交流・ロールプレイ

Last-modified: 2024-03-31 (日) 16:48:17
 

はじめに

このページでは、クエストノーツ内で行われるRP(ロールプレイ)についてを記しておく。
遊びたいけど空気感が分からない時などの参考にどうぞ。

ロールプレイとは

ロールプレイとは本来、複数のPCでゲームを進行させるのための役割分担・役割演技を指す。
ここから転じてPCになりきった言動(キャラクタープレイ)を指すことが多い。

これは「ゲームではなく、PCが本当にその世界で生きている」ように振舞うということ。
没入感を得るために、PLとしての発言やメタ情報(ステータス数値、座標、ボード名、etc……)はロールプレイに含めないことが多い。

クエストノーツはRP推奨である。(酒場「鍋と樽」チュートリアルより)
が、全くRPしないプレイヤーもいるし、RPしないという意思表示もできる。
自分に合った、もしくはやりたいプレイスタイルを選んでいこう。

バッジでのスタンス表明

バッジとは、キャラクターの特性タブから設定できる、遊び方の好みを表明する機能。
他人のバッジは「コミュニティ」のボードタブや、フォロータブで確認することができる。遊びに誘う上での参考にしよう。

バッジは 初心者・雑談・ロールプレイ・バトル・対人戦・システム の6種類。
「対人戦」バッジを付けているからRPはしない、というわけではない。(両方をやりたいけど対人戦の比重が大きいだけかもしれない。)

初心者
ゲームに慣れていないことを表す。
アカウント内で最初に作成されたPCには自動でこれが設定される。
何かあった時にそっとフォローしてもらえる…かもしれない。
雑談
ロールプレイにこだわらず、雑談やPL発言での交流をする意思表示。
メタ発言も含む等、何でも喋りたい時はこれがいいだろう。
ロールプレイ
キャラクターとしての発言を好むことを表す。ちゃんとRPしたいならこのバッジ。
なお、このページで取り上げる「ロールプレイ」はこのバッジを前提とする。

実際のロールプレイ

	アルマ:あら、おかえりなさい。
	今日はどうするの?

チャットは発言がそのままキャラクターの発言として扱われる。

	アルマ:ええ、その依頼を受けるのね。
	(依頼書を手に取ってあなた方に見せ)

心情の表現や、動作を添えたい時は発言に()で付け加える。
/noticeコマンドを使用するプレイヤーもいるが、/noticeコマンドはPL発言として使うプレイヤーも多い。
必要に応じて使い分けよう。

 

たいていのロールプレイ界隈は、短文~長文といった文章量を目安に区別することも多い。

リアルタイムチャットであるQNは短文で交流するPLが比較的多いが、それなりの長文でも合わせる人は合わせてくれる。
あなたのやりやすいスタイルを模索するといいだろう。

 

交流の場所

ソロプレイや、身近な友人と遊ぶのでも十分に楽しめる。
ただ見知らぬ人とのRP交流が苦でないなら、遊び相手を探してみるといいだろう。
交流相手の探し方一例を以下に記す。

広場・酒場

それぞれ宿から行ける公式のオープンボード。
発言の連投制限があるため、交流は「ルーム」機能がメインとなる。

公式で用意されたボードなこともあって、大抵誰かがたむろしている。
雑談からRPまで日々様々なルームが立ち、声をかければみんな反応してくれるだろう。
話相手を探したい、とりあえず友人を作ってみたい時は気軽に訪れるといい。

ただ、人が集まりやすいからこそ色んなプレイスタイルのPLがいるし、大人数が一気に喋る、いわゆるカオス状態になりやすかったりする。
メタやPL抜きでじっくりRPを味わいたい時は、新しくRP用ルームを立てたり、以下の遊び場を試してみるといい。

マルチプレイ

クエストのこと。
示し合わせてパーティを組んで参加、クエスト参加時に出るウィンドウで相手を問わず募集、といった方法がある。

後者はマルチタブに「誰かこのクエストを一緒に遊ぼう」と表示する機能。
クエストクリアで即解散になる等やや仕様に癖があるが、一期一会の縁が楽しめるだろう。
誰が参加してくるかは分からない(指定できない)ので、「初見歓迎」「RP重視」といった必要な注釈を募集時にしっかり書いておくこと。

パブリックボード

パブリッククエストのこと。
これはパーティ外のPCと同時に参加できるボードである。

大人数での戦闘を前提としたクエストや、RP用のクエスト(RPボード)がある。
一人ででも参加していれば、後から誰か合流してくることもある。
行きずりの縁が楽しめるだろう。

戦闘クエスト

通常のクエストのように、依頼を目標に置いたクエスト。討伐依頼であることが多い。

パブリックとして製作された前提があり、そのほとんどは大人数向け(5人~)。
少人数のクリアが現実的でないクエストもあるので、人数を集めて挑もう。
参加後に待機用ボードが用意されていることも多いので、中で人が集うのを待つこともできる。

RPボード

基本的にクリア要素のない、人とRPすることが目的のクエスト。
ほとんどが「RPボード」タグ検索で表示される。

その多くが店や町といった場所の設定であり、「特定の舞台を活かしてRPする」ことに特化している。
アクセサリーを買い求めたり、カフェで読書したりといったキャラクター表現がしやすい。
ドレスコードがある分、より没入したRPが楽しめる。一人でじっくり雰囲気に浸るのもいいだろう。
他のRPしたいプレイヤーが来やすいボードでもあるため、しばらく滞在していれば、気の合う友達が見つかるかもしれない。

