邪華

Last-modified: 2023-07-17 (月) 20:10:53
作曲者Night Yard
難易度EASY4ノーツ数519
NORMAL7802
HARD9995
EXTRA111246
EXTRA+121458
BPM234
演奏時間2:06

ChainBeeT5周年を記念して作成された書き下ろしの楽曲である。翌年には…
曲名を「じゃか」と読みたくなってしまうが、日本語ではなく中国語であるので実際の読み方は「xié huá(シェー ファー)」である。意味はおそらく「邪悪な花」と思われる。(weblioで調べて推測しました)
氷華」との混同に注意。

攻略

EASY:
 譜面の流れるスピードが速い状態で4分や時折8分の処理を求められます。8分のリズムをしっかり掴むようにしましょう。また、最後には12分というリズムの取りづらい感覚で譜面を叩けるようにしなければなりません。ここはゲージが減らないように頑張って耐えてください。
NORMAL:
 基本的には1曲を通して8分を叩き切る体力が求められる。と言うのも、ほとんどが8分の処理に追われるため体力を消費しやすい。そして最後の12分であるが、やはりNORMALとしてみてもここは相当難しいためゲージを減らない程度に頑張って耐えると良いだろう。
HARD:
 NORMAL譜面にあった8分に同時押しがある程度加えることでより指が忙しくなっていたり、所々に16分が混じっていたりする。さらにノーツの近くにスライドが混じっていたりとBADを出しやすい配置もある。NORMAL譜面の時と同じく体力を消耗しやすいため注意。
EXTRA:
 基本的には高速状態で同時押し混じり8分や16分(交互乱打)、スライド処理(ノーツ混じりスライドも含む)などが求められる。序盤には基本的に同時押し混じり8分や交互乱打、さらにはそれに交えたスライドが登場する。ここでは同時押し混じり8分をしっかり叩けるかどうかで安定度が変わってくるが、交互乱打においてのBADハマりには注意したい。ここでは入りの手を意識してリズムよく叩けるようにすると安定しやすくなるだろう。また、サビにはノーツにスライドの混じった部分や16分などが頻発して、BADを出しやすい配置となっている。終盤の配置では、ノーツ混じりスライドと乱打の処理が求められる。ノーツ混じりスライドではノーツを処理する手の方のリズムを意識するといい。また、乱打についてではあるが交互を交えつつ交互でない配置もあったりしている。ここは頑張って耐えるしかない。高速であるがゆえに一曲を通して乱打などの瞬時に体力を消耗する配置から同時押し混じり8分などの体力をチクチク使う配置もあるため、ある程度の体力がないと厳しいだろう。なおスライドについては多指で処理できると安定度が飛躍的に高まるかもしれない。
EXTRA+:Ver.4極伝3曲目
 高速乱打の申し子とも言える譜面。基本的にはEXTRA譜面を強化したものであり、高速状態であらゆる能力を試される譜面であるが、体力が一瞬で削れやすい。基本的には乱打をしっかり処理できるかどうかでこの譜面の立ち位置が変わってくる。しかし、ちゃんとLV.12をしている譜面であるため気を抜くと一瞬でゲージを持っていかれかねない。5周年に相応しい難易度となっているためどんな手を使ってでもクリアをできるように工夫をしよう。
 また、この譜面の解禁条件はかなり時間がかかる上、そう簡単なものではないため、段位認定Ver.4極伝を挑むとき、この譜面を解禁せずに挑む場合があるであろう。もしもVer.4極伝においてこの譜面でつまづいている場合は、時間をかけてでもこの譜面を解禁して練習するのが望ましい。または下にある「EXTRA+譜面の詳細な解説」を開いて「対策」の項目を見て、解説と典型譜面を参考にたくさん練習をするのも一つありである。但し、邪華(EXTRA+)を解禁して直接練習することを交えた方が段位においてはかなり楽です。

忙しい人のためのEXTRA+譜面の解説

忙しい人のためのEXTRA+譜面の解説
まず手始めに同時押し混じり8分や乱打が襲いかかってくる。また、BPM234の状態で非交互の乱打があり、BADハマりを起こしやすいためリズムを集中的に意識すること。さらに、スライドが一瞬で大量に配置されている部分はどのように処理をすればいいのかがわからず初めは困惑してしまうだろう。ここでは2分指で処理するよりも4本指以上で処理をした方が安定する。それから序盤に現れる同時押し8分も両指のタイミングがずれやすいため注意。サビについては同時押しや16分、さらには同時押し混じり12分やスライドなどの配置があるなど、てんこ盛りとなっている。16分の部分についてはEXTRA譜面と比べて純粋に難化しているため注意。しかしこれらの問題をかき消すのがサビの後にある終盤の乱打ラッシュである。と言うのも体力が削れた状態でこの地帯を捌こうとすると妙にBADハマりを起こしやすくなる。しかも乱打に混じってスライドや同時押しが混じってる。乱打の道中に12分ノーツが混じったスライドがあり、12分ノーツを片手で処理しなければならないため注意。CLEAR狙いにしろ、HARD CLEAR狙いにしろ、ここがターニングポイントとなるため必死に耐えよう。なお、譜面全体で見てもリズムの取りづらい箇所や地味にBADを作りやすい箇所も所々にあるため集中力が切れる。最後に余談だが、なんとBPM234の24分がある。

