MHR:Sで登場したフィールド。読み方は「えんごうのならく」。
尚、この記事にはMHR:Sの物語の核心に関わる記述が含まれる為、閲覧の際には留意されたし。
目次
概要
元凶住まう、破滅の暗穴
淵劫の奈落
信が重なるは ただ数奇なることにすぎず
死力を尽くし ここを標に殺到する
獣は己が生存のため 人もまた己が生存のため
- 今作のラスボス、冥淵龍ガイアデルムとの決戦の地。
ベースキャンプと二つのエリアから構成される決戦場フィールドだが、
MHW:Iの淵源の孤島やMHRiseの龍宮砦跡(Ver.3.0以降)と同様、
戦闘の進行に応じてフィールドの様相が変化する。
- 城塞高地近海の島で、城塞高地のベースキャンプから臨める場所にあるのだが、
城塞高地にキュリアの大群が押し寄せる事件の直後、その地下からガイアデルムが出現。
島の一部が廃墟ごと崩落したこの場所に王国騎士団は仮拠点を建造し、「深淵の悪魔」との決戦に挑む。- ここには城のような巨大な建造物があったらしく、朽ちてしまった建物の跡が屹立している。
そして、その瓦礫の積み重なった島の中央部には、ガイアデルムが開けた大穴が存在。
底は見えず、まさしく奈落と言ったところ。
- ここには城のような巨大な建造物があったらしく、朽ちてしまった建物の跡が屹立している。
- ベースキャンプにはテントをはじめ、王国が急ごしらえで整えた設備が設置してある。
ガイアデルム戦で使用する連射型のバリスタも点検されているのが確認できる。
また、少し離れた瓦礫の上に特命隊のセルバジーナとラパーチェがいて、周囲を見渡している。- キャンプ周辺にはキュリアが飛び交っているが、ガイアデルムが第二層に移動した際、
すべてそちらに移動するためここにはキュリアがいなくなる。
恒例のベースキャンプ変化ギミックである。
- キャンプ周辺にはキュリアが飛び交っているが、ガイアデルムが第二層に移動した際、
第一層
- 一層目へ降りると、いよいよ結晶を纏ったガイアデルムと対峙。
平坦な地形であり、奈落に向かって少し崖が飛び出している。
また第二層も同様だが、海抜より低い位置にあるためか、地面は水たまりだらけである。
火属性やられになることはないのでこれといって何もないが- エリアには信号弾の発射装置が投下済であり、連装式撃龍槍の発射合図が出せる。
普通の撃龍槍や破龍砲とは違い狙いをつける必要が無いので、
準備完了の合図が出たら、隙を見てすぐに撃ち出してしまおう。
なお、定型チャットの発信条件に「信号弾を発射した時」というものがあるが、
これは信号弾を使ったのが他のハンターであっても発信される。
むしろここ以外に使うことの無い定型文である。
- エリアには信号弾の発射装置が投下済であり、連装式撃龍槍の発射合図が出せる。
- 一定以上体力を減らすと、バハリによって三番撃龍槍が撃ち出され、
これがガイアデルムに直撃。ガイアデルムは奈落へと落ちて行く。
それを追う形で、第二層へと翔蟲による移動が可能になる。- なお、第二層に行けるようになるフラグが立った状態で一度でも第一層から離れると、
そのクエスト中は二度と第一層に行けなくなる。当然落とし物も拾えなくなるので注意が必要。
ここと違って穴ぼこになったわけではないのだが……
- なお、第二層に行けるようになるフラグが立った状態で一度でも第一層から離れると、
第二層
- 最下層である第二層は、レンガのような床の平坦な場所と階段のついた二箇所の段差で構成されている。
奥には、海水が滝のように流れ込む綺麗な場所が存在する一方で、
壁面にはビッシリとキュリアが留まっている。じっくり見ると気持ち悪い。- 連装式撃龍槍は使えなくなるが、代わりに一定のタイミングで
上空からパラシュートのようなものによって連射型バリスタが投下される。
ガイアデルムの大技を阻止するために使用することになる。
- 連装式撃龍槍は使えなくなるが、代わりに一定のタイミングで
登場モンスター
- 超大型モンスター
- ガイアデルム
余談
- 城塞高地のベースキャンプで後ろを振り向くと、背景の中にひときわデカい廃墟のある島が見えるが、
実はこれこそがのちに本フィールド、つまりガイアデルムの出現地点となる場所である。
城塞高地に来てすぐの頃は崩壊前の島の様子を拝めるが、
「キュリア集結」のクエストをクリアしてからはどのクエストでも崩壊後の状態で映るようになる。
ゲームの進行状況がフィールド背景に反映されるかなり珍しいギミックである。
- 島にある建造物は元々、城塞都市(現在の城塞高地)に住む人々の歓楽のために王国が
建築しようとしていたものだという。しかし、50年前の惨禍に伴い建築計画は中断、
そのまま打ち棄てられていた。
上述のガイアデルムの出現により大部分が崩壊してしまったが、残された形状からして、
何かしらの観覧を目的とした施設だったということが推測されている。
- ベースキャンプから決戦場に移動するギミックは、龍宮砦跡の様に大翔蟲で飛び立つものではなく
通常の翔蟲を使って大穴に飛び込む演出になっている。
一層目から最下層に移動する際も翔蟲で飛び込む仕様なのだが、
落とし物を拾おうとして決定ボタンを押すと飛び込んでしまうことがあるため注意。
普段高所から落ちても平気なハンターならそのまま飛び降りても大丈夫なのだろうが…。
- ベースキャンプからそのままカメラを少し上に向けると、
廃墟に曇天が広がり、雲間からまばゆい光がこちらに向けて漏れている光景を見ることができる。
陽の光によって十字や巨人の如くそびえる廃墟が大きな影として映り込み、
仄暗い空や奈落・深淵といったキーワードも相まってまるで宗教画を彷彿とさせる場所になっており、
ここから奈落=地獄に向かっていくような場面でもある。- ちなみに本作のサブタイトルであるsun breakとは、まさにこの「隙間から差し込む陽光」のこと。
最終決戦を前にしてタイトルを回収する、熱い展開と言えるだろう。
- ちなみに本作のサブタイトルであるsun breakとは、まさにこの「隙間から差し込む陽光」のこと。
- 本フィールドの地下に潜んでいたガイアデルムはイベントクエストを含め、強化個体が追加されなかった。
また、龍宮砦跡共々傀異討究クエストの目的地とはならなかったため、
MHR:S現在このフィールドに行けるのはM★6の「悪魔の再来」のみである*1。
関連項目
モンハン用語/決戦場フィールド
フィールド/城塞高地 - 近郊に位置し、ベースキャンプなどから本フィールドの外観が確認できる