作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 条件 |
---|---|---|---|---|---|---|
MHP2G | 村長上位★9 | 大連続狩猟クエスト | 大闘技場 | 42000z | 7000z | |
MH4G | 大老殿G★3 | 大連続狩猟クエスト | 闘技場 | 48900z | 5000z | G級特別許可証 |
MHXX | 村上位★10 | 大連続狩猟クエスト | 闘技場 | 41100z | 4200z | |
MHR:S | 重要調査クエストM★6 | 大連続狩猟クエスト | 城塞高地 | 64800z |
MHP2G・MHXXの最後の村クエおよびMH4G、MHR:S高難度クエストの名称。
目次
概要
MHP2G
これほどの力を持つ者に、再びまみえることができようとは。
この最後の狩猟を終えたとき、お前は悟ることになるだろう。 狩人として生きることの意味を!
- ゲームタイトルをクエスト名に冠する、MHシリーズの「象徴」とも言うべき4頭を狩猟する大連続狩猟クエスト。
当時「史上最難関の村クエ」として、全国の狩人たちを震撼させた。
本クエストの主な特徴としては以下の通り。- 村長クエストであるため、狩友の力を借りる事ができない。
純粋な己の実力(とオトモアイルー)だけで挑まなくてはならない。
- 特徴に共通点が少なく、同じ戦法で戦い続ける事が困難。
さらに厄介な事にリオレウスとラージャンは氷、ティガレックスとナルガクルガは雷と、
弱点属性も真っ二つに分かれている。無属性・状態異常属性の武器を使うか、
片方2頭を捨て自分の苦手とするモンスターに強い属性で挑むのも策。
ダイダラボラスなどの毒属性が活躍するクエストでもある。
- 制限時間は通常のクエストと同じく50分。4頭の大型モンスターをソロで相手取るにはやや苦しい。
- フィールドは大闘技場。BCに逃げるには力尽きるかモドリ玉を使うしかない。
- ご丁寧にサイズにも補正が掛かり、ビッグサイズ以上(最大金冠)のモンスターが出やすい。
- 村長クエストであるため、狩友の力を借りる事ができない。
- 村長上位の全クエストをクリアすることで出現する、いわゆる「村最終」。
MHP2の村最終「最後の招待状」に勝るとも劣らない超難関クエスト。
集会所G級★3の大連続狩猟クエストたちに並べてもその難易度は遜色ない。
初めてクリアした時の達成感と感動は筆舌に尽くしがたいものがあるだろう。
- モンスターが軒並みG級のスペックで襲い掛かってくる以上、こちらもG級の武具で固めねば突破は難しい。
村長クエストを中心に攻略してきた場合、一旦放置して先に集会所でG級装備を整えることを強く推奨。
- また上位クエストではあるが、受注HRの制限はないためHR1でも挑むことができる。
その上報酬のモンスター素材は上位のレア素材以外は全てG級素材。
天鱗も出るため、やろうと思えばHR1でG級装備の作成が可能。
もっとも、入手できる素材の都合上実際に作れるのは一部の武器くらいだが。- ちなみに、報酬のみで作れる武器はティガ武器とナルガ武器に多い。
これらの上位段階の武器は本クエストの攻略にも有効なものが多いので、
クリアに使った武器をそのまま強化するといったこともできる。 - 無論プロハン級の腕、及び十分な上位装備を保有していることが絶対条件に近い。
「十分な上位装備」についても、単に上位の間を駆け抜ける為だけの「繋ぎ」程度のモノではなく、
武器で言えばヒドゥンブレイカーや老山龍砲【皇】、
防具で言えばギザミS、リオソウルUやアカムトシリーズ、あるいは自動装填用のデスギアSなど、
上位装備と言えどG級でもそこそこ通用するレベルのものは欲しい。
特に武器に関しては火力が足らないと時間が足りなくなるため相応のものを用意したい。
ここで例示しているものについては、
ハンマーの場合4頭全てが頭部弱点であるために物理火力でなんとかなりやすく、
上位版ラオートの場合水冷→電撃→火炎→通常と撃ち分けられるといった長所がある。
