目次
概要
- 大型モンスターの尻尾。
飛竜種や海竜種、獣竜種、牙竜種といった大型モンスターの切れた尻尾から剥ぎ取れる他、
牙獣種は尻尾の部位破壊報酬で入手が可能。
かつて鳥竜種からはほとんど採れなかったが、最近ではそれなりに素材としての価値が見出されてきた。
- 竜に比べると龍の尻尾は(少なくとも外見上は)質素な形状をしている傾向にある。
ラオシャンロンやダラ・アマデュラなどの尾もサイズこそ桁違いだが
形状自体はトカゲやヘビのものとあまり変わらず、何かと特殊なオオナズチもカメレオンのそれと大差ない。
それでいて切断には条件があったり、「鋼龍は尾の一振りで飛竜を絶命させる」
といった文が踊るのは不自然自然の体現者であるが故か。
- モンハンでは食性に関わらず多くの大型竜が武器状になった尾を持つ*1が、
現実でその様な尾を持つのは草食恐竜の装盾亜目(装盾類)くらいで、
その装盾類でも一部の種は武器状の尻尾を持っていない。
肉食恐竜の発見例に至っては皆無である。
尻尾の切断
- モンスターの尻尾は、切断属性のダメージを蓄積させることで切断することができる場合がある。
どんなに太い尻尾だろうと、滅多斬りにしてるはずなのに斬れるときは綺麗に真っ二つになる。
むしろ「パカーン!」という感じで割れる、もしくは外れると言った方がしっくり来る。
切断面も非常に綺麗で、たとえ刃の短い双剣で極太のウカムルバスの尻尾を切断してもバッサリ斬れている。- 尻尾の斬れる部分はモンスターごとに決まっており、
たとえ規定の位置に一切攻撃を当てていなくても、斬れる時は規定の位置が斬れる。
メタなことを言うとゲームの描写上の都合なのだが、
トカゲの尻尾切りと同じく自切式なのではないか…といった無茶な考察もある。
- 尻尾の斬れる部分はモンスターごとに決まっており、
- 尻尾切断の狙い目は、威嚇中やダウンを奪った時、シビレ罠に掛けた時など。
突進後やブレスを吐いている最中など、攻撃時に見せる隙も尻尾を狙うチャンスとなることが多い。
ただ、そのサイズ故に尻尾の位置がかなり高いモンスターも少なくなく、
リーチの短い武器は尻尾の切断を狙うのが困難な場合がままある。
特に短リーチ武器は、乗り成功時や転倒時に積極的に尾を狙っていきたい。- MHP2Gまでは威嚇時の尻尾にも当たり判定があり、
しかもダメージが大きいため、知らず知らずのうちに大ダメージを受けていることが多かった。
特にこの尻尾ダメージが洒落にならない量だったのが亜種・希少種まで含めたリオレウスで、
怒り状態時に閃光玉を投げて尻尾を切ろうとすると、リオレウスの怒りによる攻撃力上昇倍率と合わさり、
普通に攻撃を受けた際と変わらないレベルのダメージを受ける事があった。
そのため、切断するのにシビレ罠を使用するハンターもいた。
- MHP2Gまでは威嚇時の尻尾にも当たり判定があり、
- 尻尾を斬ると、切り取った尻尾から剥ぎ取りが可能なほか、尻尾の回転攻撃のリーチが短くなる。
更に一部のモンスターの場合は能力を制限することもできる。- ただし、ドドブランゴ等の一部のモンスターの尻尾は切断できても剥ぎ取りが不可能。
このようなモンスターの場合、角などと同様に部位破壊報酬として報酬に追加される。 - ライゼクスや鏖魔ディアブロスの尻尾は先端の片方しか切断されず、
尻尾切断後もリーチや行動に変化はない。
両者とも尾の先端を用いる攻撃*2があるだけに、斬っても全く弱体化しないのは残念というほかない。 - 開発側が尻尾を使ったモーションに自信がある事の裏返しなのか、尻尾を破壊してもリーチに変化がないモンスターは増えてきている。
MHRiseでは破壊のみのオサイズチや斬っても立ち回りに変化がないマガイマガドに始まり、
