モンスター/クルルヤック

Last-modified: 2024-05-10 (金) 10:33:05
種族
鳥竜種 (竜盤目 鳥脚亜目 走竜下目 ヤック科 クルル属)
別名
掻鳥(そうちょう)
異名
荒地の泥棒
英語表記
Kulu-Ya-Ku
危険度
MHRise・MHR:S:★2
登場作品
MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHST2, MHNow
狩猟地
古代樹の森, 大蟻塚の荒地, 導きの地, 大社跡, 水没林 , 砂原, 溶岩洞, 密林, 獄泉郷

目次

生態・特徴

主に温暖な気候の地に生息する鳥竜種のモンスター。
基本的には乾燥した環境を好むが、湿潤な地域に出現する場合も多く、適応性の幅は広いと見られる。
イャンクックやプケプケなどの大型鳥竜種のような翼は持たないが、
代わりに手足として発達した四肢を持ち、二足歩行で縄張りを駆け回る。
特に前脚の発達が目立ち、地面や地中から様々なものを掻き出して持ち運ぶ姿が多々目撃される事から
ハンターズギルドからは《掻鳥》という別名が付けられている。
大型モンスターとしてはやや小柄で、前述の通り発達した四肢が特徴。
前脚には3本の太い指と、その指の先に鋭い鉤爪を備えており、
見た目こそ細いものの他の鳥竜種と比較して腕としての発達が著しい。
指の先端部には吸盤のように薄く広がった部位が存在し、掴んだ物体を容易に落とさないような進化を遂げている。
一方で後脚は前脚と比べて明らかに太く、全力でのダッシュや跳躍など、地上での運動性に長ける。
身体の大部分は淡い乳白色に砂色などが入り混じる鱗や皮で覆われているが、
前腕部と頭頂部には鮮やかな暖色の飾り羽が生え、抜け落ちた羽毛が痕跡として残されることもある。
また、頭部には堅く大きな嘴を有しており、これを用いて獲物や外敵を啄んだり地面を軽く探ったりする。
嘴や長い尻尾の先端はやや黒ずみ、外見上のアクセントとなっている。
クルルヤックは草食竜や飛竜などが産み落とす大きな卵を好物としており、
ターゲットの巣などに侵入して卵を盗み取り、捕食する姿が目撃されている。
その際に活躍するのが前述の発達した四肢であり、地面に隠れていようとも素早く器用に卵を掻き出す。
生息する地域や個体によって性格や行動の傾向に差があり、
現大陸にて生息が確認されている個体の多くは盗み出したその場で卵を食べ始めるが、
新大陸に生息する個体の多くは卵を入手すると即座にその場から逃走し、
安全圏まで逃れてから捕食する姿がよく目撃されている。
食べ終わった卵はその場に捨て置くため、その痕跡が新しいものであれば近くにクルルヤックがいる可能性が高い。
なお、新大陸に生息する個体は比較的温厚であり、ハンターと遭遇しても即座に襲い掛かる事は珍しく、
むしろハンターと目が合った瞬間にクルルヤックの方から逃走してしまったり、
縄張りの中でハンターの姿を視界にはっきりと捉えていても警戒する様子すら見せない事もある。
一方、現大陸の水没林や砂原などに生息する個体は新大陸のそれよりも攻撃的な性質で、
縄張りの中でハンターと対峙すれば、ほぼ例外無く積極的な威嚇と排撃を仕掛けてくる。
外敵との交戦時には地面を素早く探り、岩などを掻き出して武器として利用する習性を持つ。
硬く重い岩を対象に向けて振り下ろしたり、投げ飛ばしてぶつける他、
時には素早く前面に構えてとして扱う事もある。
岩の特性を理解し、道具として用いる点はクルルヤックの狡猾さの表れと言える。
岩を抱えたクルルヤックは普段よりも気が大きくなるらしく、
角竜ディアブロスなど明らかに自分よりも格上の相手にでも自ら積極的に攻撃を仕掛ける事もあるほど。
しかし、相手の反撃や突然の爆音などによって岩を取り落とすと一転して弱気になり、そのまま逃げ出す事もある。
交戦中にクルルヤックが岩を取り出した際には渾身の一撃や爆音で驚かせる、
或いは多少強引にでも岩を破壊するなどして戦闘における優位性を奪う事が重要とされる。
なお、クルルヤック自身は戦闘中に抱え上げる物品については特に頓着しないようで、
基本的には前述したような岩を取り出して戦う場合が多いが、
場所によってはたまたまその場に埋まっていた壺などを取り出し、それをそのまま武器に利用する事もある。
他のモンスターにはなかなか見られない、岩などを積極的に利用した戦法が特に印象深いが、
前脚の爪や強靭な後脚、そして堅い嘴も肉弾戦の際には武器として使える。
軽快な身のこなしから繰り出す攻撃は決して侮れない威力を持ち、
新米のハンターならそれだけでも翻弄されてしまいかねない。
しかし、やはり他種の大型モンスターとは体格で劣る場合が多いため、
正面からぶつかり合う戦法は得意ではなく、自分よりも体格で勝る相手とは基本的に交戦を避ける模様。
現大陸ではクルルヤックが蛮顎竜アンジャナフと縄張りを巡って衝突した事例が確認されているが、
アンジャナフの圧倒的な力の前に手も足も出ず、一方的に叩き伏せられてしまったという。
雌の個体は繁殖期に2個の卵を産み、番はそれぞれ1個ずつ卵を抱え、
孵化するまで持ち歩きながら生活を送る習性を持つ。
これは外敵や他のクルルヤックから自分たちの子孫を守るための策の一つと考えられている。
また、クルルヤックの卵は他のモンスターのものとは比較して特徴的な色彩を持つが、
これも親個体が自分の卵を誤食してしまう事を可能な限り防ぐために進化した結果とされている。
なお、これもその誤食防止の生態の一環と考えられるが、
基本的に親のクルルヤックは自分が抱えている卵が孵るまで食事を一切取らない。
しかし、稀に空腹に限界を覚えて自分の抱えていた卵を食べてしまう個体も存在するという。
クルルヤックの素材は大型の竜が持つ強靭な甲殻などに比べると強度では劣るが、
硬すぎない鱗やなめらかで丈夫な皮など、比較的軽くて加工しやすい点が特徴。
その素材を加工した武具を装備すれば、どんなハンターも身軽に動けると評され人気がある。
特に嘴は堅さと軽さを併せ持ち、
武器として鍛え上げれば岩石さえ容易く割るほどの殺傷力を持つ事から注目されている。