- ちなみに、報酬のみで作れる武器はティガ武器とナルガ武器に多い。
- 抜刀アーティやラオートはこのクエストにおいても勿論有効だが、
これだけで楽にゴリ押しできるほど甘い難易度ではない。最後に頼れるのは、やはり己の経験と技術のみである。- アイテムに関しては、閃光玉を調合分まで持って行くと攻略が格段に楽になる。
前半2頭は言うまでもないが、ナルガクルガについても音爆弾と合わせて行動を抑えられる。
つまり最後のラージャン以外に閃光玉が極めて有効なのである。
そのラージャンには罠をフルで使うと勝ちが一気に近づけられる。
ただし、3頭に対して合計で15個+現地採取分が限界であり、無駄撃ちすると後がつらい。- 逆に言えば、閃光縛りという一つの制約だけで難易度は急上昇する。
腕に自信があるのなら、閃光玉に頼らず挑戦してみるのも一興。
- 逆に言えば、閃光縛りという一つの制約だけで難易度は急上昇する。
- アイテムに関しては、閃光玉を調合分まで持って行くと攻略が格段に楽になる。
- 上記の様な高難易度ゆえに、タイムアタックの対象としてはもってこいである。
- 当時は禁断のオトモを使ってクリアするハンターも少なくなかった。
このクエのためだけに禁断のオトモを求めるプレイヤーすらいたほどである。
しかし、当然ながらそんなものを使ってクリアしたとしてもそこには何の価値も無い。
ネコートのコートが放つ気品もかすんでしまう。
しっかり装備・対策を整えれば決してクリア不可能ではないクエストなので、
諦めずに自分の力でクリアするべきである。
MH4G
ムォッホン!
伝説にふさわしき狩人よ。
古文書の解読を成し得たヌシなら資格は十分。
これら強大かつ偉大なる者達はいずれも並々ならぬ者達なり。
見事その腕で成しとげてみせよ!
- 高難度クエストを代表するクエストが再び登場。今回は何とPTでも出掛けられるがメンバーは大きく変わり、
システムも相まってP2G以上に地獄絵図が展開されるクエストとして生まれ変わった。
今作での解禁条件はラスボスクリア後の裏ボスラッシュに相当する古文書の完全解読。
つまりイベントクエストを除けば、名実ともに作品の最後を飾るクエストと言える。
- それぞれMHP2、MHP3、MH3G、MH4、MH4Gのメインモンスターである。
間で抜けているMHP2GのナルガクルガとMH3のラギアクルスは本作には出ていないため、
この5頭は本作で出ているメインモンスター経験者から直近5作品分でという選出になっている。
やはりどのモンスターも攻撃力が高く、一瞬のミスが命取りになる。
その上、以前には存在しなかったシステムが多数あり、より一層過酷なものとなっている。
- ナンバリングを経るごとに追加されてきたシステムが軒並み味わえる
贅沢なクエストで、
雷属性やられ、爆破やられ、狂竜ウイルス、裂傷状態と、かなりレパートリーが多い。
殆どの場合に於いての対策アイテムであるウチケシの実は10個までしか持ち込めないので注意したい。
- いざクエストを始めてみると、それはプレイヤーの悪い想像よりもさらに
ドSな斜め上を行く
トンデモクエストだった。- 最初に狂竜化ティガレックス一頭がスタンバイ。
生態未確定アイコンは無かったがここまで来られたハンターならば、
ある程度の覚悟はしていたはず…だろう。
しかし、単体とはいえ油断するなかれ。
属性やエネルギーを使った派手な大技を持たない見返りとしてか、
このティガレックスは攻撃力に強烈なブーストがかけられているようで、
非怒り時の突進ですら一撃でかなりの大ダメージを受ける。
無論狂竜化していることもあり、少し油断するとあっという間にベースキャンプ送りである。
が、今後のことを考えるとここで一度でもオチてしまうのは精神的にも辛いので
ここでオチたらいっそリタイアしてしまうのも手かもしれない。
- いざティガレックスを倒すと次に現れるのはジンオウガとブラキディオス。
なんと同時狩猟である。
しかも両方とも狂竜化しており、ジンオウガに至っては超帯電状態である。
このクエストの中でここが一番の鬼門とされている。
なぜなら頼みの綱の分断柵が予想通り使えない上、
