その他の魔法のアイテム/【ミラー・オヴ・ヴァニティ】

Last-modified: 2024-04-25 (木) 22:15:03

原語は「Mirror of Vanity」。
mirrorは鏡や姿見、忠実に映すものという意味の名詞。vanityは虚しさや無益、虚栄心や自惚れを意味する名詞。
直訳すると「自惚れの鏡」。
見た者を見とれさせてしまう呪いがかかった魔法の鏡。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「バニティーミラー」。
外見についての記述は無い。
この鏡をのぞき込んだ生物は対呪文ST判定に失敗するとしばらくの間、その場に留まってしまう。
その場に留まるのは呪いであり、呪いを祓えば時間経過を待たずに行動可能になる。ただしこの鏡を破壊することはかなり困難である。


新和版の翻訳ではST判定に失敗した者は「写った像を誉め称える」とある。原文は「admiring the reflection」のadmireは感嘆する、誉める以外に感心して眺める、見とれるという意味があるので「映った像に見とれてしまう」の方がより効果が分かりやすいか。
まあ「鏡に映った自分の姿に見とれて動かなくなる」というのはゲーム内とはいえ時間が無駄に経過させられてしまうという不利益があるし、そのキャラクターの言動は傍から見て恥ずかしいだろう。当の本人にとっては痛いだろうが。

関連項目

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