概要

  • MHWorldにて初登場する鳥竜種。いわゆる中型モンスター相当のモンスターである。
    別名の「掻鳥」は"そうちょう"と読む。"かきちょう"でも"かいちょう"でもない。
    旧シリーズの小~中型鳥竜種ジャギィやマッカォの異名が○○竜だったのに対して、
    クルルヤックは獣脚類型では珍しい「鳥」扱いで、他に異名が鳥なのは、
    同じく新登場の眩鳥ツィツィヤックと、現大陸の丸鳥ガーグァ、彩鳥クルペッコぐらいしかいない。
  • MHシリーズお馴染みの「最序盤に出てくる鳥竜種中型モンスター」枠のモンスター。
    翼はなく、二足歩行でフィールド内を徘徊する姿はどこか懐かしさを覚える。
    • ただしドスランポスドスジャギィといった旧作に登場する「ドス鳥竜」とは違い、
      子分を引き連れ指示を出す事はなく、単独で行動する
      そのようなポジションはドスジャグラスおよび子分のジャグラスが担当しており、
      最初に狩猟対象となるボスモンスターの枠もドスジャグラスが請け負っている。
    • また、普段は際立って温厚なのか、ハンターを見付けても全く攻撃してこない
      MHWorldのモンスターは全体的に狩人を認識するまで時間が掛かり、すぐには襲ってこないが、
      クルルヤックに至っては明らかにハンターのことを視認している状況でも排撃してこない。
      これは、同作においては生態系のリアリティが重視されており、クルルヤックは食性的に
      ハンターを獲物として認識しておらず、またクルルヤック自身が他モンスターのテリトリー
      渡り歩くような生態を持つため、縄張り意識が薄いものとして扱われていることに由来する。
      ハンターが眼前を横切ろうと呑気に歩き続ける姿は妙に愛らしい。
  • 「陸珊瑚の台地」には近縁種である「眩鳥ツィツィヤック」が登場する。
    名前の他、体の細かい突起の生え方にも共通点が見られるが、
    クチバシと丸い目でいかにも鳥顔なクルルヤックに対して、
    ツィツィヤックは牙の並んだ爬虫類型の頭部に目を細めた、現実の肉食恐竜に似た悪賢そうな顔をしており、
    鳥竜種の適応放散の見本のようなものと言えるだろう。
    両者はイベントクエスト「共闘ヤック×ヤック」にて共演しているが、並んで見てもイメージはかなり異なる。
  • クルルヤックの特徴として物を掴む」という用途に発達した前脚が挙げられる。
    特にモンスターの卵が好物であり、両前脚で大事そうに抱えつつ走る姿が見られることもある。
    モンスターの巣にこっそりと忍び込み、卵を盗んで抱えたまま猛ダッシュで逃げる姿は
    ハンターが運搬でいそいそ運んでいる姿を彷彿とさせるものでもある。
    • クルルヤックは普段はフィールド内をゆったりと歩いていることが多いのだが、
      卵を取得すると親との接触を避けるためか走って逃走し、目に見えて急いでいるのが判る。
      陸の女王の巣から卵を奪う様子はまるでジャギィのような小物っぷりである
      本作ではやや大人しくなったアプケロスもクルルヤックが卵を持ちだそうとすると反応し、
      猛進しながらクルルヤックを攻撃しようとする場合があるようだ。
    • クルルヤックは安全圏と認識している場所まで卵を運ぶと、いそいそと食べ始める。
      その様子はTGS2017にて初公開され、図鑑映像としても公開されている
      ある程度食べ残した状態で地面に叩き付けるため「処理が雑」とツッコまれていた
      このような割れた卵はフィールドに残留し、痕跡として扱われる。
    前脚には卵だけでなく、後述の通り岩を抱えることもある。
    また、MHWorldにおいて最初の任務探索ではクルルヤックがBC候補地を荒らしており、
    何を思ったか壺を抱えて歩く場面が目撃されている。
    • 「BC候補地を荒らしていたとはいえ、手出ししなければ大人しい相手を倒す必要はあったのだろうか」
      という意見もあるだろうが、いかにモンスターの中では大人しいと言えど、
      何らかの切っ掛けで暴れられれば、ハンターならばともかく、
      一介の調査員では手を付けられなくなるのは想像に難くない。
      ましてや手に抱えた岩の一撃でももらえばひとたまりも無いだろう。
      当たりどころが悪ければ最悪1乙命を落とす可能性もあるかもしれない。
      そして、もし彼を無視してキャンプを建てれば、再びそこを荒らす可能性も十分に考えられる。
      クルルヤックも過酷な自然に生きるモンスターである以上、
      人間やアイルー、モーグリにとっては立派な脅威と成り得るのだ。
      「…それでもクルルヤックは狩りたくない!」というハンター諸氏はせめて捕獲してあげよう。
  • 破壊可能部位は頭・前脚の二か所。また、物理属性全てで頭が弱点となる。
    対属性面ではやたらと脆く、水属性を筆頭にどの属性も通る。
    抱える岩は部位扱いになっており、殆ど攻撃は通らないものの何故か水属性だけは有効。
    状態異常はどれも効果がある。ただし罠肉には反応を示さない。
  • 又、第4弾アップデートからは、かのベヒーモスと共に、
    異世界からのクリスタルの影響で巨大化し、目が青白く光る特殊な個体が現れる。
    その戦闘能力については、以下で語る。