この二頭の徘徊範囲は闘技場全体に及ぶので、
けむり玉で分断していても、いつの間にか気付かれている確率が非常に高いのである。- しかも大連続形式なのに関わらずジンオウガはブラキディオスに比べて
やけに体力が高く、ジンオウガを倒すのに時間がかかるのだ。
どうやら体力が単体と同等になっているらしく、狂竜化で肉質が硬化するのも手伝って非常にタフ。
お陰でジンオウガがハンターから不評を頂いてしまう結果となってしまった。 - 裏を返せば、まずブラキディオスを片付けてしまうとよい場合が多い。
徘徊範囲が広いとは言っても、ティガレックスの死体が消滅してからすぐにけむり玉を使えば
ある程度まではジンオウガに気付かれないので、
運が良ければけむり玉の効果があるうちにタイマン状態での狩猟も勿論可能だし、
無理でも合流後はジンオウガとの相打ちを狙えばよい。
両者の極めて高い戦闘力がここではハンター側に有利に作用し、ブラキディオスもそう時間が掛からず沈む。
ジンオウガも体力がそこそこ削れた状態からスタートできるし、
ここで超帯電状態を解除できると疲労状態にまでなっていることも少なくなく、
非常にラクな闘いを行うことができる。
- しかも大連続形式なのに関わらずジンオウガはブラキディオスに比べて
- 必死の思いで両者を討伐すると突然空が暗くなり、
そうであるのが当然かのごとく最初から狂竜化したゴア・マガラの登場である。
しかし先程とは一転、単体狩猟なのでそれほど苦ではない。
攻撃力も元がそこそこ高いせいか、割と落ち着いているようである。
- 疲れも溜まってきたところで最後に悠々と現れるセルレギオス。
ここまでプレイした方なら予想はしていただろうが、無情にも極限状態である。
極限状態中は閃光玉・罠・状態異常が一部を除いて無効。このタイミングで最高の立ち回りが求められる。
また手間取っていると制限時間の事もあるので逃げ回るわけにもいかない。- これに関しては一見非常に厳しくなるが、
ゴア・マガラの死体が消滅するタイミングで抗竜石を使用、
セルレギオスの登場後すぐに何らかの方法で拘束、
そこに猛攻を掛ければその段階で即座に極限状態を解くことができる。
セルレギオス自体は極限状態さえ解除できれば体力も大連続相応のレベルで、
攻撃力も比較的落ち着いているので、大抵このまま再度極限化させずに倒せるか、
仮に極限化しても既に瀕死に近いということも多い。
例えば師匠からの試練でディアブロスがいる状態、
つまり行動範囲の縛られた状態下でセルレギオスを捌けているのならば問題なく立ち回れるだろう。
- これに関しては一見非常に厳しくなるが、
- 最初に狂竜化ティガレックス一頭がスタンバイ。
- サイズ変動もG級相応なので、金冠クラスのモンスターが出るとさらに難易度が上がる。
ブラキディオスに関しては確定で最大金冠である。
いずれのモンスターもサイズが大きいほど攻撃範囲が大きくなり、避けにくくなってしまう。
特に厄介なのが狂竜化によって異常な速度の突進を得たティガレックス。
ブラキディオスのみ尻尾回転が当たりにくくなるという利点はあるが。
- しかしながら、どのモンスターも状態異常に弱く、体力も低めに設定されているので
パーティプレイの場合は麻痺装備やアイテムで動きを封じつつタコ殴りにすれば楽にクリアできる。
特にゴア・マガラやセルレギオスなどは乗りやすい位置に出現するので、
開幕で乗れればほとんど行動させずに倒すことも可能。
大極竜玉の出る確率が高く素材も集まるので、パーティプレイなら回してみるのも一興。
地味に錬金で大量消費しがちな狂竜結晶も多めに手に入るのも嬉しい。- 体力面での調整は大連続形式なので妥当な所だが、それ以外に関しては通常より強化されている。
「体力が低いから」と無闇に突っ込めばどうなるかは、想像に難くないだろう。
- 体力面での調整は大連続形式なので妥当な所だが、それ以外に関しては通常より強化されている。
- ソロ攻略の場合、鬼門となるのは第二ラウンドの同時狩猟と最後の極限セルレギオス。
同時狩猟は言わずもがな、四頭の狩猟を経て集中力が落ちてきた所に現れる極限セルレギオスは、
極限解除に手こずると非常に辛い戦いになってくる。
