戦闘

Last-modified: 2023-12-01 (金) 08:30:49
 

基本的なこと

ステップの流れは「アクションの決定→リアクションの決定→実際の行動」となる。
シングルプレイ時を除いて各ラウンドごとにコマンド入力制限時間があり、それを過ぎると次のフェーズに移行となる。

各ステップ・ラウンド内の流れ

  • ラウンド開始時のエフェクトを持つスキル等がある場合、タクティクスウィンドウが表示される直前に実行される。

アクション

PCの行動を選択するステップ。
タクティクスウインドウが表示され、自分やパーティメンバーが入力しているアクションがリアルタイムで確認できる。

  • 移動のクイック入力
    行きたい地点をダブルクリックすると、その座標を指定した移動アクションが入力される。
  • アイテムの使用
    アイテムウィンドウを表示し、ダブルクリックするとアイテムを使用するアクションが入力される。
  • アクション入力
    右下の手札から「移動」「攻撃」「アクション」、及び各スキルを選び、次に必要ならその行動の対象を選択すると、そのアクションが入力される。
    入力時点で不可能なアクション(アクション不可状態中の行動や、距離外の相手への攻撃等)も入力自体はできるが、当然、実際の行動時に距離や状態変化等が適切でないと失敗する。

入力した行動の順序や対象は変更できないが、削除しての再入力は可能。
途中を変えたくなったらそこから後を入力し直す必要がある。
また、行動入力数の上限は7であり、それ以上は入力できない。

全てを入力し終えたら決定。時間切れの場合は強制的にその状態で決定になる。
全員が入力を終えると次のステップへ。
この際、誰も行動を入力していない、かつ[ステルス]状態のキャラクターが居ない場合はアクティブシーンが終了する。

リアクション

敵の行動の確認と、それに対する自分の反応を選択するステップ。
リアクション画面に移行すると、全員のアクションの行動順が決定され、タイムライン形式で表示される。

行動は上から順に、左の行動から順に実行となる。

  • 行動順の決定
    1. 敏捷補正(AGI4点ごとに増える数値の方)+1d6で高い順
    2. 同値の場合、1d6の高い順
    3. 更に同値の場合、敏捷/AGIの素の数値が高い順
    4. 更に同値の場合、内部IDのアルファベット順
    • 上記の順番でタクティクスウインドウに並び、更にSpeed(基本値は0)を優先的に、上から下へと処理されていく。
      決定した行動順はそのラウンド内では固定となる(スキル等によるSpeed修正の影響は受ける)。
  • リアクションの入力
    手札からリアクションを選択し、次のそのリアクションを実行したいアクションを選択し、必要ならその行動の対象を選択する。
    逆にアクションを選んでから手札を選んで、対象選択の順も可能。
    対象のアクションが「回避不可」「抵抗不可」の場合、手札が選択不可の表示になるが、入力自体は可能。当然効果はない。
    また、自分の行動に対してリアクションはできない。

実行

入力した内容を実際に行うステップ。
入力した移動が実際に実行されたり、攻撃で受ける/与えるダメージダイスが振られたりする。

行動に失敗した場合は、理由付きで失敗ログが出力される。
(〇〇の行動は距離が合わずに失敗した。等)

すべての行動が終了後、ラウンド終了時の処理(エフェクトの効果や、状態異常の解除など)を行い、
敵がまだ残っている場合、または基本設定の『敵がいなくなった場合シーンを終了を試みる』が無効の場合は次のラウンドに移行してアクション選択へ。

AP

1ラウンドの全ての行動にはAP(アクションポイント)が必要となる。
行動が距離や状態などで失敗した場合もAPは消費される。
PCが使用できる基本AP値は7(短剣装備時は8)で、毎ラウンドごとに必ず最大値まで回復する。

 

最大値以上のAPを使用する行動はAP不足で失敗となるため、このAP内でやりたい行動を選択する必要がある。

APはリアクション(抵抗以外)にも使用するため、全APをアクションで使い切ってしまうと防御や回避行動が取れなくなる。
大ダメージを受けかねないので、リアクション用に残すAPも考えてアクションを選択するようにしよう。

APは右下手札の上部に表示される赤い丸が目印。未実行の状態(ターン中に入力したAP増スキル等)は反映されないが、確認に見てみるといいだろう。

  • 一例
    例えば移動はAP3、攻撃はAP4、待機はAP1。
    • 「移動2回」
      行動後の残APは1となる。
      一度目の移動の後に防御(AP2)を一回、または回避(AP1)を二回以上すると、二度目の移動はAP不足で失敗する。

    • 「移動+攻撃」
      行動後の残APは0となる。
      移動と攻撃の間に防御/回避のリアクションを取った場合、攻撃はAP不足で失敗する。

    • 「待機+攻撃」
      行動後の残APは2となる。
      敵が接近してくることを想定して、防御や回避を行う余地を残しながら待ち構えることができる。

その他

  • ラウンドの実行後、チャットログにある各スキルの右側の四角アイコンを右クリックすると、スキル詳細を確認できる。
  • PCの気絶[knockout]状態中や、ルームに参加している場合はアクション・リアクションともに入力できなくなる。
  • クエストのギミック等によってPCオブジェクトが非表示の場合、タクティクスウィンドウそのものが出ない。
  • 戦闘中に移動コマンド等によってボード移動イベントが発生した場合、通常の移動とは異なる処理となる。
    • アクティブシーン中のボード移動イベントは、イベント実行タイミングではなく、ラウンド終了時に全員同じタイミングで実行される。
    • パーティを組んでいる状態等で、非アクティブシーンのボード移動が実行されないまま戦闘に移行した場合、ボード移動のキャンセルが不可となる。戦闘が終了すると通常通り可能。
 

