その他の魔法のアイテム/【カイト・オヴ・シグナリング】

Last-modified: 2024-03-12 (火) 15:07:24

原語は「Kite of Signaling」。
kiteは鳶(トンビ)や凧(タコ)のこと。Signalingは合図する、信号を送るという意味の動詞signalの現在分詞形。signalは信号や合図、暗号や前兆を意味する名詞でもある。
直訳すると「合図の凧」。
周囲にいる生物にその存在を知らしめる魔法の凧。ファンタジー世界での合図は現実の中世世界でも使われた旗や狼煙が主で、たまに火や光の魔法が使われるくらいで魔法の凧が使われることはまずない。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「シグナリングカイト」。
外見は小さな凧。
この魔法の凧には以下の4つのコマンドがある。

  1. 凧を透明化する。
  2. 凧を高さ1マイル(約1.6km)の上空に飛ばす。
  3. 5マイル以内にいる生物が凧を視認できるようになる。
  4. 凧を使用者の下に戻す。

凧の飛行可能時間と1日当たりの使用回数に制限があるが、合図の用途としては十分だろう。


解説文に用途は記されていないが、名称からすると信号や合図を目的としているのだろう。
魔法の凧に文字や絵図を書く事ができるのか、あるいは書いた紙や板を貼り付けたりぶら下げたりできるのかという部分は不明。また透明状態と視認状態を繰り返すことでモールス信号のように使えるのかも記されていない。

関連項目

カイト・オヴ・ライトニング】【カイト・オヴ・リコナスサンス