裂傷状態というちょっと油断すればたちまちオチてしまう状態異常をここでもってくるあたりがいやらしい。
裂傷状態を引き起こす攻撃はここまでたどり着けるプレイヤースキルならそうそう食らわないはずだが、
プレイヤーの疲労によるミスが最大の敵となるだろう。
極限状態用の道具として見られがちな抗竜石だが、
ここでは狂竜化モンスターに対しても積極的に使って狂竜化を解除し、
少しでもその高い戦闘力を落とすことをお勧めする。- 戦略としては、まず武器選択では物理火力に特化するのが言うまでも無く無難。
有効な属性がバラバラなのは勿論、状態異常に関しても悩みどころである。
睡眠爆破はまず爆弾が足りなくなるし、
麻痺はソロで使うには火力が足りない場合も多く、
爆破属性は効きの悪いブラキディオスが鬼門の同時狩猟で出現するので厳しいし、
毒属性も極限化で無効化&治癒してくるセルレギオスの事を考えると安易には選べない。
ただ、属性付きでも最高峰の物理性能を持つ武器が今作では多いので、
そういった武器は積極的に採用していこう。
何の属性が付いているにせよ、有効な場面自体は確実に存在する。
二頭同時の突破力が上がる水属性や氷属性は特に有用になるだろう。
また、こちらはどのタイミングであれ狂撃化状態になれることを逆手に取り、
渾沌に呻くゴア・マガラ武器を使うのもアリかもしれない。
- 武器種に関しては勿論得意武器を担いでいけばそれがベストになることも多いが、
仮にどの武器もそこそこに扱えることを前提にすると、操虫棍が恐らく最も好相性であろう。
ティガレックスの超攻撃力は乗りである程度封印できるし、
二頭同時では片方に開幕拘束で大ダメージ確定、
仮に両者に発覚されても同士討ちを狙えば片方が力尽きるし、
ゴア・マガラも開幕拘束でやはり大ダメージ&狂竜化も解ける…が、
ここまでは他の武器でも何とか行える範疇。
他の武器にない一番の強みは、最後に待ち受ける極限セルレギオスへのぶっちぎりの特効性。
セルレギオスに関しては操虫棍であれば極限状態でも開幕即乗りは難しくなく、
しかもそれによって極限化解除まで一気に持っていくことも可能である。
極限解除さえできてしまえば、そこはただでさえ足が柔らかいセルレギオス。
大連続特有の低耐久も重なってソロでも再極限を許さず狩猟出来てしまうことも多いし、
そうでなくとも極限化する頃には瀕死ですぐに倒せてしまう。
また上記のような乗り状態を考慮せずとも、
そもそも登場する全てのモンスターと比較的相性が良く立ち回りやすいのも強みである。
- これは一種の裏技にも近いが、
特に極限セルレギオスまで集中力が持たない場合、ゴア・マガラ狩猟後にでもモドリ玉を使い、
体力もスタミナも斬れ味も最高の状態にした上で3DSを一時停止し、
リアルにある程度休止を取ってみるのもアリ。
極限個体が相手とはいえ先述の通り体力も低く攻撃力も通常の極限個体クエストに準じたレベルなので、
現実でもゲーム内でもベストコンディションならば突破はさほど厳しくなくなるだろう。
拡張スライドパッドを用いている場合も、キャンプ内なので安全に再接続可能である。
勿論、少なくとも15分前後以上残り時間があることが前提だが。
- ソロでのクリアに関して言えば、ギルドクエストなどとは一概に比較できないものの最難関クラスと言える。
ギルドクエストが存在するためにクリアの見返りとしては物足りなく、あまり人気の無いクエストだが、
ソロプレイの最終目標として挑戦するのも一興。
村最終で満足してしまったそこのアナタも、更なる力試しをしてみては如何だろうか。
- 戦略としては、まず武器選択では物理火力に特化するのが言うまでも無く無難。
- 余談だがこのクエスト、どうやら他の高難度大連続クエストと違い「誰かの差し金」ではないようで、
大長老曰く「ある条件が揃うと、様々なモンスターが一箇所に集まる」事があり、
クエスト解禁の条件となる最後の古文書を解読すると、その場所が記されていた…らしい。
ちょっと適当すぎやしないだろうか。
前述の通り、戦場となる場所は闘技場なのだが、何かの因縁が有る場所なのかもしれない。