EXTRA+譜面の詳細な解説

EXTRA+譜面の詳細な解説
・譜面構成
序盤→(同時押し混じり8分→6レーン乱打)×2(同時押し混じり8分→6レーン乱打→大量スライド)×2→同時押し混じり8分を主体とした配置→間奏→サビ乱打主体→終わり

・詳細な解説
譜面全体を通して、遠配置気味であるため、叩く間隔と体力消費には注意。

◦序盤
 ここは譜面全体の中でも簡単な部分が多い。しかし、BPM234の24分の7連を含んだ配置が1ヶ所あり、この部分に関しては頑張って処理を施すよりも、判定が上側にもあることを利用して、判定線に対して片手2本指をそれぞれ垂直に並べて4本指で処理していくことが安定しやすいであろう。ただし、最後の7つ目は離れて配置されているため、この部分でどうしても処理できない人は、6連の部分は2本指で7つ目のところは別の指を使おう。

◦(同時押し混じり8分→6レーン乱打)×2
 この部分はまず、遠配置気味の同時押し混じり8分が出てくる。この同時押し混じり8分では指を横に動かす容量がかなり大きいため、叩く位置を間違えることが多い。また、体力消費も激しい。そこで、

・叩く力をなるべく抜く
・ノーツを叩いた後にすぐに出てくる次のノーツの移動を小さくする
 (言い換えると、ノーツを叩いた直後に指をなるべく上に上げず、すぐに横に移動する)

の2つを意識するといい。この2つを意識することは体力を抑える技法の「脱力」を鍛えるのにちょうどいい。

 次に、6レーン乱打が出てくる。大抵の譜面は7レーン(初期は8レーンあるいは9レーン)で構成されることが多いため、いつもと比べてノーツとの距離の感覚が広がっている。ノーツとの感覚が広がるほど、叩く位置を間違えやすくなりやすい。しかも、乱打であるため、指を早く動かさなければならない。このことによって、より叩く位置を間違えやすくなるという相乗効果を生み出している。この6レーン乱打に慣れたい方は、まずはkNighTRance(EXTRA)で感覚を掴むといい。kNighTRance(EXTRA)で感覚を掴んだら、Banbard(Chroma Remix)(EXTRA),inor(EXTRA),Vedfolnir(EXTRA)というようなBPMがやや高い楽曲をチョイスして6レーン乱打の感覚を掴むといいであろう。また、Supreme Revolution!(EXTRA+)にも6レーン乱打があるので、そちらを使って練習するのも1つありであろう。

 そしてこれらの配置が休憩なしで交互に2回繰り返されるため、体力消費が激しいことを押さえておこう。

◦(同時押し混じり8分→6レーン乱打→大量スライド)×2

 同時押し混じり8分と6レーン乱打は特にスタンスは変わらない。ただし、同時押し混じり8分ではスライドも一部混ざる。そのスライドに関して言えば一本指のみで処理しようとすると、やや難解でかつ、体力を地味に消耗しかねない。そこで、スライドの部分は片手2本指を使って処理を行うとこれらの問題を最小化できる。また、ここでは大量スライドが混ざる。大量スライドは2本指のみで捌こうとするとかなりのエイム力を求められる上に、体力消費量が多く発生する。そこで、片手2本指ずつ、つまり、計4本指を使ってスライドを処理すると、スライドの処理をやや覆うだけで処理できるようになる上、体力温存にもなるためためおすすめである。また、タブレット勢に関して言えば、たくさんの指を使って判定線を押さえるとノービス配置となる。

 そしてこれらの配置が休憩なしで交互に2回繰り返される上、先ほどの配置から間髪入れずに突入するため、この部分で更なる体力消費が発生することを押さえておこう。

◦同時押し混じり8分を主体とした配置

 この部分は同時押し混じり8分を主体とした配置から始まる。その配置には微縦連が混ざっていたり、24分が再び混ざっていたりする。先ほどの24分は少しテクニカルな方法での処理をお勧めしたが、こちらに関しては、2本指で処理をした方が安定しやすい。ただし、その直後にある同時押しに関しては、他の指を使って処理をした方がいいであろう。同時押し混じり8分を主体とした配置の後には、(8分同時押し→トリル→ノーツ混じりスライド)の順にやってくる。特に8分同時押しに関しては、BPMが234と非常に高速なことから、両手におけるそれぞれの指のタイミングがずれやすい上に、体力消耗が激しい。また、トリルも、非常に早いことから、指が追いつきにくい人はBADハマりを起こしやすい。

