狗呂 -犬-

Last-modified: 2024-03-05 (火) 08:32:36

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※ここはCHUNITHM PARADISE LOST以前に実装されたキャラクターのページです。
・「限界突破の証」系統を除く、このページに記載されているすべてのスキルの効果ははCHUNITHM PARADISE LOSTまでのものです。
 現在で該当スキルを使用することができません。
・CHUNITHM PARADISE LOSTまでのトランスフォーム対応キャラクター(専用スキル装備時に名前とグラフィックが変化していたキャラクター)は、
 RANK 15にすることで該当グラフィックを自由に選択可能となります。

-犬--幼-黒鉄 そうく
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Illustrator:スオウ


名前狗呂(くろ)
年齢うまれたて
職業妖怪
特技3つの姿に成長変化/気配り
苦手愛を無視する人、愛に干渉し過ぎる相手
  • 入手方法:2016/07/28~2016/12/14期間中にmaimaiで「言ノ葉コース」を1回クリア。<終了済>
    • maimai(旧筐体)オンラインサービス終了により配信終了となっている。maimaiとの連動要素を参照。
  • トランスフォーム*1することにより「狗呂 -幼-」「黒鉄 そうく」へと名前とグラフィックが変化する。
    PARADISE LOSTまでのトランスフォーム仕様

    PARADISE LOSTまでのトランスフォーム仕様

    • 専用スキル「ワンダフル×ワンダー」を装備することで「狗呂 -幼-」、「黒鋼の切先」を装備することで「黒鉄 そうく」へと名前とグラフィックが変化する。
      • 上記の2スキルを装備していない場合、「猫鈴 -犬-」へと名前とグラフィックが変化する。
    • CRYSTAL PLUS以降、RANK25にすることで装備したスキルに関係なく上記のグラフィックを自由に選択可能に。
  • 黒鎖の牙」は装備できない。

がアルバイト先の裏口で拾った犬「クロ」と彼女のホンネが重なり生じたホンネ妖怪。
主人に忠実で頑張り屋。
狗呂(黒鉄 そうく)【 無印(黒鎖) / リンネ

スキル

RANK獲得スキル
1ワンダフル×ワンダー
5
10黒鋼の切先
15


ワンダフル×ワンダー [TARGET] ※専用スキル

  • ホンネ妖怪お馴染みのダメージ半減+特定ノーツボーナスの効果。
    細すぎて外しやすいSLIDEのある譜面なら役立つかも?
    効果
    参考理論値:82500(5本+2500/22k)
    GRADE上昇率
    初期値MISS時のダメージ軽減 (50%)
    SLIDE成功時にボーナス
    +150(110回=16500)
    +1
    (150回=22500)
PLUSまでの旧仕様

AIRバージョンから、+1における有効回数が増加した。

初期値MISS時のダメージ軽減 (50%)
SLIDE成功時にボーナス+150(110回=16500)
GRADE UPSLIDEボーナス 20回増加(最大130回)


黒鋼の切先 [TARGET] ※専用スキル

  • 本気姿のホンネ妖怪お馴染みのゲージ上昇+特定ノーツボーナスの効果
    譜面を選べばゲージ5本まで可能。
    効果
    参考理論値:94500(5本+14500/22k)
    GRADE上昇率
    初期値ゲージ上昇UP (110%)
    SLIDE成功時にボーナス;
    +150(110回=16500)
    +1〃(120%)
    〃+150(150回=22500)
PLUSまでの旧仕様

AIRバージョンから、ゲージ上昇率とAIR系ボーナス有効回数が増加した。

初期値ゲージ上昇UP (110%)
SLIDE成功時にボーナス +150(150回=22500)
GRADE UPゲージ上昇UP 5%増加(最大115%)
SLIDEボーナス 20回増加 (最大170回)


ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
 
2122232425
スキル
・・・50・・・・・・100
スキルスキル

STORY

ストーリーを展開

EPISODE1 狗呂「ぼく、せいいっぱいがんばるよ」「心で思うだけじゃなく、態度で示さないとね」


 ホンネ妖怪の亜種。元々は、愛がバイト先のバーガー屋の裏口で出会い、密かに可愛がっていた野良犬。
 その野良犬『クロ』の想いがツカサの言ノ葉能力を介し、生き霊となって、愛のピンチに駆けつけた。
 次の3つの姿に変わる。
 
黒犬:元の犬の姿に近いが、フワフワしている。
   ちょっとだけ人語をしゃべることができる。
 
幼童:小さいニッパーを持った、カワイイ少年。
   おとなしいけど、けなげな頑張り屋。
 
青年:サワヤカ男子。黒鉄そうく、と名乗る。
   細腕で巨大ニッパーを自在に操る。
   言葉は控えめだが、思慮は深く、志は強い。


EPISODE2 空腹の野良犬クロ「おなかへった、ねむい、つかれた……わん。だけどそんなとき、愛ちゃんに出会った」


 前はどこかに飼われてたけど、ぼくはもう昔の名前を忘れて、けっこう長い間、ひとりぼっちになってた。
 一匹でうろうろと、寝るところや、ごはんを探す日々だった、わん。毎日毎日、たいへんだった……
 
