目次
概要
- MHP初登場の双剣にして、初の毒双剣。
一振りは鎧竜グラビモス通常種、もう一振りは亜種の素材で作られている。
- 他の武器とは一線を画す外見が特徴。
鎧竜の甲殻の突起を模した、異様にゴツゴツした鋸状の無骨な見た目であり、そして何よりデカい。
背負っているとかなり目立つ。- 鋸状の外見に違わず、攻撃の際は鋸を引くように斬るのがコツらしい。
- グラビモスが登場するシリーズには必ず登場するが、亜種のいないMHXXのみ登場しない。
性能
- 武器説明に「わずかながら毒を宿す」と書かれているとおり、
本当に申し訳程度しか毒属性が付いていない。
強化していけばマシになるが、基本は物理攻撃力を頼った方がいいかもしれない。
若干だが、防御+効果もある。
MHP
- 初の毒属性双剣として登場。
毒属性がそこそこ高く乱舞をすればあっという間に相手を毒にできる。
ただ、それ以外の属性がついていないため火力は微妙であり影が薄かった。
MH2
- MH2では、もう一つの毒双剣であるフランベロジュ系統が作れるようになったが、
物理性能含めて総合性能はあちらが上。
ただ、入手性に難があるのでこちらを使うのもありと言える。
MHP2
- 今作でも相変わらずだが、やはり最終強化のメルトウォーリア改でも匠で微弱な青止まり
というアレすぎる斬れ味がネック。
フランベロジュが下位でも手に入るようになった一方、こちらは上位からなのでもはや用なしかもしれない…。
MHP2G
- MHP2Gでは双剣用の双属性システムが初登場、それに伴いランスやハンマーと足並みを揃えるかのように、
通常種の剣は毒属性のまま亜種の剣が火属性に変更、双属性化を果たす。
しかも最終強化のメルトブレイヴァーは素で白、匠で若干ながら紫と
前作がなんだったのかと問いたくなる強化を受けている。
さらに火双剣としては最強、毒双剣でもトップタイの攻撃力、
スロット2、わずかとは言え防御UPと非の打ち所のない性能に仕上がっている。
本作の他の双属性双剣と比べるとバランスが悪くない組合せのため、使いやすいのも追い風。
- 難点はやはり入手難易度。
グラビモス通常種・亜種の素材が両方必要なのは当然として、
鎧竜の天殻まで通常種・亜種の両方が必要になる。
MH3G以降にも似たような要求素材の武器があるが…(奇しくもこれも双属性である)。
MH4
- triシリーズでは出番がなかったが、MH4にて鎧竜・黒鎧竜とともに復活。
一発生産のメルトウォーリア、強化先のメルトブレイヴァーで強化が終了する。
攻撃力は280と高いが、上には上がいる。会心率-15%が足を引っ張るのも痛い。
ただしあれらは(ほぼ)無属性武器なのであまり気にしなくていいだろう。
今回もやはり双属性で、毒170と火320を併せ持つ。
その他スロット1つや防御力+20も備わっており器用だが、
斬れ味が匠で青までとなりやや不安が残る。
- 要求素材としては、メルトウォーリアの時点で頭殻を白黒それぞれ4つずつ要求される。
レア素材の鎧竜の延髄も必要だが、人によっては頭殻のほうが手間取ることになるだろう。
そしてブレイヴァーでは獄炎石や竜玉、それに何故か炎王龍の素材を要求される。
と言っても鱗や堅殻といった程度で、宝玉などは使わないので安心。
MH4G
- 本作ではP2Gまでの最終形態だったメルトブレイヴァーの先にさらなる強化形態が追加された。
メルトブレイヴァーにG級グラビモスおよびグラビモス亜種の素材を加えてメギドスクラッチが、
そしてそのメギドスクラッチをさらに強化することでメギドブレイカーとして完成する。
スクラッチから通常種の剣の方に緑、亜種の剣の方に紫の色が付いてより毒々しいイメージとなる。
- そのメギドブレイカーの性能はというと、攻撃力406、火属性410、毒属性210にまで向上、
マイナス会心率はブレイヴァーの-15から-10とやや緩和、追加防御力も+30にまで達している。
基本攻撃力は金銀双剣と同等、火の属性値に至っては炎戈双剣をも軽く凌いでいるが、
マイナス会心や双属性である事を考えると、実効値ではそれらにやや劣ると考えられる。
斬れ味に関しても上の二つは匠で紫ゲージが出るのに対し、こちらは匠付きでも白止まりである。- 要求素材もスクラッチの段階では通常種亜種の重頭殻がまた4つと以前とさほど変わらないが、
ブレイカーでは加えて両種の汎用素材、そして亜種の天殻とG級炎王龍の素材が要求される。
- 要求素材もスクラッチの段階では通常種亜種の重頭殻がまた4つと以前とさほど変わらないが、
MHF
- メルトウォーリア改までは毒属性だけだが、その強化であるメルトバーサーカーと、
メルトコマンダーは火と毒の双属性。
少々ややこしいが、こちらはMHP2Gとは違う元祖の双属性システムである。
- また、MHFにはSP武器として、メルトオレンジSPが存在する。
此方には、ほんの少しだけ麻痺属性が付いており、その値SPVIIで「30」。
(地味に、あの緋猛双剣【神速】と同じ値ではある)
まぁ、双剣の状態異常値が余り高くなりすぎるとエライことが起きるので
仕方ないとは言えるだろう。
- G級では「カルドレヒター」が登場。こちらはちゃんと火・毒の双属性である。
MHFの状態異常双剣の中でも、毒属性だけは他の武器に匹敵する量が確保されているため
火属性ダメージを与えつつ毒にさせる時に使える。しかも攻撃力は最大632と極めて高い。
欠点は斬れ味ゲージがLv50まで鍛えてもそこまで強烈なものにはならないことか。
余談
- 『メギドスクラッチ』及びの『メギドブレイカー』の「メギド」は、
イスラエルにある丘であり、聖書ではハルマゲドンの地であると解釈されている。
古代世界において重要な場所であり、この地で「メギドの戦い」が三回も起こっていた。
最初に起こったメギドの戦いは紀元前1478年に行われた、
トトメス3世率いるエジプト軍とカデシュ王率いるカナン連合軍との戦いである。