MH3Gに登場するチャチャ・カヤンバのお面。
村★7「大砂漠の宴!!」クリアで納品依頼が出現し、依頼をクリアすることで使用可能となる。
目次
概要
- サインを出すと、相方を大砲の弾にしてモンスターに撃ち出すという何とも豪快なお面。
撃ちだされた相方は着弾するとHPが0になり、しばらく戦闘不能状態になってしまう。
変形後は大型/小型を問わず一番近いモンスターを狙う。標的の現在地点に向けて全自動で照準し発射する。
再使用の時間は実質相方が復帰するまで。相方に高速回復を付ければ早くなる。
- 付けると「てやんでぇ!」とか「ぶっ放したらぁ!」といったべらんめぇ口調になる。
…でもカヤンバの場合案の定ところどころで英語が混ざってしまう。
「おおっと待ちねぃ。大砲は相方がいないとインポッシブルンバ!」
性能
- 発射まで時間がかかり、弾速も非常にゆっくりと一見ネタお面に見えなくもないが、
実はG級クエをこれの砲撃のみでクリアも可能というとんでもない威力を秘めている。
- 攻撃力は撃ちだされる相方に依存するため、スロット3で攻撃力補正の高いランプのお面が人気。
攻撃力補正ではれうすのお面が一番高いのだが、こちらはスロットが2つしかない為に
最終的な攻撃力はランプに劣る。
公式ガイドブックによると、遠距離砲強化の印を付けると威力がさらに上昇し
(上昇するのは怒り時の特殊攻撃のことであり、サインの砲撃ではないという見解もあるため詳細不明)、
砲弾側に属性攻撃や状態異常攻撃の印を付けておけば、命中時にはそれらの効果も発動する。
- 因みに上記の大砲のお面+ランプのお面で
という凄まじい火力を発揮できる。
計算式が不明のため暫定だが、ランプのお面で大体大タル爆弾G3個分単発判定だという。
非常に間抜けな見た目だが、1分ごとにG1個で睡眠爆破しているのと同等のダメージ量であり、
撃龍船等のバリスタや大砲より威力が高いといえばその恐ろしさが分かってもらえるだろうか。
- その凄まじい破壊力は対G級モンスターにおいても非常に心強い存在となる。
HPが多いジエン・モーラン種、グラン・ミラオス、肉質が硬いアルバトリオン相手でも十分猛威を振るう。
またこの砲撃、なんと切断属性と打撃属性を複合しており、多くの部位破壊が可能という超性能を持っている。
- 面白い使い方として打ち出す相方をガーグァフェイクにすると、力尽きると撤退する仕様上アイテムを毎回落としていく。
また、撃ち出された相方は必ず力尽きてしまうため、大砲のお面は「きずなの印」との相性も良い。
- メラルーフェイクを着けた相方を打ち出してヒットさせても素材をぶんどってはくれない。
メラルーフェイクのぶんどり効果はあくまでオトモ自身で直接殴る攻撃にのみ適用されるらしい。
そのため相方復活後に即再度発射するという使い方をしていると、一度も相方自身での直接攻撃ができておらず、
クエスト終了後に何も素材をぶんどってくれていないことがたまにあるので注意。
それを防ぐにはクエスト中に一度でいいので素材が欲しいモンスターに直接攻撃を当てるのを確認しておくとよい。
- 当てるのは難しいが、大型モンスター睡眠時に撃ちこむことができればとんでもない一撃となる。
背水の陣の印も付ければ銀レウスやアルバトリオンの尻尾ですら一撃で切断する。
睡眠中の大型モンスターは狙わないので、サインを出す際に位置をうまく調整しよう。
爆弾設置やアクションを利用して誘導するとやりやすい。小型がいるとそっちを狙ってしまうので注意。
- 更に大砲のお面を被ると防御力が上がり力尽きにくくなるので生存率が上がり、踊り等のサポートもしやすくなる。
大砲の弾を撃ってしまうと相方が離脱してしまうが、ターゲット分散を防ぐと見ることもできなくはない。
- このように、一見するとバランスブレイカーのようにも感じられる強力な攻撃ではあるが、欠点もいくつかある。
まず水中では使用不可能(大砲という兵器の仕様上当たり前ではあるが)という点。
水中メインの狩猟の場合は踊り専門で使用するか、素直に水中戦向けのお面に付け替えよう。
