スキル/SP延長

Last-modified: 2021-09-13 (月) 19:10:17

MHXXで追加されたスキル。
10ポイントで「SP時間延長」が発動する。

概要

  • MHXXで追加された新要素のSP状態を強化するスキル。
    効果はSP狩技で発動するSP状態の時間が1.25倍に延びるというもの。
    SP状態の効果時間はSP狩技に設定した狩技の必要ゲージ量によって決まるため、
    必要ゲージの多い狩技を使うと非常に長い効果時間を得ることができる。
  • このスキルを最も活用できるのはレンキンスタイルであろう。
    レンキンスタイルでは複数の狩技をSP狩技にでき、SP状態II以上に強化することができるため、
    他のスタイルに比べて恩恵が大きい。
    • 他のスタイルで役に立たないということはなく、アイテム使用が高速化されるギルドや
      更に狩技を使いやすくなるストライカーなどでは自身の強化手段として使うのも有効である。
  • 装飾品は1スロット1ポイントと2スロット3ポイントのものがあり、
    どちらも無心のポイントが-1となっている。
    また、風化したお守りで最大7ポイントが付く可能性がある。
    • 装飾品で無心がマイナスになっているため、狩技そのものの回転率を上げる明鏡止水との同時発動はやや難しい。
      後述する同時に発動する防具を使うことや装飾品以外での発動を狙う、
      諦めて二つ名武器や虎視眈々などの別の手段を用いるなどの工夫が必要である。
  • 発動する防具はウィズダム(X)、ヘルパーX、ヒーラーX、アスリスタXとなっている。
    これ以外にも荒鉤爪シリーズをLV14まで強化することでポイントが得られる真・荒鉤爪の魂にも内包されている。
    • なお、ヘルパーXとヒーラーXには男性版の防具が存在しない。
    ウィズダム(X)では虎視眈々、アスリスタXでは明鏡止水が発動し、
    狩技ゲージの蓄積を補助するスキルと同時に発動していることで使いやすくなっている。
  • しかし残念ながらこのスキルの採用率は低い。
    その理由をいくつかあげると
    • まず、このスキルはある意味アイテム使用強化のSP状態版ともいえるのだが、
      SP狩技には発動回数の制限がなく、狩技の回転率を上げることでもSP状態である時間を増やすことができる。
      つまり、同じスキルで考えると明鏡止水虎視眈々が競合することになる。
      もちろん、SP状態の時間を比べるとSP時間延長のほうが優秀ではあるが、
      この2種は狩技を多く使えるというメリットがある。
      また、二つ名武器の補正や狩技ドリンクを使うことでも十分SP状態の時間を生み出せる場合がある。
    • 次にそもそも延長するまでもなくSP状態の維持は難しくない。
      それぞれの狩技の発動間隔が異なるので一概には言えないが、
      おおむね2~3の狩技をSP狩技に指定しておけばスキルを使うまでもなく維持することができる。
      極端ではあるが、レンキンスタイルのプレイヤーが一人3つの狩技すべてをSP狩技にしておけば
      それだけ維持できる可能性があるわけである。
    • そして、そもそもSP状態自体が「あればそこそこ便利で、なくても全く問題ない」とみなされている。
      一方でSP狩技に設定すると必要ゲージ量が増えて重くなってしまうため、
      SP狩技を設定していないプレイヤーも少なくない。
      どちらかというと、狩技の回転率の悪化の問題からSP状態の活用方法を探る以前の問題となっている始末である。
      • そのため、このスキルの直接の欠点ではないのだが、
        このスキルとセットでSP狩技の設定の有無が検討されることも多い関係で、
        スキル構成を圧迫することに加えて、狩技の回転率低下があげられることが多い。
      • 人気の高いブシドーやブレイヴでは(本人がSP狩技を設定していない以上)なくとも
        問題なくプレイすることができることがほぼ前提である*1
      • 比較的レンキンスタイルで強化したSP状態は効果を実感しやすく立ち回りでも活かしやすいのだが、
        レンキンスタイルそのものがマイナーである。

関連項目

アクション/狩技
アクション/SP狩技
システム/狩猟スタイル - レンキンスタイルではSP状態を強化できる


*1 前者のSP状態はジャストアクション専用の回避性能(のようなもの)、後者は太刀における集中スキルの立ち位置に近いだろうか。