 ある日、とてもつかれておなかがへった。お肉のニオイに釣られ、ぼくは裏路地に迷い込んだ、わん。
 入っちゃいけない道だったらしい。そこをナワバリにしてた他のノラ犬がぼくに怒って、かみつこうとする。
 そしたら、そこに愛ちゃんがあらわれた。
 
 愛ちゃんはすごくキゲンが悪くて、コワイ顔をしてたので、おどかしたら、あっちの犬はすぐ逃げた。
 あとで聞いたけどそのノラ犬のおかげで、バイト先の店がずっと迷惑してたらしい。
 
 ぼくはたすかったので、愛ちゃんのそばに行って、おれいをいったわん。でも犬語だからわかんないかな?
「お前、黒いね」と、愛ちゃんはなんだかアワレそうにぼくを見て、それから店の中に帰った……
 
 そうだね。最初はただ、それだけだったんだ。わん。


EPISODE3 君はどうしてひとりなの「世の中にはこんなにたくさん人間がいるのに、どうして愛ちゃんはひとりでいるんだわん?」


 元いたノラ犬がどこかにいなくなって。
 ぼくはバーガー屋のあたりを、新しいねぐらにした。
 雨つゆがしのげるし、ごはんがある。とてもいい。
 それにしても、前いたノラをきらってたのに、なぜか愛ちゃんはぼくに、残りのバーガーをくれる。
 
「だってお前、黒すぎるから。あと、小さいし」
 よくわかんないけど、確かにぼくの体は黒いし、だいぶおさなくて、小さい感じ。くうーん。
 やっぱりアワレに思ってエサをくれるのかな。
 でもそれって、正直うれしいよ。ぼく。
 ごはんをくれる。かまってくれる。見ててくれる。
 キミのおかげでぼくは成長できるんだ。わん。
 
「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ」
 けれど、どうしてなんだろう。
 愛ちゃんはバーガー店の裏口で、よく接客マニュアルをみながら笑う練習してた。ほとんど毎日、毎日。
 表通りにはたくさんの人が楽しそうに遊んでるのに。
 どうして愛ちゃんは、いつもひとりでバイトなの。
 
「私と出かけても……たぶん、みんな面白くないよ。だけど、ここでは笑えば、お金もらえるでしょ」
 愛ちゃんはいうけど。
 そんなの、なんだかおかしくないかな。わん?


EPISODE4 ぼくがいるじゃないか「つまらないならサボっちゃえ、だわん。遊びに行こうよ、愛ちゃん」


 そのうちに愛ちゃんのニオイを覚えてしまったぼくはちょっとイケナイかなと思いつつ、愛ちゃんがいつもどこからバーガー店に働きにきているのか知ろうとして、ニオイをたどる。わん。
 
 大きな、がっこうって奴にたどりついた。
 ここにふだん、愛ちゃんがいるのかー。
 そのうち鐘の音がして、人がたくさんがっこうから出てきた。ぼくは、そのたくさんの中から愛ちゃんを見つけて、しっぽを振って、ちかづく。そしたら、
「お前、何やってんの……」と思い切りあきれられた。
 
 だけど愛ちゃんはその日も、ひとりだった。ぼくだけがそばにいた。行き先は、バーガー屋の裏口だ……
「まあ、今日もバイトだし。明日も。仕方ないね」
 愛ちゃんはいうけど、ためいきがきこえた。
 仕事、つまらないのかな。ユーウツなのかな。
 サボっちゃえばいいのに。やめちゃえばいいのに。
 ぼくは愛ちゃんの服のすそをぐいぐい引っ張る。
 
「こらクロ。やめなさい。私、仕事。邪魔しないで」
 どうしてだか、ぼくは愛ちゃんに怒られる。
 そして愛ちゃんは店の中に、とぼとぼと入ってく。
 ちょっとわからない。ぼくがコドモだからか。わん。


EPISODE5 同類だっているじゃないか「くんくん、嗅ぎつけたわん。愛ちゃんのお仲間を連れてくるわん」


 バイトがとてもいそがしいからかな。愛ちゃんがそっけなくなり、ぼくにあまり話しかけなくなった。
 くうーん……ちょっと、さびしいわん。
 でもこれ、たぶん、愛ちゃんもさびしいと思う。
 あいかわらず、仕事、仕事と、裏口に出てくるたびにひとりごとをいってるけど。
 いつもつまらなそうに、笑っているから。
 
 そうだ。ぼくは少し考えて、いつもとちがう時間に、がっこうに行ってみることにした。
 愛ちゃんはもうバイトしてる時間だけど。
 ぼくはがっこうの入り口で、鼻を鳴らしてみた。
 すると……何か、特別なニオイを嗅ぎつけたんだ!
 