分断柵が使えないのも、突然のモンスター襲来でメンテナンスが不十分だったから、などの事情がありそうだ。- ちなみに、同じように偶発的にモンスターが一箇所に集まってきてクエストが出されたと言うケースは、
後にMHRiseでも再登場している。あちらは問題なく分断柵が使えるのだが…。
- ちなみに、同じように偶発的にモンスターが一箇所に集まってきてクエストが出されたと言うケースは、
MHXX
- 再び村最終クエストとして復活。村クエストを全てクリア(高難度・ニャンターを除く)で他の村最終と共に出現する。
- 登場モンスターはリオレウス・ティガレックス・ナルガクルガ・ラージャンの4頭。
MHP2Gの頃のように村最終ポジションに戻った為か、全く同じラインナップとなっている。
2Gとの違いを挙げるならば、闘技場がMH4仕様のものという事と
この約9年の間にハンター側が超強化されているという事であろうか。
- クエストの内容だが、やはり同時狩猟ではなくリオレウスから順番に1頭ずつ登場する。
獰猛化している事もなく、全て通常の個体である。
難易度は当然G級相当だが攻撃力自体は至って普通。寧ろ村クエという事もあってか驚くほど体力が低い。
どれぐらい低いかというと、相応の装備でしっかり立ち回ればどのモンスターも5分かからない程。
実際ラージャンにいたっては集会所個体の半分程度の体力しか持っていない。
2Gの頃も同じ村上位の単体狩猟より体力が高かったが、
今回に関しては村クエの補正と大連続の補正を受けまくっているようである。
更に攻撃力も決して低くは無いが2G時代と比べ特別に高い訳ではなく、
集会酒場のG級個体と同等に設定されている。
ここまでで大体お察しだと思うが、難易度に関しては全く2Gの頃の比ではない。
普段からG級の高難度クエに籠っている人ならば苦も無くクリアすることができるだろう。
- 何故こんなにも簡単になっているのか。
それは連続狩猟補正による体力の低さと共に、上述したハンター側の強化による面が大きいだろう。
当時の環境と比べて現在は武具の性能が格段に上がっており、お守りも登場しているのでスキル自由度も高い。
更に狩猟スタイルや狩技の登場により、様々な戦い方が可能となっていることも追い風となる。
対してモンスター側は特に目立った強化もなく、せいぜいシリーズごとに新技が1つか2つ増える程度。
前述した通り攻撃力も普通であり、どんな大技だろうとよっぽどの紙装備でもなければまず即死する事もない。
当時と異なり、エンドコンテンツが他に存在する=これがゴールではない、というのも原因かもしれない。
- 参考までに防御力700程度での被ダメは、ティガレックスの怒りタックルで40~50程度、
ナルガクルガの怒りビターンやラージャンの怒り飛鳥文化アタックですら60~65程度のダメージ。
そこそこ鍛えたオトモを連れて、時間内にクリアできるだけの火力を確保すれば、
G2~G3程度の装備でも十分クリアできるはずである。
勿論HR解放後の武具を持ち込めば前述の通りさくっとクリアできることだろう。
なお村クエという都合上集会酒場を進めていなくても挑めるが、
流石に上位程度の装備ではそこそこ厳しい戦いを強いられる
(ウカムル装備を限界まで鍛えれば(リオレウスのブレスを除いて)防御面は安心だが、武器の貧弱さが心もとない)。
- 報酬では各モンスターの天鱗がやや出やすくなっている他、唯一基本報酬に金獅子の剛角が含まれている。
報酬金もそこそこ高く、前述したように慣れれば15~20分針でのクリアも現実的なので回すのもアリかもしれない。- また、初回クリアでポッケ村の村長から「ポッケ・ネーヴェ」という頭部の装備品を貰える。
寒冷適応のSPが10付いているのでこれだけで北風の狩人が発動する。要はG級版のピアスである。
ただし見た目はピアスではなくイヤーマッフルになっている。
極圏や氷海、雪山といった、寒冷フィールドにおいて、なかなか便利である。
- また、初回クリアでポッケ村の村長から「ポッケ・ネーヴェ」という頭部の装備品を貰える。
- 今作では村最終が他に4つ存在するが、それらはどれも獰猛化モンスターが登場したり古龍が登場したりと