なんと追加された新モンスターの中でモーションに変化があるモンスターは存在しないという有り様。 - イヴェルカーナの尻尾は切断後、断面から氷の結晶が生え、短縮される筈のリーチが補われるので、切断後も油断はできない。
- 尻尾を剥ぎ取れる回数は基本的には1回だが、巨大なモンスターからは2回剥ぎ取れることが多い。
尻尾剥ぎ取りでは「逆鱗」「紅玉」「天鱗」「天殻」「宝玉」といった
レア素材の入手確率が高めに設定されていることが多く、素材的な意味でも美味しい。
もちろん例のセンサーが邪魔してこなければの話だが。 - 現状最も多く剥ぎ取れるのは、MHFに登場する超大型モンスターのケオアルボル(3回)。
ちなみにそのケオアルボルから得られる「焔嶽龍の超重尾」の説明文には、
きちんと「たくさん剥ぎとることができる」なんて書かれていたりする。 - 変則的なところでは、アクラ・ヴァシム及びアクラ・ジェビアは、
尻尾の切断には手間がかかるが、尻尾の本体と尻尾先の結晶からそれぞれ1度ずつ剥ぎ取れる。
それぞれが独立した剥ぎ取りであるため、スキル等で剥ぎ取り回数を増やした場合は両方の回数が増加する。
そのため、場合によってはモンスター本体より多くの回数剥ぎ取れるということも起こりうる。 - ゼルレウスの尻尾は切断後、逆に尻尾を使った技が強化されるので、注意が必要。
- ただし、ドドブランゴ等の一部のモンスターの尻尾は切断できても剥ぎ取りが不可能。
- 尻尾を斬られたモンスターは一時吹っ飛んで怯んだ後、一度威嚇行動を取ることが多い。
この時間に追撃を加えてもいいし、尻尾の剥ぎ取りや回復を行う間にもなりうる。
注意点として、シビレ罠、麻痺、スタンなどモンスターの行動不能中に尻尾を斬った場合、
尻尾切断モーションが優先され、切断と同時に行動不能状態が解除されてしまう。
この為、特に効率部屋においては拘束中の尻尾への攻撃はご法度とされることが多い。- この点で有名なのはMH3のオンラインでのアルバトリオン部屋。
煌黒龍を麻痺させたはいいが、そのまま尻尾に集中攻撃を加えて切断してしまうカゲヌイ使いが多く、
当時はそのような行動がよく批判されていた。
- この点で有名なのはMH3のオンラインでのアルバトリオン部屋。
- PTプレイでモンスターがダウンした時に尻尾へ移動すると
まわりに他のプレイヤーがいないために、こかし・こかされを気にせずに攻撃できるパターンが割とある。
こかしまくる太刀やこかされまくるランスは少し意識してみるといいだろう。
まれにお互いが気を使って尻尾に移動してしまい、共倒れするパターンもあるため注意。
- MHP2G以前は斬れた尻尾は吹っ飛び、不自然な程ゆっくりと地面に落ちた。
- 切断された尻尾は数秒のあいだモンスターの動きと連動しており、
地面に落ちた後、地面の上を不自然にヌルヌルと動き回ることがあった。- このヌルヌルの最中に剥ぎ取れない地形に転がっていくという悲惨な事故が起こることが稀にあり、
基本的に、「○○の尻尾」系の素材は尻尾の剥ぎ取りからしか入手できない上、
上述のように多くの大型モンスターの尻尾からは貴重な素材が剥ぎ取れるため、
この現象が起きるとプレイヤーのテンションはガタ落ちする。
仲間内であれば笑って済まされるかもしれないが、
野良PTだと非常に気まずい状態に陥り、最悪士気が低下して3乙で失敗することも。
- このヌルヌルの最中に剥ぎ取れない地形に転がっていくという悲惨な事故が起こることが稀にあり、
- 「切断直後はまだゲーム内部でモンスターの動きと連動している」というのは、
見かけ上で切断されてから実際に切断が判定されるまでには若干ブランクがあるという事。