MHWorld

  • クルルヤックは序盤のボスモンスターであり、さほど手強い相手ではない。
    しかし、外敵と遭遇した際に「地面を掻いて岩を掘り出す」行動を行うことがあり、
    岩を所持している間は戦闘能力・攻撃性が増すという厄介な特性がある。
    そしてゴーヤにちょっかいを掛けて自分が武器にされるのであった
    岩を持ち歩いている間は攻撃モーションも大きく変わり、そのままでは対処し辛い。
    • 硬い岩を運ぶ点ではMH4系作品などで登場するテツカブラを彷彿とさせる能力ではあるが、
      あちらとは違いクルルヤックは岩を瞬時に構え、明確に盾として活用してくる
      ハンターの攻撃に対してカウンターとして行うことが多く、武器を弾かれてしまいがち。
      盾として構えている間は直立に近い姿勢になり、頭や前脚への攻撃が岩に吸われやすいのも難点。
    • 岩を抱えている間は岩を用いた攻撃が主体となり、それらは素の攻撃よりやや威力が大きい。
      気絶値が高く設定されているらしく、岩の叩き付けを受けると気絶してしまうことも多い。
      更に、岩を投げつけることで遠隔攻撃も可能としている。
    岩を抱えている間は厄介であるため、クルルヤック戦では岩を持たせないよう心掛けたい。
    クルルヤックに攻撃を何度か加えると驚いて岩を落とすことがあるほか、
    スリンガーによる射撃や、クルルヤックにとっての天敵との遭遇でも同様に驚いて落とす。
    岩を持たなければ序盤のモンスターらしい攻略難易度であるため、初心者は特に意識すると良い。
  • 手に持っている岩や壺を破壊すると、一定時間ガッカリしたように項垂れる。
    怯ませて岩を落とさせた時よりも大きな隙になるので、破壊可能な武器なら率先して壊していくのもあり。
  • 素の状態では足をばたつかせながら跳躍する跳びかかりや後ろ蹴り、
    手を広げて引っかくような動作やクチバシを用いた連続ついばみが主体となる。
    行動の合間合間で吠えるような動作が入り、無防備になるタイミングが多い。
  • 2018年3月30日より配信されている上位イベントクエスト「卵好きになろう!」では、
    1622.23cmの極大個体が出現する。
    実にアンジャナフにも匹敵する大きさであり、持ち運ぶ岩もしっかり大きくなるため、
    岩を持っている状態だと剣士の攻撃が弾かれやすい。
    なお、体力面や攻撃力は若干強化された程度だが、当たり判定がかなり強化されているので、
    「所詮クルルヤック」とナメてかかると思わぬ一撃を食らうことになる。
    余り舐め切ると、最悪クルルヤックに嵌められて負けるという屈辱を味わうことになるだろう。
    又、捕獲した場合は規格外の大きさなので、例に漏れず現地調査となる。

異世界からの来訪者

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金制限時間受注・参加条件
MHWorldフリー★6特殊クエスト大蟻塚の荒地10800z50分受注・参加
HR16以上
  • 2018年8月2日より配信されている、FFXIVとのコラボレーション企画で登場。
    第4弾アップデートの特別任務「異世界からの来訪者」において
    モーグリの大事な光る石、エーテライトを奪う役回りとして出演する。
    • 事前公開されていたPVでもあったように、クルルヤックがエーテライトを奪い取ると
      何故か体が巨大化、さらに瞳の色も青く輝くように変質し、
      そのままお馴染みのモーションでエーテライトを抱えて走り去ってしまう。
      この巨大クルルヤックを討伐してエーテライトを奪い返すことでベヒーモスへの道が開ける。
  • 変質してもデカいだけのクルルヤック、楽勝だろうと思いきや…これが意外と強い。
    エーテライトを抱えているので石投げ攻撃などはしてこず、
    ほぼ叩きつけとジャンプ叩きつけしか使ってこないのだが、そのジャンプ叩きつけが異様に痛い。
    具体的にはフルカスタムした古龍装備の剣士でも6割消し飛ぶくらいの破壊力を持ち、
    さらに確定で気絶するため追撃で結構あっさり力尽きてしまう。
    攻撃を避け続けられる自信がなければ気絶耐性Lv3はほぼ必須と言っていいだろう。
    その上、クリスタルの力故か、毒と爆破を除く状態異常及び閃光玉や罠(踏んだだけで破壊される)、
    そして乗りまでも完全に無効化してしまうという、極限状態を思い出しそうな力を身に付けてしまっている。*1
    流石に肉質はクリスタルを除けば鬼の様では無いが。
    麻痺や睡眠爆破でカタを付けようとしたハンターは、
    ルーキーからその旨を聞いてさぞ驚いたかもしれない。
    常時石を抱えているためかガード頻度も高く、剣士で挑むとなかなかに面倒くさい。
    ただ、クリスタルこそ落とさないもののはじけクルミを当てれば怯む点は通常個体と変わらない。
    また上記の通り毒と爆破は普通に通るので、ドクカズラを利用したり
    毒ないし爆破属性の武器を持っていったりすればそれなりにダメージソースにはなる。
    一方、ガンナーにとってはほぼデカいだけのクルルヤックなのだが、
    うっかり物理攻撃を受けると9割以上持っていかれるため要注意。
    ジャンプ叩きつけや突進など、巨大化に伴い移動距離も伸びているので、
    通常のクルルヤック以上に位置取りに気を付けなければならない。
    • 体力が一定になるとガードのモーションを取るのだが、その際クリスタルが発光し、
      クルルヤックが更に巨大化する。合計で2回行いサイズは1739,39cmまで成長する。
      巨体から繰り出される突進は異常なほど早く、回避はなかなか困難。
      そして、ダメージも半端ではない。
    • ダメージを負った状態で巣に帰ると、エーテライトを用いて体力回復を図る。
      発光するクリスタルを眺めている間はクルルヤックの体に体力回復を示す緑色のエフェクトが現れる。
  • ちなみに、モーグリはクルルヤックを「怖い顔のチョコボ」だと思っている。
    クルルヤックが本クエストの標的に選定されたのもこれに理由があったりするのだろうか。
    似てるといえば似ているが…。
    • 本特別任務のクエスト中に使用されるBGMも「チョコボのテーマ」のアレンジ曲「チョコボレース」である。
      FFⅦの「フィドル・デ・チョコボ」が元になっている軽快さ溢れる楽曲であり、狩猟曲としては中々異質。
      ムービー中は若干シリアスな雰囲気であるものの、曲が流れだすと空気が大きく変わってくる。
      エリア移動を繰り返すクルルヤックを追い掛け回す様はさながらチョコボレースである。
      乱入したアンジャナフ相手でも流れる
      なお「魔力を持った石の力に魅入られ鳥型のモンスターが巨大化・凶暴化する」という展開は、
      外伝である「チョコボの不思議なダンジョン」でやっている。
  • 総じて通常のクルルヤックからは想像もつかないほどの戦闘力を有しており、
    ストーリークリア間もないようなハンターからは3乙の報告が相次ぎ、
    時には熟練ハンターまでもキャンプ送りの憂き目に遭うその強さから歴戦王クルルヤックとも称されることがある。
    曲は軽快だが戦闘中は一瞬たりとも気が抜けない。
  • 落とし物が通常と異なり500Pと高めの精算アイテムや、
    コラボ装備の素材となる「エーテライトの欠片」を落とす。
    また、堅鎧玉が拾えることも。
    特別任務クエストのため一度クリアすると再挑戦できないのだが、
    運良く救難信号クエストがあれば、再挑戦する事もできる。

