ver1.4
概要
Paradox Mageは時空間を操るというフレイバーに偽りなく、
自他の行動スピードを操作することに長けます。
特に自身の呪文に関しては発動スピードの強化に加え、
クールダウン回復の補助も有しているため驚異的な回転率を誇ります。
代わりに単発のダメージを伸ばしてくれる要素に乏しく、
中盤以降は意識してダメージ出力を伸ばすことを考えないと
いくらリソースが半無限のChronomancerと言えどもガス欠必至です。
ここではParadox Mageの火力をProdigyのMeteoric Crashを軸に強化していくプランを紹介します。
pros
- 行動一手あたりの比重が小さいのでミスしてからもリカバリー可能
- ほぼ全ての攻撃手段が範囲攻撃なので群れている的に強い
- 敵感知・制御テレポート・強力な被ダメージコントロール能力の数々
- Sustainタレントどころか一時バフも剥がすことができる
cons
- アイテムの引きに左右される部分が大きく実質的には課金倉庫を使うことが前提になる
- 大量の攻撃呪文と起動型バフを使うので操作が面倒
- カゴテリポイントの使い道がほぼ固定
- タフな相手にはparadox値が上昇しきった状態で動かざるを得ずギャンブルになる
種族選択について
Meteoric CrashがwillpowerのProdigyなのでmagicと両立できる種族がよいでしょう。
テストプレイではHPの伸びとレベルアップ速度に期待してHalflingを使っていますが、一番相性がいいのはCornacだと思います。
タレント概感
(2016/04/09)このwikiのParadox Mageのページの情報はバージョンが古いので 実性能はゲームを立ち上げて確認することをおすすめします。
クラスタレント
Chronomancy / Timetravel
Temporal Bolt
弾体の挙動やそれに伴うダメージの変動などトリッキーなことが色々書いてありますが、
「敵に当たる度にランダムなタレント1つのクールダウンを1回復」という点が最も重要です。
4点振るとクールダウン回復量が2に増えます。なるべく早いうちに到達しておきたいです。
Time Skip
火力はそこそこあるのですが1対1で戦っているときはスキップ機能が邪魔です。
1点取っておけばOrc Pride開幕直後のrare敵+群れや
アクシデントでrare敵複数と戦わざるを得ない状況で一方を後回しにするために使えます。
Echoes From The Past
後半のボス戦のダメ押しに。
敵に近づく必要があるので防御面が充実するまでは放置でいいです。
Chronomancy / Gravity
Repulsion Blast
射程がやや短めですがポイントを回せる中盤以降はメイン火力の一つとして活躍します。
衝突ダメージは無理に狙わずともいいですが、移動によってMeteoric Crashをスカらせてしまうことがあることに留意しましょう。
Gravity Spike
これも射程がイマイチだったので最終盤になるまで1で放置していたんですが、ポイント振ったら強かったです。
Gravity Well
slowはほぼ全ての敵に効くデバフなのでポイントを振って損はありません。
Chronomancy / Matter
Dust to Dust
最初から最後まで使うこのビルドの主役です。
自身に当てるとオーラ状の攻撃になりますがSandworm Lairで穴掘りするとき以外は使いません。
Matter Weaving
これのおかげでPMはよっぽどのことがなければstun耐性が100%にできます。
Disintegration
Chronomancyの攻撃呪文全てに確率で相手の一時バフを剥がす効果が付きます。
その確率も手数の多さで無理矢理ねじ伏せることができるので見た目よりも発動しやすいです。
オマケでDust to Dustを使って穴掘りができるようになります。
Chronomancy / Stasis
Spacetime Stability
戦闘中の回復目的というよりはテレポートで仕切り直してから再挑戦する、
という流れを強化してくれるので火力不足を感じる前に振っておきたい所です。
Time Shield
文句無しに強いです。ルーンを併用する余裕があれば相当長い間1点振りだけでも仕事をこなします。
Stop
長射程・射線無視・火力そこそこ・範囲そこそこ・stunとPMの中でも随一の優等生呪文です。
5振りしてしまうと狭い所で使いづらくなってしまうので4点で止めるといいでしょう。
Static History
これによりただでさえリソース管理の自由度が高いChronomancerが
リソースを無視して呪文を乱射することができるようになります。
起動する瞬間は必然的にparadoxが溜まっているのでそれほどポイントは必要ありません。
Chronomancy / Speed Control
Celerity
歩くヒマがあったら呪文を撃ちたいのでいらないです。
Time Dilation
このビルドの要です。ほぼタダでspell speedを+50%してくれます。
Haste
更に加速します。発動にターン消費がないのも偉いです。
ジェネリックタレント
Chronomancy / Fate Weaving
Fateweaver
地味ながらこのビルド要その2です。
Webs of Fateと組み合わせるとspell powerを最大+60という破格の修正値を得られます。
これにより強敵に無理矢理Entropyを通すといった動きが可能になります。
Chronomancy / Energy
Energy Absorption
相手のタレントいくつかをクールダウンにし同じだけ自分のタレントのクールダウンを回復します。
PMはFateweaverによって一瞬であれば暴力的なspell powerを持つことができるので、
この凶悪な効果にも関わらずタイミングを誤らなければ成功率は高いです。
Redux
直後に使うタレントのクールダウン発生を無効化します。