この影響で、極めて稀だが尻尾がヌルヌル動いている間にモンスターを討伐すると、
なんと尻尾切断が無かったことになってしまう場合がある。
こうなってしまうと尻尾からの剥ぎ取りはできない…というか尻尾が切断されていない状態の死体が残る。
技術不足というか調整不足というか、とんでもない仕様もあったものである。 - MH2をベースにしているMHFにおいても、MH2仕様のモンスターについては尻尾がヌルヌル動く。
一方、MHFオリジナルモンスターの多くは、切断されると尻尾は全く吹き飛ばず
そのまま地面に落下して動かない。
その場にストンと落ちるため、モンスターが壁際を背にしている際に尻尾切断を行うと、
ほぼ確実に尻尾が壁の中へめり込んでしまう。
近年では、気づきにくいレベルではあるがモンスターの胴体側に不自然に瞬間移動しており、
この仕様が適用された新モンスターでは尻尾がめり込んでしまう問題が解消されつつある。
- 切断された尻尾は数秒のあいだモンスターの動きと連動しており、
- MH3以降は切断の仕様が変化し、スパーン!と斬れた後、クルクル縦回転しながら地面に落ちるようになった。
落ちる位置は「切断された瞬間にモンスターが居た位置」が参照されており、
ハンターが侵入できない場所で尻尾を斬らなければ剥ぎ取れなくなることはない、という真っ当な仕様に。
- 基本的に切断した尻尾はそのまま地面に横たわるが、MHXのディノバルド以降、
主に尻尾を武器にするモンスターで切断した尻尾があまりの鋭さにより地面に突き刺さるという、
特殊な残り方をする尻尾が登場するようになった。
ディノバルド、イヴェルカーナ、マガイマガド、メル・ゼナなどが該当する。
切断しても先端だけであったり、何かで補ったりして結局弱体化しないため、基本的に素材目当てになる。
- かつては切断攻撃なら属性ダメージも切断のための蓄積対象となっていたが、
MH3以降は「切断の純ダメージ」のみが対象になり、属性ダメージが除外されるようになった。
特に片手剣などはこの煽りをもろに食らっており、
例えば一門外などの属性特化武器を使うとかなり尻尾を切りにくい。
MHWorld以降は再び切断武器の属性ダメージも蓄積される仕様に原点回帰している。
- 尻尾を切断するにあたって条件があるモンスターもいる。
- 一部のドス古龍などは、体力を一定値以下した後でなければ切断そのものが出来ない。
- ナルガクルガやウラガンキン、アグナコトル、ディノバルド、タマミツネ等は、
まず切断の前に尻尾の部位破壊をする必要があり、
部位破壊はどの武器でもできるが、切断に至ってはやはり切断属性に限られる、という特殊な扱いである。
また、ナルガクルガの場合は怒り状態or疲労時に切断ダメージを与えないと耐久値がゼロにならない。
そしてディノバルド通常種の尻尾切断条件はかなり厳しく、
尻尾を部位破壊した状態で、かつ赤熱化している時にしか切断することが出来ない。
つまり完全にディノバルドの気分次第である。
なお、切断条件については燼滅刃ディノバルドも同様だが、こちらは尻尾が常に赤熱化している*3ため、
尻尾を切断出来るチャンス自体は通常個体よりも増えているといえる。 - MHFオリジナルモンスターは、切断条件が特殊なものが多い。
例を挙げるとグレンゼブルは部位破壊後かつ体力20%以下でしか切断できず、
更には麻痺・シビレ罠・気絶・転倒中は絶対に切断不可という嫌がらせの如き仕様である。
また、アクラ・ジェビアの尻尾切断条件は全モンスターで見ても圧倒的に複雑で、
詳細は省くが、尻尾に切断属性だけでなく打撃属性を与える必要がある、
体力一定値以下、尻尾以外のすべての部位の破壊、形態変化が進んでいるなど、
