武器/ジンオウ武器

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:23:44

雷狼竜ジンオウガの素材から作られる武器群。
この項では亜種素材から出来る武器についても触れる。

目次

概要

  • MHP3以降の作品においてジンオウガの素材で作成される武器シリーズ。
    全て雷属性を持っており、ボウガンの場合は電撃弾の運用に特化されている。
  • デザインは和を基調としつつ、機械のような凝ったギミックのものが多い。
    ジンオウガのイメージが上手く表現された武器群である。

通常種武器

MHP3

  • 初登場のMHP3では、特に近接武器は攻撃力、属性値、斬れ味とも高い水準でバランスがとれているので、
    その武器の使い手ならば必ず作っておきたい一振りである。
    なお以外は1回の強化で最終強化となる。
    武器完成度の優遇っぷりはさすがメインモンスターといったところか。
    それ故にヘビィボウガンの性能が悔やまれる…。
    • しかし、後述するが後発シリーズでは弱体化や他の競合武器の台頭が著しい。
      やはりこの時の性能はメインモンスターの特権だったのか。
      とはいえ、MHX(X)では再び一線級として復権できている。
  • 近接武器の強化時には雷狼竜の碧玉が必要になる。弓とボウガンの強化には必要ない。
    なお、弓とボウガンのみ最終派生の一発生産が可能だが、この時には碧玉が必要である。

MH3G

  • MH3Gでもジンオウガと共に続投。
    新たにG級武器に強化できる他、大剣とライトボウガンはさらに「ガオウ・○○」という名前の武器に強化できる。
  • 競合相手にMH3のパッケージモンスター、ラギアクルスの武器が存在するため、
    属性値と武器種、ボウガンの場合対応弾なども見てどちらを運用するか判断したい。
  • 一部の武器は最終強化後に、さらに亜種素材を用いた武器か、
    何故かラギアクルス希少種素材を用いた武器のどちらかへと派生していく
    (その両方に派生する場合もある)。
    どちらへ派生させても、最終強化の段階で、亜種固有のレア素材である「獄狼竜の天玉」が必要となる。
    なお、ライトボウガンは通常種の最終強化武器からラギアクルス希少種の武器へ派生する。
    こちらは「獄狼竜の天玉」は不要だが、前の強化段階で「雷狼竜の天玉」が必要になる。
    • この派生ルートにより、最終的に残るジンオウ武器は半分程度*1という少々悲惨な結果になった。
      ラギア武器は最終強化で亜種と希少種の武器と同時に存在するものが多く、
      それでいてラギア亜種武器は一部を除き希少種武器に食われがちな傾向がある。
      一方で、亜種になると全く異なる属性を宿し、
      かつラギア武器とはある程度差別化できるであろうジンオウ武器が残らないという惜しい状況となっている。
      一応双剣ハンマーに関しては雷狼竜素材の面影がある。

MH4

  • MH4にも続投。しかし、扱いは輪をかけて酷くなってしまっている
    大半の通常種武器はラージャン武器
    そしてなんと以前は対等だったはずのラギア通常種武器への踏み台と化してしまう結果に。
    ここまで武器の扱いが酷いメインモンスターがいただろうか。
    結局、最終強化は太刀、狩猟笛、ガンランス、ヘビィ、弓(と双剣の片方)の5.5種類。
    おまけに直接生産できる物が少なく、影の薄さに拍車をかけてしまっている。
    3Gより種類だけはあるのが救いだろうか…?
  • 残念ながらチャージアックス、操虫棍は追加されず。
    ただ、雷属性の操虫棍は既に飽和状態であり、
    これ以上増えても差別化が困難になるだろうが。

MH4G

  • 続くMH4Gではどうなったかというと、まさかのG級通常種派生が、
    主にラージャン武器の踏み台にされていた(とライト)に追加された。
    なお、ラギア武器の踏み台にされていたは残念ながら実装されなかった。
    • G級通常種派生組は一発生産が出来ず、亜種・ラージャン派生をする直前の上位通常種武器から派生する。
      このため、前作で最後まで強化していたプレイヤーは気付きにくく、改めて一から作り直す必要がある。
  • 大剣とライトボウガンに加え、新たに太刀・ハンマー・ランス・ヘビィボウガン・弓のガオウ武器が登場。
    ちなみに、太刀と弓のみ最終強化で外見が変化する。
    • なお、狩猟笛とガンランスにもG級での強化先が用意されているが、
      どういう訳か上記の武器種とは異なり真・王牙武器で強化が終わってしまう。
      性能の方も、他の武器種のガオウ武器と比べるとやや控えめである。
  • ガオウへの変貌を遂げたG級通常種武器は全体的になかなか強力な雷属性武器となっている。
    さらに、G級派生段階ではレア素材を一切要求されず、個数も少ないという親切ぶり。
    最終強化もG2時点で済ますことができる物が多いにもかかわらず、その時点では頭1つ抜けた属性武器の性能である。
    • ただ、終盤になるとやはりラージャン武器の壁が厚い。
      手に入る時期や難度で差別化できるとはいえ、最終的には取って代わられてしまう場合が多い。
      また、今作で久々に復活を飾った祖龍武器とも、一部の武器種では競合することとなる。
      こちらは伝説のモンスターというだけあってラージャン以上に強敵となっており、
      ジンオウ武器が太刀打ちするのは非常に厳しい。
    とはいえ、ジンオウ武器自身の強さも決して悪くはない上に作成時期が比較的早いため、
    思い入れがあるなら長く使うこともできるだろう。

