武器/マガラ武器

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:12:56

黒蝕竜ゴア・マガラ、および天廻龍シャガルマガラの素材を用いた武器群。
ゴア・マガラの変異体である渾沌に呻くゴア・マガラの素材から作成できる武器に関してもここで解説する。
当ページでは後述の派生関係から、まとめて「マガラ武器」と呼称する。

目次

性能

ゴア・マガラ武器

MH4

  • 外観はどれもゴア・マガラを体現したような禍々しい暗紫色をしており、
    強面の髑髏や眼球の装飾が堂々と鎮座しているという、とても趣味の悪い個性的なデザイン。
    そして、一部の武器種には瞼が存在し、何らかのギミックとして目が開くという不気味な雰囲気を醸し出す。
    防具との組み合わせではスカルフェイスゴアバンギスシリーズなどが驚くほど似合う。
    だから禍ら武器なのか。
    • そんな見た目だが、1段階目の武器強化で真っ白な天廻龍素材を大量投入しても変わらない。
      中心か何処かに埋め込み、内部から強化しているのだろうか?
  • 武器説明のテキストも外観に違わず「魂を貫き、冥府へ連れ去る」というランス
    「放たれた矢が果て無き絶望を纏い、光をも粉々に打ち砕く」という弓
    「持ち主に慟哭の呪いをもたらす」という太刀など
    ファンタジーさ、厨二臭さ、禍々しさを強調したものが揃う。
  • ゴア・マガラの武器は、片手剣が週刊ファミ通のSSやPV第5弾で少しだけ写っていた程度で、
    ビジュアルや詳細情報等は殆ど公開されてこなかった。
    そのような中、2013年8月27日に刊行が発表された武器知識書シリーズの表紙には
    大剣と操虫棍らしき武器が写し出されており、
    少しずつ情報は解禁されてはいたもののかなり慎重に行われていたことから、
    ブラキ武器のように新属性があるからネタバレ出来ないのではないか」などと噂されていた。
  • ところがどっこい、蓋をあけてみれば付加されていたのは単一龍属性
    期待されていた新属性は残念ながら無かった。
    まぁ、狂竜属性とかいってモンスターを狂竜化させてもらっても困るのだが。
    とはいえ、いずれも下位段階では貴重な龍属性武器の一端であり、属性を度外視しても非常に強力。
    そして、強化を続けると最高クラスの龍属性武器へと昇華する。
    • しかしながら、ゴア・マガラに龍属性を感じさせる要素は皆無。
      なぜ本種の武器に龍属性が宿されるのか、
      その答えは、オフラインのクライマックスで明かされることとなる。

MHX

  • ゴア・マガラが続投したMHXにもマガラ武器が登場。
    今回大きな特徴となるのが、本作独自の派生ツリーにより
    ゴア武器を最後まで強化していく事も、途中でシャガル武器に派生させる事も出来るという点であろう。
    他のモンスターの武器だと、主に通常個体の素材を使うか獰猛化個体の素材を使うかで派生するが、
    マガラ武器の場合は、獰猛個体素材を含むゴア・マガラ素材を使うか、
    途中からシャガルマガラ素材をメインにするか、という選択になる訳である。
  • 性能的には、近接武器はゴア武器が物理寄り、シャガル武器が属性寄りといったところ。
    ガンナー武器ではこの関係性が逆転し、シャガル武器の方が物理攻撃力に優れる。

MHXX

  • ゴア・マガラ、シャガルマガラ共にG級で強化を得て、それぞれの個性がある仕上がりとなっている。
    また、再登場を果たした渾沌に呻くゴア・マガラの武器も復活しており、
    会心率と龍属性というテーマにそれぞれ違ったアプローチをしている。
  • 究極強化には3種類とも獰猛化黒蝕竜厚鱗を使う上に、
    それぞれが個別の天鱗や双逆鱗といったレア素材を要求してくるため、強化難度は非常に高くなっている。
    • ちなみに、渾沌に呻くゴア・マガラの素材はゴア武器とシャガル武器のどちらの強化の際にも、
      カテゴリ指定で素材が要求されたときに使用することが出来る。
  • ゴア・マガラの武器は攻撃力が高く、実用的な会心率とそこそこの龍属性を持つ。
    斬れ味は斬れ味レベル+2が必須となるが、斬れ味維持の手段の増加もあり紫ゲージの維持自体は難しくない。
    さらに、今作では超会心が付けやすくなり、
    高めの攻撃力に十分な会心率を持つこの武器群は、物理重視龍属性武器として有効な選択肢の一つとなっている。
    というより、これ以外のほとんどの物理龍属性武器は属性値が20未満なため実質無属性である。
  • ガンナー武器は見事に明暗が分かれる形となっている。
    ライトは連爆榴弾に特化することで、サブクエマラソン用という活路を開いた。

MHR:S

  • ゴア・マガラの復活により、こちらも復活。
    今作はMHXXと同じように、ゴア武器とシャガル武器にそれぞれ派生する。
  • 平均より少し低い攻撃力と属性値に会心率20%を持ち、
    斬れ味はやや不安があるが龍属性の括りであればほとんどの武器種で期待値上位になっている。
  • 今作は龍属性武器に強豪がひしめいており、
    周回ですぐに素材が集まる手軽さに高い攻撃力、長い紫ゲージが光るラスボス武器
    高い拡張性と攻撃力・属性値・斬れ味のバランスが良い意外な伏兵ブナハブラ武器
    無属性武器並みの攻撃力と高い属性値、斬れ味スキル要らずの圧倒的な白ゲージを持つバルク武器など
    一筋縄ではいかない環境。
    高い龍属性値を持つ武器も大注目を集めており、ゴア武器シャガル武器共に差別化は工夫が求められる。
  • ゴア武器は龍属性値が全体の中間寄りのため会心持ち物理型属性武器として運用可能であり、
    スキル構成や武器種にもよるが大体はラスボスの武器を超える物理性能を出せるようになっている。
    斬れ味も絶妙で研磨術【鋭】の採用も検討できる。
    しかし、物理重視の龍属性武器としてはMR10で作れてしまうイブシマキヒコ武器が立ちはだかる。
    斬れ味と属性のバランスはこちらが優勢だが、あちらはゴア武器以上に研磨術【鋭】とのシナジーが良く、
    それぞれの差別化自体は難しくはないものの武器種や運用スタイルにもよるといったところ。
  • 攻略用として見た場合、ラスボス前に作れる龍属性武器としてはかなりの高性能。
    ボウガンはライトにせよヘビィにせよ通常弾が強力であり、
    ヘビィボウガンは過去作と運用法が変わりはしたもののどちらもハイスペックな仕上がりとなっている。
    特に、ライトボウガンは無駄のない通常弾速射ガンとして高い評価を得ている。