◦間奏

 間奏の前半は同時押しもなく、休憩である。しかし後半になるにつれて同時押しが大量に発生する。さらに、再び24分の7連が現れる。最初の6連は外側にあり、7つ目はやや内側にある。そのあとは8分同時押しからの16分のトリルである。特に、24分からの8分同時押しは間髪入れずに突入するため、8分同時押しにおける叩くタイミングがずれやすいことを押さえておこう。また、16分のトリルの後に24分が再び出てくる。直後にスライドがあることを考えるとこの24分は頑張って2本指で処理をするのが望ましいであろう。24分の直後にあるスライドは4本指で処理をすると安定しやすい。休憩地帯があるが、それは短く、しかも間奏の後半で休憩した分の体力を一瞬で削れるため、体力を回復するだけの休憩はないと思った方がいいであろう。

◦サビ

 サビに入ると同時押し混じり16分や8分同時押し、さらにはノーツ混じりスライドなどが現れる。

・同時押し混じり16分
 同時押し混じり16分については、16分の部分が全て片手寄りになっているため、16分の部分は片手のみで処理をしないといけない。さらに、その16分の横の間隔も狭いため、1本指で処理をするという選択肢が現れやすい。「片手2本指なら…」という考えもあるが、そうするとかえって後のノーツが見づらくなるという問題が発生するため、この部分は頑張って1本指で処理をするしかないであろう。ただし、「その後のノーツを叩く位置を覚えた状態で16分の部分を片手2本指で処理をする」という手段もある。

・8分同時押し
 これまで体力を消費しているのもあって、より叩くタイミングがずれやすくなっている。そのため、脱力を意識するといいであろう。

・ノーツ混じりスライド
 ノーツとスライドが一緒にある部分は、中でも「同時押し→ノーツ混じりスライド→同時押し」というふうに構成されている部分がある。この際、スライドがない方は8分となっており、こちらは片手のみで処理をすることになっているが、もう片方が処理するスライドに集中しやすいため、タイミングがずれやすい。また、スライドを処理している片手側には、スライドの後に8分のノーツが現れる。この部分もスライドで意識を持っていった分、タイミングがよりずれやすくなっている。この譜面のスライドに関して言えることだが、どの部分も片手2本指で処理できると、スライドのなぞる手順を考える時間が省ける。そうすると、「ノーツをどの間隔で処理しようか」の意識ができるようになるため、スライドは片手1本指でなく、片手2本指で必ず処理をしよう。

・同時押し→16分3連
 この部分は16分3連が味を効かせている。というのは、BPM234の16分3連が非交互であって叩きにくい。そして、間髪入れずに同時押しがすぐに混ざってくる。そしてこれらが2回連続で出てくる。追い打ちをかけるように、今度は反転した状態で出てくる。そのため、指がもつれやすくなるだけでなく、集中力も切れやすくなっている。

・4分同時押し混じり12分(前半)
 この部分は12分に対して4分間隔で同時押しが混ざっている。のだが、リズムがやや取りづらい。

・乱打(後半)
 繰り返しにおいて先ほど4分同時押し混じり12分であった部分は乱打に置き換えられている。この部分は非交互な部分が多く、どのようにして処理をすればいいかで困惑しやすいであろう。

 そして、今紹介した配置は繰り返しでもう一度出てくるため、体力消費にご注意を。

乱打主体
 この譜面はここからが本番である。というのは、体力が相当に削れた状態で捌くこの地帯はBADハマりを起こしやすく、これまで溜めてきたゲージを一瞬で溶かすほどの威力を持っている。

・乱打→スライド(前半)
 この部分の前半は、(乱打→スライド)の繰り返しで構成されている。特筆すべきは乱打の部分である。この部分は非交互の部分もあるが、乱打の大半は交互となっている。しかし、BPM234から繰り出されるこの乱打は非常に長く、これまでの体力の消費が相まって、叩く指のタイミングが簡単にずれやすくなっている。叩くタイミングがずれると後のノーツにも影響してBADハマりを起こしかねないため、この部分はこの譜面の中でも最難関の一つとなっている。