MHX

  • ジンオウガと共に続投。空席のチャアクと操虫棍は、残念ながら新規のものに追加されることはなかった。
    しかし、Xシリーズの雷属性は激戦区である上に、
    ほとんどの武器には獰猛化素材や二つ名狩猟証が要求されるジレンマに抱える環境なので、
    出なくて残念に思うか、もしくは次回作に期待するかはハンター次第。
  • 踏み台や下位互換に甘んじていた過去作から一転、再び一線級の性能やお馴染みの強化形態を提げて帰ってきた。
    雷属性のライバル達もその多くが揃って復活しているため競合相手は多いものの、
    そんな彼らに決して見劣りしない性能を持ち、差別化の余地は十分。
  • ちなみに、へビィはいろいろ有名な王砲ライドのほうが復活している。
    しかし、性能はようやく改善され、使い所とクセさえわかっていれば強力だったりする。

MHXX

  • G級追加によりガオウの銘が派生強化という形で実装。
    派生させずにそのまま強化すれば真・王牙系統、派生させるとガオウ系統となる。
    ガオウ系統に派生できない武器種もあるため注意が必要。
  • 前作の勢いそのままに性能が高いものが多く、
    派生しなければ物理寄りの性能だが、派生強化をすると性能が属性寄りに変わるものが多い。
    雷属性武器は前作までのライバルに加え、
    祖なる龍も参戦し、かなりの激戦区となった。
  • ヘビィについては、Xで復活したライドがLV3通常弾への対応など、
    今までにないほどの強化を受けて続投したが、
    それ以上の強化を受けて復活したライゴウにほぼ完全に食われてしまう
    という結果に至った。
    必要素材もそれほど極端に違うこともなく、
    せいぜいクオバルデの方が2~3倍のゼニーを要求される程度。
    まあ、共倒れよりよほどましだろう
  • そしてもう一つ嬉しい事が。実は一部のG級ジンオウ武器は、ある村高難度クエストをクリアすれば、
    なんとHR解放前に究極強化が可能である。
    ただ、その内容がかなりきつく上位装備でのクリアは困難なので、ある程度装備を揃えてから挑むか、
    もしくはHRを解放して単体クエストを挑むかは、プレイヤー次第。

MHW:I

  • MHWではリストラされ登場してなかったジンオウ武器だが、ジンオウガと共に復活した。
    • チャージアックス操虫棍はMH4で初登場して以降、幾度かジンオウガと共演しつつも
      ジンオウ武器は未登場だったのだが、本作でついに登場した。
    • 大剣・ランス・スラッシュアックスにもジンオウガ素材の武器は存在しているものの、
      そちらは迅雷の○○という銘になっており、
      ベース武器を雷狼竜パーツで補強したものになっている。
      これらは雷属性派生武器の強化で製作可能であり、強化後もベース武器のカラーリングを保っているので、
      「雷属性派生武器の完成形」ともいえる。
  • 大半は雷属性派生武器か鉱石武器の派生強化で製作する形となるが、
    全ての武器種で2段階目の強化に雷狼竜の天玉が必要。
    汎用デザインの迅雷武器は2段階強化まで打ち止めである。
    一方、固有デザインの王牙武器に関しては3段階目の強化が存在し、
    霊脈の剛竜骨とあろうことか古龍の大宝玉が必要になる。
    危険度2の歴戦個体が導きの地に出てくる段階*2まで進めなければならない上、
    まさかまさかの大宝玉の要求に頭を抱えたハンターも少なくない。
    ちなみに、本作の非古龍の武器で大宝玉を要求されるのは王牙武器だけである
    武器ではないが一応ブラキウムシリーズにも要求される。
    そもそも、今回ジンオウガの登場がクリア後となることもあり、
    最終強化できる時期は全武器中でもかなり遅い。
    • さすがにそんな時期から3段階も強化させるのは無理があったのか、
      今までG級で使われていた真・王牙やガオウという銘は登場しない。
  • 性能的には、登場が遅いのも手伝ってか物理・属性共に高水準でまとまっている。
    ラージャン武器キリン武器など特化した武器には最大火力で一歩譲る場面もあるが、
    上記武器は最大火力を出すためにスキルによるカバーが必要で、
    ジンオウ武器はそういったスキルのカバー無しで安定した火力が出せるため、
    スキルの自由度や立ち回りの快適さに優れる。
    • なお、王牙武器の2段階目でも迅雷武器の最終強化と概ね同等の性能であり、
      とりあえずこの段階でも十分実用できる戦力にはなる。
    • ならば迅雷武器の方は純粋に強化段階が1段階少ない分損をしているのか……
      というと必ずしもそうではなく、こちらはレア11で止まる関係でカスタム強化の幅が広く、
      汎用デザイン故にパーツ強化にも対応しているため、フルにカスタムを施せば決して劣る性能ではない。
  • ガンナー武器はヘビィボウガンの震雷が話題。
    散弾を撃つ上で最高峰の性能であり、XXと同様TAにもしばしば出張している。
    バイクの方を期待していた一部のユーザーからは残念がられていた