高い難易度に仕上がっているので、どうもこのクエストだけ取り残された感が否めない。
まあだからと言って、こいつらが全部獰猛化して2頭同時に襲ってきたりしたら困るのだが…
MHR:S
- MHXXから5年、「高難度:モンスターハンター」として登場。ほぼ全ての重要調査クエスト*1をクリアすると出現する。
今作の狩猟地はなんと城塞高地であり、初の闘技場以外でのモンスターハンターを行うことになる。
シリーズタイトルを冠し、プレイヤーに大きなインパクトを与えてきた特別なクエストということもあり、
今作では一体どのような集大成的鬼畜クエストになっているのかと胸を躍らせたハンターも多かったが……
- 意気揚々とクエスト内容を確認したハンターの目に飛び込んできたのは、
MHP2Gで登場した例の四頭でもMH4Gに準えた看板モンスターたちの大連続狩猟でもなく、
まさかのオオナズチ、クシャルダオラ、テオ・テスカトルの連続狩猟という予想外な物であった。
確かに強大なドス古龍たちの連続狩猟クエということで相手にとって不足はないが、
シリーズタイトルを冠するにはあまりに偏った選出に疑問符が浮かぶハンターが続出したのは言うまでもない。
さながら「高難度:モンスターハンター(dos)」である。- ブラキディオスが欠席しており狂竜化・極限化が存在しないことからMH4Gの内容は再現するのは無理だとしても、
MHP2G時代の狩猟対象であったリオレウス・ティガレックス・ナルガクルガ・ラージャンは
今作にも全員登場しているため、尚更このような内容となった理由が謎である。
- ブラキディオスが欠席しており狂竜化・極限化が存在しないことからMH4Gの内容は再現するのは無理だとしても、
- 強さとしては通常のクエストよりごく僅かに攻撃力が強化されているようだがほぼ誤差で、
大連続クエストの例に漏れず体力も低い。
「モンスターハンター」を冠してこそいるが、何か特別な演出があるでもなく、
実情は単純にドス古龍を3体狩るというだけの通常の大連続狩猟である。これよりインパクトが少ない
大連続なお陰でタフネスも下がる為、単体では苦手な相手がいてもこれを頼れば素材集めが楽になるかもしれない。
更に言えば盟勇クエストであるため、ソロプレイヤーであってもNPCの支援を受けながら戦えるのも嬉しいところである。
またソロ専用クエストにもかかわらず何故か支給品がマルチと同等用意されているためアイテムの確保も容易。
尤も、MHR:Sでは防御力が過去作のG級/MRほど伸びていないという事情もあり、油断出来ない内容ではある。- 操竜も使えるため苦手な相手が居てもそれで更に大きく削れるが、
最初はオオナズチしか登場しておらず、一定ダメージを稼がないと次のクシャルダオラが登場しないため、
オオナズチが苦手な場合は少し注意。
鉄蟲糸技やガルクの鉄蟲猟犬具を使い過ぎるとクシャルダオラの登場前に操竜待機状態に突入してしまう為、
序盤は控えた方がいい。 - なのだが、今作にはエンドコンテンツにあたる傀異調査クエストがあり、
それらの素材で強化した装備であればクリアは容易。
高レベル傀異調査クエストで出てくる敵のほうが明らかに強い。
それがなくとも傀異克服個体まで追加されており、
アップデートを繰り返された今、素の個体では力不足と言わざるを得ない。
発売当初のアップデートが行われる前であればやりごたえのあるクエストという立ち位置であったのであろう。
- 操竜も使えるため苦手な相手が居てもそれで更に大きく削れるが、
- 古龍三種の大連続ということもあって報酬は非常に良好である。
特濃マカ油×2の枠があったりするし、盟勇クエ限定の王国騎士団の証も全種が手に入る。
3体分のターゲット報酬や部位破壊報酬が全て手に入る他、基本報酬にお於ける古龍の大宝玉の確率も最大である模様。
ランクポイント並びに報酬金も優れているので、古龍素材が欲しい場合まず頼ってみるといいだろう。
古龍の大宝玉はドス古龍共通のレア素材なので、それ狙いなら実質12回剥ぎ取りと全てのターゲット報酬からでも
出ることがあるので一種の救済クエストとしてすら見えてくるかもしれない。