尻尾を切断する過程が既に討伐の8割くらいのプロセスを占めている。
- ドボルベルクとその亜種の尻尾は、特殊な破壊と剥ぎ取りが可能。
尾先の甲殻に攻撃を加え、1段階目の破壊として「ヒビを入れ」た後、
更に攻撃を与えることで、尾先の甲殻を「剥離」させることができる。
「剥離」であって「切断」では無いため、打撃・弾や属性でのダメージもカウントされる。- また、剥離の前段階である尾先の甲殻にヒビが入った状態で、
大回転攻撃後に尾先が地面にめり込んだ時は、尾先の甲殻からピッケルによる「採掘」が1回行える。
なお、MH3G以前は採掘なのに剥ぎ取り扱いだったため、剥ぎ取り達人スキルで2回の採掘が可能だった。 - なお、ドボルベルク(亜種)の尾先の甲殻からの剥ぎ取りでは
「尾甲」や「尾骨」等の素材を入手することができるが、「尻尾」そのものは得られない。
- また、剥離の前段階である尾先の甲殻にヒビが入った状態で、
- 尻尾は切れるが、「~の尻尾」という素材は存在しないモンスターもいる。
リオレイアやバサルモス(XX以前)、グラビモス、ウラガンキンなどがこれに当たる*4。
同様に、ガララアジャラも尻尾を破壊することはできるが、尻尾系の素材は存在していない。- ドスゲネポスやキリンのように、切断はおろか破壊することすら出来ないのに
尻尾が手に入る例外も存在する。
ドスゲネポスに至っては、MH4で遂に落し物でも入手できるようになってしまった
(ちなみに落し物の条件は頭部の破壊である)。
なぜ鶏冠を壊して尻尾が手に入るんだというツッコミが入れられるがそこは気にしちゃダメ。
さすがにおかしいと思われたのか、MHXでは入手できなくなった…
…というか、ドスゲネポスの尾という素材自体がなくなってしまった。 - クイーンランゴスタの尻尾は、尻尾その物ではなく、ランゴスタの卵の塊(卵のう)、
いわば卵巣に相当する部分である。 - MH3以降は、ディアブロスの尾から剥ぎとれる素材が
「角竜の尻尾」ではなく「角竜の尾甲」に変更になった。
時代の流れで、素材の価値や使い方、加工の仕方などが変わったのかもしれない。- ただし、MHSTでは旧作と同様、「角竜の尻尾」が入手できる。
また、上位素材である「角竜の上尾」も新たに登場した。
- ただし、MHSTでは旧作と同様、「角竜の尻尾」が入手できる。
- ドスゲネポスやキリンのように、切断はおろか破壊することすら出来ないのに
- このように、戦略的にも素材収集の面でも重要な部位である為、
「尻尾は鮮度が命」ともいうが、早く剥ぎ取ろうが遅く剥ぎ取ろうが素材は変わらない。
忘れないように隙を見て剥ぎ取ろう。- ただし、切断された尻尾を食べようとするモンスターも存在する。
内部的には捕食扱いのようで、食べられたが最後、剥ぎ取りは一切できなくなるため要注意。
捕食ではないが、MHFのアクラ・ジェビアは
尻尾を食べている間の隙を利用して血晶石を破壊する戦法が存在するので、
斬ったらさっさと剥ぎ取ってしまおう。
- ただし、切断された尻尾を食べようとするモンスターも存在する。
- MHXXでは、切断した尻尾の落ちている位置がマップ上に「!」マークで表示されるようになった。
これにより、尻尾を切断した場所を忘れてしまってエリア中を探し回る……という事態が起こらなくなる。
見当たらない時はマップを拡大して探してみよう。- なお、剥ぎ取り終わるとマップ上の尻尾マークは消える。
また尻尾以外の部位破壊でも、分離した部位が同様のマークで位置が表示される*5。
- なお、剥ぎ取り終わるとマップ上の尻尾マークは消える。
- MHWorldにおいては、尻尾のアイコンが新規に追加された。
