その他の魔法のアイテム/【ミラー・オヴ・イメージズ】

原語は「Mirror of Images」。
mirrorは鏡や姿見、忠実に映すものという意味の名詞。imagesは像、面影や映像などを意味する名詞imageの複数形。
直訳すると「像の鏡」。
鏡を見た生物を鏡の中の映像として閉じ込めてしまう呪われた鏡。ミラー・オヴ・ライフ・トラッピングに類似した効果を持つ。

クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「イメージミラー」。
外見についての記述は無い。
この魔法の鏡を見た生物は対呪文ST判定を行わねばならない。失敗した者は通常の世界から消滅し、鏡に映る像としての存在しか残らない。
この鏡は複数の生物を映像として取り込んでいるかもしれないが、鏡像化した生物は互いに干渉できない。
鏡像化した生物を救出することは可能だが、高レベルの術者による呪文が必要となる。鏡の破壊は可能だが、鏡像化した生物に悪影響が出てしまうかもしれない。

原文と翻訳文を読む限り、鏡像化された生物は鏡の中に二次元化して閉じ込められてしまい、鏡の中でしか動けないと思われる。
ライフトラッピングミラーの解説文では、鏡に閉じ込められた生物は鏡の外にいる生物と会話ができるし、飲食を必要としなくなると明記されている。しかしこの魔法の鏡により鏡像化した生物が外部との意思疎通や何らかの行動が可能かどうかは記されていない。このあたりの判断はDM次第だが、鏡の外や他の鏡像化した生物には意思疎通を含めて影響を与えることができないとも解釈できる。

関連項目

【ミラー・オヴ・ヴァニティ】【ミラー・オヴ・オポジション】【ミラー・オヴ・シーイング】【ミラー・オヴ・デュプリケイション】【ミラー・オヴ・トゥルース】【ミラー・オヴ・メンタル・プラウエス】【ミラー・オヴ・ライフ・トラッピング】【リーディング・ミラー】【ミラー・オヴ・リヴァーサル】