MHF

  • 遷悠武器として、ゴア・マガラ武器とシャガルマガラ武器が存在する。
    どちらもMHF-ZZ現在、マグネットスパイクを除いた13武器種を網羅している。
  • MHF-Z下の2016年12月21日のゴア・マガラ解禁に伴い、作成可能となった。
  • 最終性能としては、G級武器LV50や従来の遷悠武器と同等水準のスペックに、
    若干ながら会心率を備えると言った感じとなっている。
    属性は龍属性…ではなく、何故か複属性である「」属性*1となっている。
    変更の理由としては、既に龍属性の遷悠武器としてジンオウガ亜種の武器が全武器種に存在するためだろうか。
    イメージはともかく当のゴア・マガラは氷属性とは何の関係もないため、違和感がないでもない。
    • ちなみに複属性持ちの遷悠武器は非常に数が少なく、ゴア・マガラ武器の実装までは、
      他にG9で特典遷悠武器として登場したウインドイーター(風属性)位しかなかった。
  • ただ、G級武器LV50水準に若干ながら会心率を備え、属性値もそれなりに高い点と引き替えなのか、
    近接武器は何れも斬れ味が良いとは言えず、ガンナー武器種は何れもトリッキーな部分を持っている。
    閃転スキル等を始めとしたスキル面の工夫、
    加えてガンナー武器種であれば、運用方法にも多少ながら工夫が必要だろう。

シャガルマガラ武器

MH4

  • 武器の強化を続けると、ゴア・マガラ本体と同じく最終的にシャガルマガラ武器へたどり着く。
    もともとの龍属性は、古龍の幼体であるが故に素材に秘められていたのであろう。
    武器の色合いも、禍々しい紫色から突如として穢れなきまでに美しい白色へと変貌、
    骸骨や目があった場所には一転して、光玉のようなコアが鎮座しているといった変化がある。
    他には、ステンドグラスのような模様が入っているのも特徴である。
  • また、武器説明のテキストも
    「祝祭の音色がハンターを鼓舞し、絶望の淵から生還させる」という狩猟笛
    「放たれた矢が光り輝く希望を纏い、闇をも粉々に打ち砕く」という弓など
    一転して神聖さ、神々しさをアピールする内容になっている。
    素材元の振る舞いや生態と矛盾している点には目をつぶろう。
  • いずれも及第点の攻撃力にやや控え目の龍属性値を持ち、
    会心率が非常に高いのが特徴。
    デフォルト65%なんてぶっ飛んだ武器も存在する。さすが古龍と言ったところか。
    武器種のニーズと噛み合っていないが
    近接武器では白ゲージもしっかりついてくるのが嬉しい。
    そのため、上位古龍と渡り合うために作っておいて損はない。
  • しかしながら、それ相応の製作難易度は覚悟すること。
    やはり逆鱗、闇/光玉、(触)角が壁になりやすいので、日頃からこまめに集めておこう。
    特に、光玉は剣士にとって最強クラスの胴装備と素材が被るのが痛い。
    ただ、この胴装備のスキルと高会心かつ匠で長大な白ゲージを得るマガラ武器との相性は抜群なので
    結局は、取捨選択するより両取りするのが理想になってくる。
    だからこそ痛すぎるんだけど。
  • 単体で見れば、十分すぎるくらい高性能な武器群であるのだが、
    奇しくも本作ではミラボレアスが復活し、それに伴い黒龍武器も復活している。
    その上、本作の黒龍武器は全武器中唯一斬れ味ゲージを得てしまうため、
    いくつかの武器種において、同じ龍属性のマガラ武器は黒龍武器のほぼ下位互換となってしまっている。
    • しかし、黒龍武器に現れる紫と白のゲージは非常に短く、
      片手剣や双剣など手数武器では火力の維持が非常に難しい。
      こうした黒龍武器にはスロットが多く付いているが、匠や刀匠の上に業物まで付けるとなると
      装備がかなり縛られてしまう。マガラ武器は白ゲージも比較的長く、
      また紫ゲージの黒龍武器と比べても物理面で勝るものが多い為、汎用性で言えばマガラ武器も優秀である。

MH4G

  • MH4GではめでたくG級強化先が実装されていた。
    上述の上位シャガルマガラ派生まで強化した後、
    G級ゴア・マガラの素材を導入することでこちらの武器へと派生する。
    ただし、デザインが変わることは無く、シャガルマガラの神々しい見た目のままである。
    また、MH4時点では何故か唯一存在しなかったヘビィボウガンが追加された。
    このヘビィボウガンのみ、派生のスタートが上位段階からとなっている。
  • 性能は相変わらず優秀。
    G級中堅クラスの攻撃力に高い会心率、近接武器は匠で長めの紫ゲージも現れる。
    龍属性値も十分なほどあり、会心撃【属性】との相性は抜群。是非発動させておきたい。
    • 作成難易度はやはり高く、全ての武器でレア素材の天廻龍の天鱗を最終強化に使用する。
      だが、G級シャガルマガラのクエストはラスボス戦後に出現するため、
      それまでに手に入れたい場合はギルドクエストかイベントクエストに頼るしかない。
    • 一部武器は黒蝕竜の天鱗も要求されるのだが、
      G級ゴア・マガラ通常個体が出現するクエストも非常に限られており、
      レベル86~126のギルドクエスト、大老殿最終クエストイベントクエストの3つのみである。
      前者二つは連戦には向いていないため、イベントクエストを利用すると良いだろう。
  • やはりG級に上がっても黒龍武器が手強いライバルとなっている。
    それより問題なのは、MH4では見下していた狼牙武器の逆襲であろう。
    中には紫ゲージと会心率では勝っているが、攻撃力と属性値の両方が負けているパターンも出てきている。
    おまけに一部の武器種には龍属性を有する祖龍武器が追加されたため、龍属性武器は一層激戦区となっており、
    物によってはそのライバル達に喰われ気味なのも出ている模様。

