ファウスト

Last-modified: 2023-12-03 (日) 13:18:30

人名/は行

ファウスト

システマー?としての肩書きを名乗るときは「次士ファウスト」。
スペシャリストNo.X。宇宙最強剣を倒した男。奇術師(テレパス)。
全宇宙の例外と規格外が生きて歩いている存在。

『クレイジー・コロシアム2』

『ナイトinナイツ3』

  • ゲーム中に挿入されるシナリオで、夜世界に存在する組織「占星会?」の長、人型機械のポセイドンなる人物について語られる。12に分かたれた宇宙を統括する12人の支配者・システマー?と呼ばれる者達の一人が、かつて、宇宙の主オクタビーによって二つの人格を二つの体に分離された。夜世界に封印されたその一方がポセイドンであり、彼の封印のために夜世界を司り、オクタビーの加護を得ている者が王女リリアスであったという。ポセイドン=システマー=ファウストは、行方不明のリリアスの所在を突き止め、夜世界の呪いを解くために策動している。

『C・STEF』

  • フルネームはファウスト・タケハラ・メグ。日本人で生命工学学者だった竹原冷子が、MEGIHA?との第一交配実験に自ら志願して被験者となり生まれた。父はメグ実験担当者であったスコット・ローランド。両親とも空中遺跡ゴスペルの爆発事故で死亡した。
  • 『C・STEF』中のファウストは18歳の誕生日を迎えるたびに退行手術によって幼児に返り、6歳から18歳までの少年期を200年以上くり返している。祖母・竹原君子からの手紙を毎月受け取っているが、幼児化のたびに記憶を失うファウストと、ファウストの一方の出自を厭う祖母は会うことがない。
  • MEGIHAとの交配実験で生まれた子供達は成長し、人間として何ら変哲のない人生を送り、死んでいった。ただ一人、永遠の少年期をくり返すファウストは、退行のたび深層心理に埋もれた原初の記憶を「夢」の形で体験していた。祖母の死を告げる手紙を受け取った日、ファウストは失われた200年を補完するロボット・C・ステフを伴って地球を離れ、MEGIHAの記憶にしたがい、封鎖された絶対境界線を越えて「真の宇宙」へ脱出する。

  • 少年期をくり返すファウストの筋書きはコードウェイナー・スミスの『ノーストリリア』を下敷きにしている。『C・STEF』の物語はロンドン郊外と日本の間の書簡として語られ、最終的にファウストは封鎖された地球を脱出する。地球から一定距離にある境界線以遠はいかなる物質も存在しない、「宇宙がない」という事実が知られていた。
  • 『C・STEF』(またはコネコ)は独立した小説だが、ファウストの背景ストーリーは、続くRS7からは『アンディーメンテのノーストリリア設定』に統合する。一方で、「超機械に支配され、地球から一定距離遠ざかると死ぬ人類」という舞台設定はその後キューブ?を中心とした世界観として継続する。