MHW:I

  • マスターランクでは地面から掘り出す物のパターンが増え、
    黒光りする鋭角的な岩」と「赤茶けた岩」も扱ってくるようになった。
    この内、赤茶けた岩による攻撃ではなんと火属性の爆発が発生する。
    • この岩の特徴、何か見覚えはないだろうか?
      …そう、スリンガー弾となる「尖鋭石」と「可燃石」にそっくりなのである。
      こうなると粘着石も欲しかったところだが、岩による攻撃は総じて気絶値が高いため、
      ある意味粘着石の特徴は持っていると言える。
    • 掘り出す岩はその時々でランダムとなっており、地形などで変わる訳ではないようだ。
      なんだったら池や川の水底から爆発岩を掘り出すこともある。
    • スリンガーの射撃などで持っている物を地面に落とすのは変わらないが、
      新たに使うようになった爆発岩を落とさせると爆発し、クルルヤックに自爆ダメージが入るようになった。
      爆発岩を持った状態はなかなか厄介なので狙ってみよう。
  • 残念ながら、マスターランク帯のストーリーには特に関わらない。
    出番があったとして本種の立ち位置的には新登場モンスターにヒドイ目に逢わせられるのがオチだろうが
  • 武器は強化時期も早めで繋ぎとしてはそこそこ優秀…どころか、紫は出ないが素で長い白ゲージと高会心を持ち、
    パーツ強化にも対応しているためクリア後でも十分使っていけるような性能のものも。
  • 防具のほうはスキルの入れ替えはいくつかあるものの、
    傾向としては変わらず会心関係およびアイテム使用補助のスキルが並び、
    同時期の防具の中ではやや攻撃重視。
    スリンガー弾装填数UPが新たに付与されたが、
    上述したスリンガー弾を思わせる攻撃方法の獲得ゆえだろうか。
    • そして、EXクルルアームαには相変わらず運搬の達人が付与されている。
      アイデンティティーだった(?)スキを失った防具が少なからずある中、本防具は譲らなかったようだ

MHRise

悠々緩々御用心 抜き足差し足泥棒鳥竜 卵掻き寄せ勇み足
賊許すまじ(とら)まえろ とんずら剽疾捉まえろ
  • 片手剣の武器紹介動画にて、本作にも登場することが確定した
    • クルルヤックは、ドス鳥竜のような獣脚類型の身体を持つ中型の鳥竜種でありながら、
      別名・生態は飛竜型鳥竜に類似している*2という、
      まるでドス鳥竜と飛竜型鳥竜の中間のようなモンスターであった*3
      そんな本種がMHXX以前のようにドス鳥竜と飛竜型鳥竜の双方が居る本作でも見られるというのは、
      中々興味深いものである。
  • 登場フィールドが妙に多く、動画で出ていた水没林の他、大社跡砂原、挙句には溶岩洞にも姿を現す。
    一方で、オトモ隠密隊を除き百竜夜行には登場しない。
    岩を盾にする戦法が強襲・破壊・射撃のいずれにも合わなかったためだろうか。
  • 登場ムービーでは砂原のリノプロスの巣に侵入し、慣れた手付きで卵を強奪する
    ……のだが、よほど空腹だったのか、親のリノプロスがその近くで水を飲んでいるにもかかわらず
    逃げも隠れもせず堂々とその場で卵を嘴で割って食べようとする。
    当然親のリノプロスに気付かれ、その一頭に全力の突進攻撃を仕掛けられるが、
    クルルヤックは跳躍でそれを回避し、近くの石柱に衝突させる。
    その様子を嘲笑うかのように奪った獲物を抱えたまま鳴く卵泥棒にキレたのか、
    残りのリノプロスも一斉に突進攻撃を仕掛けるが、その合間を縫うようにクルルヤックは逃走を図るのだった。
    …ドスジャグラスよりもよっぽど「賊」が際立った竜である。
    • 妖怪がコンセプトとなっているモンスターが多いためか、
      本作の登場ムービーは全体的に若干ホラーっぽい演出が組まれているものが多いが、
      その中ではクルルヤックのムービーは少々ギャグテイストに見える。
      やっている事はなかなかえげつない、というかゲスく見えるが。
    • モチーフになった妖怪は、子供をさらっていく隠し神夜道怪であろうか。
  • 新たにアンジャナフとの縄張り争いが追加された。
    • 正面から互いに威嚇したのも束の間、上から首元に食らいつかれてしまう。
      ロクな抵抗も許されぬまま振り回され、終いには投げ飛ばされてそのまま敗北を喫する。
  • 戦闘能力はWやIB登場時と変わらず、定期的に石・壺を掘り出してくる。
    手に持ったものを壊す、または何かを持っている時に音爆弾を使うと大きな隙が出来る。
    弾かれ無効の攻撃で石を叩き割れる武器種だと相当楽に戦える。
    • ただ飛びかかりの跳躍前に、足元や尻尾付近に攻撃判定が発生する。
      真後ろ/真横なら安全だろうと、密着して攻撃し続けていると巻き込まれるので注意したい。
  • トビカガチと同じく、今作では発見したハンターに積極的に襲いかかってくる。

