共通の攻略方法

Last-modified: 2025-08-11 (月) 10:45:04

概要

本ゲームはバイオーム、種族、難易度などによって攻略方法が多岐に渡るが、いずれにおいても共通点がある程度は存在している。
このページではバイオームや難易度を問わず通用する攻略法を抽象して紹介する。
これらを意識する事で、より安定した成績を出せるようになるだろう。



7年以内にクリアを目指そう

まず作中でもイベントの条件やプレステージ14以降のタイムリミットから分かるように、基本的に8年以内のクリアが標準として示されている。
後半で上昇した森の敵意に耐えきれなくなるのも、そもそもはゲームが長引いた事による年数経過での増加が主な要因である。
最初から早期クリアを目指すことによって自然と解消される問題は少なくない。

効率を上げるには「人手が十分足りている」「待機中の住民や建物が無い*1」「種族が幸福である*2」といった状態をどれだけ維持できるかが目安となる。
手際よく運営していれば最高難易度のプレステージ20であっても平均7~8年でのクリアは十分に可能で、好条件が重なれば6年以内のクリアも狙える。



1年目

1年目は主に空き地を開ける前の下準備を行う。
設計図、要石、指令はこの時点では選択しなくても良い。

嵐が来るまで断食

まず消費物の管理画面で生食料のオフにしよう。これは2年目以降の食料の節約になり、特に脅威に見舞われることが無い1年目は飢えによる士気の低下を許容しやすい。
同様にハーピーの初期アビリティで支給されるコートも、後に備えてオフにしておくこと。
乾季の終わり際には食料の制限を解除しておこう。

最初に建てるもの

殆どのゲームにおいて開始直後に建てることになるのは

フロッグ以外の住民が8人以上いれば、開始直後に古代の焚火のレベルを上げることができる。序盤から全体士気+1の恩恵は大きいので、毎回忘れずにやっておこう。
フロッグに関しては住居を建てなくとも、焚火レベル1にすることで敵意レベル1の嵐は耐えることができる。

臨時ポストは「梱包された補給物資」を生産して交易ルートの準備を始めるのが目的。食料を消費するのであらかじめ生産上限を設けておこう*4
飢餓対策に入植ボーナスで食料を多めに持ち込むのも有効。

ちなみに荒加工場野外厨房は主に理想の設計図や建設素材が入手できなかった場合の代替手段なので、この時点で建てる必要は無い。



2年目

2年目では発見した空き地にある資源から、その入植地での主産物となるもの見定める。
空き地を開き商人が到着したら、そこで設計図、要石、指令を一斉に確認しよう。

危険な空き地を発見する

2年目が始まったら、近隣にある危険な空き地を2つほど開放する*5
これは危険な空き地で見つかる資源が小さな空き地よりも圧倒的に豊富で、特に大資源ノードは危険・禁断の空き地でしか見つからない為。
危険な空き地イベントのいくつかは、森の敵意のレベルや貯蔵している物資と連動しているので、それらが少ない序盤の方がリスクも小さい。

危険な空き地イベントの殆どは初期にある物資のみで解決できる*6ので、恐れずに開けていこう。
脅威に関しても「住民が死亡するもの」以外は致命的ではないので、2年目での解決が困難な場合は1回やり過ごして準備を整えておくのも手。
なお石炭もイベントの解決に使うので、予め焚火で消費しないよう設定しておくこと。

食料と燃料を安定させる

空き地で見つかった資源の中でまず真っ先に集めておきたいのが、食料と燃料である。
キャンプや住民に限りがある状態では、これらを優先的に回しておこう。

燃料は海の真髄ノードや石炭鉱脈が見つかればひとまず安泰だが、それらが出現しないバイオームでは穀物や植物繊維の資源ノード*7から油の生産施設*8建てることになる。
木材が追加生産されるバイオームや、要石の根の茂る土地品質管理なしがあれば、窯場も燃料確保の選択肢になる。

食料は直食い可能な食料*9を生産できる資源ノードが狙い目。
肥沃な土壌が見つかった状態で、農場?系の建物の設計図を入手できた場合でも一応解決となる*10
一応石や葦の資源ノードからも副産物で食料が得られるので、それで食い繋ぐの手。

2つの空き地から有力な食料源を見つけられなかった場合は、3つめの空き地も検討する必要があるだろう。

序盤の買い物

最初の商人からは空き地イベントの解決や、設計図の建物に必要な建設素材*11を購入する。
なぜならコスパの悪い荒加工場で板材を作るよりも、木材を板材に買い替えてもらう方が効率的だからである。
逆に商人から必要な建設素材を得られなかった場合は、荒加工場で不足補ってもらう事になる。

