、それに包まれて転がる。
地形を貫通するという肉弾技にあるまじき性質や、球体に包まれて移動する姿から、
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する敵役「ヴァニラ・アイス」のスタンド「クリーム」や
能力発動時の擬音である「ガオン」といった別名で呼ばれることも多い。
- エリア中央を円心とし、外側から渦を巻くように周回する性質を有しており、
最初にエリア中央へと向き直った後、バックジャンプで距離を取ろうとする。
開始地点がエリア中央から遠いほど周回する回数は増え、外縁部の安全地帯は減る。
同一地点を2~3回程度攻撃判定が通過するため追撃が発生しやすく、
絶対防御態勢や根性などの防護スキルが真価を発揮しにくい。
最後はエリア中央に向けてジャンプし、攻撃が及ばなかった円内部を一掃する。- 外側から徐々に内側を攻撃するため、外に逃れられれば安全といえる。
エリア中央で待ち受け、最後の一撃だけを回避して反撃することも可能。 - この攻撃を行うと迎撃拠点の耐久値が20%も減少してしまう。
故に、5回この攻撃を行った時点でクエスト失敗が確定するという厄介な性質がある。
- 外側から徐々に内側を攻撃するため、外に逃れられれば安全といえる。
ヴォージャン
- ラージャンとの関連が指摘されるヴォージャンもこれを用いる。
特異個体ラージャンがベースであり、使用頻度や速度・誘導はラージャンほどではないのだが、
腕の着火石を燃やしている状態ではローリング後のパンチと同時に後方3方向に爆発が走るようになる。
始種と称されるG級の個体では、この爆発の軌道上に延焼が起こるためか、
爆発を前転回避で避けてもスリップダメージで燃やされてしまうことになる。
そしてローリング自体に触れるとわかるのだが、これ自体に当たり判定は無い。
ラージャンのそれが一気に通過してローリングで攻撃するのに対し、
こちらはうまく位置を調整し、叩きつけとその時に起こる延焼で攻撃する性質のものとなっている。
速度が落ちているのも相まって、ローリングを回避すると被弾が確定するという、
特異個体ラージャンのそれに慣れていれば慣れているほど引っかかる攻撃となっている。
また、連鎖的に発生する爆発はそれぞれが独立した判定を持っており、
位置次第では絶対防御を割りつつ被弾させる、という性質も併せ持つ。
辿異種ヒュジキキ
- 背部の針を異常発達させた辿異種が習得。★2から使用してくる。
素早く後方へ飛び退いた後にハンターへ向かって転がってくる技で、
ローリングの軌跡に針が設置される。
飛び退く予備動作を見てから左右へ回避すれば避けられるが、
設置される針の関係で追撃を仕掛けづらい。
使用後は必ず進行方向右側へと起き上がるため、追撃するならそこを狙いたい。
その他のローリングアタック
- 自身が回転する訳ではないが、巨大車輪を背負ったアトラル・カはそれを転がしてハンターを轢こうとしてくる。
アトラル・カは転がる車輪に糸でひっつき、それに追随する形となる。
何かのアトラクションのようでちょっと楽しそう。
- MHOに登場する河狸獣や沙狸獣もこの攻撃を行ってくる。
同じ牙獣種のラングロトラを髣髴とさせるが、こちらは逆立ち状態で一度止まる予備動作が入る。
勢いを付けるために脚をジタバタさせる姿は少し可愛い。
余談
- 元は大ヒットした対戦格闘アクションの金字塔『ストリートファイターII』に登場する
野生児「ブランカ」の必殺技の一つ。
最初は地面にほぼ水平に飛ぶパターンのみであったが、
後に斜めに飛び上がったり弾みをつけて山なりに飛んだりといったバリエーションを身につけている。- ちなみに、ブランカはその後、MH4Gの海外版およびMHXにて間接的にではあるが出演を果たしている。
- ドンキーコングの2代目も使うが、彼の場合は地面を転がる(ただし転がったまま崖などから降りると、
重力を無視できないが空中を転がれる。そして空中ジャンプに繋がる)。
こちらの先代の方も、MH4(G)及びMHXにて間接的に出演している。
- 某音速のハリネズミの攻撃にもローリングアタックがある。
ただしローリングと呼ばれることは少なく、専ら「スピンアタック」、
強烈な追尾効果があるタイプは「ホーミングアタック」と呼ばれる事が多いようだ。
- さて、本項主文にて一瞬だけ触れた「飛鳥文化アタック」だが
余談上記に紹介しているコラボ関係の三者、いずれも「飛鳥文化アタック」の使い手である。
MHではラージャンの話題になると目にする機会が多い、この謎の技を改めて解説すると
一言に要約すれば『空中回転(縦回転)ローリングアタック』の事である。
対空時間が極端に短いので気付きにくいが、ラングロトラのジャンピングローリングアタックも
ブランカの派生形ローリングアタックと同じ原理の「飛鳥文化アタック」である。
- スターフォックスにおいても同作の戦闘機や戦車がローリングをすることが出来る。
しかし、当作においてはローリングは基本的に攻撃判定の無い防御用のアクションとして扱われており、
もっぱら高威力の誘導弾を弾くために使われている。『強力なビームだぞ!ローリングで弾くんだ!』
- オトモ(ニャンター)のサポート行動の中には治・ローリングの技および爆・ローリングの技がある。
しかし動きは紛う事なきローリングだが、前者は無敵になって回復と移動、
後者は小型爆弾で攻撃が可能だがローリングそのものに攻撃力はないので、ローリングアタックではない。
なお解放条件は回転攻撃とは無縁のドスランポス、ドスファンゴの狩猟。