- クリアーすると重ね着専用の「幻想の宝冠」が重ね着BOXに入る。
デザインはメル・ゼナと思しき素材で作られたティアラに竜人族の耳が付属したもの。
リザルト画面にも表示されるが下にスクロールしなければ見えないので若干気付きづらいかもしれない。
- なお、ヒノエとミノトを連れて重要調査クエストに出ると、
「はい!ヒノエ姉さまのご所望とあれば、このミノト……
古龍の群れが出てこようとも全て蹴散らしてご覧に入れます!」
という掛け合いパターンがあり、ヒノエは「古龍の群れが出て来たら逃げましょう」と呆れ半分で返すのだが……
まさかこれが現実のものになるとは思わなかったプレイヤーも多かっただろう。
逆にフラグと受け取りこの手のクエストを予想するプレイヤーもちらほらいたとか
なお、固定掛け合いではないため、ヒノエとミノトを連れてくると
このクエストに於いてこの掛け合いが発生する場合もある。
ちゃんと逃げずに戦ってくれるので安心しよう
- その後、イベントクエストにて「三龍の胎動」というクエストが配信されたのだが、
内容は狩猟地もターゲットも全く同じというものであった。
ただし細部が違っており、大連続狩猟ではなく、なんと最初からドス古龍3体ともがフィールドに出現している。
展開によっては一つのエリアに三体が集結することもある。
類似クエスト
- MHP3に「狩人の矜持」という似たようなイベントクエストがある。
MHP3では登場しないラージャンの代わりにメインモンスターのジンオウガが参戦。
ラージャンがいない上に、PT参加も可能なのでまだ楽と思ったハンターを裏切ってくるクエストである。- ジンオウガが参戦したことにより、本クエストは歴代Pシリーズのメインモンスターが
揃い踏みするというかなり豪華な顔ぶれになっている。
正に「狩人の矜持」という名に相応しい内容だと言えよう。
- ジンオウガが参戦したことにより、本クエストは歴代Pシリーズのメインモンスターが
- 遂にMH3Gでは、ラージャンポジションであるかの魔物が
アンカーとして登場する類似クエスト「狩人の頂」が登場した。
こちらは歴代の看板モンスターと3シリーズを代表するモンスター総勢5頭が集う、
文字通りオールスター戦といった内容である。- なお、本クエストは正真正銘のG級クエスト(=村クエではない)であり、パーティで挑むことも可能。
但し4Gの項目の通りパーティーで出掛けられないクエストのみでは無くなった。
- なお、本クエストは正真正銘のG級クエスト(=村クエではない)であり、パーティで挑むことも可能。
- MHXでは、リオレウス亜種を除くメインモンスターが揃い踏みしており、
村最終直前にメインモンスター大連続狩猟クエストがくる。
だが、一度に8頭も狩るのは、ハンター的にもゲームシステム的にもキツイのか二つに分離されている。
一つはリオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、
ジンオウガとなぜかイャンガルルガを狩猟する「強者達の祭典!」。
もう一つはラギアクルス、ブラキディオス、ゴア・マガラ、
セルレギオスとなぜかドドブランゴを狩猟する「非情に波状な状態異常」。
前者はPシリーズのメインモンスターが、後者は正規ナンバリングのメインモンスターが相手となる。- 「なぜイャンガルルガとドドブランゴが?」と考える方も多いと思うが、
前者はMHPの目玉要素の一つであるMH2との連動で出現するモンスター、
後者はMH2の本来のメインモンスターであるクシャルダオラは仕様上登場できないため、
代役として登場したのだと思われる。
ちなみにドドブランゴは、MH2のOPにてクシャルダオラと同様にハンターと対峙している。
- 「なぜイャンガルルガとドドブランゴが?」と考える方も多いと思うが、
- また同作ではニャンタークエストに「モンスターニャンター」というクエストが登場。
内容は、闘技場でのドスファンゴ、ドスマッカォ、ドスゲネポスの大連続狩猟。
取り巻きとしてブルファンゴ、マッカォ、ゲネポスも出現する。
