モンスター

公式データベースに用意されているエネミーデータ一覧。

モンスター用スキル

クラススキルとは別に、公式で用意されているスキルがいくつかある。
モンスター用スキルを参照。

表の見方

• ◎……弱点
• ‐……変化なし
• △……耐性
• ×……無効

人系

ゴブリン

一般的な雑魚モンスター。
ステータス的にも特筆するところのないシンプルな敵。
装備なしのLv1冒険者が戦わされることが多い。

最弱の敵だが、群れで出てくることも多く、初期能力値で戦うと普通に敗北が見える。初心者装備でいいので装備していこう。
　

ゴブリンシャーマン

知性の高いゴブリン。
魔法スキル「ファイアーボール」を撃ってくる。

魔法を使うモンスターとしては最弱だが、レンジ４で最大威力12の魔法攻撃を使ってくるので油断はできない相手。
魔防と回避力の低いPCは近づかないか、一気に倒すようにしたい。

！ワンポイント攻略法

魔法への対抗手段が薄い近接職なら、まずゴブリンシャーマンから距離５の地点に立とう。
そこから１ラウンドかけて[移動]→[移動]で近づけば、魔法を浴びずに接敵できる。
あとは一撃で倒してしまえばいいだけだ。

オーガ

大型の亜人種のモンスター。
そこそこなステータスの上「バッシュ」で攻撃力を底上げする事も。

中堅クラスの依頼で雑魚敵としてしばしば出現する。
もちろん1~5Lvの初心者が戦えば苦戦は必至だ。

オーガレディ

女性のオーガ。
男性と同じく「バッシュ」で攻撃力を底上げする。

HPや攻撃力は男性に比べ丸いが、他の能力は男性を上回っているので注意。
高いMATKは特に意味はない様だ。知力が高いという事だろう。

サイクロプス

すさまじい攻撃力とHPを持つ高レベルのモンスター。
攻撃力を＋2dするチャージも使用してくるため、下手に攻撃を受けると戦闘不能どころか一撃で昏睡（クエスト失敗）も見える。
命中まで高い強敵。

！ワンポイント攻略法

まず、サイクロプスとまともに戦わなければいけない場面はほとんどない。
１マスしか移動できないので、逃げていいなら逃げてしまおう。

戦うなら、たとえ強敵だろうとAPが7しかない点を突くと良い。
シーフのフェイントでAPを削ったり、3人以上でタコ殴りにしたりすれば、防御でAPを使い果たしてしまう。手数で押すのだ。

獣系

ウルフ

野生の狼。群れを成す事が多い。
野生の動物らしく、高い回避力と機動力で冒険者に苦戦を強いる。
幸い回避しか行わないわけではないので、一匹ずつ確実に仕留めて行こう。

コボルト

犬型の小人のモンスター。冒険者のおやつ。
高いHITを持つが、肝心のATKが低いのであまり脅威ではないだろう。
ただ、ゴブリンの様に数で攻めてくる場合もあるので注意だ。

バイパー

毒を持った蛇。
スキル「インベナム」は命中した相手を確実に[毒]状態にさせる。
アコライトの「リフレッシュ」で治癒する事も可能だが、慎重に戦った方が良いだろう。

不死系

共通の特性として「闇属性無効」「光属性弱点」が挙げられる。
闇属性主体のウォーロックでは苦労するだろう。

スケルトン

意志を持って動く骸骨の魔物。様々な武器を使い冒険者を襲う。
一見弱そうなステータスに見えるが、「バッシュ」を使うので瞬間火力に注意。

洞窟や墓場等の依頼でよく見かける。

スケルトンアーチャー

意志を持って動く骸骨の魔物。様々な武器を使い冒険者を襲う。
一見弱そうなステータスに見えるが、弓装備により攻撃距離が違う。死角から射られないよう気を付けよう。

洞窟や墓場等の依頼でよく見かける。

リビング・デッド

生きる屍。動きは緩慢だが耐久力が高い。
パッシブスキル「リジェネレイト」を習得しており、毎ターン微量にHPを回復する。
防御力に関しては皆無なので、手早く片付けてしまおう。

水棲系

共通の特性として「水属性耐性」が挙げられる。

イビルフィッシュ

凶暴な魚。水場等のクエストで見受けられる。
水属性魔法「ウォータースピア」を扱う上、これといった弱点も無いため、このレベル帯の冒険者は苦戦するだろう。

フロッグ

巨大な蛙。異様なHPを誇る。

HPが高いだけと思いきや、対象を[睡眠]（ダメージを受ける、または1d+1ラウンド終了時まで、[アクション不可]、[リアクション不可]）にする「眠り粘膜（回避抵抗可/SP2/AP4/レンジ0～3）」を使用する。
回避や抵抗を怠った冒険者は殴りかかることすらできない。リアクションの大切さを教えてくれるモンスター。