MHRise

  • ジンオウガの登場により各種武器も登場。
    今作ではお待ちかねの王砲ライドが帰ってきた。しかも今度の山雷は一味違う。
  • 世代を経るごとに競合相手が増え、場合によっては埋もれてしまうこともあったジンオウ武器だが、
    本作においては雷属性武器として非常に優秀な性能を誇る。
    というのも、発売時点では多くの武器が最終強化できず、一歩手前で打ち止めとなっていたのに対し、
    ほとんどのジンオウ武器は雷神龍の素材を用いて最終強化することが可能であった。
    MHX時代に鎬を削ったフルフル武器が序盤相当の性能に落ち着いたこともあり、
    純粋な物理性能でも無属性武器に勝るとも劣らない、総合性能抜群の武器が揃う結果となった。
    看板モンスターであるマガイマガドの武器も相当な業物揃いだが、決して引けを取ってはいない。
  • 更に、ジンオウ武器には共通の百竜スキルに水棲系特効がある。
    このスキルは水辺を住処にしているモンスターに与えるダメージが1.1倍になるという強力な効果があり、
    場合によっては火力特化の無属性武器にも引けを取らない性能になる。
    また、対象になるモンスターにはタマミツネやイソネミクニ、ロアルドロスなど雷属性弱点のモンスターも多いため、
    百竜強化に困ったならとりあえず水棲系特効にしよう。
    どれを作るにも碧玉を避けては通れないものの、苦労に見合うだけの力を発揮してくれるだろう。
  • 度重なるアップデートにより全ての武器の最終強化も出揃ったが、
    依然として雷属性武器としてのジンオウ武器の採用率は低くはない。
    追加組は物理性能全振りのピーキーな武器属性に傾倒した武器など癖の強い武器が多く、
    彼らと見事な差別化が図られた結果と言える。
    さらに、水棲系特効により無理なく攻撃力を高められるのもポイントだろう。
    初期から存在する武器はアップデートで追加された武器に埋もれてしまうものも多い中、
    ジンオウ武器は発売当初から長く使われ続けており、メインモンスターとしての貫禄を見せつけている。

MHR:S

  • 過去作のG級に当たるマスターランクに突入するもガオウ武器は復活せず、
    全武器共通で真・王牙~の銘で最終強化を迎える。
  • 属性武器の全体的なアッパー調整の恩恵を当然ジンオウ武器も受けており、近接は素紫を獲得しつつ、
    過去最高の属性値を獲得している。全体的な性能はやはりバランスよりで癖がなく使いやすい。
  • ライトは斬裂弾・通常弾LV2速射のハイブリッド型で、
    ヘビィは山雷で手に入れたLV3通常弾運用で王者の力を見せつけている。
  • 差別化要素だった水棲系特効は装飾品となり他の武器でも付けられるようになったが、
    逆にこちらも他の特効を付与する事も可能になった。
  • 今作のジンオウ武器はなんと強化で天玉を使わない(マスターランク一発生産では要求される)。
    似たような状況の武器種にレウス武器があるが、
    レウス武器は武器種によって使う物と使わない物があるのに対し、こちらは全て使用しない。
    ライズをやり込んでいて逆鱗と碧玉が集まっているなら生産難易度を抑える事ができる。
    無論運良く手に入ったなら一発生産もアリだろう。巻き戻しが出来ないので後悔しないように

