モンスター/【シュリーカー】

Last-modified: 2022-08-16 (火) 18:51:32

原語は「Shrieker」。
shriekは大声、絶叫、悲鳴という名詞。あるいは大声を出す、絶叫や悲鳴をあげるとう意味の動詞。
D&Dではちょっと変わった菌類のモンスターの種族名となっている。他の作品では全くと言っていいほど登場しない。
特殊なモンスターなので立体化の例は少ない。が、D&D公式メタルフィギュアとしてシタデル社が造っていたことがある。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

第4版ではベーシック・ルール・セットに登場。新和版での表記は「シュリーカー」。
「大きなマッシュルームのような外観で、地下の洞窟に棲み、あたりをゆっくりと歩き回る事ができる。」と記述。
ヒットダイスは3。アライメントはニュートラル。近くの光や動きに反応して鋭い叫び声をあげる。シュリーカー自体に攻撃手段はないが、叫び声は近隣に響き渡り、他のモンスターなどの注意を引き付けてしまう。
つまり、動き回る生きた警報装置である。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版での表記も「シュリーカー」。
種別は下等生物知力0。サイズM。
シュリーカーの悲鳴を聞いた小動物は気絶してしまうこと、シュリーカーの茎の底部に食物摂取用の器官があり気絶した小動物や腐肉を摂取することが追記されている。