戦闘コマンド

戦闘中に選択できる行動について。

アクション

攻撃

  • AP:4
  • 回避可
  • ATK物理ダメージを与える。

基本的な攻撃手段。最終的なダメージは[ATK-相手のDEF]で計算される。

物理攻撃型ビルドなら、これだけで攻撃を賄うというキャラクターもいるだろう。
シンプルな反面、成長やダメージボーナスは得られない。

スキル

  • AP:*

それぞれアクションスキルを使用する。

移動

  • AP:3
  • MOVE分移動する。
    • (この行動はクリティカル・ファンブルしない)

基本的な移動手段。MOVE分(素のプレイヤーキャラクターなら2)の移動をする。
MOVE以上の距離にある座標やキャラクターを指定しても、実際の移動はMOVE分のみとなる。

移動先の決定の仕方についてはTips>移動のルールへ。

待機

  • AP:1
  • 効果なし
    • (この行動はクリティカル・ファンブルしない)

1AP分何もせず待機する。主に様子見や行動タイミングの調整などに使われる。
この行動はログにも表示されない。

アイテム

  • AP:4

各アイテムを使用する。アイテムウィンドウからの使用で可能。対象は自分限定。
行動時にアイテムの[使用]の項目に書かれた効果を発揮し、消耗品の場合は消滅する。
装備品やその他も使用可能だが、[使用]が書かれてない場合は何も起こらず、装備品がアイテム使用で装備されるわけではない。

アクション

  • AP:6
  • レンジ1
  • 対象に向かって何らかの行動をする。
    • (この行動はクリティカル・ファンブルをしない)

対象にアクションを実行する。
主にギミック戦闘など、対象オブジェクトにイベントが設定されている場合にそれを読み込む。
イベントが設定されていない場合は意味を持たない行動となる。(セリフ入力や、行動タイミングを遅らせるなどの戦術もある)
かなり大振りなアクションなので、使うタイミングで他の行動が疎かにならないよう気を付けよう。

弓などを装備していてもレンジは1で固定。

リアクション

  • 防御 AP:2
    対象にしたアクションから受ける、
     物理ダメージを[DEFの半分+DEFによるダメージ軽減修正値]軽減する。
     魔法ダメージを[MDEFの半分]軽減する。
    DEF/MDEFを半分にした際の数値は切り上げられる。
    軽減後にさらにDEF/MDEFの数値で減るため、最終的に[DEF(MDEF)+DEFの半分(MDEF)+DEF(MDEF)によるダメージ軽減修正値]分のダメージが減る。
  • 回避 AP:1
    FLEEで回避判定する。
    [相手の3d+HIT vs 自分の3d+FLEE]によって判定する。
    成功した場合はダメージを受けない。
    同値の場合は回避側の勝利となる。
  • 抵抗 SP:1
    RESISTで抵抗判定する。
    [相手の3d+HIT vs 自分の3d+RESIST]によって判定する。
    成功した場合は効果を半減する。状態などの数値が存在しない効果は無効化になる。
    同値の場合は抵抗側の勝利となる。
  • スキル AP:*
    リアクションスキルを使用する。

行動のオプション

Will

入力した行動にカーソルを合わせると表示されるWillマークから設定可能。行動アイコンに被っている部分。
Willを消費することで、行動時に付加効果を付けることが出来る。1行動に複数個重ねることも可能。
基本はクエスト中3つまで使用できる(willの回復できればそれ以上)。抱え落ちも勿体ないので、有効に使おう。

※入力中の行動のみに使用可能。
リアクション入力段階になってからアクションにWillを追加……ということはできない。

  • 距離や状態異常、AP不足等によって、その行動が実行されなかった場合は消費も行われない。
    • 敵の射程外に移動するので攻撃されないはずだが、ノックバック等で接近されてしまった場合の保険にAP-3回避を入れておく、といった事が可能
  • 使用可能なWill数以上に設定も可能だが、行動実行時にWillが不足している場合、行動自体が失敗する。
  • 効果+6
    ダメージ量や回避の強さ等、威力に+6する。
    表示上は6のダイスが1個増える。
  • 命中判定+6
    命中判定時に+6する。
    表示上は6のダイスが1個増える。
  • Speed+1
    その行動に限りSpeed+1する。
  • 消費AP-3
    その行動の消費APから-3にする。
    3AP以下の行動はAPがマイナスの状態でも使用可能になる。
  • 消費SPなし
    その行動のSPを消費しなくなる。

セリフ

アクションシーン中、行動と同時にセリフを表示させることができる。
入力した行動にカーソルを合わせると出るフキダシマークから使用可能。行動アイコンに被っている部分、Willの右側。
固有化したスキルに設定されたセリフよりも優先して表示される。

※Will同様、入力中の行動のみに使用可能。
リアクション段階になってからアクションにセリフを追加……ということはできない。

アイコンを選択・メッセージを記入してOKを押すと、実行段階で行動と共にセリフが表示される。
行動自体が失敗の場合は表示されない。

固有化以外の決め台詞や、戦闘の流れに沿ったRPをしたい時にどうぞ。