最後のニャンタークエストという事でまさにニャンター版「モンスターハンター」と言えるものであるが、
相手はどれも中型モンスターで、かつ一頭ずつ出現するので
ニャンターが十分に育っているならば難しすぎるという事はないだろう。
どちらかというと問題なのは、ターゲットと共に闘技場に放され、増えてゆく取り巻きの方か。- クリアすると、オトモのレベルの上限が解放され、レベル50まで育成することが可能となる。
ちなみに、クリアせずHR30(MHXXではHR9)達成でも上限は解放される。
- クリアすると、オトモのレベルの上限が解放され、レベル50まで育成することが可能となる。
- MHXXではG★4にて「モンスターニャンターXX」が登場。
ドスゲネポス+ドスファンゴの同時狩猟後、アオアシラ+ウルクススの同時狩猟となる。
こちらは取り巻きこそ出現しないものの、G級で大幅に強化された中型モンスターの同時狩猟となるが、
幸い分断柵は使える為分断にはさほど苦労しない。- 実はこのクエスト、非常に楽にクリアできる
裏口方法がある。
それは、地面に潜って同士討ちを狙うという方法である。
ニャンターでは地面に潜ることができるのだが、それを利用して同士討ちを狙うことができるのだ。
また、この潜行はモンスターの起こす振動や咆哮で強制的に地上に引きずり出されてしまうのだが、
このクエストにはそれらを使うことができるモンスターがウルクススを除き存在しない。
当のウルクススも振動を持つヒップドロップにさえ気をつければいいため、
このクエストの攻略には多く採用されている手段となっている。
まあ難易度が低いので普通に倒した方が早いし楽ではあるが…
- 実はこのクエスト、非常に楽にクリアできる
- MHR:Sにはモンスターハンターが登場している一方、「抑えきれぬ狂騒曲」というクエストがあり、
そちらはティガレックス、マガイマガド、ゴア・マガラ、ライゼクスを闘技場で狩猟という内容となる。
見ての通り、全員がメインモンスターで構成されているメンツであり、
ある意味ではモンスターハンター以上にモンスターハンターらしいクエストとして君臨している。
こちらは闘技場であるのと、途中出現による2体同時狩猟を余儀なくされることもあり
今作のモンスターハンター以上に難易度も高いかもしれない。- また、更に集会所の最終クエスト「高難度:災厄を祓いし猛き炎」は
ナルガクルガ、セルレギオス、奇しき赫耀のバルファルク、メル・ゼナを大社跡にて狩猟するという内容になっており、
こちらも(バルファルクが特殊個体になってはいるが)全員がメインモンスターになっている。
「抑えきれぬ狂想曲」では拡張前作品の、「災厄を祓いし猛き炎」では拡張後作品のメインモンスターに統一されている為、
もしかしたらこの2クエストが「モンスターハンター」のお株を奪ってしまっているのかもしれない。
- また、更に集会所の最終クエスト「高難度:災厄を祓いし猛き炎」は
余談
- クエスト名を指す際はしばしば略称を用いられる(武神闘宴→武神など)が、
このクエストに関してはフルネームで「モンスターハンター」と呼ばれる場合が殆ど。
- MHX発売当初は「村最終でモンスターハンターがある」という噂が広まったことがある。
確かにポッケ村の復活や、依頼人としてネコートさんが登場するなど出てもおかしくはないため、
信じていたハンターも多かった。
しかし実際には現れることなく、ポッケ村の依頼全クリアの勲章がもらえるため、デマだと判明した。- その後、MHXXで無事に復活を遂げた。
しかし上述の通り、難易度に関しては当時の半分に至るかどうかという具合である。
- その後、MHXXで無事に復活を遂げた。
関連項目
モンスター/ティガレックス - P2G、4G、XXの全ての同名クエストに登場する唯一のモンスター
モンスター/リオレウス
モンスター/ナルガクルガ
モンスター/ラージャン
モンスター/ジンオウガ
モンスター/ブラキディオス
モンスター/ゴア・マガラ
モンスター/セルレギオス
モンハン用語/ドス古龍
シリーズ/モンスターハンター - クエスト名の元ネタであり、本シリーズ名であり、全ての原点となる作品。