MHX

  • シャガルマガラが続投したMHXにもシャガル武器が登場。
    ゴア武器の途中からシャガルマガラ素材をメインにし、強化していく。
    • ただし、シャガル武器の最終強化にもゴア・マガラの獰猛化素材を要するため
      どちらにしても獰猛化ゴア・マガラとの戦闘は避けては通れない。
      村上位でソロ調整されたシャガルマガラと比較して
      集会所にてパーティー向けに調整された獰猛化ゴア・マガラの方が地味に苦戦するため、
      シャガルマガラ(村上位)だけを乱獲していると思わぬストッパーに阻まれる場合がある。
  • 性能的には、ゴア武器と比較してシャガル武器は属性寄りといったところ。
    ガンナー武器ではこの関係性が逆転し、シャガル武器の方が物理攻撃力に優れる。
    更に、ボウガンの対応弾もシャガル武器の方が豊富な傾向にあり、
    ヘビィボウガンや弓のシャガル武器は恐ろしい高性能を発揮。
    ヘビィに至ってはあのアカムト武器を半分くらい食ってしまっている。
    ライトボウガンはかなり扱いづらくなってしまったが…。

MHXX

  • G級で更なる強化を得たが、シャガルマガラの武器は攻撃力が伸び悩み、
    基本的には属性値を活かさない限りゴア武器に劣りやすい性能になっている。
    こちらは斬れ味レベル+1から出現する紫ゲージや、
    より高い会心率と属性値を活かした会心撃【属性】を利用した構成での運用となるだろう。
    この性質からシャガル武器は手数の多い武器種と相性が良くなっている。
    青電主シリーズ+エリアルスタイルで用いると、
    ミラ系の高所の部位を紫ゲージ+高会心率+超会心&龍属性で痛めつけるという装備が出来上がる。
    もちろん護石で属性会心をプラスしても良い。
  • 攻撃力以外ほとんど変化の無かったシャガルは前作同様悲惨な性能。
    ヘビィは覇爆砲イクセユプカムという新たな銘を手に入れたアカム砲の完全復活という大事件に巻き込まれたが、
    あちらに十分対抗できるだけの高性能を有するため、見事に強武器としての評価を維持することに成功。
    弓は前作でシャガル弓が暴れすぎたせいか、渾沌に呻く武器まで巻き込んで見事なまでに凋落してしまった。

MHR:S

  • シャガルマガラの復活により、こちらも復活。
    高めの龍属性に非常に高い会心率35~45%を持ってはいるが、その分攻撃力は低め。
    直接的な関係性としてはMHXXのそれにかなり近くはなっている。
  • シャガル武器は属性値はともかく、高会心低攻撃力というのは本作の最終環境ではかなり不遇なポジションであり、
    属性値を活かそうとすると大体の場合他に龍属性値が高い武器が睨みを利かせているという状況である。
    • ただし、狩猟笛は剣士武器の中で唯一の百竜装飾品スロット2を持つ他、
      対抗馬であるバルク笛の攻撃力が旋律の関係で大きく抑えられていることもあり、
      ライバルと比べてもそれほど見劣りしない性能に収まっている。
    一方で、攻略用として見るとラスボス前に作れる龍属性武器としてはゴア武器同様
    最高クラスの性能を誇り、その後の古龍と戦う上で非常に心強い相棒となってくれる。
    ストーリー終盤を駆け抜ける際は作っておいて損はないだろう。
    特に、ラスボスの攻略にはうってつけの武器となっており、
    その装備を作るのに周回するための武器としても優秀である。
  • ボウガンはライトにせよヘビィにせよ貫通弾が強力であり、
    ヘビィボウガンは過去作と運用法が変わりはしたものの
    どちらもハイスペックな仕上がりとなっているが、競合相手がかなり手ごわく差別化が厳しい。
  • 弓に関しては優秀な龍属性拡散弓となっており、競合相手のバルク弓とは
    デフォルトで溜め4解放という点で差別化されている。
  • ちなみに、本作のシャガル武器の最終強化に用いる素材はほとんど
    金獅子の怒髪天×2、天廻龍の天鱗×1、天廻龍MR素材10ptに統一されている。*2
    天鱗はともかく、他の素材まで統一されているのは傀異化素材を用いない派生だと天廻龍派生くらいである。
    その関係か、派生時点では多くの武器で虹色・七色と言われていた武器の色が解説文において
    「金色の○○(武器名)。」と表現されるようになる。

MHF

  • 遷悠武器として、ゴア・マガラ武器とシャガルマガラ武器が存在する。
    どちらもMHF-ZZ現在、マグネットスパイクを除いた13武器種を網羅している。
  • 2017年4月19日アップデートにて、シャガルマガラと共に実装、解禁された。
    ゴア・マガラ武器とは別の、独立した派生ツリーが取られている。
  • 性能はG級武器LV50、従来の遷悠武器以上、第2~3段階の辿異武器と同等のスペックとなっている。
    高水準の攻撃力に、十二分に高い属性値、高い会心率、
    匠スキル効果で発現する長い空色ゲージ、
    ガンナー武器種はゴア・マガラ武器が持っていたトリッキーな部分が改善され、非常に扱いやすい。
  • 属性はなんと火と雷の複属性である光属性
    MHFで実装されたゴア・マガラ武器の闇属性と対をなすイメージからのチョイスだろうが、
    メインシリーズのシャガルマガラ武器は全て純粋な龍の力を宿す武器である上に、
    素材元のシャガルマガラ自身、そして防具も龍属性に続いて火と雷が弱点であるため、
    シャガルマガラに関する属性イメージとは対極的である。
  • しかし、遷悠武器として見て超高性能と断言できる性能の代償として、
    剣士武器が防御力-500、ガンナー武器が防御力-400シャガルされるという
    とんでもないデメリットを背負う。素材元の弱点属性を強引に付与した結果であろう
    そのため、ゴア・マガラ武器とは別ベクトルで工夫が必要な武器群となっている。
    • ちなみに防御力マイナス補正は、
      GR400以降の辿異防具5部位(ガンナーは辿異防具4部位+始種防具1部位)の防御力に適用することで、
      丁度GX防具5部位と同じ程の防御力になる計算となっている。
      辿異種相手では更に工夫が必要となるだろうが、
      通常G級モンスターであれば適正防御力を確保できるため、運用はしやすい。
  • また、HR帯武器もこちらはしっかり空色ゲージが現れる
    そのため防御力マイナスを除けば、性能は非常に申し分ない物となっている。