操竜

  • 新システムである操竜との相性は抜群に良い
    持ち前の身軽さにより、全体的に攻撃の出が早いのが何よりの長所。
    強攻撃ですら相手のちょっとした隙に差し込むことができるのは魅力的。
    キビキビ動いてくれるので攻撃を回避されづらいのも嬉しい点である。
    中型モンスターゆえに威力は控えめだが、攻撃速度に優れるのでその分は手数で補える。
    逆にそうしないと火力不足になりがちとも言えるが。
    なお、クルルヤックの象徴である岩を用いた攻撃は一切使えない
    岩攻撃でモンスターをボコボコにしたかったハンターにとっては残念なお知らせである。
    また、この影響で操竜中のクルルヤックは遠隔攻撃手段を持たない。
    距離が空いた相手にはAボタンで出せる跳びかかりで対処しよう。
    • 弱攻撃1(X / ↑+X)で発生速度の速い4連ついばみ。
      4回つついているように見えるが1HIT技。出が早いので攻撃の起点になる。
    • 弱攻撃2(→+X / ↓+X)でジャンプキック。
      ついばみよりも発生がやや遅く、射程と威力を高めた技。
    • 強攻撃1(A / ↑+A)は2歩下がってからの飛びかかり。
      ジャンプキックより更に出が遅い代わりに威力が高い。
      距離を開けてこの攻撃を当てていくだけで、わりといいダメージが出る。
    • 強攻撃2(→+A / ↓+A)は2連ひっかき。
      出は早いが2HIT目が当たりづらい。大型モンスター相手に使うと吉。
      総合ダメージは一番多いので、転倒中のモンスターにはガシガシ当てていこう。
    • 操竜大技(X+A)は飛びかかりからの2連ひっかき。
      上記の強攻撃2種類を連続して放つだけの技だが、悪くないダメージが出る。
      飛びかかりの段階で操竜から降りるので、すぐに攻撃に移れるのもポイント。

MHR:S

  • MR1前半から登場。
    リメイクマップである密林に出現する為、新マップの探索がてら狩猟される事も。
  • モーションそのものは追加されておらず、MHW:IのMR個体のように特殊な岩を掘り出すこともない。
    しかし全体的にホーミング性能が向上しており、
    4連ついばみや2連ひっかきが1発ごとに追尾するようになる他、
    走り込み突進がカーブするようになるなど回避が難しくなっている。
    特に、踏み込み距離が長く横にもそれなりに範囲がある2連ひっかきは脅威。
  • 傀異化個体もEX1から登場。
    元がそこまで強いモンスターではないので、強化具合も比較的大人しく、傀異個体の中でも御し易い方…
    なのだが、頭か胴体に傀異核が出現して、岩を抱え込んだ際は注意が必要で、
    剣士で核を狙うと岩に弾かれて手痛い反撃をもらう確率が跳ね上がる。
    心眼を付けるか、無理に狙わずに下半身を殴るかはよく考えよう。
    Worldから戦っている慣れたハンターであれば楽とはいえ、
    序盤のモンスターに慣れていないハンターではクルルヤックのトリッキーな動きに翻弄にされ、
    ボコボコにされる事も多いという。
    弱いからと甘く見ずに、攻撃の隙をしっかり見極めたり、閃光玉による岩の排除など、使えるものは何でも使っていこう。
    • 頭に傀異核が出るとかなり禍々しい印象になる。
      これ自体は他のモンスターにも多かれ少なかれそういう傾向はあるが、
      クルルヤックは元が愛嬌がある顔立ちで、細面なのもあり、
      傀異核の光に包まれた顔面がまるでもののけ姫のタタリガミの如き有様である。
    • しかし、同じ傀異皮素材を採れる他のドス鳥竜たちのほうが
      肉質や状態異常耐性、行動面などあらゆる点で狩りやすく、岩による防御での遅延を起こさないこともあって
      傀異化クルルヤックは人気が低い。
      面倒な相手だらけの傀異骨グループだったならまだ人気があっただろうが…。
      まあそれがクルルヤックにとっていい事かどうかは別として。
      • 皮・骨の★1グループモンスターたちの中では珍しく破壊可能部位が2箇所あり、
        両方を部位破壊して討伐すれば1体あたりの傀異化素材の入手期待値が多少良くなる。
        とはいえ倒す労力に見合うかは怪しく、同じ素材を入手できるオサイズチも2箇所破壊可能なため、
        素材入手先としてクルルヤックの唯一性は「取り巻きがいない」ことくらい。