MHF

  • ジンオウガが遷悠種として参戦したMHFでも、当然ジンオウガの武器は用意されている。
    武器カテゴリは「遷悠武器」。
    ジンオウガの狩猟が解禁されるHR5から生産可能で、強化によってG級まで長きに渡って使っていける性能になる。
  • 実装されるのはMH3G時代の武器がメインとなっている。
    MHF-G8時点では11武器種全てが実装された他、MHFオリジナル武器種の穿龍棍も存在する。
    また、MHF-G10よりスラッシュアックスFも追加された。
    MHF-ZZで追加されたマグネットスパイクに関しては、サービス終了まで実装されなかった。
  • 性能としては、HR5で作成できる武器の中では剛種武器を超えるといって良いほど極めて高い性能を持つ。
    それどころか武器単独の性能としては覇種武器に匹敵するものもある*3
    ただし遷悠武器の特性上、ライトボウガンに超速射は付かない。
    • MH3G時代の武器ということはつまり、例のバイクも復活するということである。
      その性能は上記リンクを参照して確かめてほしい。
    • レア度も剛種武器と同じ11のものが多いが、大剣とライトボウガンだけはレア度が10。
      ライトボウガンはまだ超速射ができない分と考えらえるが、
      覇種武器クラスの火力を持つ大剣のレア度設定は謎。
      剛種武器ではないため天嵐防具の適性レア度緩和ボーナスは受けられない。
  • GR100以上で受注可能なG級遷悠クエストで入手できるG級ジンオウガ素材を用いて、
    王牙○【○雷】→真・王牙○【△天(or天△)】へと強化できる*4
    ただしボウガン2種は一発生産であり、王牙○【○雷】に該当する段階がない。
    この命名則はMHF独自武器の穿龍棍も近いものがあるが、若干異なっている。
  • GR8段階まで強化すると近接武器は匠で長めの空色ゲージが出現、ガンナー武器は代わりに会心率が付与される。
    いずれも攻撃力自体がかなり高めに設定されており、
    空色ゲージ/会心率と合わせてG級武器Lv50や始種武器にも全く引けを取らない。
    属性値も高いものが多く、総じて非常に攻撃的な性能となっている。
  • 遷悠武器自体の位置付けや仕様に関しては遷悠武器の項を参照してほしい。

亜種武器

  • MH3G以降の作品でジンオウガ亜種素材から作成される新武器。属性も龍属性となる。
    ただし、MH3Gのガンランス片手剣のみ、スキル「覚醒」を発動させないと龍属性を伴わず、
    双剣は雷属性と龍属性の双属性になる。

MH3G

  • 通常種武器とのデザインの違いは基本的にカラーリングだけだが、
    大剣のみデザインが通常種のものとは大きく異なり、
    レア度も他の最終強化武器が9止まりであるのに対し、唯一レア度10まで届く。
    他の狼牙武器の新規グラフィックも見てみたかったと思う人は間違っていない。
  • 性能は基本的に攻撃力重視で属性値は少し低め。
    斬れ味レベル+1を着けた場合のゲージが優秀であり、高火力を維持しやすくスロットもある。
    武器種によってはG級アルバトリオンの武器と並んで強力な武器で、
    あちらは3Gでスロットがほぼ没収された代わりに高い属性値とデフォルトで長い白+紫ゲージを持つため、
    若干スキルの自由度で劣るが住み分けはできている。

MH4

  • ジンオウガ亜種と共に続投。
    今作にはG級が無いためか最終強化がすべて1段階前で止まってしまい、狼牙の銘を冠さない。
    ご丁寧に太刀もライトも前段階の銘が作られており、
    そのため、MH3Gプレイヤーからは中途半端な印象を受けるようになってしまった。
  • 更に、強力なライバルの出現も大きい。
    メインモンスターの成熟体であるシャガルマガラの武器や、
    復活したミラボレアスの武器らが極めて優秀な性能を持つことから、
    今作ではそれらに押されて2軍落ちしてしまっているというのが第一印象である。
    とはいえ、古龍キラーの大剣や双属性で使い勝手がいい双剣や圧倒的な装填数のライトボウガン、
    癖のない龍属性連射など、強力な性能を持つ武器もあり、
    他の武器も繋ぎ武器として見れば狼牙武器自体はまだ強力なので、是非使い分けていきたいところである。

MH4G

  • もちろん続投。前作で不遇だった為か、あるいは狼牙武器となって本気を出したのか、
    全体的に高性能な武器群となっている。
    また、3Gの時に残念武器と言われていた太刀とスラッシュアックスも大幅に強化を施されている。
    さらに、前作では最弱と言われていた片手剣とガンランスもきっちり強化されているので心強い。
    レア9なので、極限強化の負担がかかりにくいのも通常種武器と同じ。
  • 通常種武器と同じく、こちらも一部の祖龍武器が新たなライバルとなる。
    しかし、通常種武器に比べて同じ龍属性で競合する武器種が少ない点が救いだろうか。
  • また、太刀と弓は更なる強化が可能になっている。
    さらに、ヘビィボウガンも王牙砲にならって生まれ変わったニュー狼牙砲が追加された、が…