渾沌に呻くゴア・マガラ武器

使い手に呼応して会心率が変化
する○○(武器)。狂竜ウイルスを克服
した時
真の威力を発揮する

MH4G

  • シャガルマガラ武器とは別に、渾沌に呻くゴア・マガラ素材の武器群も実装された。
    入手経路は一発生産のみで、強化先も存在しない。
    • ただし、操虫棍のみ猟虫の都合で2段階まで強化でき、武器銘も3つ用意されている。
  • デザインは、禍々しいゴア武器神々しいシャガル武器が融合した、
    というより渾沌に呻く個体がそうであったようにシャガルマガラに侵食されつつあるゴア武器と言った感じで、
    それぞれの装備を表す黒色金色のグラデーション色となっている。
  • 作られる武器は攻撃力や斬れ味自体もかなり優秀で、
    匠で紫ゲージ+G級武器の中でも頭一つ抜きん出た攻撃力を誇る。
    が、その代わりかつての通常ゴア/シャガル武器と比べ龍属性が軒並み100(スラアクのみ200)程度に落ちている。
    通常個体以上に物理特化へ走った反動だろうか。
    特筆すべき点として、これらの武器はプラスマイナスの会心を併せ持つという異例の性質を持つ。
    例えば、会心率-35%と+10%を併せ持つ武器であれば、
    合計して-25%の単なるマイナス会心の武器…というわけではなく
    10%の確率でクリティカル、35%の確率でバッドクリティカルが発生するようになっている
    • 見切り等のスキルで会心率を増加させた時にどうなるかと言うと、
      プラス会心のみに補整が入り、マイナス会心は変化しない
      片手剣・双剣・操虫棍・弓は-25%、ライトボウガンは-20%と補えてしまうため、
      特性も兼ねた当然の調整である。
      ただ、これらの手数武器はプラス会心も低めながら攻撃力は高いため、
      見切りを付けて克服できれば火力の上昇率が著しいことから、一考する価値はある。
    • 逆に会心率低下のスキルが発動すると、マイナス会心が悪化するだけでプラス会心は変わらない
      会心率増加効果はプラス会心にのみ作用し、会心率減少効果はマイナス会心にのみ影響を与えるようだ。
    と、これまでにない特徴を持っている武器群であるが、
    全ての武器種に於いてマイナス会心の方が高いので一見すると使い辛い武器のようにも見える。
    しかし、この武器群が真価を発揮するのは狂撃化状態の時。
    なんとマイナス会心がそのままプラス会心に上乗せされるのである。
    例えば上記の会心率-35%10%を併せ持つ武器の場合、狂撃化の時に限っては
    35+10+15+α=60+α というとんでもない会心率になる。
    無我の境地も発動してればこれに加えて更に+15%される。
    よって、狂撃化を有効的に使えばダメージの期待値は一気に跳ね上がる。
    今作では極限状態のモンスターとの戦闘時に狂竜ウイルスに感染する場面も多いため、
    終盤におけるこれらの武器の活躍の場は多いだろう。
    その性質上登場するモンスターが5体と非常に多く高火力を必要とし、
    全てのモンスターが狂竜ウイルスを扱う古文書最終クエスト「モンスターハンター」に
    ソロで挑戦する場合に使用する武器の有力候補として挙げられることも。
    MH4のマガラ武器で期待されていた新要素が遂に実現したのであった。
    • 狂撃化時は発掘武器にすら迫る武器倍率に加え短くない紫ゲージも秘めているので
      少なくとも物理火力に関して言えば時として発掘武器にすら大きく差を付けてトップに躍り出る。
      しかし一方で、狂撃化出来ないと二番手三番手程度の火力に落ち着くので、使いどころは見極めていきたい。
  • 防具との組み合わせとしては、近縁のゴアXシリーズや、アークX/フィリアXシリーズと相性が良い。
    これらは上記の狂撃耐性に加え、挑戦者や力の解放といったさらに会心率の上がるスキルを持つため、
    条件が整えば時に100%近い会心率を発揮する
    見た目が最も合っているケイオス/ネフィリムシリーズとはスキルがあまり噛み合っていないのは残念なところ。
  • また、渾沌マガラ武器は全てレア9。
    これだけでもレア9にしては強力な性能だが、更にシステム上極限強化もやや楽になっていることも見逃せない。

