原語は「cloth」。
clothは布地や服、布切れ、ぞうきんなどを意味する名詞。
身体に着用するもので、人体の保護や装飾、社会的地位の表象等の目的で作られている。人間の文化の主要構成要素の一つだが、フィクション作品では人間以外の知的生命体が着用しているし、現実世界では人間の手により動物が着用していることもある。最も一般的な服は布を縫い合わせて着用に適した形状に仕立てた繊維製品である。また物品の元の目的が着用にない場合でも、これを身につけることで被服と捉えられる場合がある。
フィクション作品全般でもよく出てくる。ファンタジー作品では服飾の違いにより文化的な差異を表現することがある。特に漫画やイラストなどでは視覚的に表現しやすいため、様々な文化の服が描かれる。
クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズ
クラシックD&D第4版では個別のアイテムとしては登場していない。
ルールサイクロペディア
原語では「Clothes」と複数形で表記。日本語訳は「服」。
ルールサイクロペディア版では第4章「装備」で解説されている。
以下の4種類が設定されている。いずれも胴衣とズボン、ブラウスとスカート、ドレス、ローブなどの種類がある。
- 質素な服
原語は「clothes, plain」。価格は5SP。
プレイヤーキャラクターがゲーム開始時に2~3着を所有している。旅や日常生活に使われる。 - 中流階級の服
原語は「clothes, middle-class」。価格は5GP。 - 上質の服
原語は「clothes, fine」。価格は20GP。 - 贅沢な服
原語は「clothes, extravagant」。価格は50GP。
より高額な服は王都の謁見や社交の場などで着用することになるだろう。
他の衣類などと同様、持ち歩く時のエンカンブランスは設定されているが、身に着けている時は荷重は無視するという扱いになっている。