反魔法

Last-modified: 2023-10-29 (日) 16:00:07

「Antimagic/反魔法」(訳者註;AMと略されることも、奥義「Arcane Might/神秘の力」もAMと略されるので注意)は生き方で、Zigur/ジガーの人々によって信奉されていて、Maj'Eyal 大陸の多くの民によって受け入れられている。反魔法の実践者は、「不自然な」魔法をいかなる種類であれ決して使わないという誓いをたてている。この誓いと引き換えに、特別な「Antimagic/反魔法」タレントツリーにアクセスできる。

ジガー信奉者になるかどうかの選択は、魔法を基本としないクラスのほとんどで選ばなければならない重要な選択になる。

注意:「Undead/アンデッド」は、不自然な生き物であり、反魔法を追求する選択はできない。

どうするのか

クエスト:The Curse of Magic/魔法の呪縛

秘密が明かされる前に、誓いに加えて、反魔法になる見込みがある者にはちょっとしたテストが必要になる。テストは、戦闘を使った試練の形をとっている。キャラクターは町の闘技場に配置され、ランダムに選ばれた何体かの魔法的な敵と、最後は(ランダムではない)「orc corruptor/オーク・コラプター」に直面しなければならない。キャラクターは、レベル10になるまで、この試練に挑まないほうがいいだろう。実のところ、「オーク・コラプター」はレベル10のキャラクターより強く、もっと先に伸ばしてもいいだろう。

結果

ジガー信奉者(反魔法)になると、いくつかの利点がある:

  • Antimagic/反魔法」ツリーをロック解除でき、「Resolve/魔力分解」1も得られる。
  • Storming the city/電光雷轟クエストでジガーの守護者『ミッシル』に助けを求めることができ、それによって「Fungus/胞子」ツリーを得られる。(知らない場合、未開放。すでに知っているとロック解除。すでに解除してると倍率を0.10増やす。)
  • 特定のアーティファクトを装備した時に、特別なボーナスが得られる。

また、不利な点もある:

  • 内臓能力のルーンは使えない。
  • 「Powered by 魔力」のアイテムを装備できない。
  • 魔法に分類されるタレントを使うことができない(説明に「これは魔法」とある)。
  • An apprentice task/見習いのお仕事」クエストを完了できない。もし開始していたら、次に話しかけた時に、見習いは逃げて永遠にいなくなる。クエストはそれでも「アクティブ」なままだが、完了することはできない。

Antimagic/反魔法」ツリーの多くを取るには、高い「Willpower/意思」を持っていて、基礎ポイントを消費する準備ができていたほうがいいだろう。「Antimagic Shield/魔封じの盾」を維持するには、調和値を速く回復できるタレントも役に立つだろう。

闘技場の試練を乗り越えたキャラクターは、Tempest Peak にいる Urkis, the High Tempest/『暴風のアーキス を倒して、ジガーにいる守護者『ミッシル』の前に戻ることで、「Fungus/胞子」ツリーを学ぶことが(あるいはその知識を強化)できる。

戦略

反魔法になるという選択は、場合によっては、厳しい決断になりうる。考慮すべき重要なことは:

  • 十分な基礎ポイントを持っているか?
  • Fungus/胞子」ツリーも取るなら、余分のカテゴリポイントを持っているか?
  • それが価値あるようにできるのに十分なぐらい「Willpower/意思」と「Cunning/賢さ」が高いか?得られたスキルをうまく使えるか?*1
  • 魔力アイテムなしにやっていけるか?

反魔法はプレイヤーに2つのツリーを解放する。「Antimagic/反魔法」ツリーは即座にロック解除される。「Fungus/胞子」ツリーは、Urkis, the High Tempest/『暴風のアーキス を倒した後で、ロック解除されるかもしれない(これはオプションである)。基本的な「Antimagic/反魔法」ツリーは、防御的と攻撃的なスキルの両方を与える。プレイヤーによっては、反魔法の一番の強さは、2番目のツリーである「Fungus/胞子」にあると信じている。これは回復のタレントを与える。両方のツリーに基礎ポイントを10-15ぐらい消費することは、そうしなかったら、基礎ポイントを非常に強力に使えただろうクラスを行き詰ませる。また、「Fungus/胞子」ツリーを解除するためにカテゴリポイントも消費しなければならず、クラスによってはこれは大きな問題になる。

「Antimagic/反魔法」と「Fungus/胞子」のタレントは、機能するために「Equilibrium/調和値」を維持したり使うことを要求する。プレイしているクラスで「Willpower/意思」を最大にできる余裕がないなら、単純にタレントを使うリソースを持つことができないだろう。さらに、タレントの多くは精神パワーによって効果が増大し、これは「Cunning/賢さ」も影響する。高い精神パワーなしでは、タレントの多くはあまり良くないだろう。さらに、「Ancestral Life/原初の生命」は、(「Call of the wild/回帰:Nature's Touch/自然の加護」や「Mindstar mastery/理刃:Nature's Equilibrium/自然の均衡」などの通常ターンを使うような)強力な回復タレントとともに使う時にもっとも強力になる。同様に、「Fungal Growth/胞子の生長」はリジェネを適用させ、これはターンを消費しない。

魔力によるアイテムは特別役立つようには見えないものの、見つけたアイテムの多くを使うことができないようになることを理解しないといけない。反魔法でなければ素晴らしいものであった装備は、魔力のエゴのために使うことができなくなる。さらに、最も強力なアーティファクトのいくつかは、魔力に基づいている。

もともと「Willpower/意思」(と、それほどでもないが「Cunning/賢さ」)にポイントを投入するクラスは、反魔法を選択するのが自然になる。反魔法になって最良のクラスは:MindslayerWyrmicSolipsistDoomedになる。それよりは劣るが、Cursedも。 Oozemancerは反魔法の状態で開始する。Stone Wardenは、「Wild-gift/自然の恵み」と「Spell/魔法」の混合によって、反魔法になることができない。他のすべてのクラスは、魔法を基本的な能力とするか、あるいは「Willpower/意思」をもともと使わないかで、反魔法についてはあまり良くない選択肢しかない。


*1 1.7.6現在では反魔法の4つのタレントすべては「精神パワー又は物理パワーのうちの高い方」に効果量が左右されるので、「物理パワーを上げて精神パワーは上げないクラス」でも反魔法になる選択はありうる。もちろん胞子のタレントの効果量が意思や精神パワーに左右されるので意思・賢さを伸ばすクラスに反魔法が最適であるのは言うまでもない。