MHXX

  • 渾沌に呻くゴア・マガラが再登場したことにより、その武器群も当然再登場した。
    派生による強化はできず、一発生産な点もそのままである。
    登場時期の関係か、レア度は最高の10となっている。
    MHXXの強化システムによりどの武器種もLV3まで存在し、各段階で別々の銘を持つようになっている。
    しかし、今作には狂竜化モンスターは登場せず、狂竜化を発症するのはマガラ種のみなため、
    この武器の真価を発揮するには基本的に狩技の狂竜身を使う必要がある。
    逆に言うとゲージが溜まっていなければいけないが能動的に発動できるようになった。
    他にも狩技が一枠固定されてしまうため、狩技が少ないスタイルとの相性があまり良くないなどの欠点はあるが…
  • 武器の性質は4Gの時から変わらず、高攻撃力、低属性値に加え、背反する2つの会心率を持つ。
    今作では会心率や会心そのものに影響を与えるスキルが増え、
    アイテムや狩技にも会心率を上げるものが登場するなど、
    会心という要素そのものに対するアプローチ手段が非常に多い。*3
    それらのうちどれを選択し、活用していくかが運用の鍵となる。
    • 剣士武器の場合、紫ゲージを出すには斬れ味レベル+2が必要。
      最大火力を狙う場合はこれが最低条件となるが、
      本作の紫ゲージの火力効果そのものは必須という程の物ではないので、
      白ゲージ運用を想定する場合はその限りではない。
      ただ、近接武器は岩穿等の癖が少なく使いやすい高性能な武器の登場により
      日陰の存在となりがちなのが悔やまれる。
      一方のガンナー武器はボウガンはブレに癖があるものの、
      片ブレなためスキルによる補助はなくても問題ない。
      さらに、どちらも速射対応弾、しゃがみ対応弾が優秀かつスロットも多めと高性能な一品。
      特に、ライトボウガンはLV2通常弾速射ボウガンの中でも一線級の性能となっている。
      弓ははきゅんの完全下位互換であるが、一応相性抜群の防具が存在することが救いか。
    • 運用法としては狂竜身を使い高い会心率を得る方法と、
      痛恨会心を利用してそのまま両方の会心率を活かすという2つの手段に大別できる。
      • 前者は狩技が1つ固定になってしまうため、
        それ以外の狩技も使いたい場合は2つ以上の狩技を使用できるスタイルを選ぶ必要がある。
        また、高い会心率を活かすためにも超会心の使用はほぼ必須となるだろう。
      • 後者の場合はマイナス会心の欠点を補いつつ、
        通常の会心強化系スキルの恩恵も受けられるという他の武器にはできない運用ができるが、
        痛恨会心によって発生するクリティカルは超会心の適用外であるなど、
        特性を踏まえたスキル選びが要求される。
  • 今作では会心率を上げる手段が非常に多く、
    スキルや狩技、アイテムの効果だけで会心率を0%から100%まで上げることも可能である。*4
    その中で渾沌ゴア武器はマイナスとプラスの会心率の絶対値の合計は100までという性質を持つ。
    そのためマイナス会心を放置して使う場合、会心率を100%にすることができない
    具体的には-20%の会心率がある場合、会心率は80%までしか上がらない
    • なお、この仕様自体はMH4Gからあったのだが、当時は会心率を上げる手段が弱体化した見切りスキルと、
      併用出来ないこの2つ位しかなかったため、狂撃化無しで最大まで持っていくのが難しく、
      話題に上ることはあったが実際に影響する事は皆無に近かった。

MHR:S

  • Ver.13アップデートにて渾沌に呻くゴア・マガラが追加されたことで、
    こちらの武器群もサンブレイクにエントリー。
    渾沌に呻くゴア・マガラはラスボス後のMR10から派生可能(ゴア・マガラ武器から)だが、
    その関係上ゴア・マガラとシャガルマガラの武器よりも早く最終強化できる。
    • 過去作ではゴア・マガラ及びシャガルマガラの武器群とは別の独立した生産ツリーを有していたが、
      今作では初めてゴア武器系列に統合された。
      一発生産も可能だが、ゴア武器からの派生であればレア素材が必要なくなるため、
      通常黒蝕竜素材が集まっているならばそちらの方がオススメ。
  • MHXXまでと同様、会心率はマイナスとプラスが両方存在し、
    狂撃化状態でマイナス会心が丸ごとプラス会心に変換される仕様*5も健在。
    本作では自発的に狂竜症に感染できる狂竜症【蝕】が強スキルの1つに数えられているため、
    真価を発揮できる環境はこれまで以上に整ったと言えるか。
    • 逆にいえば、運用する上で狂竜症【蝕】はLv1だけでも必須級のスキルということになる。
      もし付けない場合、素のままでは100%超会心運用は不可能*6
      どこかで必ずマイナス会心が邪魔をして火力が不安定になる。
      痛恨竜珠を突っ込んでむりやりマイナス会心をチャラにするという方法もあるにはあるが、
      Rise系統の痛恨の一撃はMHXXの痛恨会心のような強力な効果ではないため、
      それはもはや素で会心を持つ凡百の龍属性武器でしかなく、一部例外はあるものの特効がつかない分不利になりやすい。
  • ほとんどの武器で会心率100%かつ超会心状態が現実的な本作で、この非狂撃化時のマイナス会心のデメリットも小さくはない。
    狂撃化時にあまり手数を出せないと見た目ほどの火力が出ないこともありうる。
  • 過去作での基本的なスペックは平均よりはやや高めの攻撃力に無いも同然の属性値、
    マイナスとプラスの両方を併せ持つ会心率というものだったが、
    今作ではそんな立場から一転、会心率のギミックはそのままに、
    渾沌に呻くゴア・マガラに相応しく「ゴア・マガラ」と「シャガルマガラ」武器の双方の長所をいいとこ取りした、
    武器全体で見ても非常に高い性能を有しているのが特徴。
    しかし、剣士は紫を出すのに匠を要したり、ボウガン2種はリロードや反動性能・装填数に一定の足枷を設けたりと、
    バランスブレイカー化しないような塩梅に調整が為されているのも特徴である。
    弓は斬れ味の概念がなく、矢レベルも悪くないどころか普通に優秀であるため、
    従来の龍連射弓の立場を脅かしているが

    とはいえ、先述の通り本作では自発的にウイルスに感染できるシステムもあるため、真価を発揮できる機会自体はかなり多く、
    物理面でも属性面でも十分な活躍が見込める非常に頼もしい武器となった。