MHW:I

  • MHW:Iでは通常種が復活していたのに対し、亜種は音沙汰なかったのだが
    12月5日に配信となる大型アップデート第2弾で復活を果たし、狼牙武器も無事復活した。
    • チャージアックス操虫棍は通常種武器同様今まで狼牙武器は未登場だったのだが、本作でついに登場した。
      また、双剣はこれまでの獄双刃リュウソウに代わり、亜種単体の獄爪リュウキが新たに登場した。
    • やはり大剣・ランス・スラッシュアックスは通常種武器と同じように既存の武器は未登場で
      全く新しい武器が登場している。ただし、パーツ強化には対応していない。
  • 性能は高めの物理攻撃力に平均やや下の龍属性を持つ物理重視の武器である。
    大きな特長は、素で比較的長い紫ゲージを持っており更に匠で延長可能な事。
    匠で伸ばすもよし、斬れ味維持スキルで素の斬れ味を保つも良しと融通の利く斬れ味が魅力。
    • 龍封力は中で、属性値もそこそこ控えめなので古龍を抑え込む性能は他の龍属性武器には一段劣る。
      龍封力強化と龍属性強化を持ち、
      足りない点を補ってくれるジンオウガ亜種の防具EXゴクオウシリーズとは相性抜群。
    • 操虫棍には依存性の強い猟虫強化【気・力】が搭載されている。
      龍属性には他にオドガロン亜種と(要属性解放だが)ラスボスの武器にもついているが、
      片や同じく快適な斬れ味だが白で止まって物理性能は低め、片や高性能だが斬れ味には難を抱えるので、
      一度最終形を作ってしまえばジンオウガ亜種武器のチョイスが多くなるかもしれない。
  • ガンナー武器はやはりというべきかヘビィボウガンが話題。
    通常種武器と同じ装填なので散弾を撃つ上で最高峰の性能を持っている。涙無しではいられない成長である。
  • 難点は、やはりというか作成時期。生産をするだけならジンオウガ亜種を狩ればまもなく作れるが、
    最終強化には導きの地の歴戦ジンオウガ亜種の素材が必要になる。
    歴戦の個体ならある程度地帯Lvを上げれば……と思うかもしれないが、
    実はジンオウガ亜種は他の古龍や古龍級生物と同じ危険度3に設定されている。
    どういうことかというと、地帯Lv7にならないと出てこないのである。
    マスターランク99で悉くを殲ぼすネルギガンテを降した上で寒冷地帯をLv7にして
    初めて最終強化ができる。
    一応、導きの地の歴戦古龍を相手取るのに龍属性は有利であるので、
    最終強化にしたものの使う相手がいない、ということは無いのが救いか。
  • その後の大型アップデート第4弾にてアルバトリオンが登場。
    これまでのアルバ武器は属性と斬れ味に振り切った性能だったが、
    何を間違ったか物理性能も大幅に向上してしまった結果、
    龍封力以外のあらゆる基本性能で狼牙武器を上回るという事態に。
    銃槍や斧、操虫棍、ボウガンなどの武器種固有の項目を持つものは被らないよう配慮されており、
    一律で下位互換とはなっていないのが救いか。笛は旋律も一緒だが。