植物系

共通の特性として「火属性弱点」を持つ。植物は意思を持ってもよく燃えるらしい。

イビルウッド

樹に擬態し、油断して周囲に近付いた獲物を襲う魔物。
味方を庇う「カバーリング」を扱う。

攻撃範囲も広く強敵かと思いきや、移動を行わないため、弓や魔法で簡単に捌けてしまう悲しい植物勢。

マンドラゴラ

奇声を発する大根。食べると健康によいとか。

ちんちくりんなナリだが、全体攻撃の「スクリーム」を持つ。
味方を回復する「ヒール」も持つので、危険度は高いと言える。

竜系

レッドドラゴン

紅き竜。
強烈な「ファイアブレス」は被弾した者を焼き尽くす。

レベルから分かる通り、尋常の者が相手出来るものではない。
彼の怒りを買う前に無力化すればあるいは……。
火属性耐性。

！ワンポイント攻略法

最大の脅威であるファイアブレスは、最初からは撃ってこない（HPダメージを受け、かつラウンド3,6,9……である場合に発動）。
5d+19の攻撃に一撃でも耐えられる前衛がいれば、その前衛を支えつつ一斉攻撃でなんとかなる。炎を吐かれる前に倒そう。

むしろ大切なのは、DEF15、MDEF13という装甲を貫いてダメージを与えていける攻撃力の方。強力な冒険者を連れていこう。
　

ワイバーン

翼が発達した竜族。飛龍とも呼ばれる。
竜族の中でもまだ人間が相手出来るものだが、それでもなお強力だ。
竜の荒々しい力で冒険者を蹂躙する。

ブレス等のスキルは持たない。戦い慣れた冒険者のパーティーであれば倒せるだろう。

！ワインポイント攻略法

スキルを持たず、通常攻撃しかない点に付け入る隙がある。
近づかず、１マス下がりながら遠距離攻撃を繰り返せばいずれは倒せるだろう。
遠距離攻撃の手段がないなら、敵が近づいてきたところを迎え撃つようにすれば、有利に戦闘を開始できる。

悪魔系

共通の特性として「闇属性耐性」「光属性弱点」が挙げられる。

ヴァンパイア

高貴なる吸血鬼。その能力に弱点はない。

名に恥じないステータスもさることながら、

• 回避不能の範囲攻撃「エクスプロージョン」
• 対象を睡眠状態にする「スリーピング」
• 命中力に補正のかかる攻撃魔法「エアリアルスラッシュ」

……と、凶悪な魔法が目白押し。ベテラン冒険者のパーティーでなければ討伐は難しいだろう。

！ワインポイント攻略法

公式モンスターの中でも最凶と名高いエクスプロージョンの魔法は、HPが半減していないと使ってこない。
まずは数発攻撃を当てて、HPが半分よりギリギリ多くなるように調節しよう。
そのうえで、全員で一斉攻撃を仕掛けて一気に仕留めてしまうとよい。回避が高かろうと、APがなければヴァンパイアといえど無防備。
手数が不安なら惜しまずWillを使って手数を増やすと良いし、フェイントが使えるなら大変頼りになると言える。
また、攻撃が当たらないなら「待機」を駆使して、敵に先手を打たせるのも手。
　

ただし、いかなる状況でも、確率次第でスリーピングが飛んでくることは十分留意しておくべし。
十分な抵抗力がない仲間は、３マス以内に近寄らないのも手。
　

デーモン

凶暴な悪魔。火の魔法を操る。
悪魔にしては弱そうにも見えるが、油断は禁物。
耐久力が高く、火の魔法「ファイアーボール」はゴブリンの比にならない。

中々依頼で見ないモンスターでもある。

虫系

ジャイアントビートル

巨大なカブトムシ、男たちのあこがれ。
ゴブリンを蹴散らすその様は、虫にしては天晴れとも言える。
ステータスは抑えめだが「バッシュ」を使用するので注意だ。

スコーピオン

固い甲羅に覆われて鋭い針をもつ蠍。
そこそこの命中と回避を持っている、凶悪スキル「インベナム」の所持者。対処には気を付けよう。

無形系

ゴーレム

巨大な動く石。
HPが減ると攻撃力が上がるスキル「レイジ」を持つ。
レベルに見合わぬ耐久力と攻撃力を併せ持つ上、強力な耐性まで備えている。

熟練冒険者一歩手前の君に立ち塞がる事だろう。
弱点は機動力の無さ。

リビングソード

魔法によって意思を持った剣。
レベルに対して、全体的にステータスが高い強力なモンスター。
「バッシュ」も扱うので、オーガと共に初心者冒険者を苦しめる事だろう。
幸いHPは低めなので、集中攻撃で撃破しよう。