派生作品

MHST2

  • MHST2にも登場。
    体験版では最初のボスモンスターとして主人公の前に立ちはだかり、
    懐かしの彼との遭遇や本作での新しいバトルシステムのチュートリアルに花を添える役回りとなっている。
    • 初遭遇時にムービーが流れ、主人公や同行者のケイナと相対するのだが、
      本作の主人公がメインシリーズのハンターよりも若い(幼い?)少年少女である事もあってか、結構大きく見える。
      しかしクルルヤックは本来、平均して全長10m弱という体躯を誇る中型モンスターであり、
      それを考えれば別段この個体が特別巨大というわけでもない。
      むしろこれくらいのサイズ感がごく普通なのだろう。
      MH世界の生物の巨大さと、そんな生物にも怯まず立ち向かうMH世界の人々の勇気には脱帽するしかない。
  • ボスとして登場したクルルヤックを撃破した後、主人公は初めて自分でモンスターのタマゴを孵し、
    事実上最初のオトモンと出会う事になる……のだが、その際に生まれてくるのもクルルヤックである。
    決定的な描写は無いのだが、もしかして今しがた撃破した個体の……
    まあ、親を倒してタマゴを持ち去るのは前作でもよくあったし。
    上述の生態も考慮すると逆に美味しく頂くところだったのかもしれないが、いずれにせよ真相は闇の中である。
  • 基本的にはテクニック主体だが、「ホールドロック」という特技を使用して岩を持った状態になると
    その間は一転してパワー主体になる。
    また岩を持っている間は打撃以外の攻撃で与えられるダメージが大幅に軽減されてしまう
    最初のボスモンスターとして登場した際は「打撃武器なんて用意してねぇよ!」と思うかもしれないが、
    ご丁寧にもケイナが戦闘中にアイアンハンマーをくれるので、これに持ち替えて早めに岩を破壊したい。
    岩を破壊すると確定でダウンするので、一気に畳み掛けたい。

オトモン

  • オトモンとしてはテクニック系の攻撃を得意とし、フィールドでは巣穴探知でタマゴの捜索をサポートしてくれる。
    • クルルヤックに限った話ではないが、本作の「巣穴探知」は
      モンスターの巣の中で使用するとタマゴのありかの位置を教えてくれる。
  • アクティブスキルはガード遺伝子【小】の「ロックシールド」、
    投擲遺伝子【小】の「ロックランチャー」、そして岩石遺伝子【小】の「ロックスタンピード」を持つ。
    • ロックシールドは3ターンの間自分の防御力を少しアップさせる。
      結構頻繁に使ってくれるので耐久力自体は数値以上に高い。
      ちなみに敵の時と異なり打撃以外の攻撃で受けるダメージが大幅に軽減されたりはしない。
    • ロックランチャーは追加効果のないテクニックタイプの単体無属性小ダメージ。
    • ロックスタンピードは追加効果のないパワータイプの単体無属性小ダメージ。
      • ちなみに本種がこの特技を使用する際は、手にした岩で相手を殴るという見慣れた動作だが、
        他のオトモンが使用する際は、大岩を転がしならがら走り抜ける3HITの攻撃に変化する。
    ランマルでは厳しい*4、スピードやテクニックの相手を任せられる。
    テクニックの相手ならアプトノスやドスファンゴでも可能だが、
    前者はパワー系の特技を覚えず、後者も必殺タックル*5の命中率が不安定なので、
    安定感のあるパワー系の攻撃が使えるクルルヤックに任せる人も多い。
  • 絆技は「エッグスプロージョン」。
    ライダーを乗せてダッシュするクルルヤックに並走するナビルーからタマゴをパスされる……が、
    あろう事かそのタマゴにやたらと短い導火線が付いている。
    しかも当然のようになぜか点火済みであり、それに気付いたクルルヤックが慌ててそれを投げ捨てた次の瞬間、
    敵陣を丸ごと包み込むほどの大爆発を巻き起こして大ダメージを与える、というもの。
    クルルヤックらしいエッグいコミカルな必殺技ではあるが、
    何故ナビルーはそんなとんでもない危険物を直接敵陣に投げ込まず、わざわざ仲間にパスしたのだろうか。
    • 内容を見る限り、モーションだけならラグビーのパス回しを強く意識したものになっている。爆発はしないが。
      ラグビーで使用するボールは卵にも似た楕円形のものであるため、そこから連想されたのだろう。
      また、MHST2の開発期間中に「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催され、
      同大会でラグビー日本代表がアイルランドやサモアなどの強豪国に勝利するなど大躍進を遂げ、
      ラグビーが国内外問わず非常に強く注目されていたと言う時事ネタ的な採用理由もありそうである。