マップ上にもこちらのアイコンが表示される。
- レイギエナからは「尾膜」という素材が手に入る。
レイギエナは翼膜を発達させた事で高い飛行能力を手にいれたモンスターであり、
尻尾も同様に膜を発達させたのだろう。
余談
- 本来尻尾は"バランスをとるため"の器官であり、これを切られたらうまく動けなくなるはずである。
例えば二足歩行をする種ならば、骨盤を中心としてその前後の重量バランスを取っている。
これはシーソーや天秤と同じで、もし尻尾が切られると、前側に倒れ込む力がかかり続ける事になる。
しかし、尻尾を斬られて移動等に支障をきたすモンスターは一切存在しない。
モンスターにとって、尻尾は武器でしかないのだろうか…。
まあ尻尾を切られてこけまくるリオレウスなんて想像すると結構なヌルゲーになるし、第一間抜けである。
もっともMHP2Gまでは尻尾の有無に関わらず突進するたびこけていたのだが。- 基本的にモンスターの尻尾は1本のみであるが、
例外として3本の尻尾を持つベルキュロスやドラギュロスなど、
複数の尻尾があるモンスターも極一部存在する。
- 基本的にモンスターの尻尾は1本のみであるが、
- あまりにも痛いのか、尻尾切断を決められたモンスターは大きくダッシュしたり、
勢い良く前方に突っ込む様にジャンプしたりした後にのたうち回る。
かのアカムトルム、ウカムルバスですらのたうち回るし、
一部モンスターに至っては平時の突進以上のスピードでダッシュするのだから、相当な痛さなのだろう。- なお、このリアクション時に大きく移動するのだが、
その距離はサイズによっても変動するが大体決まっている。
これを逆手に取り、移動先にあらかじめ罠を仕掛けて追撃するという芸当も可能。
また、もがいている最中に追撃を加えることが可能だが、
モンスターによっては無敵状態になっているのかダメージが全く入らない場合がある。 - ちなみに、斬り落とした大型モンスターの尻尾の斬り口を覗くと筋肉や骨が見える。
ちゃんとモンスターの尻尾として機能していた事がよく分かるが、結構グロテスクな物もあったりする。
また、剥ぎ取る際にカメラを調整すると、モンスターの内部を覗く事が出来るのだが、
これでもモンスターの尻尾の断面を確認する事が出来る。
因みに尻尾が斬れないモンスターでもその断面を見る事が出来る場合がある。
これらのモンスターは、もしかすると当初は切断できる仕様だったのかもしれない。- MH3以降に登場したモンスター(リオス夫妻、ディアブロス含む)の断面は
甲殻の塊のような外見になっており、従来に比べるとそこまで生々しい外見ではない。
その代わり「ブチッ!!」と切断した音がするので別の意味で生々しいが。
MHXでは切断した際に細かい肉片のようなものが飛び散る描写も追加され、さらに生々しいことに…。
- MH3以降に登場したモンスター(リオス夫妻、ディアブロス含む)の断面は
- なお、このリアクション時に大きく移動するのだが、
- 発売直後には斬れないドスジャギィ等の尻尾を『斬れた』というガセネタがばら撒かれることがある。
- ハプルボッカの尻尾も切断不可だが斬れるというガセネタが流れた。
だが尻尾の斬れない海竜種が殆どいないことと、十分切断できそうな長さであったことから、
このガセネタを真に受けたハンターは一定数いたようである。
- ハプルボッカの尻尾も切断不可だが斬れるというガセネタが流れた。
- リオレイアやMHP及びMH4以降のイャンガルルガ等、
尻尾の先端に毒針があるモンスターの尻尾を斬ったとしても、
これらのモンスターのサマーソルトなどを喰らった場合、やっぱりハンターは毒状態となる。
尻尾の切り口からも毒液を分泌しているのであろうか?