武器名一覧

ゴア・マガラ武器

  • …と、ここまでマガラ武器の性能やら何やらを説明してきたが、しかしハンターの注目を一番集めたのは、
    今の今まで触れて来なかった、マガラ武器に冠された素晴らしいネーミングセンスだったのである。
  • まずはゴア・マガラ武器だが、もうこの時点でだいぶカッ飛ばしている。
    以下、MHXX時点での武器種の一覧。*7
    武器種生産時1段階強化2段階強化
    大剣プライドofシャドウプライドofダークプライドofドゥーム
    太刀スティールofファクトスティールofロウスティールofジャッジ
    片手剣アンクofチェッカーアンクofサーチャーアンクofシーカー
    双剣クロウofリッパークロウofハンガークロウofキャリアー
    ハンマーパワーofグレアパワーofテラーパワーofエンミティ
    狩猟笛サウンドofクライサウンドofソロウサウンドofドゥーム
    ランスシールドofアーネストシールドofヒートシールドofレイジ
    ガンランスアームofティランアームofトリーズアームofアロガン
    スラッシュアックス
    (スラッシュアックスF)
    ウィルofシェイプウィルofマインド※ウィルofソウル
    チャージアックスフォースofフォールフォースofルインフォースofカタストル
    操虫棍エイムofトリックエイムofイリューズエイムofマジック
    穿龍棍フライofミザリーフライofメランコリー-
    ライトボウガンレイofヴァイスレイofインサニティ※レイofシャンバラ
    ヘビィボウガントリガーofハザードトリガーofデマイズ(MHX)トリガーofオール(MHX)
    -トリガーofペリル(MHF)
    ビジョンofロストビジョンofディスペアビジョンofヴァニシュ
    アイルーランタンofキャット
    (下位)
    ノワールofキャット
    (上位)
    ゼーレofキャット
    (G級/MR)
    ガルク--シューラofカニス
    (MR)
    ※…MHFには登場しない武器名。

  • そう、全てカタカナofカタカナなのだ。
    ふざけてなどいない。オブではなくofなのである
    ご丁寧に、オトモ武器やMHF限定の穿龍棍までこの命名法則に則っている。
    普通にプライドオブシャドウとかで良いような気もするが、そうは問屋が卸さなかったのだろう。
    1段階強化を施したハンマーなぞは、東京デ○ズニーシーに存在する某人気アトラクションを髣髴とさせる。
    • ちなみに、ofの後に付く単語は殆ど被り無く使われている。
      ただし、大剣と笛の2段階強化目の銘のみ、悪夢なイメージが重なったのか被ってしまっている。
    • なお、日本版で小文字のアルファベットが武器名に冠されるのは非常に珍しい。
      ましてや前置詞など誰が予想できたであろうか…
      そのせいで、「デザインは好きだが名前がちょっと」なんて意見もあるとかないとか。
    • MHX(X)では1段階目が上位最終強化、2段階目がG級究極強化の銘として採用されている。

シャガル武器

  • さて、順当に強化を続けてきたウェポンズofマガラであるが、
    ここにシャガル素材を使うとどのようになるのか。

    その答えは…

    武器種上位段階G級1段階強化G級/MR最終強化意味
    大剣THEアポカリプスTHEシャイニングTHEオリジンApocalypse:黙示(録)
    Shining:輝き
    Origin:起源
    太刀THEジャスティスTHEロウTHEディカローグJustice:正義
    Law:法
    Decalogue:十戒
    片手剣THEディテクターTHEトゥルーTHEシャロックDetector:看破者、発見者
    True:真実
    Sherlock:注釈参照*8
    双剣THEアポストルTHEヘヴンTHEシャングリラApostle:使徒
    Heaven:天国
    Shangri-La:理想郷
    ハンマーTHEラグナロクTHEバースTHEアースRagnarøk:終末の日*9
    Birth:誕生
    The Earth:地球
    狩猟笛THEレクイエムTHEグリーTHEグレゴリアRequiem:安息を
    Glee:歓喜
    Gregoria:注釈参照*10
    ランスTHEガーディアンTHEセージTHEパラディンGuardian:守護者
    Sage:賢人
    Paladin:騎士
    ガンランスTHEインパルスTHEウォールTHEフォートレスImpulse:衝撃
    Wall:壁
    Fortress:要塞
    スラッシュアックス
    (スラッシュアックスF)
    THEエグゼキューターTHEグラント※THEクローザーExecutor:執行者
    Glant:下賜
    Closer:閉ざす者*11
    チャージアックスTHEサプレッションTHEブーストTHEセイヴァーSuppression:鎮圧
    Boost:引き上げる
    Savior:救済者
    操虫棍THEチェイサーTHEワンダーTHEミラクルChaser:追跡者
    Wonder:驚嘆
    Miracle:奇跡
    穿龍棍THEトゥインクルTHEレイ-Twinkle:煌めき
    Ray:光線
    ライトボウガンTHEオラクル
    →THEパニッシャー※
    THEヴァーチ※THEエデン△Oracle:神託
    Punisher:断罪者
    Virtue:美徳
    Eden:楽園
    ヘビィボウガンTHEディザスターTHEフェイス※THEデリュージュDisaster:天災
    Faith:誓約
    Deluge:大洪水*12
    THEキャプターTHEデザイアTHEイノセンスCaptor:捕獲者
    Desire:希求
    Innocence:潔白
    アイルーTHEキャットハート
    (下位)
    THEヴィーニャス
    (上位)
    THEニャプロディーテ
    (G級/MR)
    Cat heart:猫の心*13
    Venus:女神ビーナス
    Aphrodite:女神アフロディーテ*14
    ガルク--THEガリュシオン
    (MR)
    Elysium:楽園
    ※…MHFには登場しない武器名。
    △…MHXX、MHR:Sには登場しない武器名。
    注1…注釈参照と書かれている部分については「注釈に意味が書いてある」という意味である。
    注2…ライトボウガンを除いて、G級第1段階はMHR:Sには登場しない