初期にある物資の中で部品は高額で売れるが、部品は採集キャンプ等の建設に使い、建てたキャンプが用済みになったら今度は他のキャンプや雨水回収小屋に建て替える…といった形で序盤から終盤まで活用する。
また危険な空き地イベントなどで大量に消費する場合もある*12
あまり手放してしまうと採集がままならず、結果として自身の首を絞めてしまうので注意*13



3年目

ここまでで食料と燃料が安定していれば、ひとまずその入植地は安泰と言えるだろう。
ここからは余った物資で高度な食料等の士気上昇に繋がる物資を生産していくことになる。

高度な食料を主食にする

見つかった資源を作れるものであれば何でも良い(もちろん士気を大きく上げられる食料が理想だが)ので、何か1つ高度な食料を量産しよう。
住民達をまかなえるだけの高度な食料を生産したら、消費管理画面から生の食料をオフにする。これによって素材に使う食料が消費されるのを防ぐことができる*14

梱包された贅沢品の生産ラインを作る

高度な食料の次は何か1つ贅沢品*15を生産し、梱包された贅沢品の生産施設*16を建てよう。
梱包された贅沢品は売値が1.5と琥珀よりも高い*17ので、交易ルートに出すのはもちろん、商人に直接売っても琥珀を荒稼ぎできる。
贅沢品に対応した欲求持つ種族が居れば、一部はサービス施設用に回すこともできる。

ちなみに銅のインゴットや結晶化した露の生産ラインができていれば、道具類の生産施設*18でも同様に資金繰りができる。

雨力エンジンを活用する

雨力エンジンは建物の生産効率を向上させたり、働いている住民の士気を上げる効果がある。
効率が最低な荒加工場野外厨房も、雨力エンジンを取り付ける事で大分マシな性能になる。

序盤はエンジンIで生産効率を上げるのが主な使い方となる。
対応する雨水の種類は建物によって異なるが、これにも法則があり

  • 雨季の水→食料系
  • 乾季の水→工芸品系
  • 嵐の間の水→建設素材系
    に分かれている。
    雨力エンジン設置の優先度は雨季>乾季>嵐の順で高い。

序盤から雨水回収小屋を建てるケースは稀だが、噴出孔を見つけた場合は噴出孔ポンプを是非とも建てておきたい。

ブライトロットの汚染に備える

難易度:プレステージ3以上の場合。


4年目以降

4年目からは大体2~3年目にやった事の繰り返しになる。
難易度:総督以上の場合、この辺りから森の敵意はレベル2が下限になる場合が多い。以降の嵐に耐え抜くため高度な食料、衣類、サービスのいずれかを充実させている必要がある。

商人から高度な食料、贅沢品を買い占める

交易ルート貯めた琥珀や、大量生産した梱包された物資で種族の欲求を満たす物資を一通り買い漁ろう。
高度な食料は主にゾーグやレッドメイン卿、贅沢品はブリスやソサールから購入できる。
言うまでもないが、贅沢品の消費には対応するサービス施設も必要なので忘れずに。



コメント


*1 材料の不足などによって画面上に!マークが表示されている状態
*2 士気が閾値を超え、ステータスが青枠になっている状態
*3 1つで4マス分を担う公園が最も手軽
*4 15個であれば危険な空き地のイベントにも対応できる
*5 1年目の嵐の終わり際でも良い
*6 初期の物資だけで解決できないのは汚染されたキャラバン魚人の洞窟くすぶる機械
*7 肉や野菜の資源ノードからでも作れるが、それらは食料でもある為リスキー
*8 圧搾場屠殺場ドルイドの小屋など
*9 具体的には野菜、木苺、マッシュルーム、卵、肉、昆虫の資源ノード
*10 食料を生産しない植樹者の小屋は例外
*11 主に板材、生地、煉瓦のこと
*12 主に商人の難破船石歯蟻の巣など
*13 初期の物資には同じく高く売れる「野火のエッセンス」がある。こちらの方が売却のリスクは小さい
*14 通常、住民は欲求に無い高度の食料よりも生の食料を優先して消費する
*15 採集資源と燃料だけで作れる香料が最も量産しやすい
*16 大工樽工房パントリーなど
*17 プレステージ10以降は0.75になる
*18 道具屋鍛冶屋大工など