- 斬れない感じのするバサルモスの尻尾は意外と斬れる。
「斬れなさそうだけど斬れる」という例は意外に多いので、気になる人は後述の一覧を参照されたい。- 上述したようにMHXX以前のバサルモスには「尻尾」という素材がなく、
もともと尻尾が非常に短い事もあって斬れる事を知らない人も非常に多い。
目の前で尻尾を斬ってみせると驚かれたりすることもある。
- 上述したようにMHXX以前のバサルモスには「尻尾」という素材がなく、
- ゲリョスの尻尾は切断出来ないが、頭と同じかそれ以上の弱点になっている。
大剣で溜め斬り辺りを叩き込めばヒットストップで軽く止まる程。
よく刃が通るのに切り落とせないというのもおかしな話であるが。ハンターには好都合だが。
ナルガ希少種やテツカブラもこれに近い物があるが、
切断不可かつ常時柔らかいというのはゲリョスの特権欠点である。
- 威嚇の時に尻尾を振り回すモンスターは多いが、上述したように、この時の尻尾に当たると案外痛い。
ラオシャンロン、ミラボレアス、ナバルデウス、グラン・ミラオスに至っては、
尻尾に軽く小突かれただけで吹っ飛ばされ、無視できないほど体力をごっそり削られる。
ラヴィエンテやダラ・アマデュラともなると、
その大きさ故に振り回すだけでフィールドの大部分が薙ぎ払われる。
- キッチンアイルーの話によるとアイルーの尻尾もブーメランを投げつければ切断出来るらしい。
もっともそう話しているだけであって本当にアイルーの尻尾を斬る事は出来ない。
実際に斬れた場合何が剥ぎ取れるのであろうか?
大きさから考えて剥ぎ取るというよりそのまま拾えそうな感じだが。
MH4以降のオトモアイルーには尻尾が短いネコがいるが、隻眼のネコなどと同様に戦闘などで失ったのか、
元々そういう特徴で生まれたのかは不明。
- 武器製作では、長さと強度を求められる大剣、ランス、ガンランスで必要とされる事が多い。
有名なのは非常に切りにくい銀火竜の尻尾を多数求められるエンデ・デアヴェルトであろう。
ランスの一種であるブループロミネンスも一度に10個ほど要求されるなど負けず劣らず難度が高い。
ジンオウガの双剣である狼牙双刃【雷獄】は、通常種と亜種の靭尾をそれぞれ5個ずつ使うため、
こちらもなかなか製作難易度が高い。
ただジンオウガは尻尾の位置が低く切りやすいのが不幸中の幸いか。
しかし最近では打撃武器であるハンマーや狩猟笛でも要求されることが増えてきたため、
これらの武器を愛用するハンター達は、ある者は慣れない武器を担ぎ、
ある者はブーメランの練習をしながら欲しい尻尾が剥ぎ取れる事を祈っている。*6
- 防具製作では主に腕と腰の作成で使うことが多い。
また初期の頃はガンナーのみ腕に尻尾を要求されたため、
ガンナーメインのハンターでも剣士で戦うかブーメランを用意するなどして尻尾の切断を狙う必要があった。
その救済のためか尻尾の多くは捕獲報酬でも入手が可能になっている。
- 尻尾が切断できる全モンスター中最大の大きさを誇るのは、蛇王龍ダラ・アマデュラのそれである。
なお、ダラ・アマデュラの尾から剥ぎ取れるのは、尻尾系素材ではなく「蛇王龍の尾殻」という素材であるため、
尻尾系素材が入手できる切断尻尾としては、ウカムルバス及びケオアルボルのものが最大となる
(飛竜種の最小金冠くらいにはデカイ)。
- ババコンガは尻尾そのものではなく、尻尾に掴んでいる物を破壊する形になる。