『ライヂング★スター7』

  • 『C・STEF』の舞台は地球としか書かれていないが、『RS7』では、ファウストは一貫してノーストリリア出身のノーストリリア人として語られる。最大の相違は妹エリスの存在で、エリスに兄が居たこと自体、ここが初出。エリスの兄なら続柄での父はガニメデ・シシと思われるが、ファウストが受け継ぐメジハの種(遺伝子)の出処が不明なため、ガニメデと血は繋がっていないのかもしれない。ファウストとガニメデ・シシの接点は他作品にもなく、エリスとの家族関係以外で気にしなくていい。
  • ノーストリリアの文明滅亡後、エリスとC・ステフとともに最後の生き残りとなったらしい。オクタビアンメフィストマクベスと出会い、仲間として宇宙を冒険した時期もあった。彼らをノーストリリアの遺跡であるヒルトン炭坑(とガニメデのメモリー)に導いた存在でもある。
  • メフィストとマクベスの戦いの結果エリスは死に、ファウストは妹エリスの犠牲をかえりみず悪魔のミサイルを放ったメフィストに敵意を抱く。かつての仲間達の関係は断絶し、それ以後、ファウストはメフィストとの決着(決闘)を宿念とすることになった。マクベスに対しての感情は明らかでないが、対峙した際には「滅びた小国の王子」「負け犬」「青二才」と侮蔑を投げている。
  • オクタビアンの意思を受けたリリウスによってファウストは長く封印される。ファウスト封印の背景には、ファウストが生まれながら持っているメジハ?の因子(遺伝子)がこの頃には危険視され、『やがてメジハが解放されれば宇宙が滅ぶ、次元が崩壊する』とされた経緯があった。そのため、ファウスト自身も封印を受け入れ、宇宙から永久に去る気だったらしい。そのファウストにはC・ステフが共に殉じた。
  • 夜世界の封印にかかわらずメジハの解放は迫っており、封印機械ポセイドンにあったファウストの意思は封印の破棄に傾く。『RS7』冒頭、メフィストによってリリウスが殺され、封印が完全に解かれると、自由になったファウストは残された時間をメフィストに全力で復讐するためにひた走っていく。閃光剣ディグニティを武器に、聖山ユグドラシルでは宇宙最強剣のジルを倒し、魔王星では英雄馬ルクシオンをもつスターダンスに勝った。スターダストも蹴散らしたが、これらの挑発のすえにファウストはゴート機構を襲撃し、メフィストを名指しで対決の場に呼び出す。この時になってレッドクロスが正体を現し、挑戦を受けた。
  • 途中から参戦したマクベスをまじえ、三人の戦いは数日にわたり続く。激闘は最終的な決着を待たぬまま、メジハの覚醒・解放は始まり、ファウストの身体は崩壊していった。ファウストの死とともに次元の壁は崩れ、その後に宇宙が存続したのか、または、どのように宇宙が変わっていったのかは、ガーディアン視点での報告はそこで終わる。ファウストの死に際は、妹エリスがすでに転生していたエーリに残す微笑と、C・ステフへの惜別を最期に留めた。
ファウスト

『GGD』

  • チーム・ラブイズブラインド?のメンバーとして名を知られている。この時点でシステマーとも呼ばれているが、GGDのシステマーは次元覇者の意味ではなく、テレパスのこと。
  • メフィストやマクベスとはエピソード中では(まだ)出会っていない。

『SISTER』

ファウストファウスト <無>HP:10
MP:1
シルヴィア剣/自爆
次元ヲ超エタファウスト次元ヲ超エタファウスト <火>HP:11
MP:5
魔剣/シルヴィア剣/吸血/祈祷術/吸心/契約/無想

『アールエス』

ファウストの残像
  • ファウストの残像。「フォーリングラブ」のEXエネミーとして、説明なく出没する。ジョブ:魔剣士。「通常の攻撃方法では死なない」という謎の亡霊のような敵だが、これは前哨戦。
ファウスト
  • ファウスト。「豪傑達の黄昏」では9999AUのダンジョンのボスとして、メフィスト・マクベスと3人で組んで現れる。ジョブ:スペシャリスト。
  • 「次元転換」「ディグニティ」「照龍の電撃」「飛翔」等、反則的な技を連発し、ゲームのメイン火力源の物理攻撃に対しては「攻撃以前に、発動させない」と、前作以上に能力を盛りまくっている。2周目以降は「HP1億」という不死身のような値になり、(当時は)プレイヤーを驚倒させた。
  • とはいえ、コンプリートを志して進むにはこの戦闘を20回以上は周回しなければならず、じきに慣れる

『アポロガル・エピソード』

  • 天界の科学者達の間で、物理自然を超越して望みを実現したり、「あらゆる想像を具現化する?」ようなあまりに特殊な設定のシナユニで次元に干渉しようとすると何らかの未知の自然現象によって干渉を行おうとした者の記憶が抹消される形で干渉を阻止されることが知られている。阻止する不明な何かは宇宙そのもののプロテクトあるいは「呪い」とも噂され、その暗号としてファウスト(ファウスト・カーズド)と呼ばれた。

『A戦争』

  • アサルトライフル「FAUST-D