モンスター/【イエローモールド】

Last-modified: 2022-08-13 (土) 12:13:38

原語は「Yellow Mold」。
moldはかびや菌類を意味する。
毒性のある黴(かび)や苔などは罠的な存在とされ、モンスターとして登場することはほとんどない。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではベーシック・ルール・セットに登場。新和版表記は「イエローモールド」。本文では「黄苔」で表記されている版もある。
「この致死性の菌は出現数の“1”ごとに10フィート平方を覆っていて、多くの黄苔が、あちこちに見つけられる。」と記述されている。
特殊なモンスターで、ACが無く常に攻撃が命中するという扱い。ただし、ダメージを与えられるのは火のみ。火のついたたいまつで1d4ダメージを与えられる。イエローモールドは何かに触れられると、胞子雲を放出する。この胞子雲の効果範囲に入った者は1d6ダメージを受け、さらに対デスレイST判定に失敗すると1d6ラウンド後に窒息死してしまう。
アライメントはもちろんニュートラル。


データとしてはモンスターの体裁だが、罠扱いといっていい。もっとも、これはウーズ系モンスター全般にも言えることではあるが。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版での表記は「イエロー・モールド(黄カビ)」。
種別は下等生物知力0。サイズL。