MHNow

  • MHW(:I)、MHST2、MHR(:S)と初登場から様々なシリーズに欠かさず出演しているクルルヤックだが、
    スマホ向けアプリにしてモンハン初の位置情報ゲームであるMHNowにも当然の如く参戦。
    • なお、近縁種であるツィツィヤックも後にアップデートで追加され、World以来の共演となった。
  • MHNowのCM「“survival dAnce”編」にもパオウルムー共々大きな扱いで登場している。
    渋谷の街並みで大岩を掲げてハンターに襲いかかるも、
    実に楽しそうなインフルエンサーに大剣で斬られ、ハンマーで吹っ飛ばされるという役回りになっており、
    一般層にもモンハンをアピールできる素養があると見込まれての出演である事が窺える。
    余りにもハンターが笑顔でモンスターたちをボコるため、少々可哀想との意見もある
  • 生息地は森林砂漠沼地と全てのエリアに登場している。
    同じく3つ全てのフィールドに登場するドスジャグラスやプケプケ共々、
    現実世界を散策していてもよく目にするモンスターになるだろう。
  • 立ち位置はメインシリーズと同じく最序盤の中型モンスターポジション。
    ★1から登場し、ドスジャグラスを制すると出現するプロローグ2「一人前を目指して」後半の緊急クエストでお目見えとなる。
    クリアすると装備強化とマイセット機能が開放され、
    特にマイセット機能は属性毎に装備をまとめられるなど使い勝手が良いので早めに慣れておきたい。
    武器強化の方はしばらく片手剣以外の選択肢がないが…
  • 序盤モンスターらしく体力・攻撃力ともにそこまで強くないため、
    適当に武器を払って回避していれば難なく倒せるレベル。
    前座で登場していたドスジャグラスとは違い、体躯が小さいことが災いしてか攻撃を避けるのも簡単なので、
    人によってはドスジャグラスよりも簡単な相手かもしれない。
    攻撃モーションもクチバシ突っつきや引っ掻きなど、範囲の狭い技を使ってくるのでそこまで脅威ではない。
    • 本種の特徴とも言える岩を武器にする性質はしっかりと今作でも再現されている…のだが、
      実際にこの行動を行うのは★4以上の強さの個体からとなるため、★4以降から戦闘力が飛躍的に上昇する
      弱点部位である頭と前脚に攻撃が通らなくなるため、ダメージの通りが格段に悪くなる。
      更に岩に攻撃するとはじかれモーションも発生するため、その隙に被弾するリスクもある。
      岩は部位破壊かクルルヤックが自ら破壊するかしないと離さない。
      部位破壊は該当部位のダメージが大幅カットかつはじかれモーションが発生するため狙うのは現実的ではない。
      自ら破壊する攻撃は決まったパターンではなく、クルルヤックの機嫌次第なので
      即座に破壊するときもあれば戦闘の大半の時間岩を持っている時もある。
      その関係上、格上のクルルヤックに挑む際は、如何に岩を持っている時間が短いかの運ゲーになる。
  • 部位破壊はメインシリーズと同じく頭・前脚の2箇所。
    クチバシや飾り羽などのレア度の高い素材も手に入る他、
    弱点肉質でもあるためロックオンを駆使して積極的に狙っていきたい。
    • ただし、岩を抱えている場合に頭や前脚をロックオンしていると、岩にターゲットが吸われやすいので注意。
      岩を避けて頭部や前脚に当てられる自信が無ければ、ロックオンを解除して胴体を狙うのも一手だろう。
  • その後にもクルルシリーズを装備してモンスターを倒すなどのクエストや、
    プレシーズンチャプター1では★2個体を討伐する緊急クエストが舞い込んで来るため、
    序盤はちょくちょく狩ることになるだろう。
    • この際作らされるクルルヘルムだが、グレード2でロックオン、グレード4で見切りが付く。
      特にロックオンは、かなり重要なスキルであるにもかかわらず次に手に入るのがレイア腕とかなり遠く、
      剣士ならかなり長い間お世話になる装備となっている。
      何にせよチャプターを進めるために作らなければならないため、これを使い続けるのも良いだろう。
    • なお、次なる相手はプケプケである。
  • 2023年10月25日から10月31日まで開催される「ハロウィン 秋のかぼちゃ狩り」では
    なんとクルルヤックがメインビジュアルに抜擢されている。
    そして特定の期間*6ではクルルヤックの出現率が普段よりも上がる他、
    クルルヤックの持つ岩がオレンジ色で茎のような突起が生え、
    顔型の穴から光が溢れるジャック・オー・ランタンのような岩に変化*7
    特に強化されていたりはしないようだが、ビジュアル的にもなかなか面白いイベント仕様である。
    今後のイベントでも季節に関係するものを持たされそうな予感
    • また、ペイントボールでマーキングした個体であれば、イベント期間外でも特殊仕様のままとなる。
      数日しか持たないものの、イベント期間中は忙しいといった場合でもペイントさえしてしまえば後でも楽しめるだろう。
    • 本イベントではハロウィン限定の頭装備「ジャックオーヘッド」が登場し、
      イベントクエストをクリアする事で生産素材であるパンプキンチケットが手に入るのだが、
      HR11以上であれば特殊仕様のクルルヤックを倒してもチケットを入手出来る様子。
      せっかくのイベント限定装備である他、イベント期間中は防具の効果が5倍になる仕様なので、是非とも生産してみよう。