・(同時押し混じりの)乱打→スライド(後半)
 後半には先ほどあった(乱打→スライド)に同時押しが混ざっている。たったこれだけで指の叩くタイミングがさらにずれやすくなっており、その分BADハマりを起こしやすくなっている。また、道中にはスライド混じりノーツがある。このノーツにおいて12分となっている部分があり、この12分は片手のみで処理をしないといけないことで難易度が大幅に上がっている。さらに、ノーツ混じり12分の後には24分があり、体力の消耗もあってか、この部分で指が追いつかないということが多々ある。最後には6レーン乱打があり、体力が少なくなったこの部分でBADハマりが起きやすいため要警戒。この譜面において正真正銘の最難関である。

◦終わり
 乱打な同時押し混じりスライドを乗り越えた後は特に難所もなく終わりである。

・対策

要素解説典型譜面
高速処理能力最優先事項。この譜面はBPM234とかなり速い。そのため、この譜面に対抗できるようにするためには、高速な譜面をたくさん触れて慣れるということが必要になってくる。Funky Punch Beast(EXTRA)
God of Outcasts(EXTRA)
Hazard BULLΣT(EXTRA)
体力高速譜面において、密度の高い部分が押し寄せると体力は急激に削れやすい傾向がある。また、高速譜面はそのような配置が多くあるため、局所的な体力をつけておくことも必要になってくる。局所的な体力をつけておくことは、今後高難易度における発狂とかで活かせる場面がある。A:PASSIONATE(EXTRA)
Pain of Her(EXTRA+)
Xehnsirth(EXTRA)
ヘキサリンクス エクストリーム(EXTRA)
戦歌「オルグラリヤ」 (EXTRA)
月夜に嘆く風鈴の詩(EXTRA)
同時押し混じり8分ノーツとの距離間隔が広く、叩く位置を謝りやすいこの譜面では、遠配置の同時押し混じり8分を安定して処理できる能力が求められる。[410]:Odyssey(EXTRA+)
Apophyllite(EXTRA+)
Celluloid(EXTRA)
Chronomia(EXTRA)
アゲインストアゲイン(EXTRA+)
悪魔ノ願イ (EXTRA)
6レーン乱打7レーンの乱打と比べて、横の間隔が広いため、叩く位置がずれやすい。そのため、単に乱打を練習するだけでなく、6レーン乱打の横の感覚を掴んでおくと心強い。6レーン乱打は慣れていない方が多くいる上に、ChainBeeTには多くの譜面があるため、なかなか探しにくいです。そのため、ここでは多くの譜面を取り上げています。ちなみにXehnsirth(EXTRA)にも6レーン乱打があります。Banbard(Chroma Remix)(EXTRA)
HYPER-ULTRA-PLAY!!!(EXTRA)
inor(EXTRA)
kNighTRance(EXTRA)
RE:ENCOUNTER(EXTRA)
Supreme Revolution!(EXTRA+)
The Fallen Angel Of Rebellion(EXTRA)
Vedfolnir(EXTRA)
暁紅(EXTRA)
乱打この譜面では特に終盤に乱打の嵐が多岐寄せてくる。そのため、長い乱打を処理できるだけの持続力が求められる。Be Mirai Script(EXTRA+)
Photon(EXTRA+)
Seaside PriZm (EXTRA)
キマグレ☆テキトウ・アンサンブル→コミュニケーション(EXTRA)
スライド処理スライド処理に関してはたくさんの指を使って処理をするのが高難易度における基本である。省略
24分ただ、高速譜面における24分はなかなかに見られない。一応、Ωblivion(EXTRA+)にもBPM225の24分があるため対策はできなくもないが、こちらは解禁条件の難易度が高すぎる、なので24分の具合的な対策については詳細な解説に載せる。Ωblivion(EXTRA+)
邪華(EXTRA)この譜面では同時押し混じり8分や6レーン乱打が練習になる。邪華(EXTRA)

・総評
 高速状態で、とにかく叩きにくい遠配置を基盤とした同時押し混じり8分や6レーン乱打、叩くタイミングがずれやすく、ズレるとBADハマりを起こしかねない終盤の乱打地帯、そして、これらを含めた配置を膨大な体力を持ってして処理しなければならないこの譜面はまさしくLv.12の模範である。Dangerous Sweeeeeeets???????(EXTRA+)のような、この譜面と同等のLv.11はいくつか存在するものの、あれらの譜面は一つに難所を絞っているケースが多い。それに対して、この譜面では終盤に入るまでの時間分を確実に体力を消耗させてから、終盤の乱打であえなく撃沈させにくる。このような意味ではドSな譜面とも言われているΩblivion(EXTRA+)と似ている。

解禁条件

EXTRA+:

  • 同曲のEXTRAをHARD CLEAR
  • LV.11の譜面を50曲以上HARD CLEAR

試聴

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