鉱石系素材の一種。無印の頃からハンターの狩猟生活を支え続けている古参アイテム。
概要
- 覚めるような蒼色をしたMH世界の鉱物。精製されてマカライト鋼になる。
非常に高い硬度を誇り、発見された当初は加工する事が出来ないと言われていた。
その加工に使われるのが非常に高い熱を生み出す燃料である燃石炭で、
クエストの納品アイテムとして燃石炭が頻繁に挙がるのもマカライト加工への需要が一因である。
ハンターの武具の素材としての需要は非常に高く、地域や世代を超えてハンター達を支えている。
- 下位ではなかなか貴重な鉱石で、鉄鉱石や円盤石に比べて良質で貴重。
通称:序盤のダイヤモンド。
とは言え最初から行けるマップでも入手可能なシリーズがほとんど。
度々鉱石素材の武器の生産や強化に必要となるが、
以前は骨系やモンスター素材系の武器には使われない事が多かったが*1、
最近では序盤に良質な斬れ味の武器を求めると要求されることが多い。
上位以上になると急にザクザク採掘できるようになるため、ある程度貯まったら売却され資金に流用されるか、
ピッケルグレートの調合素材として使われるようになる。- 上述のように、燃石炭を用いて専門の鍛治職人が加工しなければとても活用などできない素材であるはずなのだが、
我らがハンターはマカライト鉱石を平然と素手でピッケルの刃に加工してしまう。
いったいどんな腕力をしているのか。
まあ鉄鉱石を加工してしまう時点で大概だが
- 上述のように、燃石炭を用いて専門の鍛治職人が加工しなければとても活用などできない素材であるはずなのだが、
- なお、この鉱石を筆頭にほとんどの鉱石は「~ライト鉱石」*2という名前が付く他、
説明文によるとモンスターのように別名が付けられている。
通常のマカライトの場合は「燕雀石」と呼ばれ、特に高質なマカライトは「蒼天石」と呼ばれる。
しかし、蒼天石クラスの上質なものでも用途としては変わらないのか、
それともむしろ質が良すぎて加工の難度が上がってしまうのか、
とにかくアイテムとして「蒼天石」が入手できる事は無い。- MHP2(G)の勲章の一つとして蒼天石が入手できる。農場の採掘ポイントをたくさん開拓した証。
- MH3ではなぜかモンスターのフンが採集できる場所から採れることがある。
また、信じられないことに大食いマグロやドス大食いマグロが飲み込んでいることもある。
もしかするとモンスターにとっては何らかの栄養になるのかもしれない。
または硬さを活かして消化を助ける胃石*3として
飲み込む習性を持つモンスターがおり、すり減って小さくなった石がフンに混ざって排出されているのだろうか。
そんな所から採取したものを常に触ることになる武器や防具に使用するのは少々悩み所…
- MHXでは大量の炭鉱夫により需要の重要性が過去作と比較して微妙に増した。
なぞの骨ともども現場で調達できるとは言え、ピッケルグレートの消耗頻度も相応に高く、
無いなら無いで構わないがあっても困らないと言う事で多くの炭鉱夫ハンターが持ち歩いた。
本作ではニャンターが炭鉱夫を務める場合にはピッケルを消耗しない大きな利点もあるが、
ニャンターの操作が面倒だったり、モドリ玉が使えないなどの理由から人間が乗り込む事も多く
獄炎石やドラグライト鉱石が普通に売り飛ばされる中で、マカライト鉱石だけは売らずに確保された。- MHXXではニャンターもモドリ玉の技を習得、
さらに今作の炭鉱夫はピッケル持ち込み不要と言う事情もあり
ピッケルグレート5本もあればクエスト一回辺りの採掘は済んでしまう事が日常茶飯事となり
(追加で入り様の際にもアイテムお届け隊に依頼するなどの方法もあるため)
マカライト鉱石も金策のツテとして普通に売り飛ばされる様になってしまった。
- MHXXではニャンターもモドリ玉の技を習得、
- MHRiseでは下位中盤から行ける水没林と砂原以降のマップでしか入手できなくなった。
- 3、3Gではこの希少な鉱石を使って造られた「燕雀石の彫刻」という高級インテリアが登場。
鉄鉱石の彫刻よりも手間がかかるらしく、色あせない青い輝きを放つ高価な一品。
タルに乗りにゃんにゃん棒を横向きにもったアイルーがモチーフ。《★5》。 - Riseでは福引きの景品として「純マカライト鉱石」という置物が登場。
純度の高いマカライト鉱石を使用しており、
その蒼さは美しさを増し、インテリアとして愛用されるとのこと。
余談
- 「マカライト」はMH世界特有の鉱物だが、「マラカイト」という鉱物が現実世界に存在する
(Wikipediaで曖昧さ回避ページがあったりする)。
この鉱物がモデルになっているらしい。
マカライトは燕雀石という別名を持つのに対し、マラカイトの別名は孔雀石である。
また、MH世界にはマカライトブルーと呼ばれる色があるが、
現実世界にもマラカイトグリーンと呼ばれる色がある。
因みにマラカイトの石言葉は「危険な愛情」であるが、マカライトのそれは不明。
そもそもMH世界の鉱物や宝石には石言葉は存在するのだろうか?- 復刻 ハンター大全のクリエイター座談会の中で、
実は素材名は「マラカイト鉱石」になるはずだった事が明かされた。
しかし、当時のスタッフの勘違い(メタテシス)によって「マカライト」と打たれてしまい、
他のスタッフも「ゲームオリジナルのアイテムの名前」と認識していたために誰も突っ込まず、
その結果「マカライト鉱石」という名のアイテムが誕生したらしい。- ただし、「マラカイト」という名前であった場合、あまりよろしくない連想をされることは間違いなかったため、
ある意味では表記ミスに救われた側面もあったかもしれない。
- ただし、「マラカイト」という名前であった場合、あまりよろしくない連想をされることは間違いなかったため、
- MHFではマカライト鉱石を意識したらしき「イトマカラ鉱石」という素材も存在する。
開拓クエストで入手可能。
- 復刻 ハンター大全のクリエイター座談会の中で、
- ちなみに、MH世界ではマカライト鉱石はその硬度から硬いものの象徴とされている。
この点では、我々の世界で言うダイヤモンドと同じポジションといえる。
現実世界では「ダイヤモンドより硬い~」と言う言い回しがあるが、
MH世界でも同じように「マカライトより硬い~」と言うらしい。
- MHP2Gのオープニングではマカライト鉱石とみられるものを採掘し、
工房にモンスター素材とともに差し出すハンターの姿が見られる。
- MH3のギャラリーで見られるムービー、「砂漠の街、ロックラック」で
巨大なマカライト鉱石のようなものを掲げる行商人が登場する。
関連項目
アイテム/鉱石
防具/アロイシリーズ - 縁が深い防具。