余談

  • クルルヤックはMHWorldのPV第2弾にて初公開され、当初から「可愛い」と評判だったようだ。
    TGS2017では実機プレイが披露され、その特徴的な性格や生態にも触れられている。
  • 「物を運ぶ」という生態は公式側からも重視されているようで、
    モンスターのアイコンも卵を両腕で抱え込んでいる場面が採用されている。
    さらに、『CFB モンスターハンター スタンダードモデル Plus Vol.9』にて
    立体フィギュアとしてクルルヤックが登場した際にも、物を抱えられるポーズになっており、
    別パーツとして付随する卵か岩を選んで持たせられるギミックが用意されている。
  • MHWorldクローズドβテスト版では登場モンスターとして記載はされていなかったが、
    実際にプレイした人から「クルルヤックと遭遇した」という報告が一部寄せられていた。
    同様のケースとしてプケプケが存在し、こちらは確たる動画ソースがあったものの、
    クルルヤックに関しては信用に足る証拠がなく、実際に登場していたのかは疑わしい。
    • 後に行われたオープンβテスト版ではプケプケと共にランダムで登場することが確認された。
      大蟻塚の荒地を舞台としたボルボロスのクエストでディアブロスと差し変わる形で登場する。
      こちらについても公式側からは触れられず、隠しモンスター的扱いを受けている。
  • MHWorld発売前に俳優の山田孝之氏がモンスターの真似をするCMが公開された。
    様々なモンスターを山田氏が熱演されている中でも、クルルヤックの真似が特に目立っていた。
    • その内容は山田氏が「クルルヤック!クルルヤック!」と叫びながら岩を運ぶというもの。
      さらに、怯んで岩を落としてしまうモーションまで忠実に再現されており、
      その際には目を見開いて「アァァァアァアァ!!」と奇声を上げ、その怪演に注目が集まった。
  • 現実世界には、オヴィラプトルという恐竜が白亜紀後期に生息していた。
    モンゴルのゴビ砂漠で発見された2足歩行の小型恐竜で、堅いものを割るのに適した形のくちばしを持つことや、
    当初、植物食恐竜のものと考えられた卵の化石の上から見つかったことから、
    「ほかの恐竜の卵を盗んで食べていたのではないか?」と考えられ、「卵泥棒」を意味するこの名前がつけられた。
    このほかにも、歯の無いくちばし、羽毛が生えた腕、物をつかむことができる手といった、
    クルルヤックとの類似点が多く、モデルの1つだと思われる。
    • なお、後に、上述の物と同じ形の卵の化石からオヴィラプトルの子供が見つかり、
      他の恐竜の卵を食べていたのではなく、自分の卵を抱いていたのだということが判明した。
      しかし、一度つけられた名前はそう簡単には変えられないため、「卵泥棒」の名はそのままである。
    加えてクルルヤックのくちばしは、かつてモーリシャス諸島に生息していたドードー鳥の物によく似ている。
    恐らくこれもモデルの1つになったのだろう。
  • 現実世界で「卵も食べる肉食動物」は非常に多いが「卵のみを専食する動物」は非常に少ない。
    理由は単純で「卵は対象となる動物の繁殖期にしか存在せず、年中手に入る食糧ではない」ためである。
    例として、現実世界での数少ない卵を専食する動物であるアフリカの「タマゴヘビ」は
    鳥類の繁殖期には鳥の巣に忍び込んでその卵を食べて糧を得ているが、
    それ以外の期間は絶食・休眠して飢えを耐えるという生活を送っている。
    これはヘビがエネルギー代謝量の少ない変温動物だからこそ可能な生活サイクルである。
    クルルヤックのような活発な恒温動物が卵のみで生き延びることは現実世界では無理だとみられる。
  • クルルヤックの持つ岩は、その大きさから重さを計算するとおおよそ300kgになるらしい。
    モンスターハンターのスケールの大きさを感じられる数値である。
    毎度ながらそれを頭から叩きつけられても命を落とさないハンターは一体…
  • モンスターハンターフェスタ'19-'20東京会場において、
    なんと等身大着ぐるみの"リアル"クルルヤックが初お披露目となった。
    ゲームさながらにタマゴを腕に抱え、鳴き声を発しながら自由に会場を歩き回る姿は圧巻の一言。
    細部までかなり作り込まれており、瞬きまで行うなどクオリティも非常に高く、一部からは黄色い声も上がっている。
    ウルファ装備のリアルハンターと戯れる一幕も。

素材

掻鳥の鱗
クルルヤックの鱗。汎用性が高く、幅広い用途に使用される。
丁寧に加工を施すことで、淡い乳白色の色味が良くなる。
上質な鱗は「掻鳥の上鱗」と呼ばれ、発色の良さもさることながら、強度についても侮れない素材。
厚いものは「掻鳥の厚鱗」と呼ばれ、やわらかな乳白色をしており、想像を超えた強度を発揮する。
MHNowでは良質な素材として「掻鳥の良質な鱗」が入手できる。
掻鳥の皮
クルルヤックの柔らかい皮。主に剥ぎ取りで入手できる素材。
扱いやすい色味から、衣服の素材としても人気が高い。
上質な皮は「掻鳥の上皮」と呼ばれ、強い個体の掻鳥の皮は、より強靭かつ滑らかになる。
厚いものは「掻鳥の厚皮」と呼ばれ、厚い分耐久性も高く、衣服だけではなく防具にも用いられる。
MHNowでは良質な素材として「掻鳥の良質な皮」が入手できる。
掻鳥の飾り羽
クルルヤックの頭部や腕部に生える色鮮やかな飾り羽。用途の幅広い、応用性のある材質。
クルルヤックは時折飾り羽を手入れし、この時に脱落した羽が痕跡として残されることがある。
素材として用いられるものは主に両前脚を破壊することで報酬として得られ、
鮮やかな模様はオシャレに敏感な若者に人気。
発達した羽は「掻鳥の大飾り羽」と呼ばれ、色彩豊かで大きな羽は装飾品として、人気の素材。
一段と巨大なものは「掻鳥の特大飾り羽」と呼ばれ、鮮やかで派手な外見で見る者を誘惑する。
導きの地に生息する個体からは「艶やかな飾り羽」が入手できる。
掻鳥のクチバシ
クルルヤックのクチバシ。新大陸に棲む鳥竜種の中でも特に長く発達している。
卵の中身を食べるために発達しており、独特な形状をしている。
また、飾り羽の手入れや地面を探る際にも用いられることがある。
その堅い材質は武器の素材として有用である。
クルルヤックの中でもより強い個体のクチバシは「掻鳥の大クチバシ」と呼ばれ、並の飛竜の甲殻よりも頑丈。
新大陸のマスター級のものは「掻鳥の巨大クチバシ」と呼ばれる。
とても立派なものは「穿つ巨大クチバシ」と呼ばれ、硬度も高く卵のみならず、甲殻すらも打ち砕く。

関連項目

武器/クルル武器
防具/クルルシリーズ
アイテム/卵
モンスター/ツィツィヤック
登場人物/大団長 - クルルヤック同様に岩石で敵からの攻撃を防御する行動を披露した牙獣種


*1 少々メタなことを言えば、いずれもクリスタルを落とさないようにするための仕様であり、なんと睡眠による休息すら取らない。
*2 という鳥に例えられた別名と、群れを作らず単独で生活・戦闘を行う生態。
*3 新大陸に於いて、ドス鳥竜の役割を担っていたのは上述の通り賊竜系の牙竜種だった。
*4 本作のドスランポスは前作と異なり自力でパワー系の特技を覚えない。
*5 前作と異なり、本作の必殺タックルはパワー系の攻撃である。
*6 2023年10月28日(土)9:00~10月31日(火)23:59
*7 最初の告知では★4以上の個体限定だったが、後の告知ですべての個体に修正された