破壊に成功すると落とし物をし、その種類も持っていた物(キノコ・鉱石・骨)によって変化する。
ただしレア素材などは拾えない上、尻尾がフリーになるとフン投げ攻撃が解禁されてしまうため
一部のクエスト以外ではありがたみは無いに等しい。
- ババコンガと同様に尻尾そのものでは無いが、ガムートの尻尾(を被う毛)に付着した雪も剥がす事が可能。
雪を纏える構造をした脚と違って尾は毛の塊であり、実際纏い直す事も無いため、
恐らく生活してる内に勝手にくっ付いた物なのだろう。壊した際には雪甲塊など落し物をする。- 破壊した際には小さく身動ぎするのだが、大ダウン中にこの身動ぎを起こすと、
ダウンが上書きされてしまい事実上の怯みキャンセルが発生する。
折角の鼻への攻撃チャンスがおジャンになる為、
パーティーメンバーはともかくオトモの動向には気を付けたい。
- 破壊した際には小さく身動ぎするのだが、大ダウン中にこの身動ぎを起こすと、
- MHSTでは尻尾がアプトノスの念願(?)の固有素材になっている。
- MHXX発売に関連してこんな物が売られていたりもする。
尻尾が部位破壊に含まれるモンスター
※特に記述が無い場合、亜種・希少種・二つ名個体・特殊個体の区別は無い。
切断のみ
- 飛竜種
- リオレウス(※二つ名個体を除く)
リオレイア(※二つ名個体を除く)
バサルモス
グラビモス
モノブロス
ディアブロス(※二つ名個体も切断出来るが、切断後もリーチや攻撃技等に変化なし)
ティガレックス*7
アカムトルム
ウカムルバス
ベリオロス
セルレギオス
ライゼクス
バゼルギウス
エスピナス
ベルキュロス
ドラギュロス(※通常のクエストに低確率で登場する"幻の冥雷竜"は切断できない)
UNKNOWN
オディバトラス
ヒュジキキ
アノルパティス
ゼルレウス
ディオレックス(※尻尾のアーマーを破壊する必要がある。)
ヴァルサブロス
ゼナセリス
ボガバドルム
- 古龍種
- クシャルダオラ
ナナ・テスカトリ
テオ・テスカトル
オオナズチ
アマツマガツチ
シャガルマガラ
バルファルク
ネルギガンテ
ヴァルハザク
ゼノ・ジーヴァ
ベヒーモス
イヴェルカーナ
ムフェト・ジーヴァ
イブシマキヒコ
ナルハタタヒメ
メル・ゼナ
ガイアデルム
ルコディオラ
レビディオラ
ディスフィロア
ガルバダオラ
辿異種ハルドメルグ
トア・テスカトラ
グァンゾルム
ケオアルボル
エルゼリオン
アルバトリオン
- 種族不明
- ゴア・マガラ
破壊のみ
- 甲殻種
- タイクンザムザ
- 牙獣種
- ドドブランゴ(※尻尾自体は切断されるが、剥ぎ取りはできず、破壊という扱いになる)
ラージャン(※激昂したラージャンは最初から破壊されており、赤き金獅子は破壊できない)
ケチャワチャ
ビシュテンゴ
ガランゴルム
カム・オルガロン
ノノ・オルガロン
ゴゴモア
ミドガロン
ロロ・ゴウガルフ
レイ・ゴウガルフ
ヴォージャン
- 両生種
- ザボアザギル
- 蛇竜種
- ガララアジャラ
破壊及び切断
- 鳥竜種
- 隻眼イャンガルルガ
- 牙竜種
- オドガロン
関連項目
アイテム/尾甲
アイテム/尾棘
アイテム/エビの尾扇
アイテム/オオシッポガエル
アクション/尻尾回転
アクション/ビターン
アクション/サマーソルト
モンハン用語/尻尾は鮮度が命
システム/部位破壊
クエスト/サンリオ・お魚たちを救え! - コラボに際し一部モンスターの尻尾がキャラクター化されている。