中にはPvP向けのボードや、専用のハンドアウト・レギュレーションが存在するボードもある。
(あれば)クエスト詳細や、参加後のルール表示をしっかり読もう。

 

ロールプレイ上のマナーなど

クエストノーツというゲームに限らないことだが、人との交流として最低限「画面の向こうに生身の人間がいる」ことを心掛けよう。

クエストノーツでは、ロールプレイを推奨していますが、
初対面の人には礼儀正しくしましょう。
(酒場「鍋と樽」チュートリアルより)

ただ、不慣れなPLにとってはそれ以上の、いわゆる暗黙の了解やローカルルールが分からず、不安に思うこともあるだろう。
こちらでロールプレイ関係でよく言われるマナーの指針になりそうな内容を紹介する。

以下はクエストノーツ向けのページ。

以下は取り上げている媒体が違うためクエストノーツには当て嵌まらない内容もあるが、参考がてらに。

  • なりチャ入門
    なりきりチャットでよくあるトラブルや表現、住み分けについて。

具体例

ロールプレイの場でよく言われる、気を付けるべき事項の一例。

振る舞い方

あなたはこのゲームの主人公ではない。
より正確に言えば、あなたも他の人も主人公だ。
どういうことかと言うと、あなたにとって都合のいい反応をモブのように他プレイヤーに押し付けるべきではない。

せっかく作り上げたPC設定を見てほしい気持ちは誰しもあるだろう。しかし、顔の美しさや戦闘の強さ、出自の特別性等を自称して認めさせようとしても、あなたの魅力は全く伝わらない。発言で説明するのではなく他のセリフや描写で魅力を示そう。

中にはそういうRPを聞くことを好む少数派もいるかもしれないが、配慮もなく自慢話ばかりのRPを繰り返して遊び相手が減っても文句は言えない。
お披露目の前にこの会話でお互いが楽しめるか、自分が聞いて楽しいかを一度考えてみよう。

設定看破

PC視点で知らないはずのことを知って振舞ってしまうこと。

ロールプレイではPCの持つ情報とPLの持つ情報を別物として扱う文化がある。
現実でも、初対面の人間の名前や趣味を聞かずに知っていることはありえない。
キャラクターもこれと同様で、PLが知っている情報をPCも知っているとは限らない

言葉を交わす前に把握できるのは外見(身長、体格、人相等)のみと思っていい。
PCの重大な秘密や過去をプロフィールに書いているとしても「その秘密を共有する過程」を楽しみたいPLは多い。
もどかしさもRPの醍醐味だ。難しく考えずとも、深く知りたいならRP上でそれとなく関連する話題を振ってもいいし、気になるPCがいたら焦らず交流を重ねていこう。

確定ロール

相手方の行動をこちらで決めつけてしまうこと。

例えば「自分が相手を殴った」という描写。
この場合、殴られるかどうかは相手に決定権がある。

あなたが相手にされた描写に対して「私は本当はこうしたかったのに…」と思うことがあるかもしれない。
それと同じで、相手の行動や反応、戦闘の被害状況、持ち物の詳細等は、相手が決めるべきである

気の置けないPL同士なら、多少の無茶も了承してくれるという信頼の上で「あえて」確定ロールをすることもあるが、そうでない相手なら自分で気を付けるのが無難。
知りたいことは質問なり描写なりを振って、相手の返答を待つといい。

雰囲気を重視する

特にRPボードやPvPボード等では、人の没入感を損なわせないように気を付けよう。

RPボードは舞台設定を活用してRPするという性質上、

  • しんみりした語り合い
  • 真剣でシリアスなやり取り

……といった雰囲気を味わうRPをしていることがある。

ここで自分のアピールだけ考えて発言したり、真剣な場面に茶々を入れたり、といった行動で空気を壊してしまっては居たたまれない。
あなたのやろうとすることがその場面に沿うか、行動前に一度周囲の空気を確認するといいだろう。

万一トラブルになったら……

あなたの発言の向き先は、意見の内容に対して行うべきで、その意見の発言者に対して向ける必要はありません。

また、「意見」に対しての否定的な言葉は「あなた自身」への否定ではないのであなたが傷つく必要はありません。

対立する原因は、お互いの認識や方向性の齟齬によることもあるので相手に敬意を払い、自分の意見を共有し、誠実に歩み寄る姿勢を第一にしてみてください。

マルチプレイを遊ぶ上でのガイドラインより。

 

もしもあなたがトラブルを発生させてしまった時、性格や持病、「そういうキャラクターだから」「キャラクターが勝手にやった」は言い訳にならない。
真摯に受け止めることを心がけよう。
誰かから直接注意されることもあるかもしれないが、楽しくて注意する人はいない。
「今後お互いが楽しく遊べるように伝えておきたい」ものである。

もしも誰かとの交流トラブルが発生し、なおかつ話し合いでの和解ができない、もしくはこれ以上の関わりを絶ちたい場合、自ら避けたり、ゲーム内のブロック機能を使って自衛したりすることも大切である。

 

トラブルをむやみに吹聴するような行為は、場の空気を悪くして周囲の第三者が嫌な思いをしたり、あなた自身の評価を下げる要因にもなりかねない。
つらい思いをしたかもしれないが、あなたはまた別の気が合う人を見つけて楽しもう。一度ロールプレイから離れてみるのも手だ。