  • 今度は予想の斜め上をゆく、THEウェポンズへと昇華するのである。
    そのネーミングからはシャガルマガラ要素など微塵も感じられず、
    シャガルマガラ討伐前にオンラインで本武器種を見かけ、「なにこれ!?」となるハンターが続出した。
    一部のハンターは某ゲームメーカーSIMPLEシリーズもしくは伝説の傭兵が対峙した某特殊部隊を連想したとか。
    • MHX(X)ではG級1段階目が上位最終、G級2段階目がG級究極強化の銘に使われている。
      ライトボウガンのみ1つ多いため、
      上述の通り最終段階銘が「THEヴァーチ」で、「THEエデン」は登場しない。
  • これもまた定冠詞+カタカナ英語。
    あの「ザ・デス」よろしく「ジ・アポカリプス」で通りそうだが、やはりTHEアポカリプスなのである。
    このようなネーミングは、MHではイベント武器などを除けばほとんど考えられず、
    これをみた本スレ民は抱腹絶倒だったという。
    何が『THE』だかっこつけやがって!
    この命名法則はG級でも続投している。
    • ただ、定冠詞としての「THE」は上記の通り母音が続くか子音が続くかで発音が「ザ」か「ジ」に分かれるため、
      アルファベットにすることで一応装備の表記の統一性が取れるようになると考えることも出来る。
    • カタカナ英語の部分は、恐らく武器種の本質を表しているのだろうと思われる。
      確かに、モンスターにとっては鎮魂歌ともなり得る調べを奏で上げる笛や、
      追跡者の如くモンスターに突撃する虫を操る操虫棍にはピッタリの銘である。
      ただ、どのような神託なのか武器説明にも書かれていないライトボウガンなど、
      常人には理解し難いセンスの武器名も存在する。

渾沌マガラ武器

  • そして渾沌マガラ武器の名称だが、
    シャインorダーク」(光か闇か)、「カオスorロウ」(混沌か秩序か)など、
    会心率の性質を表しているのか
    正(負)の意味を持つ単語 or 前半の単語の対義語」という名称となっている。
    • 厳密に言えば、ガンランスや弓のように一般的な対義語にはなっていないものもある。
      使われているほとんどの単語がゴア武器及びシャガル武器に使われている単語からチョイスされているため、
      それらと近い意味の単語を選んだのだろう。
      MHXXやMHR:Sで加わったオトモ武器は国際線の機内食みたいになっているが。
    武器種初期状態意味
    強化時
    最終強化
    大剣ライトorシャドウLight:光Shadow:影
    シャインorダークShine:輝きDark:暗闇
    オリジンorエンドOrigin:起源End:終止
    太刀イブルorジャスティスEvil:邪悪Justice:正義
    パードンorジャッジPardon:赦免Judge:審判
    カオスorロウChaos:混沌Law:秩序
    片手剣ハイドorシークHide:隠すSeek:捜す
    イルードorファインドElude:掻い潜るFind:見つける
    ライズorトゥルーLie(s):嘘True:真実
    双剣アポストルorウィッチApostle:使徒Witch:魔女
    ヘヴンorヘルHeaven:天国Hell:地獄
    シャングリラorハデスShangri-La:理想郷Hades:冥界
    ハンマーグリンorグレアGrin:笑顔Glare:睨む
    ブレスorカースBless:祝福Curse:呪い
    バースorデスBirth:誕生Death:死
    狩猟笛ラフorクライLaugh:笑うCry:泣く
    プレジャーorソロウPleasure:愉快Sorrow:悲哀
    グリーorテラーGlee:歓喜Terror:恐怖
    ランスアネストorフォールスHonest:正直なFalse:虚偽の
    パラディンorヴィランPaladin:騎士Villain:悪役
    セージorデビルSage:聖人Devil:悪魔
    ガンランスピースorティラニーPeace:平和Tyranny:暴政
    ヒュミルorアロガンHumility:謙虚Arrogant:横柄
    ウォールorウォーWall:城壁War:戦争
    スラッシュアックスボディorマインドBody:身体Mind:精神
    フレッシュorソウルFlesh:肉体Soul:魂
    クライムorグラントCrime:罪Grant:許可
    チャージアックスブーストorフォールBoost:昇天Fall:堕落
    ファウンドorルインFound:創建Ruin:破滅
    パックスorカタストルPax:平和Catastrophe:大惨事
    操虫棍トリックorトラストTrick:欺きTrust:信用
    マジックorロジックMagic:奇抜なLogic:論理的な
    グリーフorワンダーGrief:悲嘆Wonder:驚嘆
    ライトボウガンインケントorオラクルIncant:呪文Oracle:神託
    フォギブorパニッシュForgive:赦すPunish:罰する
    ヴァイスorヴァーチVice:悪徳Virtue:美徳
    ヘビィボウガンフェイスorバトライルFaith:信頼Betrayal:裏切り
    セキュアorハザードSecure:安全Hazard:危険
    ジェネシスorデマイズGenesis:創世Demise:終焉
    ゲインorロストGain:利得Lost:喪失
    デザイアorディスペアDesire:欲望Despair:絶望
    アピアーorヴァニシュAppear:現れるVanish:消える
    アイルーツーナorチーキンTuna:マグロ Chicken:鶏肉
    ガルクビーフorボーンbeef:牛肉 bone:骨
    ※…MH4Gから登場している武器名。
     
  • 太刀の「スティールofファクト」やランスの「シールドofアーネスト」、
    スラッシュアックスの「THEエグゼキューター」など、一部のマガラ武器は武器名が11文字であり、
    MHの装備名の制約の1つであった「10文字まで」という制限を超越している
    「of」や「THE」を半角(0.5文字)にすることで、制約を回避しているのである。