 食べ物じゃあないし、愛ちゃんとも似てないと思う。
 なんのニオイだろ? でも、これは犬のカンだ。
 奇妙な長ーいマフラーを身につけたその人物。
 ぼくはそいつを無理矢理引っ張って、愛ちゃんのところへと連れて行く。わんわん、わおーん!
 これはたぶん、愛ちゃんに必要なモノだ!
 
 ……そしたら、愛ちゃんに怒られた。
「クロ、変な奴を連れてこないで。あいつムカツクし」
 うう、ごめんなさい。ニガテなニオイだったのかな。
 だけど……だけど……ぼく、予感がするんだ。
 あれはきっと、仲間だよ。同類だ。わん。


EPISODE6 あいたかったよ、愛「わからないかな。ぼくだよ。狗呂は、クロなんだ。君が呼んでくれたから、ぼくはここにこられた」


 突然、ぼくは目が覚めた。
 どこか急に、遠くに行こうとして眠くなって、でも、愛ちゃんに呼ばれた気がしたんだ。だから現れた――
 
「久しぶりだね、愛。ぼくだよ、狗呂だ」
 ――あれ、ぼくは犬語をしゃべってないぞ?
 愛がぼくと話がしたいと思ってくれたから、ぼくも人の言葉をしゃべれるようになったのかな。不思議。
 って、しゃべり方も少し変わったね。ぼく。
 
 それにしても……
 目の前で起こっている、これはいったいなんだろ?
 鉄のトゲトゲが学校の中に広がってる。
 愛の姿が、そのトゲトゲに、囲まれてる。
 見るからに痛々しくて、実際痛そうだ。
 こんなの、どけてあげないと。
 
「待ってて。ぼくが、君を助ける」
 ちょきちょき、ぼくはトゲトゲをやっつける。
 アイテテテ、でもぼくの腕じゃあ鉄線なんてなかなか切れない。ちょっとずつしか、片づかないよ。
 
「やめてクロ、危ないから。それに、私……助けなんていらないよ。なんとなく、こうなることを望んでたし」
 そんな! 何を言い出すんだ、愛!


EPISODE7 ちからがでないよ、愛「君は助けを求めてる。なのに君は、助けを遠ざける。どうしたらいいんだ……ぼくの力じゃ足りないの?」


 愛が何かあきらめたように、悲しそうな顔をするたびに、ぼくの体から、どんどんチカラが抜けていく。
 ああ、困った。どういうことなの。
 ぼくは愛のために、チカラになりたいのに。
 
「あ、あの……」
 そこの仲間のニオイのする人! ツカサって言ったよね? 君は言ノ葉使いだろ? どうにかならないの!?
 ……そう言いたかったけど、うまく言葉にできない。
 ぼくはまだ、混乱していた。
 
 だって、ぼくがこうしてホンネの妖怪という奴になって愛の前に現れたのは、愛がぼくの存在を欲したから。
 苦しんで、愛は、助けを求めてる。なのに、あっちに行って、と愛は言う。おかしいじゃないか。
 ねえ。無理しないで、愛。隠さないで、愛。
 そんなの悲しいし、さびしいよ。
 ああ、そう言いたいのに。ぼくは、うまく話せない。
「ちょきちょき……」
 思うように鉄線を片づけることもまた、できない。
 自分でも頼りない。ぼくがまだコドモだから?
 
 ……よし。わかった。
 いつまでも、ぼくコドモのままではいないよ。
 愛が本心から望むなら、ぼくは、成長できるはずだ。
 そうでしょ、ツカサ?


EPISODE8 本気を出すんだ、狗呂「わかった。せいいっぱい、やってみるよ……愛を縛るその鎖、ぼくが断ち切る」


「やあ、愛。また、ぼくのことを呼んでくれたね」
 そしてぼくは、本気モードになった。
 黒鉄……クロガネ、そうく。
 愛、その包囲をすぐに解いてあげよう。
 大丈夫、これはそんなに難しくない。
 
「さて、後始末だ。ツカサ、案内をよろしく頼むよ」
 敵である鬼カベはあっさりと倒れ、けれどその鉄線の残滓はそこにあるままだった。
 もっとも、ぼくのニッパで順調に切り刻んでいければ問題はない。すべて除去できるはずだ。
 ぼくは、愛を傷つけないことだけを考える。
 その愛の中の、名残惜しいような気持ちがキレイに消えるまで、ぼくも一緒に、痛みにつきあってあげる。
 
