その他の魔法のアイテム/【ミラー・オヴ・ライフ・トラッピング】

Last-modified: 2024-04-23 (火) 00:26:12

原語は「Mirror of Life Trapping」。
訳すると「命封じの鏡」というあたりか。
姿を映した生物を封じてしまう魔法の鏡。童話などで登場することがある。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではエキスパート・ルール・セットで登場する。新和版での表記は「ライフトラッピングミラー」。
ルールサイクロペディアでの名称は「ミラー・オブ・ライフ・トラッピング」で、「人食い鏡」と訳されている。
1枚の大きな鏡で、これを覗き込んだ人間サイズかそれ以下の大きさの生物を中に閉じ込めてしまうという効果を持つ。閉じ込められる生物の上限は決まっており、それ以上は中に引き込めない。この効果には対呪文ST判定に成功すると免れる。
鏡に閉じ込められた生物は飲食も空気も必要がなくなり老化もしないが、鏡の外に対しては完全に無力となる。ただし、鏡の内外での会話は可能。
なお鏡が壊されると、中にいる生物は全て解放される。
ルールサイクロペディア版では、「ウィッシュ」を使うことで鏡を壊すことなく生物1体を解放することができるようになった。


罠となるマジックアイテムだが、大きな鏡としか形容されていないため、サイズ次第では持ち運びも転用も可能。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

第2版日本語版の表記は「ライフ・トラッピング・ミラー」。
外見は4平方フィートの水晶の鏡で、木や金属の枠がはめられている。
通常は普通の鏡だが、ウィザードがコマンド・ワードを告げることで起動状態にできる。
鏡に近づいて、自分自身の姿を見たクリーチャーは対スペルST判定を行わねばならない。失敗したクリーチャーは内部にある異次元の牢獄に捕らわれてしまう。対象のサイズは関係ないが、生命のなかったり知性がないクリーチャーは投獄の対象外となる。また牢獄に入れられるクリーチャーの数には制限があり、制限を越えた時は投獄中のクリーチャーのうちランダムに1体が解放されることになる。
鏡を起動させた者は捕らわれているクリーチャーを鏡に映し出し、会話することが可能。また適切なコマンド・ワードを告げることで、投獄中のクリーチャーの中から選んだ1体を解放することができる。
鏡が破壊された場合、内部にいたクリーチャーは全員解放されてしまう。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版

表記は「ミラー・オヴ・ライフ・トラッピング」。訳語は「幽閉の鏡」。

関連項目

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