1点でもDust to DustとRepulsion Blastが、2点振ればStopが2連発できるようになります。
Temporal Boltは固定クールダウンのため対象外となることに注意しましょう。
Entropy
Temporal Riftのボスが使ってくるのが印象的なSustain剥がしです。
大抵のボスに劇的に効きます。
Energy Absorptionと同じくFateweaverのブーストで確実に当てていきたい所です。
Chronomancy / Spacetime Weaving
Dimensional Stepが緊急回避手段として優秀です。
位置調節にも便利なのですが追い詰められるまで使わないようにしましょう。
逆に言えばこれ一枚あればTime StopやTemporal Reprieveが無くてもどうにかなるようです。
Chronomancy / Chronomancy
Precognitionが便利ですが他は後回しにできます。
育成
開始直後(~Lv10)
クラスポイントを使ってなにはともあれ手数を伸ばします。
- Tempporal Bolt
- Dust to Dust
- Time Skip
- Repulsion Blast
- Gravity Spike
を1点ずつで良いので揃え、その後Temporal Boltに4点とTime Dilationに振れるだけ振ります。
ジェネリックはFateweaverが解禁され次第上げていく他は特にポイントをつぎ込むタレントはありません。
Staffツリーも取らなくてOKです。
能力値はmagとwilに半々程度に振っていきます。
序盤(~Lv20前後)
Lv10のカゴテリポイントでStasisツリーを開けます。
Cornacでプレイするなら開幕直後に開けておいてLv10をinfusionスロットに回すのがいいでしょう。
Stasisはこのビルドでは捨てる所のない良ツリーです。
まずはStopにポイントを振って範囲増を目指します。
その後は
- よく使う攻撃spellにポイントを振る
- Disintegrationの実用化を目指す
の2つを意識してクラスポイントを使っていきます。
Lv20のカゴテリポイントはEnergyツリーの解放に使います。
infusionの枚数が少ないのは辛いですがEnergyツリーが強いのでしょうがないです。
manasurgeルーンが必要ない分余裕はあるはずだと思いましょう。
加速+Temporal bolt・Energy Absorption・Reduxの呪文乱射体勢が完成すると、
paradoxの上昇速度がすさまじいことになりますが、
willpowerにポイントを振っている副産物としてparadoxの基準値を下げても
そこそこの修正を得られることを利用して対処していきます。
テストプレイでは中盤以降は250に設定しておくことが多かったです。
ちなみにPMは非アーティファクトの武器の選択肢が非常に狭いです。
基本的にphysicalとtemporalを同時に強化できるgreaterエゴの杖ぐらいしか使えません。
中盤(~Lv30前後)
火力不足に悩む一番辛い時期です。
spellヒット時に呪文の追撃が発生する装備があれば即使っていきましょう。
特にCrystle's Astral Bindingsはダメージ種別も近く、低rankゆえに店売りが期待できます。
(ちなみに"Talent on hit (spell)"効果が付くのは固定artifactだけです。
このビルドがアイテムの引きに左右される原因の一端はここにあります。)
あとはGravity WellのslowやEnergyツリーのデバフを忘れず使っていくのがコツと言えばコツです。
ProdigyはMeteoric Crashを取ります。
取れない場合はTemporal Formということになるでしょうがあまりオススメはできません。
ここから先のカテゴリーポイントについてはinfusionスロットを優先した方が無難でしょう。
Timeline ThreadingやSpellbindingなど合いそうなツリーはまだあるのですが。
Meteoric Crashの前提条件について
Meteoric Crashの取得条件にはLvやwillpowerの値の他に"Have witnessed a meteoric crash"とあります。
これは以下の様な方法で満たすことができます。
- 屋外型のダンジョンでたまに遭遇する隕石イベント(落下地点に火系の精霊モンスターが生成されるやつ)
- Shasshhiy'Kaishと戦う(中立のCultistとモノリスが生成されるイベントで)
- Shasshhiy'Kaishが落とすCrown of Burning Painを使う
- Vor PrideのボスにMeteoric Crashを使ってもらう
(他Anomalyとか手装備の発動とかにもmeteorの語はあるんですが未検証です。)
このうちLv30の時点で確実に満たせるのはCrown of Burning Painを別キャラクターで手に入れ
Sher'Tul FortressのItems Vaultに入れておき取り出す方法くらいなのでここで実質的に課金必須の要素が出てきます。
どうしても課金は、という場合Dikaraまで進めてShasshhiy'Kaishイベントが起きなければリセットというマラソンをするしかありません。
終盤
ここまでで来れば群れる雑魚は範囲火力でなぎ払い、
大物はバフを片っ端から剥ぎ取って無力化する隕石メイジが完成していると思います。
あとはひたすら基礎性能を鍛えて呪文を雨嵐のごとく叩き込むだけの戦いが待っています。
PrideはRak'shor→Vor→Grushnak/Gorbatの順がいいでしょう。
ラスボスでは積極的にportalを閉じる必要はありません。
テレポートで逃げる相手を追いかけてるうちに近くに来てたら閉じる、程度で十分です。
可能な限りTime Skipを駆使して片方だけと戦っている状態を維持しましょう。