余談

  • こうしたあまりのインパクト、そしてそのタイピングの楽さによって、
    この武器群の最終強化は専ら「THE」とか「THE武器」と呼ばれる羽目になってしまった。
    最終強化以外はそのデザインを指してか「ゴア武器」「ゴマ武器」ぐらいであるようだ。
    「of武器」とか「マガラ武器」などと呼ぶことが少ないのは、
    そもそも最終強化以外の武器を名指しすることそのものが少ないからであろうか。
    呼ぶとしたらせいぜいフルゴアエイムofトリックぐらいである。
    • MHXやMHXXではofの銘を残したまま最終強化ができる関係から、
      of武器とTHE武器や、ゴア武器とシャガル武器というような呼び分けがされるようになった。
  • 初登場のMH4(G)では他の亜種モンスターの武器のように「派生して別の武器に分かれる」だとか
    補助としていくつかの別モンスター素材を使うだけとか言う次元ではなく、
    一つの武器で異なるモンスターの素材を繰り返し使う」と言う、他にあまり類を見ない性質を持つ。
    このせいで素材の種類数がモンスター丸2体分と多くなっているためか、武器種によっては
    生産後最初の1回目の強化を除き全ての強化段階でレア素材を使うと言う大変面倒な事になっている。
    • ライトボウガンなどは、一発生産スタートからG級最終のTHEエデンまで強化すると
      黒蝕竜の逆鱗3枚、天廻龍の逆鱗2枚、黒蝕竜の闇玉1個、天廻龍の光玉1個、天廻龍の天鱗1枚の
      合計8個のレア素材を使う。黒蝕竜の天鱗だけは使わないが、代わりに剛触角を5本も使わされるので…。
      逆に操虫棍などは(虫の育成は必要だが)殆どレア素材を使わないなど、格差が激しい。
  • 近頃性能に致命的な欠陥が目立つ気になるメインモンスターのヘビィの性能であるが、
    果たしてMH4ではどうなのだろうか…と期待してみれば、
    どういうワケかヘビィだけマガラ武器からハブられてしまっていた
    MHPから代々全武器種を揃えてきたメインモンスターの法則、此処に崩れたり。
    メインモンスターでヘビィボウガンを作られていないのはリオレウスとゴア・マガラしかいない。
    ともかく、最近のメインヘビィの扱いは酷いというか悪意すら感じられるかもしれない…。
    • その後、MH4Gの新武器のデザイン画の中に、
      ゴア・マガラ素材から作られたと思しきヘビィボウガンのイラストが掲載され、
      果たしてMH4Gで遂にゴア・マガラのヘビィボウガンであるトリガーofハザードが降臨したのであった。
  • ネーミングが特徴的過ぎる武器群としては、前作に先駆ケテ現レシ得物が登場しており、
    奇しくも千古不易を謳うキングもその類であった。
    後のMHXでは奇抜ナル星座ロシアンが登場しており、
    ラスボス武器のぶっ飛んだネーミングはもはや伝統となりつつあったが、
    MHXXでは特に捻りのない凡名エジプトワードとなっており、
    ラスボス武器の伝統は一応の終焉を見ている。
    • 一応、本武器群は村クエのラスボス武器であり、
      前作で言えばナバルデウス(もしくはラギアクルス亜種)のそれに当たるため、
      オフラインラスボスが誇る奇抜なネーミングの武器としては一例目となる。
  • 上記の通り非常にぶっ飛んだネーミングのこの武器群であるが、では英語版ではどうなのかというと、
    ゴア・マガラ武器がドイツ語、シャガルマガラ武器がフランス語で統一されている。
    そして渾沌マガラ武器は“○○/××”といった形に統一され、
    マイナスの意味の言葉がドイツ語、プラスの意味の言葉がフランス語となる。
    • ちなみに、当のドイツ語版とフランス語版では、捻りなくそれぞれの言語で翻訳されている。
    • 他の言語でも日本語版を踏襲した名前なのだが、中でもインパクトが強いのは中国語版。
      なんと本当にそのまま直訳となっており、ofやらTHEやらが除かれず残っているのである。
      例えばプライドofドゥームなら自尊of滅亡だし、THEオリジンならTHE起源
      もはや一周回って力強くすら感じる清々しさである。
  • MHXXの渾沌に呻くゴア・マガラの武器は相変わらず2つの会心率を持つが、
    今作にはマイナス会心を一定確率で強化する「痛恨会心」が登場し、
    このスキルを使用することで擬似的な2つの会心率を再現できるようになった。
    さすがに狂撃化による変化までは再現できないが
    なお、このスキルをor武器で使用した場合、攻撃する度に
    「会心が発生しない」「通常の会心が発生」「マイナス会心が発生」「痛恨会心による強化会心が発生」
    の4パターンの倍率が発生するという面白い状態になる。
    決して弱くはならないが、ダメージ自体はものすごく不安定である。それこそ渾沌に呻くゴア・マガラのように。

関連項目

モンスター/ゴア・マガラ
モンスター/ゴア・マガラ/派生作品
モンスター/渾沌に呻くゴア・マガラ
モンスター/シャガルマガラ
武器/ミラオス武器 - 偉大なる先駆者達。また英語名だと頭にTheが付く。
武器/ナルガ武器 - 同じく低めの攻撃力と高い会心率を持つ
武器/レギオス武器 - 渾沌に呻くゴア・マガラ武器と同じく特殊ギミックを持つ武器群
モンハン用語/ネタ武器
モンハン用語/ギミック武器


*1 氷属性80%+龍属性80%
*2 しかし、何故か太刀のみ天廻龍MR素材が12pt必要となっている。もっとも、2ptなら厚鱗1枚や重端材2つの差しかないが
*3 スラアクの狩技や、操虫棍の虫スキル、狩猟笛の旋律効果など。片手剣に至っては、スキルなしで+60%出来てしまう程である。
*4 片手剣はマイナス会心の最低値である-70%ですら100%に出来る(狩技混沌の刃薬(+30%)+会心の刃薬(+30%)+見切り+3(+30%)+連撃(+30%)+弱点特効(+50%)で+170%)程。また、これら全ての発動難易度はさほど高くなく、現実的なレベルである。
*5 今作では作成可能になった時点で加工屋を訪ねた際に、本仕様についてゲーム側で解説してくれる。
*6 マイナスがプラスに転じた際の会心率が入る余地が確保されているという仕様上、見切りや弱点特効だけでは絶対に100%にはなってくれない
*7 掲載の都合上、MHF独自武器である穿龍棍を含む。
*8 コナン・ドイルの小説に登場する名探偵「シャーロック・ホームズ」のこと、転じて俗に「名探偵(のような慧眼の持ち主)」のことを指す。当然、本来は人名である
*9 北欧神話における解釈。その他、Ragna røkとして「神々の運命」とも解釈される
*10 ビザンチン帝国の女帝(Byzantine Empire)の名か、グレゴリオ聖歌を元にしていると考えられる。
*11 慣用句"The Closer"の「重要証言を吐かせ、捜査を終焉に導く尋問者」の意を指すとの説もある。
*12 The Delugeで「ノアの大洪水」を表す。
*13 「Lion heart:ライオンの心、勇敢な人」からか
*14 ビーナスはローマ神話、アフロディーテはギリシャ神話の女神で、どちらも愛と美を司る。