次に、モンスターによって当たりやすさが大きく変わる点。イビルジョーやドボルベルクなどにはほぼ確実に命中するが、
中型モンスターであるドス鳥竜や平べったいギギネブラに大砲を使うと、
発射された相方がモンスターに当たらず、そのままモンスターの上を通って地面にぶち当たることがある。
特にギギネブラの場合、卵塊から発生するギィギを大砲が狙ってしまうこともあるためさらに当てにくい。
事前に掃除しておいたり、ギギネブラが天井に貼り付いているときにサインを出したりなどの工夫をしよう。
また、チャチャンバの移動できる範囲はハンターと同じに設定されているため、
溶岩の中にいるモンスターに大砲を撃っても見えない壁に阻まれてしまい当てることができない。
これはさすがにプレイヤー側の工夫などではどうしようもないので、モンスターが出てくるまで辛抱強く待とう。
- 運用上の注意としては、相方が踊ろうとしている時にサインを出すと不発に終わる事が多い。
早くスタンバイして欲しい時に限って、踊り行動を最優先する思考ルーチンのせいで絶対に踊りを諦めず、
その間に大砲側がしびれを切らして中止してしまうからである。
確実にスタンバイして欲しい時はバインドボイスで両者ともひるみ中にサインを出すなどの工夫が必要となる。
また、大砲に飛び込むモーション中は無敵だが、その直前に攻撃を喰らうと強制的に中断されることにも注意したい。- また、お面の特徴として、怒り状態になるとプレイヤーの状況を一切考慮せず
大砲の弾を投げ付けるという悪癖がある。
メラルーフェイクと同じでチャンス時に吹っ飛ばされることも。
- また、お面の特徴として、怒り状態になるとプレイヤーの状況を一切考慮せず
- なお、大砲のお面で発射された相方が、エリア境目の谷底や滝の下に落ちていってしまうことがある。
この場合、発射された相方は無限落下しているのか、
そのクエスト中に限り、どのような事をしても復帰不能となる。
またこの事象が起きたときに稀に更に運が悪いと、大砲側のオトモも延々と大砲化&解除を繰り返す、
という現象が起きる場合がある。大砲化解除中に攻撃して怯ませたりしてもこのループは中断できない。
こうなると大砲側のオトモも機能停止する。
本作のバグの1つである。
大砲のお面を使う際には、周囲の地形にも気を付けるようにしよう。
余談
- 大砲のお面があまりにも強力なため、「オトモ?ああ、大砲とその弾のことね」などと言う輩もいるらしい。
確かに大砲のお面は強力だが、いくらなんでもあんまりではなかろうか。
- 『モンスターハンター』シリーズとコラボした『メタルギアソリッド・ピースウォーカー』に
「最強合体兵器 人間パチン虎。」という兵器が登場する。
これは、兵士を弾丸として標的目掛けて発射するという代物で、
どこか「大砲のお面」を彷彿とさせる仕様となっている(登場したのはパチン虎の方が先だが)。
人道的に色々と問題がありそうな気もするが…まぁ、そこはゲームなので気にしたら負けだろう。
詳しくはこちらを参照。
- また、MH4では2匹のオトモアイルーの合体技、『ネコ式火竜車』が追加された。
2匹で協力して砲弾を放つという点は共通するが、発射する砲台はリオレウスを模した*3自走車で、
砲弾は味方ではなくドングリのような専用の弾である。
この技はMHXにも、サポート行動として続投している。- 同じくMH4のオトモアイルーの合体技として、ネコ式突撃隊というものも実装された。
こちらは2匹のオトモアイルーがロケットのような砲弾に乗り込んで放つ。
モンスターに命中させられれば張り付いてポカポカ殴り、ハンターに攻撃の隙を与えるという合体技で、
さらに滞空しているモンスターに命中するとモンスターを撃墜することも可能である。
なお、MH4のOPで2匹のオトモアイルーの繰り出していた合体技はこれである。
- 同じくMH4のオトモアイルーの合体技として、ネコ式突撃隊というものも実装された。
- そしてMHXXではニャンターも砲弾になって飛んで行けるようになった。
当作では弾になっても力尽きたりはしない。