 愛は、鬼カベの侵略よりも、救いの手を怖がってた。
 ツカサに対しても、ギリギリまで拒んでた。
 なかなか信じることができなかったのかな、とぼくは思った。うまく言えないけど。
 
 別に愛がツカサやぼくを疑ってるわけじゃなくて。
 でも最終的にはやっぱり、愛、彼女自身が、助かりたいと思ってくれた。おかげで、助けることができた。
 そうできたのはひとえに、ツカサのおかげ、だろう。
 なのでぼくは彼に、彼女の手を取る役目を譲る。


EPISODE9 理解したよ、ぼくは「壊れやすい心を守ってもらえる、と思ってたんだね。だけど、あの鬼カベは君の仇敵だったんだ」


 鬼カベの事件からしばらく時間が経ってから、そういえばぼくは元々はここにいた犬だったな、とか思いつつ例のバーガー屋の裏口で、愛と話す。
 
「相手が親しかったり、優しいのは嫌い?」
「うん。騙してくるつもりかなって、警戒する」
「結構、つらい目に逢ってきてるんだね、愛」
「つらいのかどうかはよくわかんない、フツーがどうなのか知らないから……」
「じゃあ、これからはフツーを学ぼう」
「それってレッスン料とかマニュアルとかあんの?」
「ないよ。ないのがフツーだ」
「ええ~?」
 愛は面白い。ユニークな視点で世の中を知ってる。
 妖怪のぼくは、君から学ぶところだらけだ。
 
「ともあれ、鬼カベがいなくなってよかった」
「よかったのかなあ?」
「どうしてそう思うんだい」
「人として、私の防御力が下がった気がして」
「まだ心細ければ、奴じゃなくてぼくを呼んでよ」
 あれこれ傷ついてきた経緯もあるようだけど、それは言ってみれば、雨に打たれた野良犬だったぼくの過去に通じるところだろう……
 つまりこれから、なんとかすればいい。


EPISODE10 冷たいカゾク愛「確かに、ろくに暖まることなんてなかったかも。けれど今は君の側に、ぼくがいて、ツカサもいる」


 狗谷愛には、母親がいない。
 まあ、かつてはいたわけだけど、今は、いない。
 どこにいったんだろうね……
 突然のこと。二度と手の届かない場所。
 そんな風に愛は言ってた。
 以前は豊かな家庭だったとも聞いてるけど。
 ともかく、母がいなくなって、様相は一変した。
 
 父親と、愛と、そのふたりだけが家庭に残った。
 大切な妻を失った父の落胆は相当なもので、しかし親族から責め苦を負った彼は、正気をなくしてしまったようだ。
 父は働けなくなり、親族からは見放され。
 家を支える重圧は愛……彼女のものになった。
 
 毎日、毎日。暗くて冷たい部屋に、心を荒んで悲しい姿になった父親が、彼女の働きと成果に過大な期待をし、帰宅をまだかまだかと待っている。
 彼女としては、できることをするしかない。
 しかし、ねえ……バイトは週6でも足りないとか愛は言ってたけど、学園に通いながら増やせるものじゃあないな。
 ずっとこのままってこともないと思うけど。
 
 問題は顧みることが可能だ。
 でも戻れるわけじゃないからね。
 振り返りすぎないよう、前に進もう。愛、一緒に。
 ぼくもツカサも、君の力になれるから。


EPISODE11 ぼくが彼を選んだワケ「マフラー引っ張りやすかった……だけじゃなくて、同じ匂いがしたんだよ、やっぱり」


 うーん。そうだねえ。思い出してたんだ……
 ツカサを愛のバイト先に連れて行った時のこと。
 
 クロ、つまり野良犬時代(?)のぼくは、確かに嗅覚は普通の犬並みで、人よりは万倍優秀な鼻だったかもしれないけど、でも当時のぼくはただの子犬。
 訓練された警察犬とかじゃあないんだから。
 色々ニオイを嗅いでみたところで、おいしそうとか、まずそうとか、その程度しかわからない。
 だから「ニオイを根拠にツカサを選んだ」なんて考えるのは、我ながらちょっと怪しい。
 
 でも偶然ではなく、必然的に彼を選んだ。
 もちろん、マフラーを咥えて引っ張りやすかったってのも大きな理由だけど。
 下校中の大勢の学生の中から彼ひとりを選び出したのは……シンパシー、共感の気配がしたから、かな。
 必ずわかり合えるって確信があった。
 え? 根拠? ないよ。それを、ただの勘、思いつきだって言われると、まったくその通りなんだけど……
 
 もっとも、勘で選んだにしては、滅茶苦茶冴えてた。
 他には考えられない選択を、ぼくはしたんだから。
 
 なるほど。ぼく自身がようやく理解したよ。
 どうやらツカサは、愛ではなく、ぼくの同類。
 彼はとても、ぼくに近いニオイがする。
 愛も他の人たちもまだ、気づいてないけどね。




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