MHF

  • MHF-G10.1下の2016年8月3日、ジンオウガ亜種が遷悠種初の亜種モンスターとして参戦。
    これに伴い、狼牙武器も遷悠武器として導入された。
    通常種武器と同様、穿龍棍とスラッシュアックスFを含む13武器種に実装。
    このうち、大剣・ハンマー・ガンランス・穿龍棍・スラッシュアックスFの5種類は、
    プレビューサイトで性能が公開されていた。
    もちろん、スラッシュアックスFはメインシリーズにおけるスラッシュアックスがベースとなっている。
    穿龍棍のほうは、通常種穿龍棍の色違いである。
  • 全体的に通常種武器と比べるとやや低めの攻撃力に龍属性、そして会心率とこの武器群を彷彿させるスペックである。
    なお、MH3Gでは覚醒必須だった片手剣とガンランスには、
    覚醒スキルが存在しないMHFの環境に合わせ、デフォルトで龍属性が与えられている。
    また、龍属性と雷属性の双属性だった双剣は仕様上龍属性のみの武器となった。
    ただし武器グラフィックは変わっていないため、片方の剣は通常種カラーとなっている。
    読みが同じだからって雷極(らいごく)属性になったりはしなかった。
    • 同様に、メインシリーズでは武器種によっては覚醒させないと龍属性が発現しなかった恐暴竜武器は、
      MHFへの導入にあたり全て無属性武器となってしまった。
      そのため、龍属性の遷悠武器はこの狼牙武器が初めてとなる。
    • メインシリーズにおける競合相手となっているマガラ武器も後に実装された
      (ただしMHFではゴア・マガラ武器段階で強化が終了する)が、
      あちらは氷と龍の複属性である闇属性へと変更されたため、
      狼牙武器と性能が被るといった事態は避けられている。
  • 武器の命名はメインシリーズと概ね同じであるが、
    メインシリーズにおけるスラッシュアックスの初期段階が「獄斧リュウガ」だったのが、
    スラッシュアックスFの生産段階は「獄斧リュウガ」と、微妙に異なる名前になっている。
    メインシリーズにない武器名を持つ遷悠武器は、猛振剣斧ギガバースト以来2つ目となる。
    • またヘビィボウガンは、名前だけがMH4(G)と同じになっているが、
      見た目は通常種武器に合わせてか、MH3Gの黒バイク逆獄と同じデザインになっている。
 
武器種生産時強化後
穿龍棍獄棍リュウカイ狼牙棍【滅獄】
スラッシュアックスF獄狼斧リュウガ狼牙剣斧【暴獄】

金雷公武器

  • MHXにて登場した二つ名個体金雷公ジンオウガの武器。
    こちらも通常種武器同様、チャアクと操虫棍以外が登場している。
    武器銘は金狼~となっており、後半部分は大剣を除き通常種武器のものと同じとなっている。
    武器の見た目は大剣が亜種武器を、がMH4Gのガオウ・ヴェローバルを、
    それ以外は通常種武器をベースにしている。
    ただし、太刀は鞘の毛がよりモフモフになっていたり、双剣はほとんど左右対称の形状になるなど、
    細かなアレンジが加えられたものも多い。
    ほとんどの武器が明滅しているのも特徴。
  • XXで追加されたものを含めても、二つ名武器の中で唯一完全新規デザインの武器が登場していない
    その分多くの武器に細かなアレンジが加えられたのかと思えば
    黒炎王武器も同じく細かなアレンジが入りつつ完全新規デザイン枠として狩猟笛が登場している。
    金雷公大剣は今作に登場していない亜種武器のデザインを採用しており、
    大剣だけ武器名のカタカナ部分が通常種のものと同一でないため、
    これが金雷公武器の新規デザイン枠ということになるのだろうか。
    だが、過去作からのベース採用は宝纏武器ヘビィボウガンでも行われており*5
    そう考えるとやはり完全新規デザインなしは少し残念なところである。

不死種武器

  • MHXRでは、通常種と亜種に加え、特殊種であるジンオウガ不死種固有の武器が登場。
    どれも白銀色をベースに、青と青みがかかった翡翠色のアクセントが加わった、
    美しい組み合わせのカラーリングが特徴的で、雷属性を宿している。
    武器名には共通して「オウロウガ」の銘が付く。また、常に緑色の電流のエフェクトが発生している。

武器一覧

通常種武器

  • 太刀・ライトボウガン・弓に関してはガオウ武器になるとデザインが変わるため、
    MHXXでの再登場時には新たな王牙武器及び真・王牙武器が用意された。
  • 生産時の名前は「王○××」。○には武器種を連想させる漢字、×にはカタカナが入る。
    例:王大剣フウライ、王槍テンライ
    強化後の名前は全て「王牙○【△雷】」となっている。
    例:王牙鎚【大雷】、王牙剣斧【裂雷】
    G級では真・王牙○【△天(or天△)】(○の中にはその武器種を連想させる漢字が入る)という名前になる。
    例:真・王牙鎚【破天】、真・王牙刀【天威】
    一部の武器は、さらに「ガオウ・○○」という名前の武器に強化される。
  • 銘を読み間違えるハンターが多いのだが、(『黒雷』を『こくらい』、『裂雷』を『れつらい』など)
    後ろの【】内の読みは音読みではなく訓読みである。(『黒雷』は『くろいかづち』、『裂雷』は『さくいかづち』など)
    これは装備の名前を『古事記』に記された日本の神話において、
    黄泉の国にいたイザナミの体にまとわりついていた八雷神から取ったためである。
    • なお、片手剣の銘は王牙剣【折雷】(【さくいかづち】)、
      スラッシュアックスの銘は王牙剣斧【裂雷】(【さくいかづち】)と、
      漢字こそ違うものの別の武器に同じ読みが使われているものがある。*6
      これは、8つでは全ての武器種に名前を当てるのに数が足りないため、
      『古事記』と同じく日本の神話について記された『日本書紀』から
      同じ読みだが表記が違うものを持ってきたためである。
      何とかして付け足した感がひしひしと伝わってくる。
      • 新ヘビィこと王牙砲【震雷】、及びMHXXで追加された武器は八雷神を当てられず、
        雷に関する熟語を当てているだけなので、音読みするものが多い。
      • MHW:Iでチャージアックスと操虫棍にも王牙武器が追加されたが、
        その名前は【風雷】と【別雷】で、これも八雷神にはあまり関係ない。
        別雷は一応神様の名前らしく、八雷神も関わっているらしいが……
    • ちなみに、イザナミ自身は黒い雷を纏っていたという事が実際に記述されており、
      今でもその記録が残っている。
      後に登場した、亜種のモチーフの一つにもなったのだろう。
 
武器種生産時最終強化(上位)最終強化(MR)ガオウ武器
大剣王大剣フウライ王牙大剣
黒雷(くろいかづち)
真・王牙大剣【一天】ガオウ・ガルバルク
太刀王刀ライキリ王牙刀
伏雷(ふすいかづち)
真・王牙刀
【天威】
-
-王牙刀
奔雷(ほんらい)
真・王牙刀
【天淵】
ガオウ・バルグリオ
片手剣王剣シツライ王牙剣
折雷(さくいかづち)
真・王牙剣
【天賦】
-
双剣王双刃ハタタカミ王牙双刃
土雷(つちいかづち)
真・王牙双刃
【天業】
-
ハンマー王鎚カミナリ王牙鎚
大雷(おほいかづち)
真・王牙鎚
【破天】
ガオウ・バルブレイク
狩猟笛王琴トドロキ王牙琴
鳴雷(なるいかづち)
真・王牙琴
【天禄】
-
ランス王槍テンライ王牙槍
若雷(わかいかづち)
真・王牙槍
【天衝】
ガオウ・バルクラノス
ガンランス王銃槍ゴウライ王牙銃槍
火雷(ほのいかづち)
真・王牙銃槍
【震天】
-
スラッシュアックス(F)王剣斧ライデン王牙剣斧
裂雷(さくいかづち)
真・王牙剣斧
【断天】
-
チャージアックス王盾斧ライモン王牙盾斧
【風雷】
真・王牙盾斧
【轟天】
-
操虫棍王棍イナズマ王牙棍
【別雷】
真・王牙棍
【天来】
-
穿龍棍-王牙棍
【雷公】
真・王牙棍
【天涯】
-
ライトボウガン王弩ライカン王牙弩
野雷(ののいかづち)
真・王牙弩
【天鼓】
-
-王牙弩
迸雷(ほうらい)
真・王牙弩
【天象】
ガオウ・バルゾルデ
ヘビィボウガン王砲ライド王牙砲
山雷(やまいかづち)
真・王牙砲
【天機】
-
王砲ライゴウ王牙砲
震雷(しんらい)
真・王牙砲
【天門】
ガオウ・クオバルデ
王弓エンライ王牙弓
稚雷(わかいかづち)
真・王牙弓
【天命】
-
-王牙弓
滾雷(こんらい)
真・王牙弓
【天心】
ガオウ・ヴェローバル
アイルー武器王ネコ剣ゴロゴロ王牙ネコ剣
猫雷(ねこいかづち)
真・王牙ネコ剣
【仙狸】
-
ガルク武器王ガル剣バリバリ王牙ガル剣
【迅雷】
王牙ガル剣
【霹靂】
-

亜種武器

  • 亜種の武器は、生産段階では「獄○リュウ××」という名前になり、
    最終強化で「狼牙○【△獄】」という名前になっている。
    このことから、王牙武器に倣って「狼牙武器」と呼ぶプレイヤーもいる。
    • 太刀およびライトボウガンは、MH3G当初はいきなり狼牙武器として登場したが、
      MH4にて獄刀および獄弩の銘が登場している。
    • 「リュウ××」の「××」部分に入る語は、おそらく身体の各部位・器官を表す漢字の音読みと思われる。
      狩猟笛のリュウセイはおそらく「声」だが、これに関しては狩猟笛の音にまつわるイメージを優先したのだろう。
    • 【△獄】の銘はダンテの『神曲』に登場する地獄からと思われる。
      それぞれ特定の罪を犯した犯罪者が、対応した地獄で苦難に喘ぐと言う。
      地獄の覇者を思わせるジンオウガ亜種にはなかなか合った銘である。
      • ちなみに、最も重い罪である『裏切り』を犯した者は、
        コキュートスと呼ばれる極寒の河に投げ込まれると言われている。
 
武器種生産時最終強化部位
大剣獄大剣リュウカク狼牙大剣【辺獄(へんごく)
太刀獄刀リュウコツ狼牙刀【悪獄(あくごく)
片手剣獄剣リュウリン狼牙剣【欲獄(よくごく)
双剣獄双刃リュウソウ*7狼牙双刃【雷獄(らいごく)
獄爪リュウキ狼牙双爪【血獄】
ハンマー獄鎚リュウガク狼牙鎚【食獄(しょくごく)額/顎
狩猟笛獄琴リュウセイ狼牙琴【異獄(いごく)
ランス獄槍リュウビ狼牙槍【怒獄(どごく)
ガンランス獄銃槍リュウケツ狼牙銃槍【貪獄(たんごく)
スラッシュアックス獄剣斧リュウガ*8狼牙剣斧【暴獄(ぼうごく)
チャージアックス獄盾斧リュウケン狼牙盾斧【呪獄(じゅごく)腱(剣)
操虫棍獄棍リュウメイ狼牙棍【亡獄(ぼうごく)
穿龍棍獄棍リュウカイ狼牙棍【滅獄(めつごく)*9
ライトボウガン獄弩リュウシン狼牙弩【反獄(はんごく)
ヘビィボウガン-狼牙砲【逆獄(ぎゃくごく)-
獄砲リュウコウ狼牙砲【獣獄(じゅうごく)
獄弓リュウガン狼牙弓【邪獄(じゃごく)顔/眼

二つ名武器

武器種生産時最終強化究極強化
大剣金狼大剣ゲキライ金狼牙大剣バルバック極・金狼牙大剣【閃】
太刀金狼刀ライキリ金狼牙刀【伏雷】極・金狼牙刀【奔】
片手剣金狼剣シツライ金狼牙剣【折雷】極・金狼牙剣【凌】
双剣金狼双刃ハタタカミ金狼牙双刃【土雷】極・金狼牙双刃【迸】
ハンマー金狼鎚カミナリ金狼牙鎚【大雷】極・金狼牙鎚【滾】
狩猟笛金狼琴トドロキ金狼牙琴【鳴雷】極・金狼牙琴【轟】
ランス金狼槍テンライ金狼牙槍【若雷】極・金狼牙槍【穿】
ガンランス金狼銃槍ゴウライ金狼牙銃槍【火雷】極・金狼牙銃槍【慄】
スラッシュアックス金狼剣斧ライデン金狼牙剣斧【裂雷】極・金狼牙剣斧【曄】
ライトボウガン金狼弩ライカン金狼牙弩【野雷】極・金狼牙弩【暉】
ヘビィボウガン金狼砲ライド金狼牙砲【山雷】極・金狼牙砲【猛】
金狼弓エンライ金狼牙弓【稚雷】極・金狼牙弓【昂】
オトモ武器金狼ネコ剣ゴロゴロ金狼牙ネコ剣【猫雷】極・金狼牙猫剣【唸】

特殊種武器

武器種武器名
大剣オウロウガ・ザンバー
太刀オウロウガ・ダイトウ
片手剣オウロウガ・セイバー
双剣オウロウガ・クナイフ
ハンマーオウロウガ・マッシブ
狩猟笛オウロウガ・ストリンガ
ランスオウロウガ・ボルト
ガンランスオウロウガ・バスター
スラッシュアックスオウロウガ・ブレイド
ライトボウガンオウロウガ・ショット
ヘビィボウガンオウロウガ・カノン
オウロウガ・アロウ

関連項目

モンスター/ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ/派生作品 - 通常種の遷悠種個体はこちらで解説。
モンスター/ジンオウガ亜種
モンスター/金雷公ジンオウガ
武器/ベルドラ武器 - 通常種素材を用いたものが雷属性、亜種素材を用いたものが龍属性を帯びる点が共通。


*1 片手剣ランス・ガンランス・ヘビィボウガン・弓
*2 デフォルトではMR50(地帯Lv5)以上。現在では溶岩地帯が解禁され、Lv4の歴戦ヴォルガノスから霊脈の剛竜骨を入手できるためMR50まで上げる必要はなくなった。
*3 天嵐防具の特殊効果が得られない為、実際の攻撃性能では劣るケースが多いが。
*4 スラッシュアックスFのみ銘に「真」が付かない。
*5 こちらは今作で通常種が登場しているにもかかわらずリストラされた通常種ヘビィの過去作の見た目をベースにしている
*6 他にはランスと弓が「わかいかづち」という読みになっている。
*7 通常種との双属性武器
*8 MHFのスラッシュアックスFは「獄斧リュウガ」
*9 穿龍棍の特徴からして、腕(かいな)から来ている可能性がある。